サディスティック・パーク

第1話 隷女拉致監禁

作:凡田英二


『誘拐』

ピー、カタカタカタ・・・・。薄汚れた事務所の机で、ファックスが音をたてて文書を送り出している。
『鈴村弘美 年齢22才。職業・坂田弁護士事務所事務職員。家族構成・両親は故人。
兄弟、係累無し。スリーサイズはB95・W58・H85。
エリート銀行員であった父と地方の素封家の一人娘である母の間に生まれ、厳格な中にも、愛情溢れる家庭の中で、一人娘として大切に育てられた。
『お嬢様学校』として有名な、聖カタリナ女子大付属幼稚園に4才で入園以来、小・中・高・大学に至るまで、同校にて一貫教育を浮けている。
成績も優秀であったが、それだけでなく、聖カタリナ女子大高等科及び女子大本科英米文学部在学中には、聖カタリナ祭において4年連続でミス・カタリナ・クイーンに選出されると言う、同校設立以来の記録も残している。
将来を有望視された才色兼備の令嬢であったが、交通事故による両親の死亡により、2年で学業を断念、亡父の友人でもある坂田一郎弁護士の事務所に就職し、現在は法律関係の資格取得を勉強しながら、法律庶務に従事している。
育ちの良さと、機転の利く頭脳に加え、その愛らしい美しさから、職場のみならず顧客の評判も良い。
交友関係としては、女子大時代の友人が数名いる他、大学時代のテニスサークルで知り合った、現東洋商事社員 浅田裕志と、結婚を前提とした交際中。』
ファックスの前には、長身の目つきの鋭い男が立ち、2枚目に送られて来た女のポートレイトをじっと見つめていた。確かに美しい。TVドラマで貞淑な新妻役を演ずる、某清純派女優に良く似ている。「久しぶりの上玉だな・・。」男が呟く。
男の名は、酒井竜一、38才。かつては関東一円に勢力を張る広域暴力団の直系武闘派組長としてその名を轟かせた男である。しかし、『新法』の浸透と、経済ヤクザの台頭の中で、組織内での地位を徐々に失い、今では裏社会の末端にかろうじてすがっている状態にあった。
表の顔は、某大手商社の海外現地法人に雇われた社員と言うことになっていたが、裏の顔はもちろん違っていた。
竜一は、プッシュホンの受話器を取上げ、いくつかのボタンを押した。「マサオか、ターゲットが送られて来た。準備はできているな。よし、決行は明日だ。テツにも伝えとけ。車はワゴン。白の業務用でいい。あと準備するものは・…。」


「お先に失礼しまあす。」コートの裾をひるがえし、弘美は法律事務所のドアを後にした。
午後5時10分。恋人の裕志もオフィスを出た頃だろう。待ち合わせの場所までは地下鉄で2駅。今日からの週末、デートをしながら、二人で住むためのアパート探しをする予定になっている。
周囲にまだ明かしてはいないが、来春結婚を目標に、二人だけで着々と準備を進めているところだ。式場は数えきれないほど回った。ちょっと早かったが、教会も押さえてある。
あとは二人の『愛の巣』となる新居を探すだけだ。
エレベータを降り、自動ドアを通り抜け、夕暮れの都会に足を踏み出す。アフターファイブへ繰り出す人々の熱気で、街中が活気づいているように見えた。地下鉄の駅までは歩いて3分もかからないはずだ。恋人と過ごす楽しいひとときを思い浮かべ、弘美の足どりも軽くなっていった。


「あの女だ。」ワゴンの後部座席から、竜一の声が響く。運転席と助手席に座った二人の男がうなずく。運転席の太った男は菅井政男 30才。「マサオ」と呼ばれている。暴走族上がりで、17才の頃、仲間同士のつまらないイザコザから相手を車で轢き殺し、鑑別所に入った過去を持つ。出所後職もなくブラブラしていたところを竜一に拾われ、その子分となった。助手席に座っている浅黒いハーフの二枚目は、野田鉄夫 28才。『テツ』と呼ばれている。横須賀出身で、ドブ板のバーでホステスをしていた母親と、誰ともしれない米兵との間に生まれた。母親は、鉄夫を産むとすぐに病院から姿を消し、二度と戻らなかったと言う。中学卒業まで施設で育てられたが、その頃から既に手のつけられないワルになっていた。
施設を出されてからは一地で長続きせず、転々と職を変えた。新宿でホストをしていた頃に、客をめぐる店とのトラブルから袋だたきになっていた所を、かろうじて顔役の地位を保っていた当時の竜一に救われ、その下で働くこととなった。
二人とも札付きのワルで、若い頃から竜一が目をかけて来た男達である。
竜一は一時期、百人を超える子分を抱えていた。それが、今やたった二人と言うのも、『時代』と言うヤツのせいなのかもしれない。
もっとも、今のビジネスの為には、身軽な方が動きやすかった。
また、長い間ヤクザの世界にどっぷりと漬かって来た竜一の様な男と違い、中途半端な、政男や鉄は、外見からはとても『ヤクザ』に見えない。そのようなわけで、今のビジネスには、大変重宝していた。


「鈴村さん。鈴村弘美さんですね。」地下鉄の階段に踏み出そうとした瞬間、弘美は、不意に背後から声をかけられた。
見知らぬ男の声に、返事をしたものかどうか一瞬迷い、弘美は振り返った。
そこには、小太りの、一見32〜3と言った年代の男が立っていた。身長は165cm前後だろうか、ヒールをはいたら身長160cmの弘美と、大きさはさほど変わらない。
背広の襟には、裕志と同じ会社のバッジを着けている。
身体と同様、顔も丸形、どちらかと言えば童顔で、人なつこい顔をしている。
年齢よりは若く見られそうだ。特に怪しそうな人間には見えないが、用心のため、弘美はおそるおそる返事をした。
「はい、私が..鈴村ですが。何か?」
その男は、まぶしそうに弘美を見つめ、口を開いた。
「僕、浅田君の同僚で、『菅井』と言います。浅田君から、今日は遅くなりそうなんで、貴女を店まで送っておくようにと、頼まれまして…。ええと、アイツは仕事が終わり次第、店の方へ直行するそうです。僕、車で通勤しているもんですから、貴女を先に店の方に送っておくように頼まれまして、ええと・…、たまたま帰り道に、店があるんですよ。」
「店?不動産屋のお近くなんですか?」不審に思って弘美が訊ねる。
男は、一瞬とまどったような表情を見せたが、「え、ええ。そうなんです。今日は町田のマンションを見る予定なんでしょう。」
・・・・ここで疑われては、計画が狂う。
弘美たちが今日、デートコースにマンション探しをするなんてことは予想外だったが、マサオは、咄嗟に自分の口から出たでまかせに賭けた。
「あれっ。アイツからは、確かに『町田の不動産屋で』って・…聞いたんですけど、弘美さんは何か聞いてませんでしたか?・…。」
弘美は、男の言葉を信じるべきかどうか、迷っていた。しかし、男の言葉を判断しようにも、弘美は、まだ今日の予定コースを裕志から聞いていない。ただ一つ、弘美が決めていたのは、今日まで22年間、大切に守って来た『乙女の純潔』を、裕志の誕生日である今夜、捧げようと言うことだけだった。だから、今日はどこに行く事になるかわからないとしても、キスだけでなく、最後の一線まで行くつもりで、その準備もして来た。だが、取りあえず今日、どんな風に回って、どこで食事するのか、それは全て『裕志まかせ』、と考えていた。今までのデートでもそうだ。コースを決めたり、メニューを決めたりするのは、全部裕志の役目だった。突然、弘美が驚くようなことをして、喜ばせてくれたこともあったし、そういうことに関して、裕志のリードは抜群だったから、弘美はそんな事など考えたことも無い。その『予定』を具体的に、この人は知っているのかも知れない。だって、裕志さんのお友達らしいし・…。
「いいえ、まだ何も・…。じゃあ、お願いしようかしら。」
東洋商事のバッジもしているし、外見からも、悪い人ではなさそうだし・…。
弘美は、男の言葉を信じることにした。
「そうですか。それじゃあ、すぐそこのパーキングに車、停めてますんで、僕の後について来て下さいますか。」
「はい。」弘美は、男の後について歩きだした。
ビルの一階、半地下式になっている駐車場に、男の車はあった。大型のバンで、窓は遮光フィルムで覆われている。・…海に行った時なんかに、外から見られずに着替えをするのに、便利そうだわ・…、そう、赤ちゃんが出来て、家族が増えたら、裕志さんにおねだりして、買ってもらおうかしら・…。
「あらっいやだわ。私ったら..。」
自分の想像に一瞬ぽっと頬を赤らめる弘美であった。
「助手席、ちょっと荷物置いてますんで、申し訳ないけど、後ろに乗って頂けますか。後ろのドア、開いてますから。」
男は、運転席側に回り込みながら、左サイドのドアを指さした。
「はい。」


弘美がドアに手をかけた瞬間のことだった。
突然ドアが開き、車の中から手が伸びると同時に、車の蔭から出てきた別の男が、弘美を車内に押し込んだ。ドアがロックされる。悲鳴をあげる間も無く、強力な力で口を塞がれ、そして羽交い締めされる。何者か邪悪な魔手から、何とか逃れようと身体をくねらせて暴れる弘美。しかし口元に押し当てられたハンカチに、強い刺激臭を感じた途端、意識を失い、たちまち深い澱みに陥っていった。


「うまくいったな。マサオ」弘美を押さえながら竜一が言った。
「いや、いつバレルかとひやひやもんだったぜ。」マサオは額の汗を拭っている。
「いいや、名演技だったよ。兄貴」テツが肩を叩く。
「さあ、これからだ。とりあえず、早いとこずらかるぞ。マサオ、車をまわせ。テツと俺は、座席を倒して、このお嬢ちゃんのお召し替えだ。ボヤボヤするなよ。出港まで時間は無いぞ。」


浅田裕志は5本目の煙草を足で踏み消すと、正面の電光掲示板を見上げた。時計は、約束の時間を40分も過ぎている。遅い!..こんな日に遅刻するなんて、弘美はどう言うつもりだ。マンション見る時間なくなっちゃうぞ。まったく。
裕志の立つ交差点の正面、電光掲示板には、『××××犯罪多発期間。都内警備強化で各所検問中。××××』の文字が流れていた。その裕志の目の前に、白い大型のワゴンが信号で停止した。ワゴンの陰に掲示板が隠れた。裕志は心の中で呟いた。
「この車、邪魔だな・…。これじゃ、あの掲示板が見えないじゃないか。」
いつもなら定時に来るはずの弘美の遅刻に、裕志はだんだん苛立ちを感じ始めていた。
だが、よもやその原因自身が、正面に停まっている車の中に眠っていようとは、夢にも思っていなかった。
「兄貴、サツの検問です。」前方の誘導燈を確認し、運転をしていたマサオが言った。
「大丈夫だ。向こうの言う通りに停めろ。」竜一が答える。
車を停めると、中年の警官が運転側の窓からのぞきこみながら言った。「免許証は。」
マサオは免許証を見せながら言った。「ご苦労さまです。何ですか。」
「いや、特別警戒期間中でね。悪いが、ちょっと後ろも見せてくれるか。」
警官が運転側の窓から後部座席の方を懐中電灯で照らした。スモークガラスの内側に何人かの男女が見えた。
「失礼、ドア開けるよ。」警官は、右側の後部スライドドアを開けた。
その途端、目の前に広がる光景に、警官は「あっ」と目を剥いた。
後部シートには男が2人。その間に挟まれる様にして女が1人乗っている。
前列の席を倒してフラットにしているので、最後部のシートは、まるでリムジンのサロンの様に広々と使われていた。
男達は、ポロシャツ、ジャケットにスラックスと言った普通のいでたちだったが・・。
「お、お前達、いっ一体何なんだ。」
警官は思わず叫んだ。女の服装が、どう見ても異常だったのである。それは殆ど『オールヌード』に近い服装だった。ピンクのシースルー生地で出来た丈の短い、ベビードールの様な上着に、下もシースルーのスキャンティを着けている。
はちきれんばかりの豊かな乳房が、シースルーの胸元から露わになっている、スケスケの布地を通して、濃いピンク色の乳暈の中に、ぷっくりと尖った乳首の形まではっきりと見えていた。
スキャンティの秘所を覆うべき部分には、中央に大きな穴が開けられており、その部分の肉と、ヘアが露わになっている。そのうえ、足をだらしなく開き、腰をつきだした形で眠っている為、ぬらぬらとした陰唇の形状や、その上にあるピンク色した若芽、更にはその下にある、ひっそりとすぼまったアナルの襞まで、くっきりと晒け出されている。
身長は160センチ前後と言ったところか、乳房の張りや、プロポーションなどは外人並だ。頭に金髪のかつらをかぶってはいたが、日本人である証拠にシースルーを通して見えるヘアは黒々として、濡れたように光っていた。
座席の前には、何かを拭った後の、丸められたティッシュが散乱し、その傍らには、淫液でぬらぬらと光るバイブレーターが落ちている。それだけでは無い。黒ずんだロープ、民芸調の飾りを施した巨大な張り型、使用中の液体が残された、大人の腕程の大きさもあるガラス浣腸器、表面に『いぼ』状の突起を持つ、バイブレーター、ローソク、大人のこぶし大程の巨大な鼻を持った天狗の面等々、その他得体の知れない性具で後部シートは溢れてかえっていたのである。
男達が今まで何をやっていたのか、この警官ならずとも、容易に想像することができた。女の方は、疲れた表情で熟睡しているようだ。
「何だぁ。おまえら。こんな場所で何いかがわしい事をやっているんだ。公然ワイセツでしょっぴくぞ!」警官が訝しげに怒鳴りつける。
竜一が答えた。
「へっへっ。これから地方へ巡業に出るとこでしてね・…。旦那は、ご存じないですか?『淫売リリー』って、踊り子。これでも結構売れっ子なんですよ。いい娘でね。舞台の上でも、いや外でも、ハッスルすると何でもやってくれるって評判でね。ついさっきも、走りながら、コイツがどうしても『やりたい。』って言うもんですから、早速車の中で自主トレしてたんでさあ。そしたらもうハッスルしちまって、疲れて眠りこけちまったってわけで・…。大丈夫、舞台の上では、ちゃぁんと法律守って営業してますから。」
「車走らせながらそんな事やったら危ないだろう。気をつけろ。」
「へえ、わかりやした。ところで、どうです?おまわりさん。何ならコイツ、もう一度起こして特別にサービスさせましょうか?コイツはフェラが大好きでして。コイツの『口マンコ』は格別ですよ。1回のステージで立て続けに20人抜いたこともあって、そりゃもう・…。」
警官の股間はとうに昂っていた。このままここに居ては、本当に我慢できなくなるかもしれない。くそ!・・俺だって、制服着てなかったら・・、勤務中じゃなかったら・・、こんな美人にチ○ポをしゃぶらせることが出来たら・・、さぞやいい気持ちだろう。しかし・…。
警官は都内の官舎に住む、自分の古女房の顔を思い浮かべ、がっくりと肩を落した。
「わかった。もういい、早く行け。本官は職務遂行中である。貴様ら、本官を侮辱すると公然猥褻罪でしょっぴくぞ。」
警官は、うらやましげに、いや、汚わらしい物でも見るかのように、『行け』と合図し、車を離れた。
「それじゃあ。ご苦労様です。」
マサオは警官に軽く手を振ると、クラクションを鳴らし、車を発進させた。
「へっへっへっ。うまくいきましたね。竜兄い。あのサツの野郎、キンタマ押さえて、今にも暴発しそうにしてましたぜ。」
テツが熟睡している弘美の秘裂に手を伸ばしながら言った。その手には、偽装用に、弘美の『秘所』に塗っておいたゼリーとヨーグルトが、べっとりとこびりついていた。
「ああ。うまくいった。上出来だ。」
竜一は満足そうに頷いた。やがて車は、都内を離れ、高速経由で一気に、晴海埠頭に向け、走り去って行った。
たとえ『誘拐』が発覚したとしても、検問によって『弘美』が発見される可能性は、もはや限りなくゼロに近い。高速のランプを降りると、貨物船ターミナルに向かう。
埠頭には、密出国用の貨物船が待っているはずである。


『悪魔の女体測定』

まぶしい光が弘美の顔面を照らしている。
「朝かしら・・・・。」弘美は、自分の意識が徐々に覚醒に向かっているのを感じていた。
怖ろしい夢を見た。私が拉致されて、見たこともない器具の数々で、陵辱される夢。身体中のあらゆる部分にヘビのような男根が這い回り、穴と言う穴に突き刺さる。うごめく手が乳房を、尻を握り潰す。肉と言う肉が隙間無く男根といやらしい指によって埋め尽くされている。恥ずかしい『部分』はもちろん、『唇』、『お尻の穴』まで男たちにさんざん嬲られる夢。
いやだわ私、欲求不満なのかしら・…。今日の今日まで処女だったのに・…。
目が覚めればベッドの中で・・幸福な朝を迎えているはず。そう、裕志さんの腕の中で。きっと・…夢の様な朝を・…。
・…あら、遠くから響くような声がしている。いやだわ、私酔っぱらっているのかしら。
・…変ね、私、アルコールなんか・…飲んだ記憶、無い。そう、きっと悪い夢でも見ているんだわ。
弘美の意識は、再び深い澱みへと落ち込んでいった。
弘美を乗せた船は、東京湾口をすり抜け、浦賀水道から、東京湾を抜けようとしていた。
「ともかく。さっさと検査済ましたところで、余録を頂くとしようぜ。」
小型貨物船の一室、全裸に剥かれた弘美は、婦人科の検診台に、革ベルトで固定されていた。
両手・両足を大の字に括られ、足は吊り上げられている。全身どころか、羞恥の股間まで、全てがあらわに晒け出されていた。
その密やかな狭間に在るべき叢むらは、既に男達の手によってツルツルに剃り上げられていた。成熟した裸体とは対照的に、そこだけが童女のように青々としている。
しかし、垣間見える淫裂は、ぬらぬらと粘液に濡れそぼり、その部分だけは、弘美が『成熟した女』である事を、主張しているかのように見えた。室内には、女体が醸し出す、独特の酸っぱいような、甘い香りが漂っていた。


麻酔薬の作用で、まだ弘美の意識は朦朧としている。
マサオとテツは弘美の下半身に回り、慣れた手つきで身体のあらゆる寸法を計っていた。測定目的の一つは、これからペットとして調教を受けるに当たり、『牧場』で必要となる、『拘束具』をあつらえるためであり、何よりも今後の『売値』の決め手となる『牝肉』等級検査を行う為に、メスとしての性的能力を調べるためであった。
『牧場』では、その女の持つ『性的能力の度合い』によって、ペットとしての売値ランクが決まることになっている。拉致した女が、『高級種』と言うことになれば、彼らへの報酬も上がる。だから、このデータ集めは、単なる悪戯だけでなく、彼らにとって、『重要な作業』でもあった。
もちろん、単なる『作業』にとどまるのなら、面白くもおかしくも無い。
この作業の後で、ちゃんと余録も頂戴することになっており、その準備にも余念が無かった。
クスコとメジャーを使って、テツが弘美の『膣径』と『アナルの寸法』を計っている。
もし不足しているようなら、向こうに着く迄に、応急的にでも『拡張訓練』を、施しておかなければならない。
ペリカンの嘴のようなクスコによって、痛々しいほど開かれた、弘美の淫肉を掌で撫で上げながら、マサオは、「ほう。」と呟いた。まだ薄いピンク色に輝く、花びらに包まれた粘膜の奥には、はっきりと、まだ弘美が処女であることを示す証しが残されていた。
マサオは、女を知ってから10年以上にもなるが、色と言いツヤと言い、これまで見た物の中でも、『特上』の部類に入る、絶品とも思える処女膜だ。
「ほお・・こいつは、完璧な処女膜だぜ。色も黒ずんでねえ。独り遊びもしてねえようだな・・。こいつは初めに、俺が頂くとするか。」
計りながらマサオは、弘美の秘所からアナルにかけて丹念に催淫剤を塗りたくっていた。『牧場』では『処女』であることに特別な価値を置いていない。
『メス』は『メス』でさえあれば良い。建前上も、自ら『マゾ奴隷』として志願するような淫売が『処女』であっては困るのだ。
だから、いわゆる『初夜権』は捕獲者に与えられるのが通例であった。
弘美の処女裂に塗り込められた薬は、アフリカ産の麻薬から抽出した成分で出来ている。かつては、部族間の戦争で略奪した『女』をものにする為に、使われた薬である。
この薬の効果は、既に数十人の女に実験済みであった。『女』と名の付く物なら、たとえそれが『聖女』であろうと、畜生であろうと、『色狂い』になる。
『猛烈な痒み』と『ほてり』によって、盛りのついたメス犬みたいに、男が欲しくて堪らなくなるのだ。
「そうなったら俺達の『持ち物』で厭と言うほど、腰が抜けるまで慰めてやる。」
マサオが独り言を呟いた。
一方テツの方は、弘美の頭の方に回り、口を開けさせると、男根を細くしたような、『口腔深度計』を喉奥深くまで突っ込んでいた。奴隷の仕えるべき『ご主人様』の中には、ウマ並の巨根の持ち主もいる。口腔深度は、能力の限界まで口淫奉仕させる為に、必要なデータだ。
「こんな美人にしゃぶらせてみてえもんだぜ。」
弘美に口淫奉仕させている自分を想像したテツは、思わず喉の奥を深くえぐるように、深度計を上下させる。苦しくなって、眠りながら咳き込む弘美。
「苦しい・・。」喉を圧迫する痛みに、弘美は、意識を取り戻した。
そしてその瞬間に、身体を起こそうとして、自分の不自由な身体に気がついた。
手が動かせない。
なぜ?
腰をひねった。へその付近で、胴が固定されている。足も動かない。
何?この格好。膝を立てられて、足が開かされてる。何も着ていない・・全裸?
私、動けない。事故にでもあって、診察されているのかしら?・・
・・そんなはず無い!・・
徐々に記憶が蘇って来た。そうよ、私・・、車に乗ろうとして・・、後ろから無理矢理、押されて、車に押し込められて、そして・・。
「目が覚めたようだぜ。このアマ。」マサオが弘美の顔をのぞきこみながら言った。
「菅井さん?。私、どうしたんですか。なぜ、こんな格好をしてるの? 手術でもしてるんですか?ここは・・ここは、どこですか?」
まだ事情がよく飲み込めていないのか、それとも裕志の友人と名乗る『マサオ』に、まだ一縷の望みを託しているのか、弘美は不安げな声で訊ねた。
男達が、へっへっへっと下卑た声で笑った。
その笑い声に全てを悟り、弘美の心に恐怖が走った。何?・・まさか・・誘拐?・・
この私が?・・なぜ?・・
「答えて下さい。答えて。ここはどこ。私をどうしようと言うの。」
拘束された身体で必死にもがきながら、弘美は男達に訊ねた。
最後の方は絶叫に近い声だった。男達は、まだ笑い続けている。
「帰して下さい。私を帰して。お願いだから。」弘美の目から大粒の涙があふれて来た。泣きながら、男達に向かって哀願していた。その涙を見ると、男達の笑い声は、更に大きくなった。
「聞こえないの?。ねえ、お願い。・・・ねえ・・。帰して。帰して下さい。」
「冗談じゃねえよ。ここまで見せられて男が何もしないでいられるかってぇの。」
「お願い、帰して。」必死になってもがいた。診察台がミシミシと音を立てた。
しかし、弘美の哀訴の声も、それまでだった。
「はうっ」
不意に、焼けるような、むず痒い感覚が、下半身に衝き上げ来るのを感じ、弘美は不覚にも、思わず声を洩らしてしまったのである。
それは先刻、テツが検査の際に、弘美の粘膜に丹念に塗り込んでいた『催淫剤』の作用だった。意識が戻るに従って、その感覚が、よりはっきりとした形で現れて来たのだ。
子宮の内側、尿道、肛門付近が燃えるように熱い。淫らな衝動が、身体の中から湧き上がって来るのを感じる。
「見ろよ、テツ。」マサオが3本の指を使って、弘美の粘膜と若芽の部分を擦り上げる。その部分は、既に淫液で濡れそぼっており、そこから滴る『淫液』が尻の下、マットの上に、徐々にシミを作り始めていた。
マサオは、弘美のウエストを固定していた腰のベルトを外し、更に激しくその部分を擦り上げて行く。
「あふうっ。・・」唇を噛みしめ、声を洩らすまいと、必死に耐える弘美。
だが、拘束から解放された腰の部分だけが、擦りあげる指の動きを求めるかのように、前に突き出される。マサオの指の間からはみでた花びらが、溢れ出る淫液でぬらぬらと光っている。弘美は、無意識のうちに尻を左右に振っていた。
左、右、左、と尻が振られるたびに、滴る淫液が、S字型の芸術をマット上に描いて行く。
「ひょー、兄貴、見ろよ。コイツ、小便漏らしたんじゃねえか?」
テツは、弘美の淫裂から粘液を掬い取ると、それをローションの様に、95センチ〜Fカップの乳房に塗り付け始めた。
「ひっ・・・・ひいい・・。」
尖りきった乳首を刺激されて、たまらず弘美の口から喘ぎ声が洩れる。身体全体を紅潮させ、湧き起こる淫らな衝動を拒絶するかのように、激しく首を振る弘美。しかし、どんなに気を紛らわせようとしても、身体中の神経がもはや一点に集まろうとしていることは明らかだった。
敏感になった淫裂から、アナルから、泉の様に淫液が湧き出て来る。
弘美の理性が、崩壊の瞬間を迎えようとしていた。
マサオが、ベルトを弛め、灼熱の肉棒を弘美の眼前に曝す。先端から滴る肉汁が、男の興奮の度合を現していた。
「へへっ。姉ちゃん、何か欲しい物はねえか?」
自分の肉棒を誇示するかのように、マサオが弘美の目の前で左右に振り立てる。
「な、何をするんですか。や、やめて下さい。やめなければ、死にます。」
右手で自らの肉棒をしごきながら、空いた方の左手で、弘美の股間をまさぐる。
「ね、姉ちゃん。口じゃ嫌がってても、ここはグッショリじゃねえか。」
どうしたのだろう・・・あの変な薬さえ塗られてなかったら、こんな淫らないやらしい反応を示すわけないのに・・・く、悔しい・・。
「ば・馬鹿・・言わないで・・。だ、誰が。そ、そんな嫌らしい。」
毅然とした態度で男を振り切った。いや、振り切ったつもりではあったが・・、語尾は弱々しかった。
「今すぐほどいて。ほどかなければ、私、舌をかみ切って死にます。」
「随分と威勢のいいお姉ちゃんだな・・。死ぬと言うなら、望み通り天国へ送ってやるぜ。」
陰核を剥き上げると、猛烈な勢いでバイブレーションを加えた。
「あ・・あっ・・いや、やめて。」
ぬめりを帯びた陰核の表面が充血し、腫れ上がって来た。
「いやぁー。ひぃぃ、やめて・・やめてぇー。」
「どうだ、これでも我慢出来るか。」
マサオのバイブレーションにシンクロするかのように、テツが尖った乳首を上に引っ張り上げ、コリコリと揉む。
変形した乳房が痛々しい。
「いや、いや、いや、いやぁー・・。」
誰が、誰がこんな卑劣な男どもに屈服などするものか・・絶叫しながら、弘美は思っていた。
「ほぅら、ほぅら。」下半身の感覚が無くなるほどの衝撃が走り続けている。
こんな・・こんな・・ことって。快楽を求めようとする『メスの本能』が、徐々に弘美の意識を支配し始めていた。
弘美の中で、2つの心が葛藤を始めていた。
駄目よ・・弘美。薬の作用で、ここでたとえ気狂ったとしても、あんな卑劣な男どもに身体を好きにさせちゃいけないわ・・。と言う声と、そうよ。ここで肉体的に屈服したって、恥ずかしくなんかないわ。卑劣な男どもが薬を使って、私の身体に異常な反応を及ぼしているのだから。そう、この無限地獄から抜け出すには、男どもに身体を投げ出すしかないの・・。事故、事故なのよ。身体の傷なんか、いつかは癒えるわ。・・そうよ、男どもが果てるまで・・一時我慢すればいいんだから・・。
そして、その声は催淫剤の作用が増幅するにつれ、後者の声が圧倒的になって来た。
「ああーん・・お願い。・・・・欲・し・ぃ・・。」
たまらず、弘美が小声で呟く。
(え..一体何を言ってるの?私)
「えっ。何だって。」テツが聞こえないふりをして、問い返す。
「・・お願い。あふぅっ・・おおっ・・お願いします。あのぅ・・ソレを、ソレを下さい。」
身体と心が分離し始めている。貞淑な乙女の仮面が無理矢理はがされる。
(一体、何を言ってるの私..私..ああぁ..でもっ..)
遂に弘美の口から『それを求める言葉』が洩れた。悔しいけれど・・この淫欲地獄から抜け出す手段は、他に無い。・・そうよ・・私は間違ってなんか・・無い。
弘美は自分を納得させるしか無かった。
マサオとテツは互いに顔を見交わし、へっへっへっ、と下卑た笑い声を上げる。
弘美の身体の中を、『淫欲』と言う虫が、這い回っている。
お願い・・この身体の疼きをなんとかして・・気が狂ってしまう前に・・弘美は焦った。
「聞こえ・・ないの?。あふ・・うん、痒いの。痒いのよ。・・お願い。・・お願いだから・・アレを・・アレを頂戴。」
額に油汗を浮かべ、喘ぎ声を噛み殺しながら哀訴する弘美。だが、それは無情にも男達の嗜虐欲をますます煽る結果にしかならなかった。
「おい、『アレ』って何だ。何を『して』欲しいんだ。俺達はお嬢さんと違って、学歴ねえし、頭も悪いんで、はっきり言ってもらわねえとわからねえんだよ。」
そう言いながらも、マサオは弘美の興奮を煽るかのように、しこった肉芽を剥き上げると、ヌルヌルと根本から、擦り始めた。
「ひいいっ・・・・お・・お願いします。お、お願い。・・あっ・・あっ・・あっ・・お願い。」
半狂乱になって、テラテラと光る粘液を撒き散らしながら、桃尻を振り立てる弘美。そこに居るのは、元ミス・カタリナクィーンの聖女ではなく、淫欲に狂った一匹の『メス』そのものでしか無かった。
「だから『アレ』って何だ。チ○ポか?オレ達のチ○ポが欲しいのなら、はっきりと、こう言ってみろ。『私のオマ○コにチ○ポを入れて下さい。』ってな。」
意地悪な男達の言葉に唇を噛みしめる弘美。
「ひえ・・ひどい。そ・・そんなこと。言えません。・・後生ですから。・・あっ・・あふうっ。・・」
衝き上げて来る欲望を前にして、淑女のプライドなど、邪魔物でしか無い。
ケダモノになるしか無い。もはや羞恥心など砕けてしまいそうだ。
弘美は目をつぶり、観念した。衝き上げて来る感情には、抗いようがなかった。
「あっはぁ・・ん・・。わ・・わかりました。お・・お願いです。弘美の、弘美のオマ○コにその・・ち・・ち・・チ○ポを・・入れて・・下さい。」
「『その』、じゃねえ。『ご主人様の』だ。『ご主人様』と言え。」
男達の容赦ない言葉と、玩弄が続く。
「ひ・・弘美の・・お・・オマ○コに、ご主人様の・・ち・・チ○ポを・・下さい。チ○ポを下さぁ・・い。お願いですからぁぁ・・」
最後の方は、殆ど叫び声になっていた。
これ以上焦らされたなら、おそらく本当に気が狂っていたに違いない。
「そうか。こんな美人から、これほどにたのまれちゃ仕方がないな。」
弘美の哀訴を聞き、まずマサオがズボンを下ろした。灼熱の肉棒を、弘美のヌルヌルとした淫裂に押し当てる。
そこが触れた瞬間、もどかしそうに尻を振り、腰を突き出して、肉棒を呑む込もうとする弘美の『部分』。
尻を左右に振り立てながら、ぬめった粘膜の花びらが、黒光りするマサオの肉棒を包み込んで行く。待ちかねていたかのように、弘美の淫肉がうねりだす。次の瞬間、灼熱の尖端がズーンと子宮の底に到達する。たまらず、腰をグラインドさせ、肉棒を、より深く飲み込もうとする弘美。
「ああぁーん。」媚声を上げる。
「兄貴、たまらねえ。」
マサオを見て、同じくテツの方も、弘美の頭の方に回ると、その唇に灼熱を押しつけた。
米兵だった父の血を継いだ、テツの男根は、長さ30センチ近い巨根であり、新宿のホスト時代も、この逸物を誇ったものである。
初めて間近に見る巨男に、弘美は顔をそむけ、次いで首を左右に振って、その悪魔から逃れようとした。しかし、抵抗は一瞬だけだった。
テツの巨根は、荒々しく弘美の唇を割り裂き、喉の奥まで、一気に突き上げる。
雁首が歯に、陰毛が弘美の頬に、鼻に当たり、呼吸が苦しい。
「しっかりしゃぶらねえか、姉ちゃん。」
テツが、腰をグラインドさせる度に、喉が深くえぐられ、巨大な雁首にアゴが外れそうになる。
「うぐ・・むむむ。」
無理矢理、喉に捩じ込まれる苦しさに、白目を剥いて、声にならない悲鳴を上げる弘美。上下から身体を貫く灼熱の肉棒が、弘美の中で一本につながるような気がした。
しかし、陵虐の嵐の中で、途切れ途切れの悲鳴が、やがて喘ぎ声へと変わっていった。快感に翻弄される弘美の中で、何かが弾け、肉体をドロドロに溶かして行く。
ピチャピチャと、淫らな音を立てながら、弘美の淫裂を出入りしているマサオの肉棒は、淫液と破瓜の証しである血液にまみれ、ピンク色にぬめっていた。
肉棒が抜かれる度に、花びらのようなピンク色の淫肉がまくれ上がり、溢れる粘液を内側から外に送り出して行く。
一方、初めての口淫奉仕に陵辱される唇は、巨根の圧迫に醜く変形し、その端からは、だらだらと精液とも唾液ともつかぬ涎が泡とともに溢れていた。
髪の毛を掴まれ、男の腰の動きに合わせて、顔を前後させられている弘美の横顔は、涙と鼻水、涎でぐしゃぐしゃになっていた。
揉みしだかれた乳房は、ゴムまりの様に変形し、マサオの指の間から飛び出していた。傍目からも、乳首が固くしこっているのがわかる。
「へっへっへっ。やはり使い込んでない、処女のオマ○コは、締まりが格別だぜ。」
「ほら、気い入れて、しっかりしゃぶらねえか。」
「あぐう・・むむ。・・うう・・。」喉を突き上げられながらも、くぐもった声で弘美が悲鳴を上げる。最初は、破瓜の痛みとレイプの屈辱から来る哀れな悲鳴だった。
しかし、男達によって、強制的に『哀しい女の性』を開花させられた哀しみは、いつしか初めての快感にむせび泣く、淫らな歓喜の叫びへと変わっていた。
「むぐう・・むむむ・・。」
男達の腰が交互に突き出される度に、たわわな乳房がユッサユッサと揺れている。
パンパンと肉と肉の軋む音。全身に汗を滲ませ、快楽を貪るように身体をくねらせる弘美の姿は、まるで淫欲に飢えた一匹のケダモノのようだった。
弘美の表情が苦悶と快楽に歪み、絶頂の瞬間が近づいていた。男達のピストン運動も、ピッチを上げる。
「おおーっ。」男達は昇りつめようとしていた。
テツが弘美の髪を引っ張り、弘美の喉奥に、自身の肉棒を、これまでになく深く押しつける。雁首の部分が急速に膨らみ、表面の血管が膨らんでゆくのがわかる。
一方、子宮底では、巨大な塊りが膨らみ、瞬間、弾け散るように感じた。
2匹の陵辱者が絶頂を迎えた瞬間、弘美の背中を強力な電流が突き抜け、迸るスペルマの塊が、上下から弘美を串刺しに貫いた。


うつろな目は天井を見つめていた。弘美は放心状態に陥っている。陵辱されたばかりのピンク色の秘裂は、無惨にもめくれ上がり、その割れ目からピンク色の液体が、だらだらと流れている。薔薇のような唇からも、白く濁った残滓が、涎とともに溢れていた。しかし、全身を縛られた身では、その口を拭うことさえもできない。
「ゲボッ。」
時折こみあげる猛烈な吐き気に、咳込む弘美。口の中一杯に独特の生臭さが広がっていた。
「テツ、最高だぜ、このアマ。」
溢れる白濁を乳房に塗り付け、乳首を悪戯に摘みあげながら、マサオが言った。
「兄貴、こっちの方も悪くねえ。なまじっか慣れてねえ分、少々キツメだがね。どうです?上と下、今度は交替してみませんか。」
「ああ、いいぜ。」
2人は位置を変え、放心状態の弘美に、再び挑みかかる。
白濁と血液に赤黒くまみれたマサオの男根が弘美の唇に迫る。
「ほうら。姉ちゃん。あんたが汚してくれた御主人様の大切なお道具だ。せいぜい丁寧に清めてくれよ。歯なんか立てるんじゃねえぞ。」
異臭が漂う肉棒を、再び押し込もうとするマサオ。弘美は、首を激しく振ることで、これをかわそうとした。だが、それは、空しい抵抗に過ぎなかった。鼻をつままれ、息が苦しくなって開けた口に用容赦無く『肉棒』が捩じ込まれる。
「ひいい・・。許して・・。お願いだから・・。もう。・・むぐぐぐ」
哀訴する弘美。しかし、残酷にもその声は無視され、残酷な男達の『肉棒』は、上下から再び弘美に押し入ろうとしていた。
容赦なく口内に押し入って来る肉棒は、弘美自身の血とマサオの白濁の混じった匂いに溢れていた。その匂いの一部は、紛れもなく弘美自身が流したものに、違いはなかったが、男の発射した液体と混ざると、吐き気を催すほど生臭く、その悪臭に再び気を失いそうになる。
しかし、子宮をえぐり、喉を突き上げる男達のピストン運動は、そんな安息の時間さえ弘美から奪っていた。呼吸が苦しい・・、死ぬかもしれない・・弘美は真剣に『死への恐怖』を感じていた。
「へっへっへっ。お眠むの時間はちょっと早いよ。俺達とゆっくり『大人の時間』を楽しもうぜ。」
男達の笑い声の中、淫虐の夜は更けていった。

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