ほーら、高い高い




この女には革の拘束ベルトより、縄が似合いそうだ。
俺は調教用具が詰まったチェストから麻縄を取り出し恵に近づいた。

「いやああ!! そばにこないでー!!」

縛られ犯される恐怖に、唇はワナワナと震え完全に怯えきっている。
美味しそうな躰を早速味わいたい所だが、恵はどこにも逃げられはしない。
じっくり、たっぷりと加虐の美味を味あわせてもらおう。

さて、どうやって楽しもうか。

「い…いやああ! やめてくださいっ!!」
「離してっ、たすけてえええー!!」


恵を麻縄で縛り直し、味気ない革のベルトを外している間も、恵は暴れ、悲鳴を上げ続けている。 
哀れにも、悲鳴を上げれば上げるほど、俺の加虐心を擽ることに気が付かないようだ。
俺は恵の髪を掴むと、小さな折り畳みナイフを取り出し、目の前でちらつかせた。

「いくら喚いても、ここは誰も助けにこない所だ。だけどな、あんまり騒ぐと このナイフで生きたまま切り刻むぞ」

俺はなるべく静かに呟いた。 恵の顔色がサーッと青ざめる。 見ていて面白い程だ。

「お…お願いです…こっ…殺さないで…」

恵は小さく首を左右に振り、クリッとした大きな目からボロボロと涙をこぼし、懇願した。
黒船館は殺害だけは禁止されているので、実際に切り刻むことはないが、
恵に対する精神的な効果は絶大のようだ。

「大人しく言うことを聞いていたら殺さないさもな。死にたく無いだろ?」

恵は固く目を瞑って頷き、大人しくなった。
おかげで麻縄への交換もスムーズに終わった。
暴れる女を力ずくで犯すのもいいが、臆病な女には、こういうやり方も良いものだ。
恵は屈辱感と羞恥心に耐えながら大人しく縛られているが、身体は震えが止まらない。

麻縄は、煮詰めた後に日陰乾しし、蜜蝋を染み込ませた物なので作業がしやすい。
やがて恵は腕を伸ばしたまま、後ろ手で縛られる格好になった。
胸部分の水着を引き裂いて、乳房を引き出した時に少し抵抗したが、ナイフをちらつかせてやると、諦めたように大人しくなった。
形のいい乳房を揉みしだき、ナイフの背で乳首を撫でる。
恵は恐怖と不安に唇を歪め、頬に涙が伝う。

俺は恵に「あの責め」を行うことにした。
壁の呼び鈴を押し、黒船館のスタッフを呼ぶと、顔を革マスクで隠した2人の大男が現れた。 俺は男の一人に希望の責めを伝えた。
男達は無言で頷き、恐怖で後ずさる恵を捕まえ、手際よく縄をかけていく。

「きゃあああああ!! いやあああ!」
「やめてえええ!! たすけてええ!!」


恵はたまらず悲鳴を上げるが、口に縄を噛まされてしまい、それもままならなくなった。

「おぐっ、おぐあああっ!!」

くぐもった悲鳴と共に開かれた口から涎が流れ落ちる。
恵は後ろ手に縛られたまま、躰を後ろに大きく弓なりに反らされ、手首と足首を一カ所で 固定された。
ちょうど、逆海老責めの格好だ。
これは、かなりきつい。
天井からフックが降ろされ、手足の結びはそこに固定される。
スタッフに手渡されたスイッチを入れると、恵は高々と吊り上げられた。
麻縄が恵の手首、足首にぎりぎりと食い込む。

「はぎひいいいいっ!!」
「いだいっ、やめでえええ!!」


くぐもった悲鳴が調教部屋に反響する。
しかし、悪夢はそれだけ終わるはずがない。
男の一人が、一抱えもある重石をキャスターに乗せ運んできた。
大理石であろうその石は重さが50kgもありそうだ。
男達は2人掛かりで、弓なりになった恵の背中に、重石が乗せた。

「ぎゃぐうっ!!! ぐふうううううっ!!!」

恵は絞り出された肺の空気と一緒に、絶望的な悲鳴を吐き出した。
涎のしぶきが舞う。
背骨が折れるような激しい痛みに恵みはダラダラと涙と脂汗を流した。
良い表情だ。
ミシミシという背骨の軋みが聞こえてくるようだ。

手首、足首にかけられた縄が深く喰い込み、体中の関節がバラバラになりそうな激痛が襲う。

スタッフは重石を手際よく胸縄、胴縄に縛り付けて固定し、重心が背中の真ん中にくるように調整した。
胸縄、胴縄は締め上げられ、ギリギリと身体に食い込んでくる。
猿轡に使った縄も吊縄に結び、顔を引き上げるように縛ってあるので、顔が仰け反るよう に固定され、もはや恵が自由に動かせる場所は全く無い。

駿河問い”の完成だ。

恵は半分白目を剥きながら、 ふっ、ふっ、と辛うじて息だけをしている。
もはや悲鳴を 上げることも苦痛なのだ。
脂汗と涙と涎がボタボタと床に落ちる。
あえて両足は開いた状態で吊されており、後の楽しみが増えるというものだ。

黒船館のスタッフは再び扉の向こうへ消えた。

俺は椅子に腰掛け、ゆっくりと恵の苦悶を鑑賞することにした。



どうしますか?


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