明日香の恋愛事情

arahisi 作
Copyright 2011 by arahisi all rights reserved.

私の名前は三木明日香。
今まで恋人というものができたことがない。理由はいろいろあると思うけど多分一番の理由は・・・
この巨大すぎる胸だと思う。
小学4年から急激に大きくなり始め、男子を惹きつけるどころか気持ち悪がられた。今では141cmもある。
身長も170cmあり、デカ女デカ女といじめられたこともあった。顔は自分で言うのもなんだけど悪くはない・・・けど、今まで全然モテなかった。中学、高校も、好きな人はいたけど告白すらできずに失恋だにできなかった。
でも、大学に入り、2年生になって、初めて恋人というものができた。同じサークルの1年の師岡君という人。私よりも小さい、男性としては小柄で童顔の、なんというか可愛い人。サークルでも気が利いて、話しやすいというか、気さくな性格。何といっても驚いたのは向こうから、師岡君から告白して来たということ。
びっくりした。私が告白されるくらいならその前に頭に隕石がぶつかって来て死ぬ確率の方が高いと思ってたのに。
「こんな私で・・・私なんかでいいの?」
もちろん聞きただした。もしやイタズラかも知れなかったし、そうじゃなかったとしても―ガッカリさせたくなかったから・・・
「はい!三木先輩だからこそ、いいんです!本当に好きです、三木先輩!」
涙がこぼれた。
言葉こそは特別な物ではなかったけど、その目と気迫は本物だった。

ギュッ

「はぅっ、み三木先ぱ・・・」
「ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう師岡君・・・」
しっかりとこの胸に抱きしめた。私なりの気持ちを込めて。

付き合い始めて数カ月。彼は私をとても愛してくれた。
キスも、彼も女子と付き合うのは初めてらしいけど、なぜか上手かった。どういうキスの仕方が上手いのかはわからないけど、キスしているうちに気持ちよくなり、頭があやふやになってくる。
他に私といろんなことをお話したし、彼と話すとどんな話でもすごく楽しかった。もともと趣味とかが合うのもあったのかも知れない。
少なくとも彼には不満は今のところ全くないのだけれど・・・彼少し、変とは言いすぎかもしれないけど・・・どうやら私の・・・
胸が好きのようで・・・
二人でお茶する時とかに向かい合わせになるとじぃーっと見てくる。
私の胸を。
男の人だからそりゃ見たくなるのはわかるし、好きな人になら見られてもいいけど・・・見てくる。じんまりと。
今までは気持ち悪がられさえしてたのに・・・
師岡君巨乳好きなのかな、とだけ思ってたけど・・・
それが全ての始まりなんて思ってもみなかった。

そんなある日、師岡君が
「あ、あの、今日、明日香さんの家行ってもいいですか?」
赤くなりながら不自然にたどたどしい調子でこう尋ねた。
私は一人暮らしだからその気になれば呼べる。でも・・・
ちょっと迷ったがOKした。
「うん、いいよ。後、『明日香』でいいから。敬語もできたら・・・」
「は、はい・・・でも今すぐは・・・ちょっと・・・」
苦笑いしながら縮こまるのも可愛い・・・

「どうぞ、あがって。」
昨日片付けしといてよかった。できればもっと綺麗にして呼びたかった。
「ふああ・・・女の子の部屋ってこういうもので・・・」
女の子、という言葉がなんか嬉しかった。
「ゆっくりしてね。お茶持ってくるね。」
私が立ちあがろうとすると、
「いえ・・・あの・・・」
師岡君が静止してくる。え?
そのまま私の腕を掴み、やさしくベッドに腰かけさせた。
「あの・・・師岡・・・君・・・?」
びっくりした。少し怖い。
「明日香先輩・・・あの・・・俺・・・俺・・・」
「・・・・・・どうしたの?」
すごく赤くなっている。一体・・・
私は、なぜか熱があるのかと思い師岡君のデコと自分のデコをくっつけた。
今思えば、その時胸があたったのがいけなかったんだろう・・・
「!!!!!・・・明日香さん・・・」
「え?」
「もう我慢できません!」
「ひゃう!?」
突然押し倒して来た。
訳が分からなくなっていると、突然師岡君は・・・
胸を揉んできた。
「うわ・・・ああん・・・!ちょっとちょっと師岡君!」
恥ずかしいやらくすぐったいやらでもう何が何だがわからなかった。
「ハァ・・・ハァ・・・明日香さんのおっぱい・・・柔らかい・・・」
もう感じてきて何も考えられない。なんでいきなり揉んできたのかの理由さえ思いつかなかった。
ついに服を脱がせてきた。
プルン、と自分からみても巨大すぎる胸が露わになる。
「フゥ・・・フゥ・・・」
ピロ・・・ピロ・・・
乳首を舐めてきた。体中に電撃が走ってくる。
「あ・・・あぅん・・・師岡君・・・師岡君・・・」
揉まれ、舐められ、巨大なおっぱいが波打っていた。
とてつもない快感に身を委ねるうちに、私は気を失った―

目が覚めた。
朝になっていた。師岡君はいないようだ・・・
体が重い。早くシャワーを浴びよう・・・
起きようとすると・・・物の例えじゃなく本当に体が重いようだ。しかもなぜか胸がきつい感じがする・・・まさか・・・
「・・・・・・え!?」
服を脱いで鏡を見ると、ブラがはじけそうなほど胸が成長していた。
後で測ったら172cmあった。