私、膨乳します!(原作版) 第4話「二人の決意」

baku 作
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おっぱいの形をした『何か』に融合されて超々乳化させられてしまった柔華と、別の『何か』と融合して超々乳化することで柔華を助けた美里。
元の体型に戻った二人は上半身裸になってしまっていたが、原型を保っていたコートで何とか上半身を隠すと、人目を避けるように美里の自宅に逃げ込んだ。

「何が何だか、わけがわからないよ・・・」

長年の夢が実現した美里はわけがわからないながらも興奮が治まらなかったが、柔華はショックの余り黙りこくっていた。


「膨乳を愛する者よ、今一度私に力を貸してほしい。」
「うわー!また出た!!」

反射的に怯えて抱き合う美里と柔華。
いつの間にか、美里と融合していた『あれ』が目の前に浮かんでいたのだ。

「驚かせてしまったことは謝る。落ち着いて、私の話を聞いてほしい。」
「そもそも、あんたたちは何者なの?名前もまだ聞いていないし・・・」
「私は、別の惑星で生まれた精神生命体。膨乳願望の精神エネルギーが肉体から分離して独立した、いわば『膨乳生命体』なのだ。名前は無いので好きなように呼んでかまわない。」
「じゃあ・・・ビーネと呼ぶね。私は美里、彼女は柔華よ。よろしくね。」
「ああ。いい名前だ。ありがとう。」
「ところで、柔華に融合していた『あれ』もビーネの仲間なの?」
「『あれ』も膨乳生命体だが、私と違って膨乳願望が無限大に暴走した結果生まれたものだ。だから、融合した相手は意思と関係なく膨乳が止まらなくなってしまうのだ。」
「膨乳が止まらなくなる・・・って、最後にはどうなるの?」
「何もしないと、最後には身体の本体が自分の超々乳に飲み込まれて、超々乳だけの存在になってしまい、膨乳生命体が分離した後には何も残らない。」


「・・・・・」

二人は言葉を発することができなかった。
初めて、柔華が消滅するかもしれなかったという現実的な恐怖が襲ってきたのだ。

「だが、私と美里が協力すれば、暴走した膨乳生命体に襲われた人を柔華と同じように助けることができる。私と融合して膨乳できるのは、強烈な膨乳願望を持つ者だけなのだ。」
「やりましょう!私が膨乳を愛する限り!!」

美里に迷いは一切無かった。
自分の膨乳願望で実際に膨乳し、人を助けることができるという最高のシチュエーションが到来したからだ。


「わ、私もできればやりたいな・・・」

やっとのことで重い口を開いた柔華から意外な言葉が飛び出した。

「も、もしかして柔華も強烈な膨乳願望があるの?」
「無かったんだけど、強制的に膨乳させられたときに膨乳の素晴らしさを知ってしまったの。」
「そうね!仲間は多い方がいいわ。大歓迎よ!」

美里にとって、初めて膨乳願望を分かちあえる仲間ができた。
そのことが美里にとって何よりもうれしかった。


続く