「ただいまー」
ある日の夕方、美里が学校からアパートの自室に帰ってきた。
大学一年生の美里は親元を離れて一人暮らしをしているのだが、子供のときからの習慣で、つい「ただいま」と言ってしまう。
「今日も一日色々なことがあって疲れたけど、ここなら好きなだけ超々乳化して癒し放題だわ。ビー・ギガンティック」
美里は荷物を片付けるやいなや、上半身裸になって周りの部屋に聞こえないように小声でささやいた。
決して広いとは言えない部屋であるが、超々乳化するために綺麗に片付けられている六畳間が超々乳で満たされた。
床が超々乳の重さでミシミシと音を立てている。
「床の強度が少し気になるけど、1階だからたぶん大丈夫ね」
美里は初めて膨乳できたあの日以来、自室でできるだけ長い間超々乳でいることがすっかり習慣になってしまっていた。
そして、自室で超々乳化してただぼんやりと過ごすこの時間が何よりも大好きだ。
あるときは、直立して超々乳にもたれかかるのもいい。
またあるときは、うつ伏せで超々乳をベッドにするのもいい。
またまたあるときは、超々乳の間に挟まれておしくらまんじゅう状態になるのもいい。
そして、フル・ブレスト・モードに変身して超々乳の感覚だけに集中するのもいい。
しかし、仰向けだけは身体の本体が潰されてしまうので止めておこうと思った。
美里はしばらくの間、本体の全身で超々乳の感触を堪能していた。
超々乳から伝わってくる柔らかさと体温が気持ち良い。
それにも増して、超々乳が常に生み出す快感が最高の御褒美だ。
なぜなら、超々乳化というのは男性に例えれば常にフル勃起しているのと同じ状態だからだ。
「あっ!もうこんな時間。お風呂に入らないと。リバース・ギガンティック」
ふと気が付くと、かなりの時間が経過していた。
美里は一旦元の体型に戻ると、下半身も脱いでお湯が入っていないバスタブの中に腰を下ろした。
「これも楽しみなのよね。ビー・ギガンティック」
美里がささやくと、バスタブがお湯の代わりに超乳で満たされた。
その中に、おまけ程度の量のお湯を入れるとすぐに満水になった。
「こうすれば最高に気持ち良いし、お湯も節約できて一石二鳥ね。」
こうして、美里はしばらく超乳風呂を堪能していた。
そして、次は体を洗う番だ。
「リバース・ギガンティック」
美里がささやくと、元の体型を通り越して胸がまっ平らになってしまった。
美里はそのまま洗い場で体を洗い始めた。
「体を洗うときは平らの方が洗いやすいのよねー」
もはや、膨乳能力だけでなく縮乳能力まで日常生活で最大限に活用しているようだ。
美里は風呂から上がると、さっそく寝る準備をしていた。
もちろん、寝るときはいつも超々乳ベッドの上だ。
超々乳ベッドには寝返りができないという唯一の欠点があるのだが、美里にとってそれは些細なことだった。
もはや、美里にとって膨乳能力なしの生活は考えられないものになっていた。
「ビー・ギガンティック。おやすみなさーい・・・」
美里はパジャマの前を開き、毛布を被って部屋の真ん中でうつ伏せになってささやくと、部屋いっぱいの超々乳ベッドが完成した。
美里が超々乳ベッドの上で見る夢はどんなものであろうか・・・。
続く