私、膨乳します!(原作版) 第12話「柔華の受難」

baku(物語)・藤原恭介(挿し絵) 作
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ある日、美里がバスタリアンとの戦いを終えて自宅に帰ってきた。
しかし、ゆがんだ空間の中から美里の自室に現れたのは普通の人間サイズのフル・ブレスト・モードになっている美里だった。
フル・ブレスト・モードになっている間は特殊能力の一つである空間転移能力を使えるため、現場で縮乳してから一気に自宅に空間転移したのだ。

(毎日バスタリアン退治なんて、今日も疲れてくたくただわ。一体いつまで続くのかしら。)

最近はバスタリアン退治がすっかり日課になってしまい、美里の体力は限界ぎりぎりの状態だった。

(もっと仲間を増やせば負担を減らせるけど、強烈な膨乳願望を持っている人をどうやって探せば良いのかしら。とにかく、今は空腹だから食事して休もうっと。)
『・・・チェンジ!ノーマル・モード!』

そう叫んだ美里は元の姿に戻ろうとして自室いっぱいまで膨乳するが、いつもなら超々乳の谷間から後方に産み出される身体の本体が、今日はいつまでたっても出てこない。

『え!?ど、どうして元に戻れないの?もしかして、完全に膨乳生命体になっちゃったの?ビーネ、どうしよう!』
『私を呼んだかな?ついにこの日が来てしまったか。』
『どういうことなの?』
『実は、フル・ブレスト・モードを解除するときには最も体力が必要なのだ。それは、膨乳や戦闘に必要な体力をはるかに上回る。』
『それは意外だわ。なぜなの?』
『例えば、水と塩から塩水を作るのは簡単だが、塩水を水と塩に完全に分離するためには比べ物にならないくらい大きな手間とエネルギーを必要とする。完全に融合して一体化した乳房と身体の本体を元に戻すのも同じことなのだ。』
『なるほどね。それで、私はずっとこのまま全身おっぱいのままなの?』
『心配ない。一晩そのままでいれば、元に戻れるようになるまで体力が回復するだろう。』
『えー!?そんなにかかるの?それに、ただでさえ空腹なのに、食事できなければ体力を回復できないわ。』


『・・・というわけなの。だからお願い。私を助けてちょうだい!』

柔華の自宅に空間転移して現れたフル・ブレスト・モードのままの美里が、事情を柔華に説明していた。

「まったくもう!美里は戦うとき以外もフル・ブレスト・モードに変身したり戻ったりして遊んでいるからそんなことになるのよ!」
『ごめんごめん。もう無駄に変身しないから、助けてよ。』
「しかたないわね。それで、どうすればいいのよ?」
『腹ペコで我慢できないから、ニップル・コネクトして柔華の母乳を飲ませてちょうだい!』
「やっぱりそんなことだろうと思ったけど、いいわよ。ニップル・コネクトして吸われるのも気持ち良いし。」
『ありがとう!それじゃさっそく・・・』

そう言うや否や、フル・ブレスト・モードのままの美里は柔華に飛びかかり、乳房を手のように動かして器用に柔華の服とブラジャーをあっという間に脱がしてしまい、膨乳しなくても十分に大きい柔華の爆乳とかわいい乳首が露わになった。

『チェンジ!インバーテッド・ニップル!ニップル・コネクト!バキューム・インフレーション!』

フル・ブレスト・モードのままの美里はそのまま両乳の陥没乳首で柔華の両乳首に吸い付くと、思い切り母乳を吸い出そうとした。

「痛い痛い!!やめて!いくら強く吸っても、妊娠も超々乳化もしていないから母乳なんか出ないわよ。」
『ごめーん。それじゃ二人で超々乳化して、もう一回やりましょう!』
「ちょっと待って。二人で超々乳化するには、この部屋は狭すぎるわ。それに、特訓で使っている体育館も今日はお休みだし、困ったわね。」
『うーん、それじゃ柔華の母乳はあきらめるから別の方法で栄養補給させて!』
「今度はどうするつもり?」
『フル・ブレスト・モードだと肉体融合能力を使えるから、柔華に融合させてちょうだい。柔華の身体の一部になって、栄養を直接分けてもらうから。』
「ただでさえ乳房と身体を分離できないほど体力が消耗しているのに、私に融合して私から分離できなくなったらどうするのよ?」
『だ、大丈夫よ。融合している間は相手の体力も利用できるし、ちゃんと分離できるようになるまで体力を回復させるから。』
「ちゃっかりしているわね。でも、いいわ。私の身体にいらっしゃい。」
『お邪魔しまーす!ブレスト・フュージョン!!』

そう叫ぶと、フル・ブレスト・モードのままの美里は柔華の爆乳ではなく下腹部に飛び込んだ。

「えっ!?違う、そこじゃないわ!」
『いいのよ。母乳が出ない授乳器官よりも胎児を育てる生殖器官の方が栄養をもらいやすそうだし。』
「そんなぁ、聞いてないよぉーーーーー(半泣き)」

フル・ブレスト・モードのままの美里に融合されてしまった柔華の生殖器官はさっそく美里の強烈な体型変化願望にしたがって急速に拡大してゆく。

『柔華には話していなかったけど、私、実は膨腹願望もあるの。それに、以前から誰かの身体の一部になって自由に変化させてみたかったのよね。』
「バスタリアンかお前は!私の身体、いったいどうなっちゃうの???」

美里の衝撃的な告白に、柔華は下腹部と股間が強烈な膨張感に襲われている中で反射的に突っ込むのが精一杯だった。


しばらくして、柔華は完全に臨月状態の妊婦体型になってしまっていた。
そして、乳首からは今更のように母乳があふれ出した。

(美里ったら、好き勝手にやってくれちゃって、覚えていなさいよ。絶対に、同じ方法で仕返ししてやるんだから!)

冷静さを取り戻した柔華は改めて現在の体型を再確認する。
見慣れた爆乳の向こうには、爆乳を下から持ち上げている巨大なボテ腹が見える。
柔華は、ぱんぱんに張り詰めたボテ腹を両手で優しく撫で回してみた。

(今はこの中に美里が入っているのね。何だか、本当にお母さんになったみたい。)

そして、巨大なボテ腹の下半分には、生殖器官全体が拡大したためヘソのすぐ下まで達する長くて深いクレバスが形成されていた。
それすらも、巨大なボテ腹に隠されて全く見えないため、手でまさぐることでしか把握できなかった。

(うわぁ・・・お腹だけじゃなくアソコまで巨大化してるなんて、これじゃ、どんなパンティーをはいてもアソコがはみ出ちゃうじゃないの。それに、尿道口がこんなに上の方にあったら、どうやって用を足すのよ。)



完全にあきらめた柔華は、美里の体力が回復して身体から分離するまで何もしないで待つことにした。

(まったくもう、美里もバスタリアンも、やっていることは大して変わらないじゃないの。・・・ということは、もしかしてバスタリアンは美里のような人物から発生したのかしら。それに、膨腹願望でこんなになるなんて、どこかに膨腹生命体や膨腹能力で戦う戦士もいるのかもしれないわね。)


結局、柔華の身体から美里が分離して元の体型に戻れたのは翌朝だった。

「・・・それで、体力が回復したのに、どうしてまだフル・ブレスト・モードのままなの?」
『だって、ここで元に戻っても、裸になっちゃうから服を借りないと帰れないし。』
「だったらそのまま空間転移して、とっとと帰れーーーーー!」

美里のあまりの自由奔放ぶりに、柔華はついに堪忍袋の緒が切れた。
そして、空間転移で自宅に帰る美里を見送ると、柔華に一気に疲労感が襲ってきた。
このときの疲労が原因となって次に柔華が戦闘後にフル・ブレスト・モードから戻れなくなり、早くも美里への復讐を達成することになったのである。


続く