松平佳代(まつだいらかよ)は貧乳の高校生である。
もちろん彼氏など一度もできたことがない。
育ち盛りの同級生がどんどん大人の女性らしい体型に成長している中で、佳代は一人であせっていた。
(神様、どうなってもいいから、私のおっぱいを大きくしてください!)
口には出さないが、そんな願いが常に思考を支配している状態になっていた。
そんなある日のことだった。
学校からの帰り道で、佳代は異様な雰囲気に包まれていた。
(誰かに監視されているような、後をつけられているような気がするのだけど・・・)
そう思って振り向いた途端、物陰から飛び出してきた黒ずくめのコスチュームにサングラス姿の二人の超乳女性が佳代を二人の超乳の間にがっちりと挟み込んだ。
巨大な肉のクッションで四方から包み込まれた佳代が思わず叫んだ。
「え!?何するの?」
しかし、佳代はそれ以上声を発することができず、薬品を染み込ませた布を顔に押し当てられて意識を失ってしまった。
「ターゲットの確保に成功した。アジトに帰還する。」
超乳女性の一人が携帯電話でどこかに連絡すると、二人は自動車に佳代を乗せて連れ去った。
☆
佳代が意識を取り戻すと、そこはどこかのオフィスの応接室だった。
「・・・ここはどこ?私、誘拐されちゃったのかな?」
「お目覚めですか?松平佳代さん。」
佳代が声の主の方を見ると、一人の超乳女性がソファーに座っていた。
それは、首の下から座っている太ももの上まで、上半身を覆いつくす見事な超乳だ。
体型に合わせてデザインされているドレスが巨大な乳袋を形作っていた。
余りにも非現実的な体型に佳代が言葉を失っていると、超乳女性が更に話しかけてきた。
「私は超乳組織『ギガブレスト』幹部の八幡米美(はちまんよねみ)。ちょっと手荒なことをしてごめんなさいね。ここに来てもらったのは、私たちの組織の仲間になってほしいからなの。」
「仲間って、いったい何をすれば・・・」
「簡単なことよ。まずは、これを飲んでちょうだい。」
米美は超乳の谷間から牛乳のような紙パックを取り出した。
そして、その中身を二人の間のテーブル上にある二つのグラスに注いでゆく。
「心配ないわ。まず私が飲んでみるわね。」
米美は自分に近い方のグラスに注がれた牛乳のようなものを一気に飲み干した。
「ほらね。何ともないでしょ。さあ、あなたも飲んでみて。」
佳代は一瞬ためらったが、意を決してもう一つのグラスの中身を一気に飲み干した。
「!!!・・・おいしい!濃すぎず薄すぎず、まるで私の好みに合わせて作られたみたい。これなら、いくらでも飲めそうね。というより、もう病みつき!お願い、もっと飲ませて!!」
「ふっふっふ。これで、あなたはもう戻れない体になったわね。あれはね、実は私の母乳なの。いくらでも飲ませてあげるから、私の超乳から直接吸いなさい。」
米美が、ぎりぎりで自分の手が届く所にある、ドレスの乳袋の先端にあるファスナーを開けると、超乳を支える頑丈な巨大ブラジャーがかいま見えた。
そして、ブラジャーの先端にあるファスナーも開けると、勃起した男性器ほどもある乳首がそそり立った。
「あー、窮屈だった。やっぱり、乳首はブラジャーで押さえつけているより外に出している方が楽ね。」
巨大乳首を見た佳代は、考える間もなく、もはやためらいもせずに本能のまま巨大乳首にむしゃぶり付いた。
「あらあら、あわてなくても、いくらでも出してあげるから。」
佳代が口いっぱいにくわえ込んだ巨大乳首を吸うと、まるでストローで液体を飲むときのように母乳が吸い出された。
吸う力を強くすればするほど多く、吸う力を弱くすれば少なく、完全に佳代が飲みたいペースでストレスなく母乳が佳代の体内にどんどん入ってゆく。
そして、どれほどの時間がたっただろうか、巨大乳首にむしゃぶり付いて母乳を無心に飲み続けている佳代の体に、ある変化が起きていた。
(ごくごく・・・まだ飲み足りないわ・・・でも、なぜかお腹がきつくて重い・・・って、何これ!?)
佳代の腹は既にぱんぱんに膨れ上がり、まるで臨月の妊婦のようになっていた。
制服のスカートとシャツが限界まで引き伸ばされている。
佳代がスカートとシャツのボタンを外すと、巨大なボテ腹がボロンと飛び出した。
巨大なボテ腹を恐る恐る撫で回すと、体型が変化してしまった恐怖よりも母乳を欲望のままに飲み続けられた満足感が佳代を支配した。
「うふふ・・・たくさん飲んだわね。私の母乳にはね、いくらでも飲めるように体を適応させる効果があるの。でもね、母乳の効果は胃腸から吸収されてからが本番なの。そろそろね。」
ドクンドクンドクンドクン・・・佳代の心臓が急にフル稼働を始めた。
(うわぁ・・・胸とお腹が熱い。でも、気持ちいい・・・)
放心状態の佳代の巨大なボテ腹がじわじわと縮んで行き、少し遅れて同じペースで二つの乳房がじわじわと膨らんで行く。
そして、腹が元の大きさに戻ったとき、それと入れ替わりに貧乳だった胸は巨大な超乳へと変貌を遂げていた。
首から下の上半身を覆い尽くしている二つのバランスボールのような超乳が姿勢を維持できないほど重い。
慣れない体型でバランスを崩してしまった佳代は、自分の超乳にのしかかるように床に突っ伏してしまった。
「おめでとう!超乳牛娘怪人『ミルキー・ホルスター』の誕生よ!これで完全に私たちの仲間になったわね。」
(私が超乳牛娘怪人?でも、おっぱいを大きくしたい願いが叶ったから、どうなってもいいか・・・)
自分の運命を受け入れた佳代改め超乳牛娘怪人『ミルキー・ホルスター』の表情は満足感に満ちていた。
はたして、超乳牛娘怪人『ミルキー・ホルスター』になった佳代はどうなってしまうのか?
そして、佳代を超乳牛娘怪人にした超乳組織『ギガブレスト』の目的は?
続く