超乳牛娘怪人ミルキー・ホルスター 第4話

baku(物語)・sinomu(挿絵) 作
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次の日の朝、佳代は制服に着替えるとき自室のクローゼットにしまっておいたはずの怪人コスチューム一式が無くなっていることに気付いた。

(あれ?確か、ここに入れたはずなのに。誰かが勝手に持って行っちゃったのかな?どうしよう・・・)

しかし、次の瞬間、佳代の体に異変が起きた。
着ている制服と巨大ブラジャーが数秒ほどで徐々に透明化し、それらが完全に消失すると入れ替わるように怪人コスチューム一式が透明状態から数秒ほどで徐々に実体化してゆく。
そして、佳代があっけに取られている間に超乳牛娘怪人ミルキー・ホルスターへの変身が完了していた。
その姿は、白と黒の牛柄の全身タイツに首輪とカウベルを付けて黒髪のウェーブがかかったロングヘアーのウイッグとヘッドホンのような付け耳と角をかぶったものだったが、変身した自分の姿を観察していた彼女は、あることに気付いた。

(これ、昨日着たときはただの全身タイツだったはずなのに、今は自分の皮膚そのものになってる!)

今の彼女は、頭と超乳を除いた全身の色と模様と皮膚の質感がホルスタイン牛そのものになっていた。
しかも、全身の形は全裸の超乳少女そのものであり、頭と超乳を除いた全身が『牛革』に覆われているものの、超乳も、その乳首や谷間も、さらにお尻や股間の割れ目までも丸出しの状態だった。

(凄い!ノーブラなのにおっぱいの形と姿勢が崩れない!超乳牛娘怪人に変身すると、全身が超乳に適応するように強化されるのね。裸のような、裸でないような不思議な感じだけど、特撮怪人の着ぐるみのようにも見えるからこのままで大丈夫ね。)



超乳牛娘怪人に変身した姿をすっかり気に入った佳代改めミルキー・ホルスターは、さっそく初仕事にとりかかることにした。

(最初に超乳化させるのは・・・お姉ちゃんにしようっと。私のおっぱいを分けてほしいって言ってたし。)

彼女は自室を出ると、隣にある好実の部屋のドアをノックした。
しかし、応答がない。

(お姉ちゃん、まだ眠っているのかな。それじゃ、勝手にお邪魔しまーす。)

彼女は好実の部屋のドアを開けて中に入った。

(よく眠っているわね。起こすと色々と面倒だから、眠っている間に超乳化させるのもありね。)

彼女はさっそく母乳を飲ませようとして乳首を好実の口に入れようとするが、好実が口を閉じて眠っていることと乳首に手が届かないためにうまく入らない。

(こんなときのために、超乳牛娘怪人に変身した後は便利な能力が色々と使えるみたいね。さっそく・・・)

すると、彼女の巨大乳首が触手と化してうねうねと伸びて行くと好実の頭にぐるぐると巻き付き、頭をがっちりとホールドすると先端が口をこじ開けて中に入って行った。
彼女は母乳を出して好実の喉に流し込んで行くが、無意識のため能動的に飲み込んでいないことと、呼吸の邪魔ができないこともあってなかなかペースが上がらない。

(超乳化させるには何十リットルも飲んでもらう必要があるのに、これじゃ時間がかかりすぎるわね。それじゃ、申し訳ないけど下の口も使わせてもらうわ。)

すると、彼女のもう一つの巨大乳首も触手化してうねうねと伸びて行くと好実の下半身のパジャマとショーツの中に侵入し、先端がクレバスをこじ開けて中に入って行った。
彼女が装着している催眠超音波を発生するペンダントの効果で、それでも好実は眠ったままである。
好実が気付かないうちにあっさりと処女膜が破られ、子宮口に触手化した乳首の先端がぴったりと密着すると、子宮への母乳の強制注入が始まった。
いくらでも体内に取り込めるように体を適応させる母乳の効果により、子宮と腹全体が勢いよく流れ込む大量の母乳によってあっという間に膨らまされてゆく。
数分もすると、好実の腹は佳代のときと同様にぱんぱんに膨れ上がった臨月の妊婦状態になっていた。
好実は伸縮性があるパジャマを着ているが、その一部分が巨大化したボテ腹によって限界まで引き伸ばされている。
ここまでうまく行ったことに安心したミルキー・ホルスターは、触手化した乳首を元に戻すと、『時』を待った。
しばらくして子宮から血液中への母乳の吸収が始まると、巨大なボテ腹がじわじわと縮んで行き、少し遅れて同じペースで二つの乳房がじわじわと膨らんで行く。
そして、腹が元の大きさに戻ったとき、それと入れ替わりに貧乳だった胸は佳代のときと同様に巨大な超乳へと変貌を遂げていた。
パジャマのボタンは既にはじけ飛び、胸と腹の全体がその上に乗っかった丸出しの超乳に埋もれている状態になっている。
ミルキー・ホルスターは、超乳の谷間から携帯電話を取り出すと、ギガブレストのサポート受付に電話をかけた。

「もしもし、ミルキー・ホルスターです。一人の超乳化に成功しました。至急サポート部隊の派遣をお願いします。場所は・・・」

電話を切った彼女は変身を解除して元の制服姿に戻ると、ギガブレストのサポート部隊の到着を待った。
十分もすると、家の前に自動車が止まる音がして、インターフォンが鳴らされた。
インターフォンに奈乃が対応する。

「あら、お客さん?」
「大協病院の者です。松平好実さんが体調を崩されたという連絡がありましたので、搬送します。」
「あらあら、そうでしたのね。よろしくお願いします。」

奈乃が玄関のドアを開けると、救急士のようなユニフォームを着てヘルメットを被った二人の超乳女性が入ってきた。
ギガブレストのサポート部隊も催眠超音波を発生するペンダントを装着しているため、周囲からの疑いを持たれずに活動することが可能になっている。
催眠超音波の効果によってサポート部隊からの説明をすっかり信じ込んでしまった奈乃がサポート部隊を好実の部屋に案内すると、サポート部隊は慣れた様子で好実を超乳専用担架に乗せて自動車へと運び、ギガブレストの拠点へと連れて行った。
このとき、奈乃と杉根は初めて見るサポート部隊や好実の超乳に対しても気にすることがなくなっていた。

「さてと、好実は学校を休むから連絡しておかないと。佳代と杉根は早く食事して学校に行ってね。」
「「はーい。」」
(初仕事はとりあえず成功ね。姉さんも今頃は私と同じようにギガブレストの拠点で超乳牛娘怪人にされて、新しいブラジャーと服をもらっているはずね。ということは、これからは姉さんが仕事のライバルになるから、もっとがんばらないと。)

自宅での初仕事はうまく行ったが、学校ではどうやって仕事をしようかと考えながら登校する佳代であった。

続く