巨乳楽園部 第3話「世界観の違う先輩」

バディムの人 作
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「今回の依頼人を紹介しますわ。ジェシカ先輩です」
「よろしくねー」

大きい。大きい。とにかく大きい。
そんな感想しか出てこない。

今回、赤崎さんが連れてきたのは大きい先輩だった。
ジェシカ先輩。
フルネームはジェシカ・アテンサ。

身長は2m50cm。私からすれば、見上げるほどの大きさ。

でかいのは身長だけじゃありません。
体もでかい。

胸は大きい。腕で持ち上げられそうな大きさです。
それでいて、めちゃくちゃ張りがあります。
その分ウエストもあるけど……脂肪で太いというより、筋肉じゃない?
制服からお腹が丸見えになっている。
でも、筋肉がもりもりして固そう。

当然、お尻や腕、足も太いです。
制服がパツパツ……今にもはち切れそう。
体全体がごつく、私なんか一撃でやられちゃいそう。

いや、この学校に変な人が多いのは知っているよ。
まず私のお姉ちゃんが人を巨乳にして太らせる薬なんて作っているし。
理事長の孫娘である赤崎さんなんて巨乳好きの変人だし。
前に巨乳楽園部に来たフリュー先輩なんて魔法の世界から来たお姫様だからね。

でも、フリュー先輩より世界観が違うんじゃない?
それくらいジェシカ先輩は衝撃的でした。

「あの……赤崎さん。ジェシカ先輩、もう十分に大きいと思うけど……薬いるの?」
「ミナさんの疑問もごもっともですわね。ですけど、ジェシカさんにはいるんですわ」

ジェシカさんは、最初から大きかったわけじゃなかった。
小学生の時は、他の子とそんなに変わらない身長だった。
両親に連れられて日本に留学していたジェシカさんは、イジメを受けていた。
外国人であることを面白がられたから。

ジェシカ先輩は二度といじめられないよう、体を大きくすることにした。

筋トレや暴飲暴食を繰り返し、どんどん大きくなっていた。

大きくなることにしか興味が無かったため、太ることは気にしなかった。
そもそも、ジェシカ先輩はダイエットが嫌いらしい。

ジェシカ先輩は体を鍛えまくった結果、トラックを両手で持ち上げられるほどに強くなったそうだ。
さすがに話を盛りすぎだと思った。
鍛えぬいた人が複数人で持ち上げるならともかく、1人で持ち上げるのは無理でしょ。

「実際に試してみよっか」

そう言ったジェシカ先輩に連れられて運動場へ向かった。

赤崎さんが用意したトラックを、ジェシカ先輩は本当に持ち上げてしまった。
やっぱり世界観が違わない?
お姉ちゃんは大喜びだった。

「まさか、トラックを持ち上げる人をこの目で見られるとは思いませんでした。先輩、すごい力です」
「そんなに褒めても筋肉しか出ないよ」

それでどうして薬がいるんだろう。
ようやくジェシカ先輩から理由が明かされた。

「私はもっと大きくなりたいんだ」

絶句した。もう2m以上なのに。男の人だって、こんなに大きいのは珍しい。
それなのに、もっと大きくなりたいなんて。

「先輩をいじめる人なんてもういないと思いますけど……」
「確かに、いじめられないかもしれない。でも、私はもっと大きくなりたいんだ」

先輩はとにかく大きくなりたいらしい。
もういじめられるのが嫌だから大きくなりたいんじゃない。
大きくなったことで、これまでより素晴らしい世界が見えた。
先輩はもっと大きくなることでもっと素晴らしい世界を見たいらしい。

そういうことなら気持ちはわかるかな。
私も胸を大きくしたことで、お姉ちゃんと気持ちを共有できたし。

「分かりました先輩。私も応援します」
「ありがとう、ミナちゃん」

お姉ちゃんはジェシカ先輩ように、胸やお腹だけでなく身長も大きくする薬を作ることにした。
ジェシカ先輩は、胸はいらないと言った。
でも、赤崎さんが頼み込んで胸も大きくすることになった。

それから数日後。
私たちは運動場にいた。
お姉ちゃんは薬を渡すと、離れていった。
かなり大きくなるように作ったらしい。

薬を飲んだジェシカ先輩はどんどん大きくなった。
すでに見上げるような大きさだったジェシカ先輩。
薬の効果により、ぐんぐん伸びていく。
まるで特撮番組みたい。

ジェシカ先輩は服を破って真っ裸になる。
人の少ない早朝に決行したけど、それでも見ている人はいるだろう。
みんなびっくりだろうね。

変化は身長だけじゃない。
体全体が大きくなっていく。
胸はプルプル膨れ、お腹も盛り上がっていく。
お尻も太さを増していく。

手や足も体を支えるのにふさわしい太さになっていく。

最終的に、ジェシカ先輩は16mぐらいになった。
学校に負けず劣らずのでかさだ。

その鍛え抜かれた体は大迫力。
胸は弾力抜群だけど山のようだ。
上った人ははじき落とされていきそう。

腹も盛り上がっていて、柔らかそうだけど張りがある。
お尻もすごい。
太いけど、鍛え抜かれた痕跡がある。

やっぱり世界観が違う気がする……というか……

「お姉ちゃん、大きすぎない?」
「できるだけ大きくしてくれるように言っていたから」
「だからって、加減って物があるでしょ……」

私のお姉ちゃんはいつもこうだ。

「赤崎さん、大丈夫?」
「思ったより大きいですけど、大丈夫ですわ」

大きくなったジェシカ先輩は赤崎さんが預かることになった。

ジェシカ先輩は最初から普通の暮らしができる大きさを望まなかった。

そんなジェシカ先輩の面倒を赤崎さんは引き受けた。
赤崎さん家の依頼があれば引き受ける前提で世話をしてもらうことになった。

正直、私は赤崎さんが先輩に脅されたのではないかと疑った。
いくら何でもそこまで面倒を見る必要があるの?

でも、赤崎さんはノリノリで引き受けた。
まさか、人間レベルの巨乳じゃ満足できなかったのかな。
改めて私は赤崎さんが変だと思った。

「では皆さん、お願いしますわ」

赤崎さんの指示でヘリコプター部隊がやってきた。
巨大な黒い布をジェシカ先輩に投下する。
ジェシカ先輩はそれで体を隠し、どこかへ連れて行かれた。

「ありがとう、みんな!こんなに大きくしてくれて!」

ジェシカ先輩の感謝の叫びだった。

その後、ジェシカ先輩は赤崎さんの家の近くに住むことになった。
学校にはブルマとブラジャー姿でやってくる。
あんな大きいジェシカ先輩に合う服って一体。
校舎に入れるわけ無いので、外からモニターで勉強することになった。
あんなでかいモニターを用意できる赤崎さんの家って何だろう。

一番、世界観が違うのは赤崎さんかもしれない。


ジェシカの設定
名前 ジェシカ・アテンサ
身長 2m50cm(巨大化前)→16m(巨大化後)
体重 500kg(巨大化前)
B 150→210
W 100→170
H 79→120