なるみの忍者着だった布は即刻風に舞い、失われた。
うら若き乙女が上半身裸…この事実がなるみを襲い、ある意味戦場より辛いこととなった。
「ひいいいっ!もうお嫁に行けない!」
悲痛な叫びが闇夜に響いた。
…が、里の皆は服の損壊を含み損として受け入れてくれた。
何よりも嫁の貰い手は引く手数多だった。
・部品配置の整った顔つき
・左右それぞれ顔よりも大きな両側の爆乳
・忍びが出来る程に強い体
・贅沢城主(実際には月奈)と戦える精神力
の4つが理由。
あまりにもモテた為に、里は
重婚許可=逆ハーレム作成許可
の令を出した。
里の人々皆の妻としてこれからを生きるなるみ。
この身を通して産まれる子はきっと強かろう。
小さな里の大きな乳のくノ一が齎した、当代一の奇跡は、次の世代の平和へと繋がるだろう。
(こちらサイドの完)