「何ですか先生。人のことをじっと見て」
先生はウイの胸元を見ていた。ウイの胸のサイズが気になったのだ。服の上から見る分にはあまり大きく無さそうだが実際はどうなのか。
「何でもないよ」
先生は誤魔化した。
「そうですか」
ウイは古書修復の作業を続ける。ウイの手つきに迷いは見られない。慣れた手付きで本の状態を確認しながら、一冊ずつページをめくってゆく。まるで本が自分の身体の一部であるかのように、ウイの手は本を優しく撫でる。
その様子はとても美しい。
「本当に上手だね」
先生は感心したように言う。
「ありがとうございます」
ウイは嬉しそうな顔をする。
「でも、どうしてそんなに手際が良いんだい?」
「私には本が友達ですから」
ウイは古書館でずっと時間を過ごす。本人の認識はどうあれ、傍目には引きこもりに近い所がある。彼女は本を子と呼んでおり、とても大切にしている。それは自分の命と同じくらい大事にしていると言っても過言ではないくらいである。
だから、彼女の本の扱い方は丁寧であり、また的確でもあった。
「そういうものかな」
先生は不思議そうに言った。
「はい。そうですよ」
ウイは微笑みを浮かべて答える。
「それにしても、すごい量の蔵書だね」
先生は室内を見渡して言う。部屋の中はたくさんの本で溢れている。壁という壁に本棚が設置されており、隙間なく本が並べられていた。床にも積み重ねられた本が幾つもある。
「ええ……どれも大切な子達です」
ウイは照れくさそうに笑った。
「これ全部読んだのかい?」
「いいえ、まだ半分くらいしか読めていません」
「凄いなあ……」
先生は感嘆の声を上げる。
「いえ、まだまだ未熟な身ですから」
ウイは自分の未熟さを恥じるように俯いた。
「そんなことは無いと思うけど」
「以前、ヒナタさんと先生が持ってきた事件のようなことが無いように。もっと沢山の知識を得て、腕を上げなければなりません」
以前、ウイは自分の腕は普通ではないと豪語していた。それでもなお、彼女は更なる高みを目指すらしい。
「向上心の塊だね」
「はい。私は今よりももっと上に行きたいんです」
彼女にとって大切な本達を治すために。
「頑張るのは良いことだけれど、無理をしすぎないようにね」
先生は心配するように言った。
「大丈夫です。私は平気ですから」
ウイは自信満々に答えた。
「それなら良いんだけど……でも、何かあったらすぐに言ってね」
「わかりました。その時はすぐに相談します」
ウイは笑顔で言う。
「うん。それが一番だよ」
先生も安心したように笑う。
「ところで先生、気になることがあるのではないですか?」
「えっ?ああ、まあ……」
先生は何とも歯切れの悪い返事をした。
「例えば、私の胸とか」
ウイは悪戯っぽく笑って見せる。
「うーん……いや、違うんだよ!」
先生は大きく首を横に振った。
「違うんですか?」
「いや、違わないよ!すごく見たかったけどさ!!」
先生は素直に気持ちを口にする。
「やっぱり先生は正直ですね」
ウイは楽しげに笑っている。
「ごめんなさい」
先生は申し訳なさそうに謝る。
「別に構いませんよ。今日の作業は大方終わりましたし」
ウイは寛容な態度を見せる。
「ありがとう。優しいんだね」
「いいえ、そんなことありませんよ」
ウイは謙遜する。
「それで、結局どうしたらいいんだろう?」
先生は困り顔で訊ねる。
「どうしたらって、どういう意味ですか?」
「だから、その……見せてもらっていいのかなと思って」
「ふむ……」
ウイは少し考えるような仕草をする。そして、しばらく黙考した後にこう言った。
「駄目です」
「やっぱり?」
先生は肩を落とす。
「そんなに落ち込まないで下さい。冗談ですよ」
「本当?」
「もちろんです。でも、あんまり調子に乗っていると、そのうち痛い目に遭いますよ」
「肝に命じておくよ」
先生は神妙な顔をして言う。
「わかれば宜しいのです」
ウイは満足げな表情を浮かべた。そして、服をたくし上げる。彼女の胸のサイズは圧倒的だった。人の頭ぐらいの大きさがある。
こんな大きい物が先ほどまで見えなかったことに先生は驚く。
「どうやらお気に召したようですね」
先生の様子にウイは微笑む。
「素晴らしい物を見せて貰ったよ」
先生は興奮気味に答える。
「それは良かったです」
ウイは嬉しそうな声を出す。
好奇心が満たされたことで先生は去ろうとした。
「良いんですか?見るだけで」
先生は思わず足を止める。
「あ、ああ。いいよ。満足したから」
先生はこれ以上踏み込めば何かが起こると思った。しかし、足は動かない。
「本当に良いんですか?後悔しても知りませんよ」
ウイは妖艶に微笑みながら問いかけてくる。
「いや、その……」
先生は言葉を詰まらせる。
「先生は本当に正直な方なんですね」
ウイはゆっくりと近付いてくる。
「そんなこと無いよ」
先生は否定するが、体は硬直してしまっている。
「嘘つきは泥棒の始まりと言いますよ」
ウイの胸が先生の顔に触れる。先生は心臓が破裂してしまいそうだった。
「わかった。降参だ」
先生は両手を上げた。
「では、遠慮なく頂きますね」
ウイは舌なめずりする。
「あの……優しくしてくれると嬉しいです」
先生は消え入りそうな声で呟く。
「わかりました」
ウイはそう答えると、先生を押し倒す。先生のズボンをはぎ取り、パンツに隠れた愚息に手をかける。
「先生のここ、大きくなっていますね」
ウイは手の中で脈打つそれを愛おしそうに見つめている。
「う、うん……」
先生は恥ずかしそうに俯いた。
「私の手で気持ち良くなってくれたんですね。ありがとうございます」
ウイはまず手で男性器を擦る。それから口に含んでしゃぶった。
先生は快感に耐えきれず喘ぐ。
ウイは先生の男性器を口に含み、舐め回したり吸ったりを繰り返した。やがて限界を迎えそうになると、ウイは口を離す。そして、今度は指を使って先生のものを弄び始めた。
先生は身体中が熱くなり、頭が真っ白になる。先生はもう何も考えられなくなっていた。
ウイは先生のものから手を放すと、自分の服を脱いだ。
大きな胸で男性器を包み込む。あまりの大きさに男性器は埋もれてしまう。
「先生、ずっと気になっていたんですよね、私のおっぱい♥」
ウイは胸を両手で押し、男性器を圧迫する。凄まじい大きさと柔らかさを持つウイの胸はとてつもなく気持ちよかった。
先生はその圧倒的な存在感を前に、為す術無く快楽に身をゆだねることしかできなかった。
ウイは再び先生の男性器を口に含む。そして、激しく前後に動かすことで刺激を与える。同時に胸の圧力を強くすることで、更なる快楽を与えていた。
先生はあまりの気持ち良さに腰を引いてしまうが、ウイはそれを許さなかった。
「ダメですよ、先生」
先生のお尻を掴むと、力強く引き寄せた。
先生は抵抗することも出来ず、されるがままになってしまう。
ウイは更に強く吸い付く。その強烈な吸引力により、先生のものは耐えられず精液を放出してしまった。大量の精子がウイの口の中に流れ込んでいく。彼女はそれを一滴もこぼさず飲み込んだ。
ウイはようやく先生を解放する。
先生はもう疲れ果てて動かなかった。
「よく頑張りましたね、先生」
「すごく気持ちよかった」
「ありがとうございます」
微笑むウイ。
「でも、まだまだ私は満足していません」
「ま、待って……これ以上は……」
「ダメです♥」
ウイは先生の上に馬乗りになると、胸を押し付けてきた。胸の弾力がダイレクトに伝わってくる。先生のものが再び勃ち上がった。
ウイは胸を上下左右に動かし、先生の男性器を刺激する。
先生はウイの胸に翻弄された。
そして、また絶頂を迎える寸前に動きが止まる。
先生は荒くなった呼吸を整えようとするが、ウイの唇によって塞がれてしまった。
ウイはそのまま舌を入れ、先生のものと絡ませる。二人の唾液が混ざり合い、口から溢れ出た。
二人は長い時間キスを続ける。やがて満足したのか、ウイは顔を離す。お互いの間に銀色の橋が出来上がっていた。
先生はもう我慢の限界だった。今すぐにでも射精したい。
しかし、それは叶わなかった。ウイは先生に抱きつくと、耳元に囁いてくる。
「ダメですよ先生♥まだダメです♥」
ウイは先生の男性器を胸で挟む。そして、かなりの圧迫感をかけてくる。先生は出そうとしても中々出せない。すると、ウイは両手を使い胸を動かし始めた。
胸が上下に動く度に亀頭が見え隠れする。その光景は非常にエロティックであった。
やがて先生の愚息は限界を迎えた。しかし、ウイはそれを許さない。
先生の男性器が爆発する直前、ウイは胸の動きを止めてしまう。
何度も寸止めをされた先生は涙を流しながら懇願した。
ウイはそんな先生を見て興奮しているようだった。
それから何度繰り返したかわからないが、ついに先生は解放された。
先生の男性器からは噴水のように精子が流れ出る。ウイは先生に覆いかぶさると、その全てを受け止めてくれた。