夏美の夜の夢

ブラン 作
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教会の鳴らす鐘の音が城の中まで鳴り響いていた。夏美、冴木、早乙女の三人は城
内の瀟洒なしつらえの部屋で朝を迎えた。マドラ司祭に好意により昨晩は豪華な食
事が振る舞われ、心地よい寝床が準備されたのだった。窓の外から馬のいななきが聞
こえ、人々が活動し始めたことがわかった。
昨日、マドラ司祭は辺境の地パローナへの通過点である峠の要塞の通行を許可して
くれた上に、そこまでの馬車も準備すると約束してくれた。今日はその馬車に乗っ
て峠の要塞を目指すのだ。
三人は朝食を済ましたあと、自分たちに準備された馬車に乗り込んだ。
馬車は二頭立ての立派なもので、内装も豪華であった。貴族の門を出ると石畳の道
を進んでゆく。リムナスの城下町はやがて終わり、のどかな田園風景に変わる。
御者によれば日暮れまでには何とか峠の要塞まで着けるという。駿馬の馬車は通常
歩いて三日以上かかる距離をたった一日で目的地へ運んでくれるのだ。
石畳の道はやがて終わり、土埃を巻き上げて馬車は走る。道は平たんではなく快速
の馬車は激しく上下に揺れた。時々休みを取りながらも馬車は快調に進路を進み、
日が暮れる前に峠の要塞を望むところまでやってきた。
北の方角を眺めると高く険しい山々が連なっており、山肌が夕日に照らされて美し
い。リムナスの天険と呼ばれるその山々は古の時代から北方からの異民族の侵入を
防いできた。リムナスの国が永く平和でいられたのもこの山々のお陰と言われてい
る。連山の切れ目に当たるところに峠の要塞があった。ここは山の向こう側との唯
一の接点であり、そこを越えれば辺境の地パローナであった。
御者はきつい登り坂をゆっくりと馬車を進め、ようやく峠の要塞の前にたどり着い
たときには日は暮れかけようとしていた。岩肌に建てられた峠の要塞は石づくりの
堅牢な砦であった。
早乙女は馬車から降りて新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
「ふーう、やっと着いたわ。ひどい道だったわね。」
御者は入口で馬車を止めて、要塞の階段を上がっていった。石でできた砦には大き
な門があり、門の横には一人の衛兵が立哨していた。御者は衛兵に喋りかけると衛
兵は砦の中に姿を消した。
しばらくして衛兵は出てくると御者に何やら伝える。御者の顔色が変わり、二人は
何やら口論を始めたようだった。三人はしばらくその様子を眺めていたが埒があか
ないとみて早乙女が二人の方へと階段を昇って行った。御者は言う。
「サオトメさん、今日はもう遅いから明日来てくれって言うんですよ。まだ日は暮
れてないし、そりゃないだろって言ってるんですが・・・」
衛兵は上の命令だとの一点張りで頑として譲らない。早乙女が口を開く。
「あの、衛兵さん。私たち先を急ぐんです。どうにかもう一度、上の方に取り合っ
てもらえないかしら?」
しかし、早乙女の頼みにも衛兵は頑なな態度を変えようとはしなかった。
「宿のある村まで引返すとなると相当時間がかかってしまうし、参りましたね。」
御者もようやく今日一日の仕事が終わるというときにトラブルに巻き込まれ参って
いるようだった。
早乙女はふと例のとっておきの方法を思い出した。
「夏美〜、こっちまで来て〜」
早乙女は手を振りながら大きな声で馬車のところにいる夏美を呼んだ。夏美は何事
かと急いで階段を昇っていく。衛兵は下から一人の娘が階段を上がってくる様子を
眺めた。修道服に身を包んだ娘の胸は大きく前に張り出し、その巨大な膨らみはゆ
さゆさと大きく左右に揺れている。衛兵はその娘の胸の巨大さに目を丸くした。
「あなたからもこの衛兵さんにお願いして。私たちどうしてもここを通りたいって。」
夏美が口を開くまでもなく、衛兵はわかったと言って再び砦の中に入っていった。
「やはり。破壊力抜群ね♪」
しばらくして三人は砦の中に通されることになった。三人は御者に礼を言って別れ、
大きな木の扉から峠の要塞に足を踏み入れたのだった。
早速、三人はこの要塞を預かる男の前に導かれた。男の名前はハスバルと言った。
ハスバルはまだ日が暮れていないのに明らかに赤ら顔で酒臭い息をしていた。
「なあんだ。今日は早々に店じまいしたはずだが・・・ったく」
男は三人の顔を睨み付けるように検分してから視線を夏美の胸の膨らみのところで
止めた。
「なるほど。とんでもねぇおっぱいをした娘が来たっていうから見てみたら確かに
とんでもねぇな・・・。」
男が夏美に向けてくる視線は気持ちの良いものではなかった。
早乙女がその視線を遮るように前に出た。
「私たちはパローナにいるノラ司祭を探すためにここを通らせてもらいたいのです。
ここにマドラ司祭の許可証もあります。」
「わかってらぁ。しかしな、辺境の地パローナは隣国イメリア国との緩衝地帯だ。
足を踏み入れるにはイメリア国王の許可も必要なんだ。イメリアには使者を出して
やる。しかし、許可が出るまでここを抜けることはできん。」
「そ、そうなんですか」
「わりいが、使者が戻ってくるまで待つんだ。明後日には戻るだろう。」
そう言われると三人は待つ以外方法はなかった。
「あのう・・・。今日はここに泊めてもらうことはできないでしょうか?」
「ああ? いいぜ。この辺りに宿はないからな。ただし・・・一人当たり銀貨1枚
だ。」
早乙女は袋から銀貨を取り出しハスバルに手渡した。ハスバルはそれに満足したよ
うだった。
「へへっ、ありがてえ、これでイイ酒にありつける。三人分の食事とベッドを用意
しろ!今すぐだ。」
ハスバルは部下の兵士に怒鳴りつけるように言いつけた。
三人は兵士たちの食堂で硬いパンと土のような味のするスープを胃袋に収めた。
一人の兵士が話しかけてきた。
「まったく酷い食事だろ?兵士は食いっぱぐれがないと羨ましがられるが、ここの
食事だけはごめんだぜ。物の値段は上がるが給料は一向に上がらんし。マドラの時
代になってからはひどいもんだ。」
早乙女が兵士の相手になる。
「マドラ司祭についてあまり良い話は聞かないわね。」
「そりゃそうだ。ドケチで私腹を肥やすことしか考えてねぇ。取り巻きばかりを取
り立てて、俺たち縁のない者はこんな山奥に送られるんだ。」
昨日、自分たちにはとても親切だったマドラがこれほど評判が悪いとは夏美には未
だ信じられなかった。
「マドラさんがノラ司祭やメリル姫を探している理由って何なんでしょう?」
兵士は夏美の方に振り返ったが、テーブルにどっかりと載っている巨大な胸に目の
やり場に困ったようだった。
「さあ、詳しくはしらんが噂ではノラ司祭が知る禁断の魔術を求めているとか、メ
リル姫を病気のオリビア女王に代えて女王にしようと考えているって言われてる。
パローナには何度か捜索隊を送ったが見つけられず空振りに終わっている。」
「そうだったんですか・・・」
早乙女はマドラの腹の中が読めてきた。自分たちが何度探しても見つからなかった
ノラ司祭を私たち三人に探させようという魂胆なのだ。そう考えると昨日、今日の
丁重な扱いについてもすんなりと納得が行く。
「捜索隊が探して見つけられないんじゃ、簡単じゃないわね・・・」
三人はがっかりと気落ちした。
「なんでもノラ司祭は不思議な術を使って身を隠しているらしいからな。それにメ
リル姫には野戦のプロ、ガイル将軍もついている。マドラの捜索隊が自由に捜索で
きなかったのもガイルを恐れたからなんだ。」
三人は見知らぬ兵士から貴重な情報を得たのだが、前途が相当厳しくなることがわ
かり気分は重くなったのだった。

食事を取り終えて三人はそれぞれに用意された部屋に入った。兵士が使うものより
幾分ましではあるが、ベッドと机、椅子しかない簡素な部屋だ。ベッドは固く、寝
具もあちこち擦り切れて色褪せている。部屋の傍らには水が入った木桶と布が置か
れてある。風呂はないのでこの布で身体を拭うのだと説明を受けた。
夏美は部屋の扉に閂をかけて修道服をすっぽり脱いだ。ベッドに腰を下ろしてほっ
と一息つく。胸に巻いていた布がずれて隙間から白い乳房と尖った乳頭がのぞいて
いる。今日、一日中馬車で激しく揺られているうちに少しずつずれてこのようにな
ってしまったのだった。途中で布を直そうと試みたがうまくいかず、巻き直すわけ
にもいかなかった。布の間からはみ出した乳首は馬車が揺れる度に修道服に擦れて
変な気分になるのを彼女は必死に我慢していたのだった。
夏美は胸に巻いた布を解き終わるとほっと息をついた。両腕で抱えるように裸の胸
を持ち上げ胸の大きさを確認する。メジャーがないので数値はわからないが、日に
1ターク(約4センチ)ほど成長しているように感じる。サイズは140センチと
150センチの間くらいとだろうと推測した。 
一日中刺激を受け続けた胸の疼きは一向に収まらなかった。夏美は小さな手を乳房
の表面に這わせながらその疼きの中心である乳頭部に当てた。
大きくなった胸は一段と感度が増し、乳首に軽く触れただけで甘い感覚が広がり、
声を漏らしそうになる。
「(あっ)」
夏美はいけないとはわかりながらも両指で乳首をつまみ引っ張りながら捩じりを加
える。
「(あんっ・・・あっ・・・あっ・・・だめぇ・・・やめられないよぉ・・・)」
両隣の部屋には早乙女と冴木がいるため少しも声を出すことはできない。その状況
もまた普段より夏美を興奮させる。
「(この壁の向こうに冴木くんがいる。はあはあ。稲垣夏美は隣でこんなにエッチ
なことをしています・・・はあはあ。)」 
夏美は冴木が大きな手が乳房を弄ぶ様子を思い浮かべた。冴木がするように胸を揉
み、乳首をつまんだり弾いたりする。
「(わたしのおっぱいを、おっぱいをめちゃくちゃにしてください・・・)」
夏美はベッドで身を悶えさせながら冴木に胸を舐められ、吸われるところを妄想しな
がら、二つの大きな乳房をぐっと顔の近くまで寄せて両方の乳首を舌でペロリと舐
める。胸が大きいお陰で簡単に乳首が口元に届いた。
「(くはあっ。気持ちいいっ。)」
そして両乳首を一度に自らの口に含み、唇で引っ張りながら舌先でそれらを刺激する。
ペチャペチャと乳首を舐める音だけが部屋の中に響いた。
「(あああんっ!だめぇ・・・)」
夏美は必死に声を押し殺し、両乳首を咥えたまま絶頂に達した。自慰をした後はど
っと一日の疲れが襲ってきてそのまま深い眠りに落ちていった。