夏美の夜の夢

ブラン 作
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メリル姫は冴木の目の前で絹の美しいビスチェを脱ぎ捨ててその豊満すぎる裸体
を曝した。
「ナツミさんやサオトメには決してこのことは言いませんわ。ご心配なさらず。」
冴木の考えていたことは姫に完全に見透かされているのだった。
メリルは近寄って、冴木の衣服の紐をほどき脱がせる。情けなくもペニスは固く勃
起している。
「まあ あれだけ嫌がられてたのに・・・ここは正直なんですね。うふふ」
メリルが冴木に抱き付くとその巨大な胸が腹部に押し当てられて密着する。さらさ
らとした金色の髪が冴木の胸に当たり、華やかな香水の良い香りが鼻腔をつく。
ここまでされてはさすがの冴木の理性も飛んでしまう。
「胸を触ってくださる?」
冴木は目の前の巨大な乳房に触れる。下からゆっくりと持ち上げてその重量感と触
り心地を確かめる。乳房は夏美のものよりも遥かに大きく、ずっしりとした重みを感
じる。夏美の乳房がふわふわとしたマシュマロのようであるのに対し、メリル姫の
それは水風船のように重く、プリンのようにプルプルと弾力に富んでいた。冴木は
乳房を持ち上げながら真ん中に寄せて深い谷間ができる様を観察する。そうしてか
ら口元を乳房に近づけ、軽くキスを与える。
「あんっ」
メリル姫が小さく可愛らしい声を漏らす。冴木はその声を聞いてスイッチが入った
のか舌でペチャペチャと愛撫を始める。舌で入念に乳首を転がしながら、もう片方
の乳房には手で愛撫を加え、硬くなった乳首を指で軽く弾く。
「ああん、上手ですわ・・・」
冴木は乳房を弄ばれて快感に浸る美しいメリル姫の顔に見とれながら、さらに執拗
に乳房を愛撫する。
メリル姫は冴木の硬くなった男性器を握り、ゆっくりと上下に動かす。
「私の中に挿れてください。」
冴木に一瞬の戸惑いが生じる。
「サエキさまはこういうことは初めてなのですね?私がリードいたしますわ。」
メリルは冴木をベッドに仰向けに寝かせ、自分は冴木の上に跨った。
手で男性器を軽く握りながら自分の膣内へとそれを導いていく。メリル姫の膣内は
先ほどの愛撫で十分な愛液に満たされており、抵抗なくペニスが挿入されていく。
冴木はぐいぐいとペニス全体が締め付けられる初めての快感に酔いしれた。姫が少
し体を動かすとその快感は増大した。メリルがゆっくりと身体を上下させ始めると、
目の前で巨大な胸が躍るようにたぷんたぷんと波打っている。しかし、冴木はその
光景を楽しむ余裕もなく、自分のペニスが今まで経験したことのない快感に包まれ
早くも射精に近づいていることに焦りを覚える。
「あら?もう気持ちよくなりそうですか?気にせずそのまま出してください。」
姫が一定のペースで身体を上下させると、冴木の快感は早いペースで頂上へと登り
つめていく。
「胸を触って・・・」
冴木は騎乗したままのメリルの胸に手を伸ばして愛撫を始める。姫が前に身体を傾
けると巨大な胸の塊が冴木の胸の上にどっかりとのしかかる。冴木は少し頭をもた
げて目の前の二つの乳首を交互に舐めまわす。
「ああん。すごい・・・気持ちいいです。」
メリルは膣内の硬い肉茎を感じながら上体を揺らさずに腰だけを上下させる。
ペニスがぐいぐいと締め付けられ、快感で射精しそうになるがそれを何とか踏みと
どまる。目の前の巨大なバストは姫の動きに合わせて小刻みに踊っている。冴木は
その乳頭部を貪るように舐めまわしながらメリルも十分に感じていることを見て取
る。しかし、突然、メリルの腰の動きが激しくなったかと思うと、ペニスを締め付
ける圧力もぐんと強くなった。冴木は今まで以上の強い快感を受けて一気に射精へ
と導かれる。メリルの膣内に大量の精液が放出された。
「ご、ごめん。」
冴木は短時間の射精をメリルに詫びる。
「謝ることはありませんのよ。サエキさまに気持ちよくなっていただくことが目的
なんですから。ふふっ。」
そういうと姫は冴木から下りて今度は自分がベッドに仰向けとなる。

「今度はサエキさまからいらして・・・」
メリルは巨大すぎて両脇に流れてしまう乳房を両腕で寄せて冴木に差し出すように
する。胸の中央には今まで見たことのない深い谷間が形成されている。
冴木は上から被さり、導かれるがままに勃起したペニスをメリルの秘部に挿入する。
先ほど射精したばかりの肉棒は再び心地よい圧力を受けてまた一層その固さを増加
させる。少し動かすとその圧力が微妙に変化し驚くほどの快感が与えられる。これ
ではまた直ぐに射精してしまいそうだと思った彼はしばらく腰を動かさずに、目の
前にある巨大な乳房をまさぐりはじめる。冴木は舌を使ってその乳房の先端付近を
入念に舐めまわし、乳首を吸って引っ張っては離すを繰り返す。
しばらくして少し落ち着いた冴木は徐々に腰を動かし始める。ペニスにあまり大き
な刺激が加わらないように小刻みにゆっくりとピストン運動を行うと冴木の動きに
合わせて巨大な乳房は皿の上のプリンのようにぷるぷると揺れる。徐々に腰を振る
ストロークと強さを大きくしていくと乳房は上下に大揺れになり、美しい姫は目を
閉じて甘い吐息を漏らし始める。
「あはっ・・・あっ・・・うんっ・・・」
冴木はメリルの大揺れになる胸と可愛らしい喘ぎ声に一気に興奮が高まってしまい、
慌ててピストンを緩める。しかし、時はすでに遅く再びメリルの膣内に熱い精液を
ドクドクと放ってしまった。
射精を終えて身体の力が抜けると自然とメリル姫の身体にのしかかる体勢となり、
冴木の胸板がメリルの柔らかい乳房を押し潰した。冴木は改めて乳房の大きさと柔
らかさを感じた。そのウォータベッドのような心地よい感触に浸っているとペニス
の勃起は収まるどころか再び固さを増し始めるのであった。
「あら、まだ満足なさってないようですね・・・よくばりさんですこと。では次は
後ろから来てください。」
メリル姫は母親が幼子を諭すかのように言った。冴木がペニスを抜くとメリル姫は
大きな胸を腕で抱えながら仰向けからうつ伏せのの体勢になる。そして大きく肉感
的なヒップを冴木に差し出す。本人が大きくてバランスが悪いと言った臀部は確か
に姫の背丈を考えると大きすぎるように見えた。幅や厚みは男の冴木よりもあり、
脂肪をみちみと蓄え柔らかそうである。サイズはゆうに100センチを超えている
であろう。
冴木はその豊かな臀部に屹立したペニスを突き入れる。心地よい圧力を受けながら
先ほどよりも深く挿入される。四つん這いになった姫の腰のくびれたところを手で
掴み、ゆっくりと前後に動かす。
「あんっ・・・」
適度な脂肪の層で包まれた腰はむにむにと柔らかく触り心地がよい。ペニスは窮屈
な膣内でぐいぐいと圧力を受け、奥まで突き入れるとぞくぞくとした快感が得られる。
メリルの豊かな丸いヒップは柔らかさと適度な弾力を兼ね備えており、冴木の下腹
部に押し付けられてゴムまりのように形を変え、離れると元に戻るを繰り返えしてい
る。
「あんっ・・・あっ・・・あん・・・」
冴木は徐々にピストンの速度を上げていく。姫の臀部は激しく打ち付けられてその
音が部屋にこだまする。後ろから激しく深く突かれてかなり感じているようで、四
つん這いから上半身が下がって尻を突き出す体勢となり、先ほどよりも一層大きな
喘ぎ声を漏らしている。
「いやぁ・・・ああんっ・・・・・・」
姫は徐々に絶頂に向かいつつあったが、冴木にはもう持ちこたえる余裕はなかった。
何とか限界まで射精を我慢したあと、ペニスを一番奥まで突き入れて思いきり精を
放つ。腰を持つ手の力が緩んだかと思うと、冴木はそのまま姫にのしかかるように
して崩れた。
三度の射精を終えて冴木は力を使い果たしへとへとになった。
「サエキさま・・・ありがとうございました。私を淫らな女と思わないでください。
リムナスの王女は成人すると殿方を喜ばせるための性技の修行を行うのです。もちろ
ん将来の伴侶となる殿方のためにですけれど。」
先ほどまであれほど乱れていたメリル姫は何事もなかったかのように衣装をまとい
ベッドに横たわる冴木に微笑みを残してするりと部屋を出ていったのであった。