パラレルな二人

ブラン 作
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夏は嫌いだ。暑いし、なんたって水泳の授業がある。そもそも何で水泳の授業
なんて必要なのだろうか、普段の生活で水泳なんて必要ないのに。
胸のない私にとっては地獄以外のなにものでもない。クラスの女子達は自慢げ
に成長した肢体を見せつける。中身は大して成長してないくせに。

「カナ?どうしたの。ひとりでぶつぶつ言って。」

「ん?ううん、なんでもないわ、ミサ。」

ふぅ、だめだめ、心の中で思ってたことが口から出てたみたいだわ。しかし、
この子、私の隣に来ないで欲しいわ。横に並ばれると私の貧乳度合が際だつ
じゃない。最近また大きくなったわね。Fカップ、いやGはいってるかも。自慢
げに胸を突き出しよって腹が立つわ。

「準備体操を始めまーす。隣と当たらないくらいに広がってくださーい。」

ああ、もう早く終わらないかなぁ、この授業。また男子達がミサの巨乳をじろ
じろ見てるわ。まぁ、あれだけ揺れりゃ誰だって目が行くけど。わたしも揺れ
るくらいムネがあれば・・・じゃなくて。

「おい、見ろよ。坂木ミサの胸。またでっかくなったんじゃないか?スクール
水着がかわいそうなくらい引き伸ばされてやがる。」
「ああ、学年で、いや全校で一番かもな。」

まったく、ミサに聞こえてるっていうの。男ってホントにデリカシーがないわ
ね。

「西野も細い割りに胸はなかなか・・・」
「そうだな。制服の上からじゃわかりにくい隠れ巨乳ってタイプだな」

どいつもこいつも巨乳巨乳って騒いで。少しは恵まれない者にも気をつかえっ
ての!

「それにしても、小島カナは変わらねぇよな。」
「ああ、高校3年であれだけのまな板ってのも逆に珍しくないか?」
「それなりにニーズがあったりしてな。」

むきーっ!!あ、あいつら!失礼な!ちゃんと聞こえとるっちゅうねん!ア
ホ!ボケ。
私だってマッサージしたりサプリメントを試したり努力してるのに一向に大き
くならないんだもん。
高3でこれってもうあきらめるしかないのかな・・・いやっ、もう、こうなっ
たら最終手段に頼るしかないわね。
学校一の変わり者、いえ、世界一かもしれないけど、頭が切れることだけは間
違いがない科学部顧問の秋山桜子先生。先生ならきっと相談にのってくれるは
ずだわ。


そういうわけで私、小島カナは科学部顧問の秋山桜子の秘密の研究室にやって
きたわけ。桜子先生は自称“天才科学者”で科学部の部室の地下にある研究室
で日夜研究に励んでいるの。過去に爆発事故を3回起こして警察沙汰になった
から、普段、桜子の研究室に近寄る者はほとんどいないわ。今日も研究棟には
先生以外に誰もいないみたい。

「桜子先生〜、お願いがあるんですけど!」

「あら小島さん、こんにちは。どうしたの?」

「恥を忍んで言うんですけど・・・、胸を大きくする薬を作ってほしいの!」

「ぷっ(笑)、くくくっ。」

「あーひどい!笑うなんて!」

「ごめん、ごめん。小島さんでも悩み事があるなんて、意外だったから。」

「しっつれいね!私だって悩みごとの一つや二つあります!やっぱ先生に相談
したのが間違いだったわ。」

「相談してくれるのは教師としてこの上ない喜びだけど、私、科学者だから薬
の調合なんてできないわよ。」

やっぱり桜子先生に頼ろうと考えた私が悪かったと思ったわ。

「それより、世の中には小さい胸が好きな人だって結構いるんだから、そんな
に気にすることじゃないと思うわ。」

「先生は胸に困ってないからそんな勝手なこと言えるんです!」

桜子先生はスレンダーな割りに胸は大きくて白衣の上からでも十分に膨らみが
わかるくらいなの。EかFカップくらいかしら?私もそれくらいあればなぁと思
う。
私が回れ右をして研究室から出ようとしたとき、桜子先生は何かひらめいたの
か手を打ち合わせた音が聞こえた。

「うーん、じゃあこういうのはどうかしら?そこにある次元転送装置で“小島
さんが巨乳になってる世界”に行ってみる?」

先生が何を言ったのか一瞬よく理解できなかった。
桜子が指差す方向を見てみると電線がたくさんつながれた電話ボックスのよう
な箱が置いてあったの。

「じげん転送装置・・・?そこにある試着室みたいな箱のこと?」

先生はさもありげにこっくりとうなずいた。

「今までの人生を歩んできた道の途中でもしあのとき別の道を選んでいた
ら?って思ったことあるよね。重大な選択だけでなくて些細なことも数えると
無数の人生を選べたってことなの。その別の人生のことをパラレルワールドっ
て言うの。小島さんは17歳だから、だいたい1億通りのパラレルワールドが
存在すると思っていいわ。」

「へーえ」

「そのパラレルワールドのうちの1つを選んでその世界に運んでくれるのが、
この次元転送装置なの。現在、特許出願中よ。」

「見た目はイマイチだけど、すごい装置なのね。・・・はっ、ていうか先生、
私を実験体にしようと思ってるわね!?お断りします!!」

桜子先生は実験の失敗で数々のトラブルを巻き起こして全校にその名が知られ
ている。私だってまっ黒焦げになるのは嫌だ。

「だ、大丈夫だって。動物実験では何度か成功してるのよ・・・。今のとこ
100%。さあ、あなたが記念すべき大発明の第一号体験者になれるのよ。」

「ちょ、ちょっとまって。第一、私自身が巨乳になれるわけじゃないし!」

「たしかにそうだけど、向こうの世界の小島カナに巨乳になった秘訣なんかを
聞いてくればいいじゃない?ねっ?」

「ふーん。なるほど。」

桜子先生はスリープになっている操作盤を叩いて、操作画面らしき画面が立ち
上げると、カタカタと文字を打ち込み始めたの。

「“小島カナ”で検索したら、99,253,210件のパラレルワールドが
ヒットしたわ。ほうら、ほぼ1億ね。次は“小島カナ+巨乳”で検索する
と・・・」

先生は操作画面を私に説明しながら検索結果を待っている。

「82件か・・・がくっと数が減るわねぇ。やっぱり胸には縁がないみたい
ね・・・。まぁ、でも82個のパラレルワールドで巨乳の小島カナが存在して
るってことなのよ。ねぇ、ほら行ってみる価値ありじゃない?」

「巨乳ってどれくらいのサイズなのかな・・・」

「うーん、そこまでは実際に行ってみないとわからないわ。できるだけ大きい
方がいいわよね・・・」

先生はさらに操作盤に文字を打ち込んでいる。

「じゃあ・・・。さらにキーワードを変えて、“小島カナ+超巨乳”ってして
みましょう。」

桜子が検索キーをたたくと、画面には“1件”と結果が表示されていた。

「1件あるわよ。どう?超巨乳ちゃんの小島カナに会って見たくない?」

私は桜子に半ばそそのかされながら、次元転送装置の中に足を踏み入れること
になった。不安げな面持ちの私をよそに先生は実験ができると息巻いているよ
うだった。

「じゃあ、始めるわよ♪」

先生が電気のブレーカーを上げて電源スイッチを押すと地響きのような音が鳴
り響き始めた。

「いくわよ!トランスポート(転送)!」

・・・・・・・・・・・・・・・・
私は一瞬めまいのような感覚を覚えてよろめいた。地響きのような音は鳴りや
み、辺りは静かになっていた。目の前には今までと同じ風景が広がっているん
だけど、桜子先生も自分を転送したはずの次元転送装置も消え去っていた。

「違う世界にきたってことなの?」

私はだれもいない研究室でつぶやいてみた。放課後の学校にほとんど生徒はお
らず、職員室の方を眺めると何人かの先生達が仕事に追われている様子が目に
入ったけど、そこに桜子先生はいないみたいだった。

「成功したの?どうなの?もう、全く、桜子先生ってば!どこにいったんだ
ろ??」

少し待ってみたが先生は現れず、仕方なく私は家に帰ることにした。



「ただいまー!」

自宅の玄関のドアを開けて中に入ると、玄関には同じ制服を着た同じくらいの
背格好の女生徒が立っていた。

(どんっ!)

私はまさかドアを開けてすぐのところに誰かが立っていると思わなかったの
で、その女生徒の背後から突き飛ばしてしまった。

「ちょ、ちょっと。何するのよ!?」

その女生徒は押されて前につんのめって手を着いていた。自分を後ろから押し
た私の方を振り返ってキッと顔を睨んだ。
信じられないことにその子は私と全く同じ顔をしていた。

「きゃあぁぁぁ!!!あんただれよ!!」

同じ顔の女生徒はあまりの驚きにその場から動けなくなっている。

「ご、ごめん。急にぶつかって・・・。じつは私、別の世界から来た小島カナ
なの。」

「そんな馬鹿な!!私のそっくりさんがいる・・・」

驚きのあまり玄関にへたり込んでいるもう一人のカナを眺めると、彼女の胸元
が異様なくらい大きく膨らんでいることがわかった。

「で、でかいっ・・・。やっぱり、来てたんだわ別の世界に・・・桜子先生の
実験は成功していた。」

「桜子先生の仕業?まったく、あの人って人をモルモットかなにかのように
思ってるから・・・一体どんな仕掛けになってるわけ?」

こちらの世界でも天才科学者の悪評ぶりは変わらないらしかった。


「カナちゃん、かえってるの?」

遠くキッチンの方から母親の呼ぶ声が聞こえた。

「やばっ、ややこしいことになったらやだから。とりあえず部屋にいくよ!」

私はもう一人のカナと慌てて階段を上がり、自分たちの部屋に入った。


部屋はいつもの私の部屋と何も変わったところはない。
私は改めてこちらの世界のカナに秋山先生の装置でこちらの世界へ来たことを
説明した。

「ふーん。なるほど。貧乳でなやんでねぇ。確かに、同じDNAとは思えないく
らいの貧乳ぶり。」

巨乳のカナはまじまじと私の平らな胸元を見た。胸はAカップでも余裕がある
くらいであり、パッドの助けを借りてわずかでも膨らみがあるように見せてあ
る。

「う、うるさい!貧乳、貧乳っていうな!それより、そっちはいくつあるの
よ?」

巨乳のカナを見るとその膨らみは服の中にバレーボールを2つ入れてるんじゃ
ないかというくらい前に張り出していた。巨乳っていうレベルを遥かに超えて
いる。さすがに1億分の1の超巨乳だわ。

「サイズ?・・・最近きちんと測ってないんだけど、たぶん120くらいだと
思う。」

超巨乳のカナは事もなげにサイズを言った。

「ひゃ、ひゃくにじゅっセンチぃぃ!?ありえないわ!こんなおっぱい見たこ
とない。いつから大きくなってきたの?」

私は遠慮なくその膨らみを指でぽよんぽよんと押してみた。水風船のように中
が詰まっている。

「大きくなり始めたのは小学4年のときだったかな・・・」

「その頃までにあなたと私に何らかの違いが生じていたってことね。そ
の・・・、ムネが大きくなるように何かしていたとか?」

「ううん。そんなことまったく考えてなかった。気がついたら大きくなって
たって感じ。スポブラに収まらなくなって、ママと一緒にデパートに下着を合
わせてもらいにいったら、Eカップあったの。」

「初ブラがEカップか・・・凄まじいわね。どこで私は人生の選択肢を間違え
たのかしら。私なんか小学生の頃からサイズが変わらないっていうの
に・・・。今のサイズになったのはいつ頃なの?」

「いつ頃っていうか、まだ今でも大きくなってる・・・。」

「ええーっ!まだ大きく?」

「そうなの。いい加減止まってくれないと服もブラも追いつかなくて困る
よぉ・・・。」

彼女の話によれば、半年にワンサイズのペースで大きくなっているという。中
学1年で既にGカップに達した胸はH,I,J,Kと成長を続け、高校生に
なってからは既製品のブラジャーでは収まらなくなり特注で作っているらし
い。その特注ブラもすぐに小さくなるので何度か作り変えているんだって。


「私はあなたみたいなコンパクトな胸に憧れるわ。人にじろじろ見られたりし
ないし、好きな洋服も着られるでしょ?」

「大きなおっぱいも意外と苦労あるのね。」

「見てくれる?」

そういってもう一人のカナは制服の上を脱いでブラ姿になった。ブラはかなり
大きいのに彼女の胸を全部カバーできてなくて余った乳肉がカップから溢れ
ちゃっている。

「すごい・・・」

彼女は背中に手をまわして4段になっているブラのホックを外すと拘束を解か
れたバストが一段と大きさを増したように見える。

「このブラも3ヵ月前に特注で作ったものなの・・・。そろそろ限界かなぁ。
はぁ。」

私は頭にすっぽり被れそうなほどの巨大なブラジャーに驚いた。おっぱいはそ
れぞれバレーボールより大きいくらいのサイズ、でもきれいな形をしていて思
わず見とれてしまう。

「わー、ステキ。おっきいけど全然垂れてないのね。私なんか・・・」

私も恥を忍んで制服を脱いでブラ姿になった。本当はブラなんて着けなくても
いいくらい私の胸には膨らみがない。正直なところAカップでも余っているく
らい。
私はホックを外してブラを取った。胸の先端が少しぷっくり突き出しているほ
かは膨らみは全くない。

「あなたの胸、少し分けてほしいわ」

「でも、いいじゃない軽そうで」

彼女はまじまじと私の胸を見つめていた。そう見つめられると恥ずかしくなっ
てくる。
彼女の大きな胸はどーんと前に突き出して私の目と鼻の先にある。

「ねぇ ちょっと触っていい?」

「えっ?」

私は彼女の返事を聞くよりも早くその豊かな胸に手を当てていた。

「(ぱふぱふ ぼよん ぽよん)わー、柔らかくて気持ちいい」

彼女の乳房は柔らかく、温かくて、ずっしりと重かった。私が手のひらで押す
と歪んでぽよんと形を変える。その心地よい感触をずっと味わっていたいと
思ってしまう。

「あはっ、こ、こら、くすぐったいって」

「男の人が夢中になっちゃうのもわかるわね。 ねぇ、彼氏はいるんで
しょ?」

「いないわよ・・・」

「本当に?」

「だって言い寄ってくる男は胸目当てのバカばっかりなんだもん。」

私は彼女がそれほど拒まないことをいいことに巨大なおっぱいを揉み続けてい
た。

「も、もう。いつまでそうやって触ってるつもり?」

私ははっと我に返って手を乳房から離した。急に手を離された乳房はぼよんと
揺れた。

「それにしても・・・あなたはこの胸が素敵っていうし。私はあなたの小さな
胸に憧れる。皮肉なものね。」

彼女は両手を差し出した。私の胸に触れてくるのかと思ったがそうではなく私
の肩を抱いて抱擁する。大きな乳房が私の胸に当たる。彼女の胸は私との間で
苦しそうにむにゅっとひしゃげた。
その時だった。
私は目の前が光で真っ白になったような感覚を覚えて立ちくらんだ。彼女も同
じだった。二人は目が眩んだかのようによろめいて部屋の床にどすんと尻餅を
ついた。

「きゃあっ!!」
「な、なんなの?今の?」

私は何が起こったのか理解できなかった。一瞬、パラレルワールドから引き戻
されたのかと思ったがそうではない。目の前にはもう一人のリナがいるから
だ。

「あー、びっくりした・・・」

私は急に身体がずっしりと重くなったことに気がついた。

「大丈夫だった?」

「だ、大丈夫じゃないわよ。これを見て!」

目の前のリナは胸に手を当てている。その胸はまったくの平らになっている。

「ええっ、なに?」

私は自分の胸元を見下ろす。するととんでもなく大きなおっぱいがそこに居
座っていた。

「うそっ!どういうこと?ムネが入れ替わっちゃったわけ?」

「どうやらそうみたい・・・」

「でもどうしてこんなことに?」

「わからないわ。私とあなたがお互いの胸の入れ替わりを願ったからかし
ら?」

「願ったって?あなた、そんな平らな胸がいいの?」

「もちろんよっ!身体がすっごく軽いし。ジャンプしても胸が揺れないなん
て!それより、あなたこそそんな胸でいいの?重いし、人からじろじろ見られ
るし・・・」

「いいっ、いいに決まってるわよ。このおっぱいがあれば男の子たちの視線は
釘づけよね?もう誰にもバカにさせないんだから。」

私はその大きな胸を両腕で抱えてむぎゅっと真ん中に寄せて深い谷間を作っ
た。その辺のグラビアアイドルとは比べ物にならないくらいの破壊力。

そのとき、けたたましく大きな音が鳴った。桜子先生に付けさせられた腕時計
式のアラームウォッチが。

(ビーッ!ビーッ!)

何かあったときに私を現実世界に戻すための装置だと先生は言っていた。これ
が鳴ったということは私は1分以内にこのパラレルワールドから消えて現実世
界に戻ってしまう。

「ああっ!どうしよう、元の世界に戻されるみたい・・・」

「もっとゆっくりしていけばいいのに・・・」

「私の意思じゃないの。桜子先生が呼んでいるみたい・・・。それより胸が入
れ替わったままだけどどうする?」

「わたしはこのままでいいわよ!」

「じゃあ、決まりね。また、近いうちに来るから!」

私がもう一人のカナに別れを告げたとたんまためまいのような感覚を覚えてよ
ろめいた。そしてふと目を開けると辺りの風景が変わっていた。

・・・・・・・・・・・・・

「ここは?」

桜子先生の次元転送装置の中。電話ボックスのような四角い箱の中に私は立っ
ていた。
装置の扉が開いて桜子先生が心配そうな顔を覗かせた。

「小島さん!大丈夫だった?腕時計のセンサーが大きなエネルギー反応を感知
したから慌ててこっちの世界に引き戻したの。何ともない?」

「はい。何ともないです。」

「ふぅ、マジであせったわ・・・」

「あ、たぶんもう一人のカナと抱き合ったときにピカッと光ってお互いのムネ
が入れ替わっちゃったからそのせいですね?」

「何が入れ替わったって?」

「だから、胸が・・・あれっ?」

私は胸元を見下ろした。とんでもなく大きなおっぱいの山は無くなっており、
見慣れた平らな胸に戻っていた。

「えええっ!そ、そんなぁ!」

「パラレルワールドの行きと帰りで質量の増減は許されないわ。質量保存の法
則って授業で教えたでしょう?」

私はがっくりと肩を落とすしかなかった。

「それで・・・巨乳になるコツは教えてもらってきたの?」

「えっ?それならもういいんです・・・今から地道に努力をしたってどうせど
うにもならないし。それより・・・」

「それより何?」

「今度は私がちょーハンサムな彼氏と付き合ってるパラレルワールドに転送し
てほしいんです!」

秋山桜子先生は大きなため息をついた。

「ちゃんと現実を見なさ〜い!」

おわり