超乳昔ばなし ももたろう その8

ブラン 作
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あやめ、ききょう、さくらの三人が活躍する横で、青鬼を相手に苦戦している
のが桃子でした。桃子の放つ剣は青鬼にひらりひらりとかわされてしまいま
す。ほかの鬼より格段に素早く、力も強い青鬼に桃子一人の力では太刀打ちで
きないようです。

「桃子!加勢するわよ!」

下っ端の鬼たちを片付けた三人が桃子に加勢しました。

「超乳砲弾!!」

あやめは一気に加速し、自らが弾丸のようになって青鬼めがけて体当たりしま
す。しかし、青鬼は両腕を交差させて防御の体勢を取り、超乳砲弾の衝撃を受
け止めます。

「超乳打撃!!」

ききょうは振りかぶってから巨大な乳房を青鬼にぶつけようとしますがこれは
ひらりとかわされてしまいます。

「超乳重圧!!」

さくらは高く飛び上がり、巨大乳を青鬼の真上から落下させようとしますがこ
れもひらりとかわします。

「ぐわっはっはっ!遅い、遅いわっ!」

青鬼は四人を前に高笑いをしています。四人の攻撃は全く通じないようです。
困っている桃子にあやめが言いました。

「桃子さん、青鬼はわたしの攻撃だけは避けきれずに受け止めました。私の素
早さならなんとかできるかもしれません。お願いです。私にもう一つきびだん
ごをもらえないでしょうか?」

桃子は確かにあやめの言う通り速度だけなら青鬼に匹敵するものがあると思い
ました。桃子は腰の袋からきびだんごを一つ取り出してあやめに渡しました。

「どうするつもり?」

「見ていてください。」

あやめはきびだんごを口に放り込み、超乳砲弾の構えをとりました。
両手を前で組み合わせ、乳房をぎゅっと抱え込むようにしています。
むくむくと胸が大きくなるのを腕の力で無理やり押さえ込んでいるようです。

「必殺!超々乳砲弾!!」

あやめは胸を抱えながら青鬼めがけて一気に加速します。
青鬼は再び防御の構えを取り、これを堪えようとします。
青鬼にぶつかるその瞬間でした。あやめは前で組み合わせていた手を放したの
です。

(ボイーーーーン)

両腕で拘束されていた乳房が一気に大きく膨らみます。一瞬、青鬼の大きな体
があやめの乳房に取り込まれたかのように見えました。しかし、次の瞬間、青
鬼は巨大化した乳房に弾かれ、ものすごい速度で吹っ飛ばされました。

(バヒューーーン!!ドゴォーーン!)

青鬼は屋敷の壁を突き破ってどこか遠くまで飛んで行きました。

「やったあ!」
「すっごーい!あやめちゃん!」
「おっぱいを一気に膨らませるなんて、凄いこと考えるわね・・・」

桃子、ききょう、さくらの三人は青鬼が飛んでいった方向を眺めています。

「みんな、ちょ、ちょっと助けてぇ・・・」

三人が見るとあやめは巨大化した自分の乳房の下敷きになって身動きが取れま
せん。
青鬼を弾いた反動であやめは後ろに倒れ、自分の乳房がのしかかってきたのです。

「で、でかい・・・」
「ものすごいおっぱいになったわね。」
「大丈夫?あやめちゃん?」

あやめは三人に助けてもらって身体を起こしました。

「立ち上れる?」

桃子が心配そうにあやめの様子を伺います。

「立てます。でも・・・おっぱいが重すぎてここから動けないんです・・・」

あやめの乳房は大きくなりすぎて地面に付くほどになってしまいました。これ
では素早い動きはおろか、歩くこともままなりません。残念ながらあやめは戦
線を離脱し、ここでみんなを待つことになりました。