超乳昔ばなし ももたろう その9

ブラン 作
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桃子はあやめを置いてききょうとさくらの三人で赤鬼を追います。
赤鬼が出ていった広間の奥の扉を開けるとそこは階段が続いていました。階段
を駆け上がるとそこにはまた大きな広間がありました。
広間の反対側に赤鬼の姿が見えます。

「赤鬼!待ちなさい!」

「ふはははは!青鬼を倒すとは少しは骨のある娘たちのようだな!しかし、お
姉ちゃんたちもここで終わりだ。」

赤鬼がしゃべり終えると同時に地響きのような低い音が辺りに鳴り響き始めま
した。

(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・)

広間の奥にある大きな扉がゆっくりと開いているのです。桃子はその奥にある
ものが何かとんでもない邪悪な気を発しているのを感じ取りました。
扉が完全に開くと中からとてつもなく大きな生き物がのっしりと出てきました。

「黄鬼よ。あいつらを片付けるのだ!!」

黄鬼と呼ばれた鬼はほかの鬼とは比べ物にならない大きな体をしています。

(ズシン、ズシン・・・)

黄鬼が歩くたびに体が浮き上がるほどの地響きがします。

「な、なんという大きさ・・・」
「あんなのに勝てる訳ないじゃない!?」
「一体どうしたらいいのよ!?」

黄鬼は桃子たちの軽く五倍以上の背丈があるのです。三人は途方に暮れてしま
いました。

「がははははっ、さすがにビビったみたいだな!どうだ、ここでおとなしく降
参するなら許してやろう。」


「す、するわけないでしょ!」

「威勢だけは一人前のようだな。黄鬼のとんでもない力にせいぜい震え上がる
んだな。もう一ついいことを教えてやろう。この広間の壁や天井はすべて鋼鉄
でできている。お前たちにもう逃げ道はない。黄鬼、かかれっ!」

赤鬼は黄鬼に命令を与えると自分は重い鋼鉄の扉を開け、高笑いを響かせなが
ら広間を出ていきました。黄鬼はズシン、ズシンと足音を響かせながら桃子た
ちに襲いかかってきます。そして大きなこぶしを振り上げたかと思うと、轟音
とともに振り下ろします。

(ボゴーーーン!!)

攻撃は空振りに終わりましたが鋼鉄製の床がへこみました。

「な、なんて馬鹿力なの?」
「あれを食らったらひとたまりもないわ・・・」
「木っ端みじんね。」

桃子たち三人は山のような大きさの黄鬼を攻めあぐねています。
跳躍力に自信のあるさくらが壁を蹴って飛び上がり、黄鬼の後頭部に蹴りを食
らわせます。しかし、黄鬼にはまったく効きません。
そうしている間にも黄鬼は凄まじい勢いで拳を振り下ろしてきます。

(ボゴーーーン!!)

「私とききょうは攻撃が届かないわ。なんとかあいつを転ばせられないかなぁ・・・」

三人は示し合わせて、黄鬼の右足に攻撃を集中させます。さすがの黄鬼もバラ
ンスを崩してしまいもんどりうって倒れます。

(ズシーーーン!)

「今よ!」

転んだところに一気に攻撃を浴びせます。
桃子は剣で素早く何度も切り付けますが、黄鬼の固い皮膚に全く歯が立ちません。
ききょうは大きく振りかぶって黄鬼の頭に得意の超乳打撃を食らわせます。し
かし、黄鬼は平然としています。
さくらは再び壁を蹴って高いところから顔面に超乳重圧を落としました。しか
し、これも大して効いているようにはみえません。
やがて黄鬼は立ち上がり桃子たちに襲いかかり始めました。

「攻撃が全く効かないわ!」
「どうすればいいのよ。」
「このままじゃいつかはやられちゃう・・・」

三人は途方にくれてしまいました。

「桃子さん!私に一つきびだんごをくれませんか?」

そういったのはさくらでした。

「さくらさん、どうするつもり?」

「先ほどの、超乳重圧ですこし考えが浮かんだんです。桃子さんとききょうは
もう一度、あの鬼を転ばせてくれませんか?」

「わかったわ。」

桃子は心配ながらもさくらにきびだんごをわたしました。
そして、桃子とききょうは協力して黄鬼の足をねらいまた転ばせることに成功
しました。

(ズシーーーン!)

「今だ!」

さくらはきびだんごを口に放り込んでから、壁を蹴って飛び上がりました。

「いくわよっ!!超々乳重圧!!」

さくらは宙を舞っていますが、その乳房はみるみるうちに大きくなっています。

(むくむくむくむく)

さくらは起き上がろうとしている黄鬼の首元から顔面付近に特大の超乳重圧を
落としました。

(どっっしーーーーん!!!)

屋敷全体を揺らすような地響きが辺りに響きました。さくらの身体は大きく
なった乳房の上にあります。そして巨大な乳房が黄鬼の顔面を完全に被い尽く
しています。黄鬼は苦しいのか足をじたばたとさせています。そして必死に乳
房の下から逃げ出そうとしています。

「桃子さん!きびだんごをもう一つください!」

「わかったわ!」

桃子はきびだんごをもう一つ取り出してさくらに向かって投げました。さくら
はそれをうまく受け取ってすぐさま口に入れました。

「このまま、おとなしくしなさい!!」

さくらは乳房の下敷きになっている黄鬼に向かって叫びました。

(むくっ、むくむくむくむくむくむくむく・・・)

さくらの乳房はさらに容積を増し、黄鬼の上半身を全て覆い尽くします。乳房
の重みもどんどんと増していきます。
黄鬼はむごむごと呻き声を漏らしながら足をじたばたさせています。
やがて、乳房が広い広間の端と端まで到達してその膨張を止めたとき、黄鬼の
呻き声は聞こえなくなり、足も動かなくなりました。

「やったわ!黄鬼をやっつけたわよ!」
「相当な重さよね。これじゃ助からないか。」
「山のようなおっぱいですね・・・天井にくっつきそう」

桃子とききょうはさくらの方を見上げます。しかし、さくらは二つの巨大は乳
房の頂にいるのでその姿は見えません。

「さくらさん?大丈夫?」

桃子が心配そうにさくらに向かって叫びます。さくらが答えました。

「大丈夫です。でも、どうしましょう・・・この胸。」

さくらの身体は二つの球体の上にあり、手足をばたばたさせてみてもどうにも
なりません。
残念ながらさくらも戦線を離脱し、ここでみんなを待つことになりました。