美容室のお姉さん 10

ブラン 作
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それからしばらく僕はお姉さんの家に移り住むということについて少し考え
た。
一緒の時間が増えるのでやりたい放題エッチなことができそうだけど、気にか
かるのはさやかちゃんの存在だった。自分より9歳も年上の男が同じ屋根の下
に住むことを何て思うだろうか?今のところは適度な関係を保っているけれ
ど、何かの拍子に壊れてしまうかもしれない。何といっても僕とお姉さんに男
女の関係があることを知ったら大きなショックを受けるだろう。
でも、みゆきさんの特大のおっぱいの虜になっている僕には行かないという選
択肢はなかった。それは直感的にわかっていたことだった。

結局、僕は申し出を受け入れてお姉さんの家に住み込むことになった。
新しい年度になったタイミングで今の下宿を引き払い、荷物をお姉さん家の二
階の部屋へと運び込んだ。僕の部屋は大きな古い民家の2階になった。階段を
上がって右手がさやかちゃんの部屋になるが、その並びの奥の部屋だった。
僕が一緒に暮らすことについてさやかちゃんは賛成とも反対とも何も言わな
かった。もし反対ならばお姉さんに言っているだろう。

さやかちゃんは不思議な女の子だ。
二年生になってその美少女ぶりには磨きがかかっている。髪は以前よりもかな
りショートになっていてボーイッシュな感じに変身しているのだが、それがま
た彼女のかわいらしい顔を引き立てている。顔にはまだあどけないところがあ
るが、たまにドキッとするような大人の表情を見せることもある。クラスにこ
んな可愛い娘がいたらすぐに恋に落ちてしまっただろう。
そしてその胸元はまた一段と成長した。
普段はそれをなるべく目立たせないようにだぶっとした服を着ているのだがそ
れで隠し通せる胸のサイズではなかった。少し腕を振っただけでもそれはゆさ
ゆさと揺れ、勉強中は机の縁にぶつかって柔らかそうに押し潰される。ショー
トカットに大人顔負けの爆乳の組み合わせは反則技と言っていいだろう。僕は
相変わらずそこに目が行ってしまいそうになるのを必死で我慢しないといけな
かった。

僕の部屋は8畳の和室で、天井は広く、窓からは広大な田舎の田んぼと果樹園
が見えた。周りにはぽつぽつとしか家がなかった。典型的な田舎の光景であ
る。本を読んだり、勉強したりするのにこれ以上優れた環境はないだろう。
僕はベッドと机、小さなテーブル、本棚、テレビを運び入れた。
畳のいい匂いが鼻腔を刺激し、僕はいつしか眠りに落ちていた。
お姉さんに起こされたとき、もう辺りは完全に日が落ち真っ暗になっていた。
うっかり眠ってしまったことを二人に詫びて、食卓に着いた。
僕の引っ越し祝いに手巻き寿司が準備されていた。
それとともにテーブルの正面には母娘二人とその巨大なおっぱいが並んでい
た。この光景が毎日見られるのだと思うと感動的だったが、正直目のやり場に
困ってしまった。
二人を見比べてみるとお姉さんの方がまだまだ数段大きい。ドッジボールとバ
スケットボールといった感じだろうか。二人ともいったい何センチ、何カップ
あるのだろう?前から気になっているところだが、これから知れるチャンスも
あるに違いない。

食事が終わってコーヒーを飲んだ後、僕が一番に風呂に入った。杉か檜か知ら
ないが大きな木製の風呂だった。旅館の風呂とまではいかないがゆったりと湯
に浸かり今日一日の引っ越しの疲れをとることができた。
この広さならお姉さんといろいろエロいことができそうだなどと考えていたら
ペニスがむくむくと大きく硬くなってしまった。収めようにもお姉さんの爆乳
がちらついて収まらない。このままでは部屋着のズボンは大きなテントを張っ
てしまうだろう。

「浜口くーん。バスタオル置いておくわよー。」

脱衣所からのお姉さんの声に僕はびくっとした。曇りガラスにお姉さんのシル
エットが映っていた。

「ありがとうございます。」

ふう。お姉さんならまだしもさやかちゃんにこの勃起を見られたら大変だ。
完全に嫌われるだろう。よく考えれば部屋が隣なのでエロDVDで一人エッチ
なんかも気軽にはできない。ここでの生活は楽しい反面、いろいろと制限があ
りそうだ。

お姉さんは風呂上りに僕にすっぴんの顔を見られるのを恥ずかしがっていた。
化粧を落としたお姉さんは少し子供っぽく見えたが、自然な感じがまた美し
かった。
風呂上りはブラを付けていないのだろう。だぶっと緩い部屋着の中で大きな胸
がプルンプルンと揺れるのがわかる。そんなことに気が付くとまた股間のもの
がむくむくと頭をもたげてくる。いかん、いかん!
僕は気を反らすため流れていたテレビ番組についてあれやこれやと意見を付けた。
お姉さんはバラエティ番組でけらけらと楽しく笑っていた。僕も笑ったが、さ
やかちゃんはほとんど表情を変えなかった。母娘でこうも性格が違うものかと
改めて思った。

さやかちゃんが風呂に入ってしまうと、お姉さんと二人になった。
僕は近づいてキスをした。

「もう、だめよ。この家、結構音が響くんだから。」

お姉さんは小声で僕をたしなめた。しばらく無言のまま二人でテレビを見る。
お姉さんの大きな胸の膨らみが気になって仕方がなかった。

さやかちゃんが風呂から上がってくると僕の前を通り、冷蔵庫からお茶を出し
てコップに注ぎそれをごくごくと飲んだ。部屋着からパジャマに替わっている
のだが、その胸元はボタンが弾け飛びそうなほど引っ張られている。サイズが
合わないのに無理に止めているようだ。中学生とはいえどそのバストは普通の
大人以上の豊かさなのだから、これはまた目のやり場に困る。


その夜、僕は夢をみた。
環境が変わったからか、夕方眠ってしまったからか寝付いたのはかなり真夜中
になってからだった。夢に出てきたのはお姉さんではなくさやかちゃんの方
だった。
僕は目の前に彼女が立っているのに気が付いた。
彼女は無表情のままパツパツになっているパジャマのボタンを上から一つずつ
外し始めた。サイズの合わないパジャマから解放された柔肉が溢れるようにせ
り出す。その状況に僕は戸惑い焦ってしまう。でもパジャマから覗く白い乳房
に目が離せなくなっている。
ボタンをすべて外すと彼女はその上着をするりと脱いだ。
大きい……。そしてなんてきれいなんだろう。
どちらかといえば小柄で華奢な方に入る彼女だが、胸だけがアンバランスに突
出して不自然なくらい大きかった。触ってみたい……。
そう思ったが、彼女はみゆきさんの娘でまだ中学生なんだという自制が働く。

彼女は少しも表情を変えず裸の胸を晒したまま僕に近づいてくる。
僕の身体は金縛りにあったかのようにピクリとも動かず一切声も出なかった。
ふと自分がベッドの上で全裸になっていることに気付く。
さやかちゃんが僕の足元の方から覆いかぶさってきて、ゆっくりと二つの乳房
を僕の股間の辺りに降ろした。
大きく白い乳房がひしゃげ、僕の下腹部に柔らかく暖かい重みが加わる。

(むぎゅうううううう………)

乳房をのせられて、僕のペニスは直ぐにむくむくと膨張しありえないほど硬く
なった。なんて柔らかいんだろう……。
二つの乳房は僕のペニスを覆い隠すのに十分な大きさだった。さやかちゃんは
それを谷間へと導き、左右から手で挟み込んで圧力を加えた。
僕の表情を確認するように上目使いでこっちを見ている。そして彼女の口元が
少し緩んだかと思ったのと同時に両手でペニスを挟み込んだ胸を上下し始め
た。
うおっ、すげっ。き、気持ちいい。
さやかちゃんは一定のリズムで胸を上下させる。大きな胸が揺れながら様々に
かたちを変える。お姉さんのようなテクニックはないがそれが逆に僕の興奮を
高めるのだ。
彼女の息づかいが聞こえる。大きな胸を上下させるのにかなり体力を使ってい
るようだ。
いけないと思いながらも、身体の自由が効かない僕は興奮の頂点に上り詰めて
いくことに任せるしかなかった。
くあっ……。
彼女の柔らかい乳房の間に熱い精液をどくどくと放出した。これまで出したこ
とがないくらいの量を。

もちろんこれは夢の中での話だ。
目覚めると僕のパンツの中は精液でべとべとになっていた。お姉さんの家に引
越して最初の夜に夢精をするなんて情けなかった。
隠れてこっそり汚れ物を洗うこともできないのでお姉さんに正直に下着を汚し
たことを話した。

「浜口くん……。そんなに溜まってたのね……。」

当然のことだが、夢に出てきたのがさやかちゃんだったということは内緒にした。