超乳おとぎ話 シンデレラ 前編

ブラン 作
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むかしむかし、ある国にシンデレラというとても美しくやさしい娘がおりました。
小さい頃に母を病気で失くし、父親が別の人と再婚したので新しい母親と二人
のお姉さんがおりました。
新しい母は自分の娘よりもはるかに美しいシンデレラのことを嫌っていました。
そしてシンデレラの豊かな胸。これも気に入らないところでした。
母親は自分の娘たちにはきれいな服と豪華な部屋を与えました。ですが、彼女
には粗末な服と薄汚い屋根裏部屋しか与えませんでした。
そして、炊事、洗濯、掃除などつらい仕事は全て任せ、自分たちは美しく着飾
り、ダンスのレッスンや社交界に出かけているのでした。

「ねえ?シンデレラ。私の部屋掃除してくれた?」

「ちょっと!シンデレラ!何で私の服を洗ってないの?」

母親と並んで二人の姉もとても性格が悪く、美しいシンデレラに意地悪をしました。
何か落ち度があるとすぐ母親に言いつけて叱ってもらうようにしました。

二人の姉の関心ごとは今度、お城で開かれる舞踏会のことでした。
なにしろその舞踏会でお城の王子様の結婚相手を決めるというのです。

「どうしよう。私が選ばれちゃったら?」

「悪いけど、きっと、私が選ばれるわよ。」

二人の姉は自分が選ばれるようにとエステやダイエットに余念がありません。
シンデレラを呼んでマッサージをさせたり、トレーニングの相手をさせたりし
ました。


舞踏会の日、シンデレラは母親と二人の姉の支度で大忙しでした。

「うふふ、これ見て?お母さんに新しいドレス買ってもらったの。」

「私のどう?昨日、仕立てが終わったのよ。」

「とびっきりおめかしして、王子様を虜にしちゃうんだから。」

「私だってとっておきの宝石をつけていくわ。」

姉たちの支度をしながらシンデレラはその美しいドレス姿にうっとりし、自分
の粗末な服を見てため息をつきました。もちろん、舞踏会には連れて行っても
らえません。一人でお留守番をするのです。

母親と二人の姉が舞踏会に出かけていくとシンデレラはほっと一息つきました。
普段、忙しい彼女にとってはひと時の休息時間でした。
シンデレラはこっそりと姉たちの部屋に入りました。
そこにはたくさんのドレスが脱ぎ散らかされています。試しに着たり脱いだり
して結局、着なかったドレスたちです。
彼女はその中から自分の気に入ったドレスを拾い上げました。

「これ、一度着てみたかったの。」

粗末な灰色の服を脱ぎ、姉のきらびやかに光る豪華なドレスに脚を通します。
もちろんこれは内緒のことです。もし姉にばれてしまったらきつく叱られるで
しょう。
ドレスを腰まで引き上げます。普通なら腰をコルセットで細く締め上げるので
すが、シンデレラにその必要はありません。スリムなので余裕で入ってしまい
ます。
ですが、問題がありました。それはシンデレラの胸です。
シンデレラは細い身体と細い手足をしているにも関わらずその胸はとんでもな
く豊かなのでした。
年頃になって大きくなり始めた胸はぐんぐんと成長し、同じ年頃の娘たちより
はるかに大きいのです。そして二人の姉や母親のサイズを簡単に追い抜き、今
ではこの辺りでは比べる者がいないくらいの大きさになっているのでした。

「よっ、あれっ?」

当然のことながら、姉のドレスでは豊かな胸があふれてしまいました。
姉たちのいない間にドレスを着るのを楽しみにしていたシンデレラはがっかり
です。

「はぁ、お姉さんのドレス、昔はなんとか着られたのに。いったいどこまで大
きくなっちゃうの?」

シンデレラは一向に収まる様子のない胸の成長を心配していました。その胸は
大きな瓜よりもさらに一回りも二回りも大きく、両手を前で組み合わせて輪っ
かを作ると輪の中は柔らかい乳房でぎゅうぎゅうになってしまうのでした。
その大きさのせいで足元が見えにくく炊事のときに邪魔になりました。床を掃
除するときに膝を着いて前かがみになると胸が床について服が汚れます。急に
呼ばれて振り向くと大きな胸で花瓶やつぼを倒して壊したこともありました。
走ると胸の付け根が痛くなるし、肩こりもひどいものでした。

シンデレラはドレスを諦めました。そして近くに脱ぎ捨てられていた姉の下着
を手に取りました。純白でシルクでできていて美しいレースのついたブラ
ジャーでした。
それを自分の胸にあててみますが当然小さすぎるのです。

「はぁ。私もこんなブラジャーが欲しいな。胸は揺れないし、肩こりもなくな
るんだろな。」

そのようにシンデレラが大きなため息をついていたときでした。

「おやおや、大きなため息をついて。いったいどうしたんだい?」

シンデレラは急に誰かにしゃべりかけられてドキッとしました。
母親と姉たちは出かけたので家には自分以外に誰もいないはずだからです。
振り向くとそこには黒い三角の帽子を被り、黒い衣服を身につけた老婆が立っ
ていました。

「あなたはだれ?」

「ふふふふ。私を知らないのかい?私はこの近くの山に住む魔法使いだよ。」

「魔法使い?」

「シンデレラよ。お前は普段から嫌な仕事でも文句ひとつ言わずに何でもこな
す立派な娘だ。そんなお前に何か願いを叶えてやろう。何か願うことはないの
かい?」

「ええっ、そんな急に言われても……。あまり願いなんてないんです。そうだ
な、あえて言うと自分に合うブラが欲しいかな、なんて。」

「ブラジャー?そんなものでいいのかい?」

「はい。私の胸はこの通り、人より大きくて困っているのです。すっごく重く
て肩こりもひどいんです。」

魔法使いはシンデレラの胸元を見つめます。その膨らみは粗末な衣服を盛大に
盛り上げていました。

「ふふふ。ではお前の願いを叶えてやろう。布地と針と糸、それとハサミはあ
るかい?」

「糸と針とハサミならあります。布地は……」

シンデレラは姉たちがドレスを作った余り布地があるのを知っていました。
ブラジャーにちょうどいい薄いピンク色のものが少しありました。そして美し
いレースも少しもらうことにしました。

「ほお、これはいい布だね。では、始めるよ。」

魔法使いはそう言って魔法の杖を振りました。
するとどうでしょう?糸と針、ハサミと布地が宙に浮きました。
そしてハサミがひとりでに布地をジョキジョキと切り始めたではありませんか。
シンデレラはあっけに取られてその不思議な光景を見ています。
ハサミが布地をいくつかのパーツに切ってしまうと今度は針と糸がそれらを縫
い付けます。
すると見る見るうちに形になっていくのです。
最後にレースが縫い付けられると美しいブラジャーが出来上がりました。
それは姉たちのものとは比べものにならないほど大きく、カップの大きさも頭
がすっぽり入ってもまだ余るくらいでした。

「わあ。なんて立派で美しいんでしょう。」

シンデレラはそれを受け取ると魔法使いから着けて見るように言われました。
彼女が粗末な衣装をすっぽり脱ぐと大きくて柔らかそうな白い胸が露わになり
ました。

「まあ、なんて大きいんだい。この娘の胸は。」

魔法使いは彼女の華奢な身体に似つかわしくない大きな胸を見て驚いています。
シンデレラは肩紐に腕を通してカップの部分を胸に当てました。そして背中に
両手を回してバンドを引っ張り留め具を止めます。ブラを着けるのは初めての
ことでしたが、姉たちの着替えを見ていたので着け方はわかっていました。
あとは、カップの隙間に手を押し込み収まりきっていない胸を引き寄せてカッ
プに収めました。

「ふう。」

ブラジャーをつけると胸がぐいと持ち上がり、中央に寄せられるので一回り大
きくなったように感じました。そして驚くほど深い谷間ができています。
胸の重みで少し前屈みだった姿勢も真っすぐになり、さらに胸が前に突き出し
て見えます。

「とってもいい付け心地!魔法使いさん、ありがとう!」

大きなブラジャーは胸にぴったりとフィットしてして、少し軽くなったように
感じがします。シンデレラは軽く胸を揺さぶってみます。ぶるんぶるんと胸が
揺れますが痛みはなくいつもよりも揺れません。

「お安いご用だよ。それより、シンデレラよ。おまえはお城の舞踏会にはいか
ないのかい?」

そういわれてシンデレラの顔が曇りました。

「はい…。わたしはお留守番なのです。もし出かけたらお母さんにひどく怒ら
れてしまいます。」

「そうかい……。可愛そうな娘だな。」

魔法使いは無言で何かを考えています。

「では、私がかわいそうなおまえさんを舞踏会に行かせてやろう。」

「ええっ。魔法使いさん、それは無理です。だって私にはこの粗末な服しかあ
りませんし、城にいく馬車もありません。」

「それなら心配いらんよ。」

魔法使いは右手に持った魔法の杖を持ち上げ、そして振り下ろしました。
キラキラと美しい光がシンデレラを取り巻きます。目の前の美しい光景にシン
デレラは驚きました。
ふと、気づくとどうでしょう?とても美しいドレス姿にかわっているではあり
ませんか。

「こ、これは?」

シンデレラはキラキラと光るすみれ色のドレスに身を包んでいます。髪はきれ
いに結われて白い首筋がみえ、宝石が散りばめられた髪飾りで止められていま
す。耳にはきらびやかな宝石をはめたイアリングが、首元にはさらに豪華な金
のネックレスがつけられています。
スカートの裾からはシンデレラの白くてきれいな脚が伸び、足元はダイアのよ
うに美しいガラスの靴です。

「わあ!?まるで夢みたい。」

ドレスの胸元は大きく空いていてシンデレラの大きな胸が今にもこぼれそうな
ほどに盛り上がっています。これでは胸がはだけてしまわないかと心配になり
ましたが、魔法のドレスはシンデレラの身体にぴったりとフィットしているの
で問題ないようです。
さらに魔法使いはかぼちゃとネズミに魔法をかけ、二頭立ての馬車と従者にし
ました。

「さあ、これに乗ってお行きなさい。でも、一つだけ約束だよ。この魔法は夜
中の12時になると解けてしまうんだ。必ずそれまでに帰ってくるのだよ。」

「はい。わかりました。」

シンデレラは豪華な馬車に乗り込み、城へ向かって出発しました。
舞踏会は今頃ちょうど盛り上がっている時間でしょう。シンデレラは舞踏会の
様子を少し覗いて、お城の雰囲気を味わったらすぐに帰ってこよう。
そう思っていたのでした。