8
クリニックの診療時間を過ぎ、仕事を片付けてそろそろ自宅へ帰ろうかと考え
ていたときに、高島トモアから俺に連絡があった。折り入って相談があり少し
時間が欲しいというのだ。日を改めて欲しいと断ったが、近くまで来ているか
らと言って半ば強引に押しかけられてしまった。
俺はクリニックからほど近い都心のタワーマンションで一人暮らしをしてい
る。彼女はすでにマンションの前で待っており、俺は連れ立って自分の部屋へ
と戻った。
「わあっ、すっごおおいマンションですね!さっすが香川先生。」
普段、峯山という地方都市に住んでいる彼女にとって都心のタワーマンション
は憧れのようだった。
「この周辺は高級住宅街だからこういう物件しかないんだよ。」
俺の部屋は高層階にあり、部屋からの夜景はなかなかの見ものである。高島も
それがいたく気に入ったようでやたらと褒めたたえた。
彼女は赤みがかった長い髪を束ねて今日はお団子にまとめている。グレーの上
下のスーツに身を包みいかにもキャリアウーマンといったいで立ちである。も
ちろん胸元は大きく前に張り出しており、スーツのボタンが今にも弾け飛びそ
うに引っ張られている。
お互いリビングのソファーに座ると早速、その相談とやらの話になった。
「先生にお願いがあって参りました。國場ゆうこのことです。」
当然そのことだろうと予想はついていた。
「肥育を開始して9ヶ月。彼女のバストは今、128センチに達しています。
しかし、残る期間はあと3ヶ月。このままでは目標のZ超えは難しい状況で
す。」
確かにこのままのペースでは136か137センチというところだろう。
「そこで私と真壁先生のチームで残り3ヵ月間のプランを考えました。また先
生のご協力が必要なのです。」
俺は黙って聞いていた。何でも協力すると約束した手前、大概のことであれば
協力するつもりであった。
「端的に言いますと、恋愛で彼女のホルモン値を大きく上昇させたいのです。」
「恋愛?ああ、なるほど。キミの言っていることはわかったよ。確かにそれは
有効な手かもしれん。」
「國場ゆうこはある男性に恋をしています。その恋を成就させればホルモン値
は一気に上昇すると考えています。そこで先生のご協力が必要なのです。」
「ははは。それなら相談の相手を間違えているよ。俺はそういう恋愛相談など
というのはからっきし苦手な方なんだ。」
どんな相談かと思ったら全くの専門外のことである。高島トモアの真剣な顔が
おかしかった。
「い、いえ……先生はお気づきじゃなかったのですか?」
「何を?」
「國場ゆうこは完璧に香川先生、“あなた”に恋をしているのです。」
「俺に?そんなバカな。」
俺は少し声を荒げてしまった。広いリビングに俺の声がこだました。
「はぁ……。先生って育乳のスペシャリストですけど、色恋についてはちょっ
と疎いというか。全く疎いっていうか。私てっきり彼女の気持ちに気づいてそ
れを育乳に利用しているんだと思ってました。」
「いや。何のことだ?しかし、信じられん。」
「うちのような女学園ではよくあることなのです。生徒は小・中・高と女性ば
かりの環境で育ちますから、男性教師やスタッフに思いを寄せることは珍しい
ケースではありません。」
「しかしな。そんな素振りは全くなかったが。」
「うそだと思います?私、直接、彼女から恋愛相談を受けてるんですよ。
ちょ・く・せ・つ・です。」
高島トモアは指を一本立てて振りながら直接というところを強調して言った。
「そうだったのか。」
「はい。先生が國場さんとキスしたことも知っています。」
「い、いや。あれはだな。治療のためにだよ。」
「もちろんわかってますよ。ふふふ。でも彼女にとってはファーストキスなん
ですからね。ちゃんと責任を取ってくださいよ。」
別に俺は何も悪いことをしていない。しかし、何だろうかこのバツの悪さは。
完全に高島トモアのペースに呑まれてしまっている。
「俺は何をすればいいんだ?」
「手短に言うと残り3ヶ月間、國場ゆうこと二人で共同生活をしてください。
國場さんにとって香川先生は憧れの人、そんな人と一つ屋根の下で暮らすなん
てどうなっちゃうと思います?恋愛ホルモンがドッパドパですよ。先生は毎日
彼女に育乳マッサージを施術してください。先生からの愛のマッサージを受け
れば彼女のバストはこれにも増して飛躍的に大きくなるでしょう。」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。大体、共同生活だなんて現実的じゃないだろ
う。俺だって仕事もあるし、大体彼女の親御さんだって許すはずがない。」
「ご両親の了解はもう得ています。全くご心配ありません。それと、ここから
は少し遠いですが、豊丘市に学園の研修施設があってその中にVIPが宿泊で
きる邸宅が一つあるのです。そこなら先生のクリニックまで高速を使えば1時
間もかかりません。もちろん毎日、車でここまで送迎をさせていただきま
す。」
高島トモアはこういう類の根回しが抜群にうまいのだ。俺が了承する見込みで
ほとんどの段取りを進めていることは腹立たしかったが、全ての段取りは粗方
ついているようだった。
「しかしなぁ……」
國場ゆうこが俺に恋心を抱いているなんて夢にも思っていなかった。
しかし、戸惑いながらも悪い気はしない。現役の女子高生、しかも巨大な胸の
飛び切りの美少女から想いを寄せられているなんて普通あり得ないことだ。
俺はそのプランに心を惹かれる自分に気づかざるを得なかった。平らな胸の時
代から彼女を見守ってきた俺にとって、彼女の成長の行く末を見届けたいとい
う気持ちが生まれていた。そして俺の育乳の技術を注ぎ込みどこまで大きく育
てられるのか試してみたいという欲望が湧き出していたのだった。
*
俺が國場ゆうこと生活を共にするのは峯山学園の豊丘研修所の一角にある来賓
用のゲストハウスであった。研修施設とは少し離れた場所にあり、こぢんまり
としているが迎賓館という言い方が相応しいような洒落たヨーロッパ風の建物
だった。中央の玄関を入ると広間があり、豪華なシャンデリアが目に入る。広
間の脇には左右に二階への階段がついている。一階の右手はキッチンとダイニ
ング、左手は客を迎える大広間となっている。二階は居住スペースとなってい
てゆったりとしたホテルの客室のような部屋がいくつか並んでいた。
このうちの一室が俺が使う部屋で二階の中で最も広い部屋だった。ホテルのス
イートルームさながらで書斎と寝室、バスルームと簡易なキッチンが備え付け
られている。國場ゆうこは少し離れたコンパクトな客室を使うことになってい
るそうだ。
俺は部屋の広さを確認し、特に持ち込む家具もなければ準備せねばならないも
のもほとんどないことを確認した。少しばかり仕事の本やPCをもってくれば
生活ができそうで、食事や掃除、洗濯も全てコンシェルジュがやってくれると
いうことだ。
俺は手近な身の回りの品だけ持ち込み、他の荷物は後で配送させることにした。
いつもの癖で戸棚やクローゼット、冷蔵庫を開けて中を確認した。掃除も行き
届いており本当に高級ホテルの客室のようであった。
ちょっとした旅行気分だなと思っていると建物の前の方から自動車のエンジン
音が聞こえ停車したのがわかった。
しばらくしてコンシェルジュが俺を呼びにやってきた。部屋を出て一階へと降
りる階段のところまでやってくると玄関に大きな荷物を持った彼女が立ってい
るのが見えた。
「やあ。」
俺が声をかけると國場は階段の上の俺の姿を見つけた。
「こんにちは、先生。先に来てたんですね。」
はじける明るい笑顔。そして、一段と大きさを増した胸。ぴっちりとしたニッ
トが胸のかたちを浮き上がらせている。
「ああ、今日の午後はオフだったんでね。」
平静を装っているが、彼女が俺に恋をしているなどと聞かされているからか自
分でも何だか落ち着かない。
「先生、今日からよろしくお願いします。」
彼女の方も緊張しているようで何となくぎこちない。それもそうだろう。これ
からしばらくの間、目の前の男と二人で暮らすのだから。
*
國場ゆうこのここでの毎日のスケジュールは真壁たちによって決められていた。
スケジュールは日によって違うものの概ね次のようになっている。
6:00 起床、育乳マッサージ
6:30 朝の散歩
7:00 朝食
8:00 トレーニング
9:00 授業
12:00 昼食、休憩
14:00 授業
17:00 自由時間
19:00 夕食
20:00 風呂
21:00 診察、育乳マッサージ
22:00 就寝
朝起きてまずバストのマッサージを行う。これは学園で小学生の頃から教えら
れることで既に生活習慣の一部となっている。マッサージを終えると散歩をす
る。朝の光を浴び、新鮮な空気を吸い込むことで身体を目覚めさせるとともに
リラックスさせる。
朝食はたっぷりと摂る。もちろん肥育食となる。
トレーニングは軽い筋トレやヨガなどの体操で大きな胸を支えるために必要な
筋力の維持を目的としている。
それから午前中の授業が始まる。授業はネットを使うためわざわざ学園まで登
校しなくともよい。
昼食を摂り、そのあとの休憩時間を長めに設けてある。休憩時間に昼寝をする
ことで昼食のカロリーを効率よく体に蓄積させる。
午後の授業を終えた後は自由時間となり、散歩をしたりプールで泳ぐことも可
能である。
その後は夕食、風呂となり夜の診察とマッサージをして就寝となる。
俺は彼女と朝食を共にした後、仕事に出かける。帰ってくるのが早ければ夕食
も共に食べる。そして夜の診察とマッサージはもちろん俺の担当となる。
*
夕暮れ時になりコンシェルジュが夕食の準備ができたと知らせにやってきた。
食事は一階の食堂で彼女と一緒に取ることになっている。
先に来て席についている國場ゆうこの正面に座った。
「もう部屋の片づけは終わったかい?」
「いえ、まだ全然です。たくさん荷物をもってきちゃったから。」
よく考えると私服姿の彼女を見るのは初めてである。ぴっちりとしたクリーム
色のニットに包まれた巨大な膨らみがテーブルの縁に載せられ柔らかそうに歪
んでいる。
その前にはナイフとフォークがいくつかとグラスが並んでいる。二人で軽い会
話を交わす中でテーブルの上では夕食の準備が整っていた。
まず温かいスープがサーブされる。スプーンを取りひと匙掬って口へ運ぶ。
「んっ、うまい。」
かぼちゃを粗ごししたものに濃厚な生クリームを加えてある。料理は一流の
シェフが作ると聞いていたがどうやら間違いはなさそうだった。
スープを片付けたのを皮切りに料理の皿が次々と目の前に並びだす。チーズが
たっぷりかかったハンバーグや熱々のグラタン、ビーフステーキ、野菜と魚の
パイ包み焼き、揚げピザ、それらは俺ではなく彼女の前に置かれていく。一人
の女の子が食べる量ではない。これが肥育食というものなのかとあっけにとら
れながら皿が居並ぶ様子を眺める。
(ぱくぱくぱく……)
彼女は俺にお構いなしにそれらの料理を口に運んだ。
俺も自分に出された皿の料理をつつきながら食べ進めるが、彼女の食べる勢い
には適わない。
(もぐもぐもぐ……)
ウェイトレスが持ってきたパンをいくつもお代わりするがそれもすぐになく
なってしまう。
これだけ食べたのにかなり大盛りのデザートまで残さずしっかり食べ終えてよ
うやく彼女は満足したようだった。いくら肥育期間中とは言え、こんなに食べ
て大丈夫なのだろうかと心配になってくるくらいだった。
*
食事を終えた後、風呂に入り一日の疲れを洗い流す。風呂は広くて気持ちがよ
かった。
しかし、これで今日が終わった訳ではなく、寝る前に彼女にマッサージをする
仕事が残っている。彼女が風呂から上がるとリビングに顔を出した。ふわふわ
とした可愛らしい部屋着を着た彼女はなんだか恥ずかしそうだった。
かなりだぶっとした部屋着だが胸の膨らみが目立ってしまっていた。
「先生、後でよろしくお願いします。」
彼女は先に自分の部屋へと上がった。飲んでいたコーヒーを諦め、部屋で白衣
を纏ってからマッサージをするために彼女の部屋の扉をノックした。
「はーい。」
長い髪を髪留めでまとめた彼女が扉を開けた。風呂上がりの彼女からシャン
プーのいい匂いが漂ってくる。部屋は女の子らしくピンク色の敷物や何かの
キャラクターのぬいぐるみたちで飾られていた。
そう言えば女の子の部屋に入るなんていつぶりだろうか?長らく仕事一本で過
ごしてきた俺が忘れかけていた光景だった。
早速、彼女に椅子に座ってもらいマッサージの準備に取り掛かる。なんだか妙
にどきどきするが俺の方が緊張しているのかもしれない。
「胸を出してくれるかな?」
彼女と向かい合い、部屋着をめくり上げてもらうと純白のブラに包まれた巨大
な胸が登場した。急激な成長にブラが追いついておらずカップから柔肉があふ
れ気味になっている。
「ブラが少し小さいんじゃないの?」
「そうかもなんです。二週間前に替えたばかりなんですけどね。明日、フィッ
ターさんに来てもらって新しいのを合わせるんです。」
学園には専門のブラのフィッターがいて、サイズを測らなくても見ただけで
ぴったりのブラを合わせてくれるという。
「ちょっと待ってくださいね。」
後ろ手にブラのホックを外すと大きな胸が解放されてこぼれだした。
(デカい。少し見ない間にまたデカくなったな。)
サイズが気になったが、ここにいる間はサイズの測定は禁止されている。
数字に一喜一憂することでプレッシャーがかからないようにとの真壁の配慮
だ。
(ふにょん)
彼女の白く美しい胸に触れる。
これだけ大きいのに十分な弾力で俺の手を押し返してくる。
(もぎゅっ)
二つの乳房を中央に寄せて深い谷間を作る。そして救い上げるようにして持ち
上げて、ゆっくりと下す。
(ふるん)
重い。ずっしりとした重みを感じながらウォーミングアップに軽く彼女の乳房
を揉む。
ドッヂボール、いやそれより一回り大きな胸。しかも、柔らかくふわふわして
いて暖かく心地がよい。ずっと触っていたくなるような感覚だ。
(このボリューム……。もう高島トモアの乳を超えてしまったな。)
彼女がうとうとと眠りだす。
施術をしているとよくあることだ。いったん目を覚まさせて彼女をベッドに寝
かせた。
大きなバストが形を変え、こんもりと二つの山ができる。両サイドに手を当て
て寄せていくと豊かな柔肉が真ん中に集まる。頂にはかわいいピンク色の乳頭
が少し硬くなった状態で俺の方に向いている。思わずしゃぶりつきたくなる衝
動を押しとどめて施術を続ける。
彼女は完全にリラックスして眠りに落ちている。二つの手でバストを揉み込み
乳腺を刺激する。施術はまだ終わらない。たっぷりと俺の全ての技術をマッ
サージに注ぎ込む。指先に全神経を集中させ、刺激するポイントを探してい
く。刺激は強すぎても弱すぎてもよくない、絶妙な力加減が必要となる。俺は
よく胸をマッサージしながらピアノの調律師のことを思い浮かべる。彼らは一
つずつ鍵盤を叩き、弦を弾いて不協和音がないかを耳で確かめ、己の感覚を頼
りに弦の張りを調整してゆく。俺も同じような気持ちでわずかに力を調節しな
がらいくつものポイントを刺激してゆき全体の調和をとっていく。
幸せそうな顔で眠る彼女。今日はとても疲れたのだろう。
ぐっすりと眠ることは胸の成長に一番いいことだ。
マッサージを終えると俺は眠っている彼女に静かに布団をかぶせた。そしてそ
の盛り上がった膨らみがまだまだ育つように願って部屋を出たのだった。
*
「すみません、先生。昨日はすっかり寝てしまって……」
次の朝、國場ゆうこは申し訳なさそうに俺に謝った。しかし、ぐっすりと眠っ
た彼女の顔はつやつやとしていて晴れやかだった。
彼女は俺より早く起き、朝のバストマッサージと散歩を終えたところだ。外を
歩くためにスポーティーなウエアを着ていたが、もちろんウエアは大きな胸の
せいできつそうに前に張り出していた。
「疲れていたんだね。マッサージ中に寝てしまっても全然構わないんだよ。
完全にリラックスできている証拠だからね。」
「なんだかいつもより胸が張ってるみたいなんです。先生のマッサージのお陰
かな?」
「そんな。一日で目に見えて大きくはならないよ。」
ダイニングの椅子を引いて座るとテーブルの端にその大きな胸をどっかりと
載った。柔らかい胸がテーブルの上でたおやかに歪んだ。
テーブルには朝食の準備が整えられている。昨日と同じように地元で採れた新
鮮な食材をふんだんに使ったものだ。
「いただきます!私もう、お腹がペコペコなんです。」
まずグラスに並々と注がれた牛乳を飲んで彼女が叫んだ。
「お、美味しい!」
牛乳は近所の牧場で今朝絞ったのを届けてもらっているそうで、新鮮で濃くて
おいしいのだそうである。俺もグラスに少し注いでもらい飲んでみると今まで
飲んでいた牛乳とはまるで違い、まろやかなクリームのようで大変美味しかっ
た。牛乳以外にもチーズやバター、生クリーム、ハムやソーセージなどの加工
食品も同じ牧場のものでどれも抜群だった。
(もぐもぐもぐ…)
國場ゆうこはバターの香りが立ったオムレツを口にするとまた美味しいと声を
上げた。朝の散歩でお腹を減らせたためか、結構なペースで次々と料理を食べ
進めている。
よく食べるなあと感心しつつそれは口にしない。
環境が変わって彼女に新たなストレスが加わり、成長を妨げることにならない
かと心配していた俺だが、彼女の食べっぷりを見ているとそんな心配は一切無
駄であったことがわかった。料理を食べ、牛乳をごくごくと飲む彼女の顔は光
り輝いていた。真壁のチームには彼女が食べた物とその量が逐一報告されるよ
うになっている。摂取カロリーのコントロールは専門家である彼らに任せるし
かない。
朝食を済ませると、俺は仕事に出掛ける。書類を入れた鞄を持ち、用意されて
いた車に乗り込む。玄関先ではコンシェルジュと國場さんが俺を見送ってくれ
た。
彼女はこれからヨガのレッスンがあるらしく黒っぽいぴっちりとしたウエアに
着替えていたが、薄手の生地が身体に張り付いて胸のかたちをはっきりと浮き
上がらせていた。
彼女が手を振るとその膨らみが左右にゆさゆさと揺れる。俺はその様子を眺め
ながら車の中から手を振り返した。
このようにして、俺と國場ゆうことの奇妙な生活が始まったのだった。