ちちのーと

ブラン 作
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新しく加わった能力で直接会ったことがない人でも画像や映像の情報でムネを
吸い取れるようになった。まなみはこれを利用してどうやって巨乳の女を探
し、その乳を吸い取るかを考えていた。

「うーん。ダメだわ・・・」

インターネットで“巨乳”と検索してみた。するとありとあらゆる女の子の情
報が表示される。これなら簡単に幾らでも吸い取ることができると思ったが、
実際にはうまくはいかなかった。
まず、テレビや雑誌で活躍する巨乳アイドルやタレントを狙う場合、社会的に
影響力のある人から奪うと大騒ぎになってしまい今後の活動がやりにくくなる
可能性がある。また、もしかしたら足がついてしまうとも限らない。
そこで、あまり有名でないアダルト女優や巨乳モデルを狙おうと考えた。しか
し、彼女らのほとんどは仮名であり、それをノートに書いても何も起こらな
かった。
そして、シリコンなどで豊胸されたムネ、いわゆる入れ乳の場合、ちちのーと
では吸い取ることができなかった。アダルト女優や巨乳モデルには結構な割合
でこの入れ乳がいるようだった。そのためかなりの人数を書き入れたものの実
際に吸い取ることができたのはほんの数人だけだった。

「素人さんも・・・本名がわかんないしなぁ」

世にはPカップやQカップといった物凄いサイズの爆乳たちがいることがわ
かった。しかし、彼女たちも本名がわからないし入れ乳の可能性も高かった。
しかし、ごくまれに胸が大きすぎて困っている人たちがいることがわかった。
彼女たちは大すぎる胸をコンプレックスに感じ、自分たちの悩みを掲示板で打
ち明け、できることなら手術をして取ってしまいたいと考えているのだった。
まなみはこれまで、巨乳は敵であり忌み嫌うべきものと考えていたが、大きす
ぎる胸でいじめられ、周囲から疎外される姿は貧乳である自分と通じるものを
感じた。

「大きすぎる胸で悩む人たちだったら、比較的に簡単にムネを吸い取れそうだ
わ。」

まなみはある会員制のサイトに匿名のアカウントを作成した。そして、掲示板
やブログなどで大きな胸で悩む女性に声をかけ、大きな胸を小さくできる画期
的な方法を教えるので自分のアカウントにアクセスするように誘ったのだっ
た。

すぐにいくつかのアクセスがあった。
最初にアクセスしてきたのは20台前半のOL。大きな胸のせいで仕事先の年
上の女性たちからいじめられているというのだ。
まず、まなみはその女性と文面でやりとりをした。

***
こんばんは。はじめまして
はじめまして
本当に胸が小さくなる方法を教えてもらえるんですか?
はい。確実に小さくすることができます。でもいくつか条件がありま
す。」
お金でしょうか?
いいえ、費用は一切必要ありません。
一つ、貴女の胸は貧乳を通り越して無乳のレベルまで小さくなります。
二つ、決して元通りにすることはできません。
三つ、このことは決して誰にも口外してはなりません。
これに同意いただけた方のみその特別な方法で貴女の胸を小さくします。」
同意します。よろしくお願いします。
わかりました。では、今からテレビ通話に切り替えます。よろしいです
か?
はい。
***

まなみが接続ボタンを押すとPC画面に相手の女性の映像が映った。
まなみの姿も向こう側に映っている。だが、部屋を暗くして顔はわからないよ
うにしていた。相手には髪型と顔の輪郭が見えるくらいになっている。
浅井はるなは髪の長いなかなかの清楚系の美人だ。しかし、画面にはその顔の
見た目に反して暴力的な胸の膨らみが映っており、部屋着の胸元をパンパンに
膨らませている。

「それでは今から始めます。貴女の本名を教えてください。」

ネット回線を介してまなみの声が相手側に伝わる。

「浅井はるな と言います。」

「では、上半身裸になってもらえますか?」

相手もまなみの声を聞いて少し安心したようだが、裸になれという注文に少し
戸惑っているようだった。
しかし、しばらくすると彼女は部屋着を下からゆっくりとたくし上げてカメラ
の前で脱ぎはじめた。服の下からは巨大な白いブラジャーが現れる。ブラには
ドッジボールのような大きな乳房が収められているのが見えた。ブラが少し小
さいのだろうか、豊かなバストがカップから溢れ気味になっているようだっ
た。
彼女は背中に手をまわしてブラのホックを外した。ブラを外すと胸の位置は少
し下がりカップの下からこぼれ出た。ある程度下垂することは仕方がないが、
これほどの大きさの割には美乳といってもよいレベルだった。乳房は白く、乳
首と乳輪は胸のサイズに相応してやや大きめだった。

「胸のサイズはいくつですか?」

「112センチのLカップです。」

Lカップ。これまでの最大サイズだ。ちち値は一体いくつになるのだろうか、
ルナが大喜びするに違いないとまなみは軽い興奮を覚えながらノートのページ
をめくった。

「では、始めます。」

まなみは彼女の名前をちちのーとに書き入れた。

“浅井はるな”

書き終わってから少し間があり、そして女性のムネが一瞬のうちに吸い取られ
た。
画面から相手の巨大な乳房が消え、次の瞬間平らな胸元が映っていた。
先ほどまで存在感を示していたLカップの胸はもうそこになはなった。

「えっ、あっ、あれっ?」

画面の向こう側の女性は自分の胸を見下ろし、両手をその平らになった部分に
当てている。胸は少女のように平らで乳輪の部分だけ少しぷっくりと膨らんで
いた。

「ど、どういうことなの?何が起こったの?」

今起きたことの状況が理解できず軽いパニックを起こしている。

「これで終わりです。今起こったことは決して誰にも口外なさらないようにお
願いします。もし口外すれば貴女の身に恐ろしい災いが降りかかるでしょ
う。」

もちろんハッタリだったが、ネットで安易に拡散させないように口止めしてお
くことは重要だった。
女性から返事が返ってきた。

「わかりました。誰にも口外しないようにします。どうやったのか、何が起
こったのかよく理解できてませんがとにかくありがとうございました。ムネが
無くなって、体が軽くなって思わず飛び跳ねてしまいました。」

両方合わせて8キロほどもあった胸の重量がほぼゼロになり、相手はとても喜
んでいるようだった。

***

このようにしてまなみは胸が大きすぎて悩んでいる女性たちから胸を吸い取っ
ていった。
部活で胸が揺れて困るというHカップの女子高生、慢性的な肩こりと腰痛に悩
まされているKカップの女子大生、規格外の胸のせいで既製品の服や下着が入
らずにお金で困っているMカップのOLなど、意外にも胸を小さくして欲しい
という希望は多く、まなみは一週間に5、6人程度、多い時には10人ほどか
ら胸を吸い取ることができた。

*

「まなみ・・・」

ルナの声がした。いつもなら半透明の姿を現してぷかぷかと部屋を浮遊するの
だが、声だけで姿は見えなかった。

「ルナ?」

「ちょっと問題があってこの部屋で姿を現すことができないのよ。悪いけど屋
上まで出てきてくれない?」

「うん。わかったけど……」

まなみは部屋着の上にパーカーを被り、部屋を出てエレベーターで屋上まで上
がった。
空を漂っているルナの姿が見えた。いや、というよりも二つの大きな球体に先
に目が行ってしまう。

「わわっ!な、なに?」

「とんでもない爆乳を吸わせるから、とうとうムネが貴女の部屋に入らなく
なったのよ。」

ルナの二つの乳房はとうとう身体よりも大きくなり、正面から見ると両脚のつ
ま先まで乳房で隠れている。彼女がくるりと後ろを向くと美しい腰のラインと
豊かなヒップが見えるが巨大な乳房が身体の左右から大きくはみ出しているの
がわかる。

「な、なんて大きなムネなの……」

浮いていたルナの体が徐々に降りてきて屋上の床に着地した。

「ほら、こんな感じで地面に降りると足より先にムネが着いてしまうのよ。胸
囲は10mを超えちゃったかしら。」

「じゅ、10メートルって……」

ルナの柔らかい乳房がたおやかに形を変えて床面に広がる。
確かにこのところHカップからMカップまでかなりの数の爆乳たちを吸い取っ
たルナは乳房が一気に肥大化したのだ。

「すごいでしょう?乳神界で最速の成長記録らしいわ。お陰でまた私のレベル
が上がったのよ。」

「お、おめでとう。レベル4ね。でもこれよりまだ一つ上のレベルがあるなん
て信じられないわ。」

まなみは目の前でプリンのようにぷよぷよと揺れる柔らかそうな乳房の塊を見
ながら言った。

「まなみの作戦は素晴らしいわ。インターネットでちち値の高い女を探して来
るなんて他の乳神が聞いたら驚くでしょうね。」

「ルナ、でもこの作戦もそろそろ限界よ。ムネが大きくて困っている人はもう
ほとんどいなくなったわ。ネットでは進んで本名を晒さないからこれ以上は難
しいし。また何か新しい作戦が必要だわ。」

「ふふふっ。私のレベルが上がったってことは・・・また新たな能力が加わっ
たってことよ。」


[ムネを吸い取った人数:462]
[乳神ルナのバストサイズ:408cm→1030cm]
[乳神ルナのレベル:3→4]