育ちすぎに注意

ブラン 作
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次の日、いつもの時間に目が覚めた。
学校に行くのが面倒だなと思いながらベッドで身を起こし、両手を上げて伸び
をした。

「うーーん・・・(プチっ)」

胸を張った瞬間、パジャマの前のボタンが一つ弾けとんでしまった。

(あん、もう、何よ)

わたしは少し不機嫌になってボタンを拾った。

(えっ、何?)

拾ったときに胸が何か変だと感じた。ゆっくりと手を胸に当ててみる。

(ふにゅん)

「えっ、うそ!む、むねが!」

何もなかったはずの胸板に柔らかいものがくっついている。

「大きくなってる!!」

わたしは慌ててパジャマのボタンを外して胸をはだけた。すると二つの美しい
お椀型の乳房が自分の胸に形成されている。
下から両手で救い上げると適度な重量感があり、両側から寄せると美しい谷間
がかたちどられる。もっとよく見ようと思い姿見の前に立ってみた。

(あれっ?まだ何か変だわ)

いつも見ている部屋の風景が少し違うような気がするのだ。

「もしかして、背もおっきくなってる?」

壁際に立って、頭の上に本を乗せて印をつけ、床と印の間を簡単に測ってみ
た。

「ひゃ、153センチ・・・すごい!この指輪、お婆さんの言ったことは本当
だったのね!」

大喜びをしていたわたしだったけど、時計を見て真っ青になった。もう学校の
準備を済ませていないといけない時間だ。パジャマを全部脱いで下着を着け
る。当然、成長した胸にこれまでのブラジャーが合う訳がなかった。

「あーん、やっぱりブラが入らない!困っちゃうなぁ。仕方ない、ブラキャミ
で行くしかないか。」

見下ろすとこんもりと盛り上がった膨らみが見える。嬉しさを隠し切れずつい
笑顔になってしまう。キャミソールにブラジャーのカップがついたブラキャミ
の上から制服のブラウスを着る。制服はブレザータイプでもともと背が伸びる
こと見越して大きめに誂えてあったのでサイズ的には問題がなかった。
わたしは簡単な朝食と洗面、着替えを済ませて家を飛び出した。何とか遅刻は
免れそうな時間だった。

(ぷるん、ぷるん、ぷるん・・・)

走ると制服の下で胸がこぎみよく揺れている。大きくなった胸を抑えきれない
みたい。

(でもこの感覚一度味わってみたかったんだよね。)

揺れる胸に少し悦に入りながらわたしは学校へと急いだ。走ったお陰で始業ま
ではまだ少し時間はあった。

(ふう、間に合ったわ。)

「おはよ〜、あや。セーフだったわね。走ってくるのが見えたわよ。」

あやに話しかけてきたのはクラスメートの一人だった。彼女はぐいっと顔を近
づけて声を落として言った。

「ねえ。あや。そのムネどうしたの?」

「どうしたって?何が?」

「とぼけるな!貧乳のあんたの胸元がなんでそんなに膨らんでるのよ?」

「あ〜、わかっちゃう?最近成長期みたいで急におっきくなってきたのよ。」

わたしはぐっと胸を張って突然大きくなった膨らみを強調して見せた。

「んなわけあるかい!どうせ上げ底なんでしょ!?いくら何でも盛りすぎじゃ
ない?」

そういって女生徒は両手でわたしの胸を正面からわしづかみにする。

(ふにゅん)

「えええーっ!や、やわっ!・・・本物なの??」

「もちろん。正真正銘の天然モノよ。」

「い、いくつなのよ?サイズは?」

「サイズ?」

「いまの感じだとD、いやEはあるわね。何をしたの?どうしてダブルAカップ
だったあやが急に大きくなるのよ。」

騒ぎを聞きつけて周りの女生徒たちも寄ってきたみたい。

「ええっ、あやの胸がEカップに成長?うそでしょ?」
「高3から成長だなんてあり得る?」
「どれどれ、ちょっと触らせてよ」

クラスの女子たちが順番にわたしの胸にタッチしていく。正面からわしづかみ
にしたり、横から指で膨らみをぷにぷにと突いたり、後ろから思い切り揉みあ
げてくる子もいる。

「あ、あんっ、やだ。ちょっとやめなさいよ!」

向こうにいるクラスの男たちもわたしの方を見ながら噂をしているようだっ
た。やっぱり男子にもバレちゃってるようね。

「お、おい。十和田のムネどうなってんだ?」
「わからんが急成長したらしいぜ。」
「女子たち揉みすぎだろ・・・朝からけしからんな。」
「そういうお前、鼻の下が伸びきってるぜ。」

クラスの女子達に胸をもみくちゃにされている間に始業のベルが鳴り、ようや
くわたしは席へとついたのでした。

休み時間になるとわたしは突然、二人の女子に腕を掴まれてしまった。

(がしっ)

「えっ、えっ?何するの?」

「おとなしくしなさい!そのムネが本物かどうか確かめるのよ。」

両脇は固められたままわたしは数人の女生徒に更衣室へと連れて行かれた。
そこでブラウスを脱されキャミソール一枚になった。もう一人の女子がその
キャミソールを捲り上げた。

(ぷるるんっ)

「ちょっと!やめなさいよ!」

お椀型の二つの乳房が皆の前で晒される。
わたしが抗議しても力は緩められず、正面から二本の腕が胸に向かって伸びて
きた。

(もみっ、もみっ・・・)

「あんっ、こらあっ!」

女生徒にまた胸を揉まれてつい変な声を上げてしまったわたしはとても恥ずか
しくなった。

「この柔らかさと感度・・・正真正銘の本物。しかし、見事なムネね。サイズ
を確認させてもらうわ。」

女生徒の一人はそういうとあやの目の前でメジャーを取り出して胸の周りに巻
き付けた。

「85センチ・・・そしてアンダーは・・・65。やはり予想通りEカップだ
わ。」

サイズ測定が終わるとようやく体が解放されたので、周りに文句を言いながら
着替えをした。
教室に戻ってくると男子の視線がわたしの胸に向くのがわかった。さっきの
測定結果がもうクラス中に広まってしまっているようだった。

「十和田の胸、やはり、Eだったらしいぜ。」
「小柄なボディにあの胸のギャップはエロいよな。」
「いま、ノーブラだって噂だぜ。」

男子の囁き声を聴かないふりをしながらも、昨日まで見向きもされなかった自
分がこうやって注目を集めていることに少し優越感を感じた。

「ねえ、あや。帰りにブラ買った方がいいんじゃない?」

そう言うのは親友のなぎさであった。わたしのことを心配してくれているみた
い。

「ムネの形が崩れちゃわないようにぴったりのを選んだほうがいいわよ。合っ
てないと肩こりの原因にもなるし。」

なぎさはクラスでナンバーワンの巨乳の持ち主で、学園でもベスト3には入る
と言われている。本人は恥ずかしがって教えてくれないけど、サイズはFとも
Gとも噂されている。わたしの胸が大きくなったと言ってもなぎさにはとうて
い及ばない。

「う、うん。でも、サイズが大きいと高いんでしょ?大きい胸って大変よ
ね。」

その日の学校帰り、なぎさに付いて来てもらってランジェリーショップで自分
の胸に合うブラジャーを購入した。やはりEカップがぴったりのサイズになっ
ていた。

*

家に帰るとわたしはすぐに制服を脱いでブラ姿になった。そして、胸のふくら
みを鏡に映してみた。自分でもうっとりしてしまうくらいの綺麗な胸。
新しい淡いブルーのブラジャーのカップには豊かな柔肉がみっちりと詰まり、
見事な胸の谷間が出来上がっている。背中に手を回してブラのホックを外すと
美しい白い乳房が顔を見せる。昨日まで全く膨らみのなかったところにこんも
りと美しい丘が形成されていることに喜びを隠せない。

(むにゅっ)

両腕で胸を寄せてみると柔肉が中央によってさらに深い谷間が形成された。
下から持ち上げたり、少し揺さぶってみたりしながら鏡の前でポーズを取って
みた。

(あっ・・・)

指先が乳頭に触れた瞬間、何とも言えぬ気持ちい感覚が体をめぐった。

(な、なに?)

今の感覚の正体が知りたくて二本の指で軽く乳首を摘まんでみた。

(ああんっ・・・この感じ、何か変・・・)

ピンク色の二つの乳首は硬直し、ツンと前に突き出してしまっている。指で摘
まむ力を少し強くすると快感はまた少し大きくなった。

(あああんっ・・・やだっ、気持ちいい・・)

今までに感じたことのない感覚だった。胸を揉まれると気持ちいいと聞いたこ
とはあったけど、自分で胸を触ってみても全くそんな感じにならなかった。
でも、大きくなったこの胸は確かに気持ちよさを感じている。

「大きくなって感じやすくなったのかしら?」

もう少し弄んでいたいという気持ちを振り切って胸から手を放して服を着た。
胸の先っちょはまだ触ってほしくてむずむずしているみたい。そう言えば昼間
に学校でみんなから胸を触られた時も同じような感じになったのを思い出し
た。

その夜、わたしはいつもより早めにベッドに入った。胸が大きくなった騒ぎで
今日は少し疲れていた。わたしはまた胸に手を当ててその膨らみを確認した。
そして、いつのまにか眠りについたのだった。
わたしの指には老婆からもらった指輪が光っていた。どこからも光を受けてい
ないのに自ら淡く美しい光を放っていた。