育ちすぎに注意

ブラン 作
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ぐっすりと眠ったせいで次の日はいつもより少し早く目が覚めた。
カーテンの隙間から朝の光がわたしの頬を照らしていた。いつもより少し早く
目覚めたことをうれしく思い、頭の上の目覚ましのアラームを切った。
手を伸ばしたときにまたいつもと違う感覚を覚えた。

(えっ、なに??)

ベッドの上で身を起こす。昨日よりも胸元にずっしりと重みを感じた。

(えっ?えっ?)

胸元を見下ろすとパジャマのボタンが弾けていて、その間から見事な谷間がの
ぞいている。
慌てて両手を胸にやってみる。

(ずしっ)

「うそ!」

胸は昨日よりも大きさを増している。ベッドから飛び起きて鏡の前に自分の姿
を映してみると胸はその大きさを誇示するように前に突き出し、胸の下側に影
ができて膨らみを強調している。どう見ても昨日の自分の胸よりは確実に大き
くなっており、雑誌やテレビで見るグラビアアイドルほどの胸のサイズに成長
している。
パジャマの残りのボタンを外して裸の上半身を鏡に映した。

「お、おっきくなってる!?」

胸だけじゃなかった。いつも頭まで映るはずの鏡に頭の先まで映っていない。
身長も伸びているのだ。
わたしはメジャーを取り出して身長とバストサイズを測った。その結果、身長
は163センチと昨日よりも10センチも伸びていることがわかった。

(バストは・・・きゅ、96??)

バストも10センチ以上大きくなっていて、サイズはHカップくらいになって
いるみたい。

(ちょ、ちょっと。急にこんなにおっきくなったら困るよお。昨日はまだ成
長途中だったってこと?)

昨日買ったばかりのEカップのブラを胸に当ててみたけど、それがぴったりと
フィットするはずもなかった。何とか後ろのホックを止めてみたがとても窮屈
で、カップから乳房があふれてまくっている。

(もう、こんなことなら急いでブラ買わなきゃよかった。)

後悔しても始まらなかった。制服のブラウスを着てみる。もともと背が伸びて
もいいように少し大きめサイズにしていたのが幸いだった。でも、大きさを増
した胸の前でボタンを止めるのはやっとのことだった。ボタンは服の生地に
引っ張られて今にも弾け飛びそうになっている。ボタンとボタンの間からは白
い乳房の肌が覗いていた。

「やだぁ、むねがパツパツになっちゃってるよ。これじゃ、目立ちすぎる
よぉ・・・」

でも、大きいサイズがあるわけでもなくこれを着て学校にいくしかなかった。
せめて隙間から胸が見えないようにと中にキャミソールを着込むくらいだ。
スカートを履く。身長が伸びたせいでスカートが短くなったように見える。
少し動くとそれに合わせて胸がゆさっゆさっと揺れる。
家を出る時間はとっくに過ぎてしまっていた。わたしは仕方なくその姿で学校
へ向かうのでした。

*

学校にて。当然、わたしの姿は波紋を巻き起こした。
男の子が早速わたしの変化に気づいて大騒ぎになった。

「お、おい。誰だよあの女?」
「でっ、でっけぇ!!一体何カップあるんだ?」
「すげぇ、歩くだけで揺れてやがる。」
「十和田、十和田じゃないか?」
「ええっ、あのチビがいつのまに超セクシー爆乳女になったんだ?」

大きな胸は予想した通り男の子たちの注目の的になった。驚いているのは男子
たちだけではない。

「あ、あや?あやなの?」
「どうしたの?急に大きくなった気がする。それとその胸・・・」
「一体何センチあるのよ?」
「男子たちにエッチな目で見られてるわよ。」
「きゃ〜、ちょっと触らせて〜!」

昨日と同様に女子たちに周りを取り囲まれた。そして皆の手がわたしの胸に向
かってきた。

(もみっ)
「やわらか〜い」
(むぎゅっ)
「おっきー、いいなー」
(ぽよん、ぽよん)
「ほら〜、男子たち羨ましいでしょ〜」

女の子たちは思い思いにわたしの胸を触りもてあそんでいる。
いつの間にか胸のサイズも測られてしまい96センチのHカップに成長したこ
とがクラス内に公表されてしまった。

「もう!やめてよね!」

わたしは大きな声で女子たちに文句を言った。しかし、内心は少し優越感を感
じていて、男子から送られてくる視線も心地よかった。
もちろん男子たちのわたしに対する評価も一変していた。

「十和田ってエロいよな。」
「チビだと思ってたけど女の成長って怖いな。」
「十和田って彼氏いないよな。俺、告白しちゃおっかな?」
「お前、完全に乳狙いじゃねえか!?」

わたしは聞こえないふりをしながらも悦に入っていた。大きな胸が重いので机
の上にのしっとのっけた。また男子から歓声があがった。

「ふう。ムネ重くって肩こっちゃいそう。」