育ちすぎに注意

ブラン 作
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休み時間にわたしはまたクラスメートの女子たちに取り囲まれていた。
わたしの胸がどうしてこんなに急に大きくなったのか、そしてどうすれば自分
たちも同じようになれるのか教えてもらいたいらしい。

「ねえ、白状しなさい。どうやったらこんなに大きくなるのよ?」
「たった二日でAAからHカップなんてあり得ないでしょ。」
「私たちだってHとは言わないけど、人に自慢できるくらいになりたいわ。」
「どうやったのか教えなさいよ。」

わたしは皆に詰め寄られ仕方なく秘密を明かすことにした。

「実はね。秘密はこの指輪なの・・・」

そう言って、指にはめている銀色の指輪を女子たちに見せた。

「公園で知らないお婆さんからもらったのよ。大きくなる指輪なんだって。
もちろん冗談だと思ったわ。でも、これを着けて寝たら次の日に本当に大きく
なってたのよ。」

わたしは老婆と出会ったときのことを皆に詳しく語ったのだった。

「ねえねえ。その指輪、次は私に貸してくれない?あや、もう十分でしょ?」
「あっ、ずる〜い。私よ、私!」
「ちょっと待ってよ、ねえ、あや、親友でしょ?」
「公平にジャンケンで決めましょうよ。」

女の子たちの誰が指輪を借りるかということで大騒ぎとなっている。
その時だった。指輪が淡い光を帯びて輝き始めた。

「うっ!」

それと同時に急に胸が苦しくなってきた。

「うぐぐぐ・・・」

「どうしたの、あや!?」

大騒ぎしていた女子たちがわたしの異変に気付いて向き直った。

(ぐぐっ・・・ぱちんっ!)

制服の胸のボタンが一つはじけ飛んだ。胸がまた大きくなってるみたい。

(ぐぐぐぐっ・・・ぱちんっ!!)

服の皺がさらにきつくなり、ボタンがもう一つはじけ飛んだ。

「はあはあはあ・・・苦しかった。」

胸の苦しみが収まって顔を上げると女子たちが心配と驚きの顔でわたしを見
守っている。そして胸元を見ると胸の膨らみがまた一段と大きくなっているの
がわかった。

「す、すごい。本当だった。」
「ででっ、でかいっ!」
「今度は何カップになったのよ??」
「わあっ、背も高くなったぁ??」

胸は一回り、いや二回り大きくなってバレーボールが二つ入っているほどの大
きさになっている。ブラウスの隙間からは白い胸と深い谷間が見えていて、少
し動くとたゆんとたおやかに揺れた。
顔を上げて周りを見ると自分の目線が少し高くなったのを感じた。背もさっき
より10センチほど伸びたようだった。
制服のブラウスは胸に突き上げられて白い腹部が見えており、背が伸びて足が
長くなったぶんスカートがさらに短くなってしまったように見え、後ろから
ショーツが見えそうになっていた。

「いやん。こんなに大きくならなくていいよぉ・・・」

遠巻きに様子を覗っていた男子たちが歓声を上げている。

「今の見たか!?」
「お、おう。十和田の乳がさらにデカくなったぞ。」
「一体何て乳だぁ!?IやJカップってレベルじゃねぇ。」
「背もモデル並みに高くなりやがったぞ。」

わたしの身長は162から174センチへと成長し、バストは96から108
センチとそれぞれ10センチ以上も大きくなったみたい。バストのカップはL
カップになってしまった。

「もう、あんまり見ないで。」

さっき保健室でブラを外してしまったのでブラウスの下はノーブラだった。
ボタンが二つ弾けたブラウスはわたしの胸にぴったりと張り付いて乳首の突起
を目立たせていた。
両腕で前を隠したが恥ずかしがるわたしを見て男子たちは大興奮している。
女の子たちがわたしの周りを取り囲んだ。男子のいやらしい目から守ってくれ
るのかと思ったけどそうではなかった。

「あや、もういいでしょ?早くその指輪を私によこしなさい。」
「あ〜、ダメよ私が借りるんだから!」
「わたしよ、わたし!」
「私が一番早かったわよ!」

また女子たちの醜い争いが始まった。
わたしももうこれ以上の成長はこりごりと指輪を外すことにした。しかし、

「ええっ、うそ、どうして?・・・・・・指輪が外れない!!」

指輪は指にがっちりと食い込み、いくら引っ張っても外れる様子はない。
なぎさに外すのを手伝ってもらってもピクリとも動かなかった。体が大きく
なったせいで指も太くなってしまったみたい。焦ったのは女の子たちだった。

「ちょっと、外れないなんて困るわ!」
「何とかして外すわよ!」
「石鹸で滑りやすくしたら外れるかも?」
「よし、洗面所でやろう!」

石鹸で濡らそうが、オイルを垂らしてみようが指輪は少しも外れてくれなかっ
た。
そうなると病院とかに行ってカッターで切ってもらうしかなかった。

「ええっ、切っちゃうの?」
「切ったらダメになっちゃうじゃない。」
「もったいないよ〜」
「でも、仕方ないか……」

放課後にわたしは学校のすぐ近くの病院に行くことにした。次の成長が始まる
までに指輪を取ってしまわないといけない。誰かがLLサイズのブラウスを借り
てきてくれたので私はそれに着替えた。