えっ、なになに?たったの2ヶ月で夢のDカップに?
よくある広告だよね。こんなの信じるわけないじゃない。
今までこんなのをいくつも試したけど効いたためしがないものね。
「はぁ・・・」
どいつもこいつも巨乳、巨乳って。マンガや雑誌のグラビアは巨乳ばかり。
少しは貧乳にも気を遣えっての。いまやAカップって絶滅危惧種なのよ。
とは言え、やっぱり巨乳になれるもんならなってみたい。男どもの視線を釘付
けにしてみたい。
成長期を過ぎてしまった20歳の私には今からの逆転は望めない。そんなこと
分かっているんだけど、宝くじを買うようなつもりで、わたしはそのサプリを
ポチった。今までに聞いたことのないメーカー。逆にその方がもしかして?っ
て期待があったりするよね。
そのサプリはすぐに送られてきました。先ずは二週間お試しパックということ
で、お代は半額なのだそうです。やっぱ妖しいよねー、と思いながら1日分の
2錠を水と飲み込んだ。
次の日、朝目覚めると胸がボイーン!なんてことにはなってなかった。サイズ
は1ミリも変化なし。でも、思春期の時のようにバストの先端がチクチクとす
る変な感覚があった。これは期待が持てるんじゃないの?としばらくこのサプ
リを飲むことにした。
*
二週間後、大変なことが起こっていた。なんと、バストが2センチも大きく
なっているのだ。まな板と言われても仕方なかった胸には少し膨らみが出来て
いる。
「79センチ」
何回測っても間違いないわ。すごいよ、すごいよ。このサプリ。ダメ元でだっ
たけど効き目あるじゃん。2センチ増えたってことはBカップってことだよ
ね?新しいブラ買いにいかなきゃね。ふふふーん。
私はすぐに追加の注文をして続けてサプリを飲むことにした。
説明書によれば3サイズアップまでが推奨となっていて、それ以上はやらない
方が良いらしい。胸の形が崩れることもありますとなっている。3サイズと言
えばDカップだよね?
その後も私の胸はすくすくと成長し、サプリを飲み始めて1ヶ月を過ぎた頃に
はCカップになった。胸はぱんぱんに張って弾力があって少し痛いくらい。
生理前になるととても痛いのでそういう時は一錠に減らすといいんだって。
少し困るのは胸が敏感になったこと。前までは普通にノーブラで外に出かけた
りしてたんだけど、ブラがないと胸が揺れるし、乳首が擦れて痛いの。
そして、2ヶ月して私の胸はDカップにまで成長した。ブラが窮屈になり、
少しカップが浮いている。はみ出た胸が中央で美しい谷間を作っていた。ブラ
を外すと膨らみは綺麗なお椀型で完璧と読んでもいいくらいの美乳。こうやっ
て鏡で身体をチェックするのがいつものことになっている。
両手でバストを掬い上げて重さを確認し、両胸をぐっと真ん中に寄せてみて谷
間が出来る様子を確認した。バストサイズも順調に数字を増やしていた。
「85センチね」
人並みを少し上回るくらいのバストを手に入れて私はすごく喜んでいたのだけ
れど、一つだけ困ったことがあった。
「あんっ…」
胸に触れると変な感じがして、気持ちよくなってしまう。前まではただくす
ぐったいだけだったのに。
特に胸の先っちょがすごく敏感で服の上からでも何かにぶつかったりすると声
が出そうになるくらい感じてしまうときもある。
ぴったりした服を着ると明らかに膨らみが目立つようになった。時々男の人の
視線を感じることもあって少し得意になる。でも、どうせならもう少し大きく
したいというのが正直なところ。Dカップって昔は巨乳の代名詞だったらしい
けど今では自慢できるほどのサイズではない。
「もう少しサプリを続けても大丈夫だよね?」
既に推奨の3サイズ分大きくなってしまった。これ以上は胸の形が崩れたりす
る危険があるということだけどお椀型の綺麗な胸を見る限り、そんなことが起
きそうにもない。ネットで調べると4カップ、5カップと大きくしたという噂
もあって大丈夫そうだ。
私はサプリをやめないことにした。理想の巨乳を目指すために。
*
サプリを飲み始めて3ヶ月。私の胸はとうとうEカップのサイズになった。
乳房は一回りボリュームを増したが、形は綺麗な半球を保ったままで胸の形が
崩れることは全くなかった。
「どーお?完璧なおっぱいだよね?夢にまで見たEカップバストだよ」
グラビアアイドルがやるように腕で両胸を寄せてポーズを取ると弾力に富んだ
乳房が歪んで中央に魅力的な谷間ができた。
「あっ、やんっ」
胸の感度は日増しに高まっていて、少し触れるだけで快感が走り、身体がビ
クッと震えてしまう。豊かな胸をまさぐると自然と小さな声が漏れ出してしま
う。
「はあっ、だ、だめっ、こんなこと」
そうなるともう止まらないの。
私はベッドに潜り込んで両手をおっぱいに持っていき、量感を楽しむように揉
み込むと興奮はどんどん大きくなる。乳房の先端部はぷっくりと膨らみ、小指
の先ほどの乳首がはしたないほどに固くなっている。それを親指でピンと弾く
と電気が走ったかのような快感が私を貫く。
「ああんっ!」
両方の胸の乳首をしばらく繰り返して指で弾き、さらに興奮が高まると親指と
人差し指で乳首を摘み、少し引っ張りながらねじりを加える。するとさらに強
い快感が走った。
「あはぁああん!」
片方の手を乳房から離し、片手では愛撫を続けながら手を下腹部へと持ってい
く。私の秘部はいけないお汁ですでにぐしょぐしょに濡れていて、早く刺激を
与えて欲しくて待ち構えている。
今までオナニーなんてほとんどしたことがなかったのに胸が大きくなってきて
からどんどん回数が増えていて、週に二、三回くらいのペースでしてしまう。
人指し指を割れ目に滑り込ませると小さなクリトリスの突起の周りに這わせ
る。
「ああんっ、いやっ、す、すごい、き、気持ちイイ。あはぁあんっ!」
さらに強い快感が走り何度もビクッと身体が震える。乳首と秘部への愛撫を続
けながらどんどん快感を高めてゆく。
「あはっ、やっ、ああんっ、い、いくっ、いっちゃあああっうっ!!」
ベッドの上で身体を大きく弓なりにしならせて私はオーガニズムに達した。
今までオナニーがこんなに気持ちのいいとは知らなかったし、イクたびにまた
気持ちよくなっているようにも感じる。
恥ずかしいことをしているという後ろめたさはあるけれど、自分も大人の女性
なのだから仕方がないと言い聞かせた。
Eカップの胸はさすがに視線を集めるようになった。季節が春から夏に向か
い、薄着になるとどうしても膨らみが目立ってしまう。
「あれ?あかりってそんなに胸おっきかったっけ?」
「えっ?ええ、まあね。」
友人に気づかれて少し得意気になる。
「ちょっと触らせなさいよ。」
(もみっ)
「あんっ!やだ、やめてよ!」
すれ違う学生やサラリーマン達もちらちらと胸元に視線を送ってくる。
「すごい。これが巨乳の威力なのね。」
視線を浴びて優越感に浸る私。でもアンダーバストが小さめなので普通のE
カップの人と比べるとボリューム感は劣る。欲を言うともう一つくらいサイズ
アップしたいところ。私はもうしばらくサプリを続けることにした。
*
サプリを飲み始めて4ヶ月半。私の胸はとうとうFカップに到達した。
サイズはアンダー67、トップは90センチちょうど。
90の大台に届いた今、その辺の女の子に負けることはまずない。男たちの視
線はしょっちゅうだし、女性からも羨ましがられるようになった。
「Fカップ、何て素敵な響きなんだろう?これこそ正真正銘の巨乳だよね。」
新しいFカップのブラにはみっちりと豊満な柔肉が詰まり、深い谷間ができて
いる。ブラを外しても胸の位置はほとんど下がることもなく、横に広がったり
もしない。形が崩れるという心配なんか全くいらなかったのだ。
女友達から誘いがあった。
男女のグループで海に行くんだけど女子が少ないから来てくれないか?という
ものだった。泳げないし、日に焼けるのが嫌いだから去年までの私なら絶対に
断っていたはずだけれど、大きくなったバストをちょっと披露してみたくなり
誘いをオッケーした。
新しい水着を買わなきゃいけなくなったので気合いを入れてデパートの水着売
り場に行った。
「たくさんありすぎて迷うな〜」
イメージもないままやって来たのでどれを選んで良いのか迷っていると、30
歳台くらいの女性店員が声をかけてきた。
「いらっしゃいませ。どのような感じでお探しですか?」
「あ、いや、まだ見てるだけなんです。」
店員は私が買いそうな雰囲気を感じとったのかいくつかの水着を手にとって目
の前にいくつか並べた。
「そうですね。お客様の感じだと可愛い感じの水着がお似合いかと思います。
こんなのはどうですか?」
店員が差し出したのは、フリルのついた白いビキニでとても可愛いのだけど
ちょっと甘過ぎるような気もする。隣のは同じくフリルでチェック柄のビキ
ニ。その横はパステル系の柔らかい雰囲気の水着だ。
「それともグッと大人っぽく攻めてみます?これなんか男の人には人気がある
ようですよ。」
出てきたのはかなり布の面積が小さい黒いビキニで紐で結ぶタイプのものだ。
もう一つは背中が網になっているタイプでこれもすごくセクシーだった。
でも、ちょっと自分の感じとは違うかなと悩んでいたらまた別の水着が並べら
れた。今度はスポーティな感じの水着で、露出は控えめだが上下がセパレート
になっていてデザインも可愛い感じだ。
「試着してみますか?」
私は勧められるままに水着に着替えた。服を脱いで白いビキニに着替えてみた
けど胸が少しキツイみたい。
「まぁ!立派なおムネですね、羨ましいわ。これじゃ全然カップが合わないで
すね。もう一つ大きいのをお持ちしますね。」
大きな胸を褒められて気分が良くなる私。一つ大きいサイズに変えると胸は
ぴったりと収まった。続いてセクシーな黒ビキニを着けてみた。豊かな胸が
カップの上下左右からはみ出してしまう。さすがにこれはちょっと恥ずかしい
かな。
「うわぁ、すっごくセクシーですよ。やっぱり胸があるからこういう水着が似
合いますね。」
もう一つはスポーティなタイプでライトグリーンとホワイトのツートーンの水
着だ。
「スポーツしたりするならこれがおススメです。大きな胸もすっぽり包んで揺
れを抑えてくれますからね。」
露出は控えめだけど、生地がぴっちりと胸に張り付いてFカップの巨乳を強調
している。私は悩んだ結果、このスポーティな水着を選んだ。甘すぎず、セク
シーすぎず、控えめだけど胸の大きさをさり気なく見せつける水着を。
「じゃあ、これにします!」
私は期待に胸を膨らませて買い物袋を持って家に帰ったのでした。
*
海に行くのは中学の時以来かな。胸がコンプレックスで海やプールは出来るだ
け避けて通って来たから。
ましてや男の子と行くのは初めて。私を入れて女子は3人、男子は4人らしい
です。
待ち合わせに現れたのはまあまあカッコいい男の子達。二台の車に分かれて
乗って海へと向かう。
私と友達は後部座席に乗りお喋りしていた。
海の家の更衣室で水着に着替えると男の子達はテントやイス、シートなんかを
準備していた。私はまだ水着の上にパーカーを着ていたが、胸の膨らみが布地
を大きく盛り上げいるのに気づかれたみたいだった。
「じゃあ、早速、海に足を漬けてみない?」
友達が上着を脱ぐのに合わせて私もパーカーのジッパーを下ろし、水着姿を披
露した。ライトグリーンの水着がFカップの胸を包み込み、前に突き出してい
る。男の子達の視線が一気に私の胸に集まるのを感じた。
(うふふ。見てる、見てる。やっぱり男の子って巨乳が好きだよね。)
友達はどう見てもCカップくたいだし、もう一人の子もBくらい。完全に私の
Fカップバストが目立っている。
ビーチを見渡しても私ほどのおっぱいはいない。
「ねぇ、ビーチバレーやらない?」
一人が提案して、みんなで輪になってビーチボールを始めた。
私の大きな胸は少し動くだけでユサユサと揺れてしまう。一緒にいる男の子達
だけでなく、周りの人々からも胸への視線を感じた。
(うふふ。おっぱいが揺れて困っちゃう〜)
胸に沢山の視線を浴びたせいで私はムラムラとエッチな気分になってしまっ
た。ここ最近、胸はますます敏感になっていて何かのことですぐに変な気分に
なっちゃうし、それを収めるためのオナニーも毎日のことになっていた。
変な気持ちを抑えながら私はビーチバレーを続けていたが、ひと段落したとこ
ろで一人で更衣室に戻りトイレに入った。
(だめっ!も、もう、我慢できないよぉ!)
たっぷりと男たちからの視線を浴びて水着の下の乳房は少しでも早く快感を与
えて欲しくてむずむずとしている。トイレの個室に駆け込んで鍵を下ろすとビ
キニを上に捲り上げて胸を露出させた。
二つのおっぱいの先端はツンと尖って固くなっていている。それを親指と人差
し指で摘みクニッとねじって引っ張る。
(はあああーーんっ!きっ、気持ちいいっ!)
こんなことをしてはいけないと分かりながらも、欲しがっていた快感がようや
く得られて私は気持ち良さによがり、壁に体をもたせかけた。
乳首をクリクリとひねりながら、片手をショーツの中に滑り込ませる。割れ目
の中はもうぐっしょりと濡れていた。
「ああっ・・」
今まで味わったことのない快感に思わず声が漏れてしまう。誰かいるかもしれ
ない更衣室のトイレで一人、こうやってオナニーをしているという後ろめたさ
がまた快感を高めていた。
(だ、だめっ、声を出しちゃ、はああんっ、でも、すご、すごくきもいイイっ)
快感がどんどん高まり、イクまでにそんなに時間はかからなかった。
(いっ、いくっ、いっちゃうよおおおーっ!)
「くうっ」
息を押し殺しながら私は絶頂に達した。こんなに気持ちのいいオナニーは初め
てだったかもしれない。少し余韻に浸りながら胸を元通り水着に納めてトイレ
を出た。
ビーチではまたバレーが始まっていて、私は何食わぬ顔でそれに加わった。
海で泳いで、みんなでご飯を食べ、またバレーをしたり泳いだりして夕方には
車に乗って帰った。
男の子達と連絡先を交換して、また遊びに行こうと言って別れた。
*
家に帰るころにはかなり疲れていたが、胸は昼間の疼きを抱えたままだった。
体の火照りを収めるために私はベッドに潜り込んだ。
昼間のトイレでのことを思い出すとあの興奮が戻ってきて心臓のドキドキが高
鳴る。何て恥ずかしいことをしたんだろう。それと男の子達のいやらしい視
線。みんな私の胸を見ていやらしいことを考えているのかと思うとさらに興奮
してしまう。
「あんっ、やっ」
男の子に揉まれるのを想像しながら胸をもてあそんでいるとどんどんと興奮が
高まっていく。
股間に手を持っていきたくなるのを抑えて両方の乳首を引っ張ってクリクリと
ねじったり、人差し指で繰り返し弾いたりする。
「あはっ、やんっ、き、きもちいい・・・」
十分に乳房をいじめた後、いよいよ股間の方に手を持っていく。十分に焦らさ
れたクリトリスは刺激が与えられたくてうずうずとしながら待ち構えている。
「あははああんっ!!」
自分でもびっくりするほど大きな声を出してしまう。それほど気持ちがいいの。
片手で乳首を弾きながら、もう片方の手の指を動かす速度を上げていく。
「あはっ!す、すごい、きっ、きもちイイよおおっ!!」
ビクン、ビクンと身体が波打ち、やがてオーガズムへと登ってゆく。
「くあはっ、イクッ、いっちゃあああうっ!!」
体を大きく弓なりにしながら私は快感の頂点に達した。
連絡先を交換した男の子から今度二人で会わないか?とお誘いがあった。
それも一人からじゃなくて三人から別々に。突然のモテ期到来に嬉しくなる私。
「ふふふ。このおっぱいがあればどんな男の子も私のものよ!」
私は三人の男の子とスマホで連絡を取りながら三人と交互にデートをするこ
とにした。
「とりあえずデートしてみてから誰を彼氏にするか決めよっかな?あー、デー
トに何着て行こうかなぁ?」
*
夏が過ぎて秋の気配が漂い始めたころ。一つ大きな問題が起こっていた。
「はぁ・・・どうしよう」
私はバスルームの鏡を見ながら大きなため息をついていた。胸がFカップに達
した後、私はサプリを飲むのをやめたのだけど、そのあと段々と胸の張りが失
われてきた。
乳房はぷよぷよと柔らかくなって弾力が衰え、ロケットのように前に突き出し
ていたのが下へ下がるようになった。以前はブラを外してもほとんど形が変わ
らなかったのが今では左右に離れてしまい、位置もだらんと下がっているの
だ。
「これじゃ、おばさんのおっぱいだよ・・・」
胸の形が崩れるとはこの事だったのだ。今頃気づいても後の祭りだった。20
歳にして胸は見るも無残な垂れパイになってしまっていた。せめて出来ること
と言えばバストアップの体操と矯正ブラで胸を寄せて上げることだった。
男の子達とのデートは順調に進み、三人が私を奪い合うようになっていまし
た。それぞれから付き合って欲しいと告白され、私はまだ誰を彼氏にしようか
と決めきれていなかった。
秋が深まる頃、私は三人のうちの一人と付き合うことになった。彼氏はスポー
ツ好きの好青年で私のことをとても好きでいてくれていた。やはり私の大きな
胸が気になるらしく、デート中もよく視線を感じるのだった。
その視線に気がつくと少し心が痛く感じた。夏の海で見せつけた完璧なバスト
はもう失われていて、服の下にはだらしのない無残なおっぱいが隠されている
のだ。
冬が近づくと彼氏との距離はますます近づき、デートの帰りにはキスをするよ
うになった。このままいけばそのうち身体の関係になることは予想できた。
でも、このおっぱいを見たら彼はきっとがっかりするだろう。
クリスマスの休みに二人でどこかに出かけないかと彼氏に誘われた。初めての
お泊まりだ。そうなるとやっぱりこの胸のことが気がかりだった。
「これしかない・・・」
私は机の引き出しにしまってあったサプリを久しぶりに取り出した。これをま
た飲み始めれば胸の形も元に戻るはず。そう考えて寝る前に二錠を飲んだ。
次の朝起きると胸の張りが戻ってきたのを感じた。ふにゃふにゃと柔らかだっ
た乳房には少し弾力が戻っている。
「す、すごい・・・」
次の日とその次の日もサプリを飲むたびに胸の弾力が戻っていく。5日目には
ほぼ完璧な以前のバストを取り戻すことができた。
「わおっ!これ、これ!このバストよ!」
*
クリスマスの休みは彼の運転で温泉へ一泊旅行に出かけた。胸の問題も無く
なって私はうきうきした気分で助手席に乗った。
彼はずっとそわそわしていて落ち着かない様子。どう考えても今夜のことを考
えているみたい。
私も今日はそのつもりできちんと勝負下着を着けてきていた。
温泉に着いて二人で温泉街を散策して、豪華な食事を食べました。食後に温泉
に入って部屋に戻ってくると彼氏が先に戻っていた。
彼は私を抱き寄せてキスをする。私も自分を抑えきれず彼と濃厚なキスを続け
た。私を抱きしめていた彼の手が胸の膨らみまで下りてきてグッと力を入れて
揉み始める。
「あっ」
力強い彼の手に心臓がドキンとした。敏感な私の胸は少しの刺激でも感じてし
まい小さな声を漏らしてしまう。
「あんっ」
胸を揉む力が強くなり、片方の手が浴衣の紐を解き始めます。するすると紐が
解かれると浴衣を脱がされ下着姿になった。
今日の下着は淡いピンク色、フリルとレースがたくさんついたカワイイ系。
男の人に裸はもちろん下着姿を披露するのも初めての私は恥ずかしくて彼の顔
を直視できなかった。
「とても可愛いよ。」
彼の言葉がずきゅんと心に響いてもう何も考えらない。
「リュウくん、そんなに見ないでよぉ」」
手が背中に伸びてきてブラのホックが外された。
(ぷるんっ)
肩紐がずれてカップから真っ白なおっぱいがこぼれだす。完璧なFカップの胸
は前に突き出すように盛り上がっている。
「やんっ、恥ずかしい・・・」
彼はブラジャーを脱がすと両手で掬い上げるようにして持ち上げながら、手触
りを楽しむようにもてあそんだ。もうとっくに固くなっている胸の先っちょを
彼の方に突き出す。
「あはっ、やあんっ・・」
彼は息を荒くしながら私を布団へと連れていきそこに寝かせた。
仰向けになった私の上から彼が覆いかぶさってくる。しばらく唇を重ねている
と次第にキスの場所が首筋へ、そして胸元へと下がってきた。
(ビクッ)
乳房にキスされて体がビクンと反応した。まだ乳首にも触れられていないのに。
彼はこんもりと盛り上がった二つのおっぱいを両手で真ん中に寄せ、感触を楽
しむようにぽよぽよとおっぱいを揺らす。
「あんっ、やめてっ」
彼の顔がまた胸に近づいてくる。鼻息が胸にあたってくすぐったい、そう思っ
たときだった。
「あはああんっ!」
ペロンと乳首を舐められて今まで感じたことがないほどの快感が駆け巡った。
「あはっ、いやぁん」
サプリを飲み始めてからまた感度が上がった胸に、舌での愛撫は刺激が強すぎる。
(チュパッ)
「ひゃあああんっ!」
右の乳首を強く吸われてまた私は大きな声を出してしまった。彼はチュパ、
チュパと吸いながら、左の乳首を親指と人差し指で繰り返し弾く。
「あはっ、あん、もう、やだっ、やあんっ!」
自分で胸を触るのとは比べものにならないほど気持ちが良かった。
彼の愛撫は下腹部へと下りてくる。私のピンクのショーツを脱がせると大きな
手を股間に滑り込ませてきた。私の恥ずかしい部分ははしたないほどにぐしょ
ぐしょに濡れてしまっている。
そのことを確認してから、彼も浴衣を脱いで全裸になり私の目の前にそそり
立った男性器を出した。
(大きい・・これが男の人の・・こんなの私の中に入るの?)
彼は足を開かせてからペニスを私の秘部へと差し込んでくる。
「痛っ・・」
生まれて初めて男性器を私の中へと受け入れる。さっきまでの快感は痛みのせ
いでどこかに吹き飛んでしまった。彼はすぐにはペニスを動かさずに私の痛み
が収まるのを待っててくれた。
「少し動かすよ?」
彼は腰をゆっくりと小さく動かしました。もう痛みはほとんどない。
私の様子を見て彼は段々と腰を大きく動かした。
「あっ、はぁ・・」
(たぷん、たぷん)
Fカップの胸がお皿の上のプリンみたいにゆらゆらと前後に揺れた。私は腕で
胸が揺れるのを抑えようとしましたが、彼がその手を押さえてしまった。
(おっぱいが揺れて、恥ずかいよぉ・・)
彼は腰の動きを早めました。膣の中で彼のペニスがびくびくしているのがわ
かった。
(たっぷん、たっぷん、たっぷん、たっぷん・・・)
「くあっ」
一瞬、ペニスがさらに大きくなったと感じたとき彼は射精した。お腹の中に温
かいものが広がり、力が抜けたのかぐったりと私の身体に持たれかかってきた。
(うふふっ)
私は彼とのセックスが上手くいって嬉しかったのと私の中で射精してくれた彼
を可愛いく思った。
彼は私の大きな胸に顔を埋めて幸せそうな顔をしていた。
(そんなによかったかしら?)
その夜、彼とまだあと二回エッチをした。そして疲れてそのまま朝まで眠った
のだった。
*
彼とは週末には会ってデートをしてセックスをした。胸の形を維持するために
サプリはやめられなかった。試しに一錠に減らしてみたら5日ほどで胸の張り
がなくなってきて、やはり下に垂れてしまうのだった。
再びサプリを飲み始めてから二ヶ月経った頃には胸のサイズはGカップになっ
ていた。
彼にはブラのサイズを一つ大きくしたことは内緒にしていたんだけど、やはり
エッチの時に気づかれてしまった。
「なぁ、あかり?なんか胸大きくなってない?」
「リュウくんがいっぱい触るからだよー」
ワンサイズ大きくなったと言うと彼は喜んでおっぱいをいつもよりたっぷりと
揉むのだった。
エッチでは必ずパイズリを要求された。最初は彼のものをうまく挟み込めなく
て苦労したけど、ネットで方法を勉強したのと、胸も大きくなったのとで上手
くいくようになった。今では彼をいかせるのもカンタンだ。
(ぱふっ)
男の人はパイズリで受ける刺激よりも、女の子に尽くしてもらっている姿勢
や、胸の大きい子じゃないとできないことをしているという特別感にとても興
奮するそうなんです。
「どう?Gカップに挟まれた感触は。」
仁王立ちした彼の前で私は膝まづいて軽く彼のペニスをシゴいてまず期待感を
煽る。それから膝立ちになってペニスを胸の谷間に挟みこんで上目遣いで恥じ
らう表情を見せながらゆっくりと胸を上下に揺らしてペニスに摩擦をしてい
く。
(とぷん、とぷん・・)
「あはっ、リュウくんのコレ、すっごく硬くなってるね」
彼のそれは私の深い谷間にすっぽりと包まれてときどき先端が見え隠れする。
(とっぷん、とっぷん・・)
「あれ?もう気持ち良くなりそうなのかな?もう少し我慢できる?」
私は胸を上下させるスピードを遅くして彼をじらす。そうかと思うと急に速く
してみたりして彼の反応を楽しむ。残念ながら私は全く気持ちが良くない。
でも彼に気持ち良くイッてもらうために頑張って奉仕する。
(たっぷ、たっぷ、たっぷ、たっぷ・・・)
「うっ!くうっ!」
生温かい精液が谷間に広がる。彼は幸せそうな顔をして射精の余韻に浸っている。
それとは逆に、私の側は少し欲求不満だった。Gカップになっても胸の感度は
少しも衰えず、逆にまた敏感になってしまっている。彼にはもっと気持ちよく
してもらいたいのだけどパイズリだけで満足してしまいそれで終わりになるこ
とも多かった。
(私ももっと満足させて欲しいのに・・・)
Gカップの乳房はロケットのように前に突き出して歩くだけでもユサユサと揺
れる。道ゆく人たちの視線が集まるのにも慣れてきたけど見られるとやはり
エッチな気分になってしまう。
家に帰った後にも一人でオナニーをして欲求不満を解消するのでした。
*
さらに三ヶ月が経ち、季節は春から夏に向かう頃、私の胸はHカップに成長し
ていた。
彼は私の胸が大きくなることについて喜びながらも不思議に思っているよう
だった。
成長期でもなく妊娠もしていない女性がFカップから2サイズも大きくなると
は普通ではあまり考えられないからだ。
私は新しく買ったHカップのブラを彼に見せびらかした。
ブラを外すとさすがに重力で少し下がってしまうけど、十分な張りと弾力は
保ったまま。大きすぎるせいで、足元が見えないのが難点だった。
彼とのセックスは最近少しマンネリ気味だ。おっぱい重視でその他のサービス
がちょっと足りないかなぁって不満。彼がパイズリ好きなのは嬉しくもあり悲
しくもあった。
ところがある日、いつものように彼とエッチをしていたらとんでもないことが
起こってしまったのだ。
「お、おい。これ、どうなってるんだ?」
私は騎乗位で上になりながら彼に胸を鷲掴みにされていた。興奮が高まっても
うイクというところで胸の先端からポタポタと白い液体が滴り落ちた。
「えっ?なにこれ?」
それはどう見ても母乳だった。出産もしていない私が母乳を出せる訳がない。
「うそだろ?もしかして妊娠してるのか?」
彼も驚いていた。でも仮に妊娠していたとしてもそれだけで母乳が出ることは
普通ありえない。出産を経験した女性が性的に興奮した時に噴乳するというこ
とはあるらしいけど出産の経験なんかない。
(まさか?これってサプリの影響なの?)
もしかしたらサプリでホルモンバランスが変になっているのかもしれない。
私はセックスを中断して滴るミルクを手で受けた。彼も驚いてしまいセックス
どころではなくなってしまった。
このことがあってから私と彼は疎遠になってしまった。妊娠なんてしていない
と言っても信じてくれなかった。
結局、その彼とは半年ほどで別れてしまったのだった。