桜木ミリアの長い一日

ブラン 作
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「ミリアさん!大丈夫?」

目を開けると辺りが騒がしかった。控え室に運ばれて簡易ベッドの上に寝かされていたのだった。
目の前の女性には見覚えがあった。桜木ミリアをデビュー当時から支えている高木マネージャーだ。
彼女はいつも舞台袖からミリアを見守っているので顔を覚えたのだ。

「ミリアちゃんは!?」

「何言ってるの?あなたがミリアでしょ?」

待機していたドクターがやって来て瞼を押し下げて目の色を診た。
過労による貧血。ゆっくりと休養を取るようにとドクターは言った。

「ミリア、大丈夫?1日ぶっ通しはやっぱり疲れちゃったのね。
明日の朝はゆっくり寝られるように午前中のインタビューの仕事はキャンセルしておくわ」

状況がよく飲み込めなかった。高木マネはなぜ僕に向かってそんなことを言うのだろう。
彼女は帰りの準備をするから少し待ってて、と言って部屋から出て行った。
本当にミリアちゃんは大丈夫だったのだろうか?僕は辺りをキョロキョロと見回してみた。
控え室の壁面に設置された大きな姿見に桜木ミリアの姿が映っていた。

「えっ、どういうことだ?なんでミリアちゃんが映っているんだ?うっ、うそだろ??」

鏡に向かって手を上げると、鏡のミリアも手を上げた。

「入れ替わってる!!僕がミリアちゃんに!?」

ベッドから起き上がり鏡に顔を近づける。憧れのミリアちゃんの美しい顔。
白くキメの細かな肌に大きな瞳、整った鼻と口。
腰に手を当ててみるととても細くて、僕の中年太りした腹ではなくなっていた。
そして、目線を下げると1000ミリ砲が衣装を大きく盛り上げている。

(ごくっ・・・こ、これがミリアちゃんの)

い、いや。ガチのファンとしてやましい気持ちでミリアちゃんに触れるなんてことは断じて許されない。

(しかし、キツイな・・・)

胸元に圧迫感があった。おそらく衣装が少し小さいのだろう。
ミリアちゃんが貧血で倒れたのもこれが原因かも知れない。
そして、身体の疲労感はハンパなかった。何しろ朝から一日中立ち尽くし、
ファンと笑顔で握手していたのだから相当な疲労なのだろう。
ところで、塚口たかあきの本体はどこに行ってしまったのだろう?
僕がミリアちゃんになってるってことは、ミリアちゃんは僕の身体なのだろうか?

「あのー。ファンの男性はどうなったんですか?」

近くにいたスタッフに聞いてみた。

「えっ、ああ、あの方ですか・・・気を失って救急車で運ばれましたよ。
今頃どこかの病院に行ってると思いますけど。」

うそだろ?大丈夫かよ、僕の身体。どうする?病院へ追いかけるか?
いや、僕の身体は桜木ミリアなんだ。街中に出かけて行ったら大騒ぎになる。
不可能だ。それに、今は身体が疲れすぎている。貧血もまだ回復していないし。
とりあえず回復を待って、明日の朝、病院に問い合わせることにしよう。

高木マネが控え室に戻って来た。帰りの車の仕度ができたそうだ。

「ミリア、大丈夫?歩けそう?」

「ええ・・・」

「だったら、まずその衣装を脱いで服を着替えてもらえる?」

そういうと高木マネはミリアの私物らしき服をテーブルの上に置いた。
この窮屈な衣装を脱げるのはありがたかった。僕は衣装の前ボタンに手を掛けた。
ドキドキと胸が高鳴る。僕がミリアちゃんの衣装を脱がすなんて。
上から一つ、二つ、三つとボタンを外すと肩や胸に感じていた締め付けが弱まって楽になった。
四つ目、五つ目のボタンは大きな胸が邪魔でよく見えないのを手探りで外した。
高木マネに衣装の上着を渡すとスカートのホックに手をかけて外した。
スカートを脱がすなんて初めてのことだったので少し手間取ってしまった。
スカートを下ろすとミリアの細くて白く美しい脚が見えた。
僕は衣装を脱いで、薄手の黒っぽいシャツにトレーナー生地のショートパンツという姿になっていた。
そして、テーブルの上のクリーム色の服を広げると頭からすっぽり被るタイプのパーカーで、着てみると丈は膝の下まであった。

(かっ、カワイイッ!素っ気ないカジュアルな私服のミリアちゃん。爆裂的なカワイさじゃんか!)

ダボっとした緩い服に着替えたがそれでも胸の膨らみは生地を押し上げて存在感を主張していた。

「じゃあ、行きましょう。」

僕は高木マネの後について控え室を出た。

(ヨロッ・・)

「だ、大丈夫?ミリア?」

「大丈夫です」

大きな胸の膨らみのせいで足下が見えづらく、電気のコードか何かを引っ掛けそうになりよろめいてしまったのだ。
廊下を歩いて階段を下りて駐車場へと向かう。階段でも大きな胸は邪魔だった。
足元がよく見えないのでゆっくりと下りなければならなかった。

(重いなぁ・・・)

1000ミリ砲はかなりの重さがあった。
重みで身体が前かがみになるし、肩にズッシリとのしかかってくる。
歩くと小刻みにユサッ、ユサッと揺れた。いつもこんな重いものと一緒だなんて爆乳女性も大変なんだなぁと思った。
駐車場には国産のワゴン車が3台並んでおり、僕は高木マネと一緒に後ろの車に乗った。前の2台はスタッフの車でダミーの役割を担っているようだ。
ファンや芸能記者に追跡されないためだろう。
後部座席のシートに身体を埋め、出発するのを待っているうちにフッと気を失うかのように眠りに落ちてしまった。
それほどミリアの身体は疲れていたのだ。

「・・・リア。着いたわよ。ミリア」

高木マネの声に気づいて僕は目を覚ました。どうやら家に着いたようだった。
どこかのマンションの地下駐車場だ。
車を降りて高木マネの後ろをついて歩いた。少し寝たお陰で頭はスッキリとしていた。
いかにも芸能人が住むようなセキュリティ万全の高級マンションだった。
床には毛足の長いカーペットが敷かれてあり、ところどころに絵画や壺が飾られている。
エレベーターは動いているのがわからないくらい静かだった。
エレベーターの階数表示がどんどん上がっていき"14"で止まった。
僕はエレベーターを降りてキョロキョロとしていると、高木マネが右手側の部屋の扉をカードキーで開けた。

(ここが、ミリアちゃんの部屋なのか?)

まるで高級ホテルのスイートルームのようだった。
部屋を入って右手にキッチンと洗濯機があり、奥はダイニングと広いリビングルームとなっていた。
左手にはドレッサーとバスルーム、そして寝室があった。キチンと整理が行き届いて清潔に保たれていたが、
これは専属のメイドを雇っているからという事が後でわかった。
時計を見ると深夜の1時をとっくに過ぎていた。高木マネも大変だと思った。

「じゃあ、明日は11時に迎えに来るからね。ゆっくり身体を休めておいて。
バスタブにお湯を溜めているからキチンとお風呂に入るのよ。
それから、朝食を持ってくるようにコンシェルジュに連絡しておくわ。何かあったら連絡して。」

そう言い残すと高木マネは一息つくこともなく部屋から出て行った。
僕はホテルのスイートルームのような部屋に一人ポツンと取り残されてしまった。
明日の午前中のうちにたかあき本体の居場所を突き止めなくてはいけない。
今日は夜も遅いし早く寝よう。何しろ疲労感はピークに達している。
疲れを取るために風呂には入っておきたかった。決していやらしい意味はない。
高木マネの指示でもあるのだからと言い聞かせて僕はバスルームへと入った。

バスタブのお湯はほとんど満タンになりかけていた。僕は裾をたくし上げてパーカーを頭からスッポリと脱いだ。
そして薄手のシャツを脱ぐと前に大きく張り出した胸はスポーツブラで覆われていた。

(スポブラなのか・・・こんなサイズのがあるんだな・・・)

ブラの中はみっちり詰まっていて、どうやらあまり胸が揺れたりしないように
しっかりめの素材のものを着けているみたいだ。

(脱がなきゃ、風呂には入らないよな)

僕はブラジャーの下の部分に手を掛けてそれを上に捲り上げた。

(ばるるんっ!)

スポブラの拘束が外れ、窮屈に収まっていた大きなバストが自由を得てこぼれ出した。

(デカイ・・・ これがミリアちゃんの1000ミリ砲)

トップ部にはニプレスが貼られている。
アイドルの胸ポチはカメラ小僧や下劣な大衆誌の格好のネタになっていまうので最新の注意を払っているのだろう。
胸のカタチは美しく、スポブラに収まっていた時とそれほど変化していない。
ダラんと垂れた乳だったらどうしようかと心配したがそれは単なる杞憂に終わった。
スポブラがうまく肩代わりしてくれていた重みがずっしりと肩にのしかかってきた。一体、何キロくらいあるのだろうか。
僕は恐る恐る両手で胸を下から持ち上げで見た。

(やわんっ・・・)

柔らかな乳房の感触に興奮が高まる。
今まで女性の胸にすら触れたことのない僕がトップアイドルの桜木ミリアの胸に触れているのだから。

「柔らけぇーっ!それに何だこのモチモチした感触は!
こ、これがおっぱいというものなのか!すっげー、手に吸いついてくるーっ!」

バスルームにミリアの可愛らしい高い声がこだました。

(やべぇ!ド深夜だと言うのに興奮して大声を出してしまった。いやぁ、もう、この感触。ホントに堪らんじゃないか。
いやいや、こんなことしてんと早く風呂に入らんと。)

ショートパンツに手をかけて下ろすと白いレースのショーツが現れた。

(スポブラとは対照的に大人っぽいじゃないの・・・)

なんだかお尻の風通しがいいなと思ったら何とTバックである。

(ミリアちゃん・・・君はなんて大胆なんだ)

鏡に背を向けてバックスタイルを確認するとカタチの良いぷりんと丸いヒップがほとんど丸出しになっている。
思わず興奮してしまったのだが、これもパンティーラインが映らないなめの工夫なのだろう。
バスタブのお湯はとっくに満タンレベルを超えてしまっている。

(それから。これも剥がさないとな)

胸の先端にはまだニプレスがついたままである。

(落ち着け・・・)

ペリッ・・・

「あっ、んっ」

ニプレスをめくるとミリアの可愛い乳首がお目見えした。胸の大きさからすればやや小さめだろうか、
外国人の血が入っている割には乳輪の大きさもやや控えめである。

(ふんんんっーつ!い、いいぞ!ミリアちゃん!君はどこまで完璧なんだ!?
僕は今、桜木ミリアのバストトップを目の当たりにしている!
うおおおーーっ!感動だ!僕の人生にもう一片の悔いなし!!)

僕が興奮したせいか、二つの乳首はピンと突き出るように固くなっていた。
ほんのり桜色がかかったカワイイ乳首だった。
レースのショーツを下ろすと薄めの陰毛が見えた。そしてその奥は。

(ごくっ・・・)

見てみたい。しかし、さすがにその領域まで踏み込むのはイケない気がした。

(とりあえず今夜はここまでにしよう。おっぱいだけで一生分のおかずが獲得できたしな)

ようやく僕はバスタブに身体を沈めた。
大きな胸が浮力でぷっかりと浮いて、まるで二つのボールが浮かんでいるようである。
胸の重みから解放されるとともに溜まっていた一日の疲れがどっと押し寄せてきて
あやうく湯船で寝てしまいそうになった。



朝、目が覚めたが僕は桜木ミリアのままだった。時計を見るともう10時になっている。

「やばい!寝すぎた!」

高木マネが迎えに来るまであと1時間しかない。
自分の本体とまず連絡を取ろうと考えていたのだが完全に出遅れてしまっていた。

(どうするか・・・)

先ずは自分の携帯に電話をして見ようと思い、ミリアの携帯を探した。
それはリビングのテーブルの上に置かれていて、色とりどりにスワロフスキーで
デコレーションされたケースがつけられていた。
画面を見るとメッセージが届いている。指紋で認証して受信箱を開ける。

"やっほー、桜木ミリアさん。今日はとてもいい天気ですね!ワタシはとても元気です。
ねぇ?しばらくこのままでも良いですか?ワタシちょっと行ってみたいところがあるんですよ。
って、実はもう電車に乗っちゃってます。明日には帰ってくると思います。たぶん。
それまで、桜木ミリアさんで頑張って下さいね。そうそう、もう少しダイエットした方が良いですよ?
少し走っただけでハアハア、ゼェゼェしちゃうんですもの。ミリアより"

「ミリアちゃんからだ!一体どこへ行ってんだ?探しようがないじゃないか!」

僕は部屋で呆然と立ち尽くした。
恐らく今日の午後は仕事が沢山入っているに違いない。にせミリアのままでごまかせる訳がないだろう。
でも、とにかく彼女が帰ってくるまで何とかするしかなかった。
玄関にメッセージカードが差し込まれていた。
朝食を待ってきたが寝ていたので持ち帰ったそうだ。
内線で連絡すれば持ってきてくれるそうなので僕は早速連絡を入れた。
高木マネが来るまでに身仕度をしないといけない。
服は置いてあったがメイクなんかどうすれば良いのかわからなかった。

運ばれてきた朝食はパンとハムエッグにサラダと至ってシンプルで、飲み物には豆乳がついていた。
それを急いで済ませるととりあえずソファの上に置かれていた服を着てみることにした。
まず巨大なピンクのブラが目についた。そしてピンクのショーツとキャミソール、ストッキング。
品の良い白いブラウスとドレーブのかかった青いスカート。
仕立ての良いカーディガン。どう見ても今日はお嬢さんスタイルのようだった。
パジャマのボタンを外して上半身裸になるとブラを引っ張り上げて胸に当ててみた。

「でかいよな。子供なら頭にすっぽり被れるやつだ。これ何カップなんだろ?」

ブラジャーのバンドをひっくり返してみると、
 TOP 102.5
 UNDER 67.5
 CUP K
 BONITA
とタグに書かれていた。*

「け、Kカップもあったんだ!?100センチをオーバーしてるし。すっげー、おっぱいだな。
やっぱ、デビュー当時よりちょっと大きくなっるよな?」

ブラのバンドは帯のように太いし、肩ひももベルトくらいの幅がある。
ボニータとは聞いたことのないブランドだなと思いながら前屈みになって乳を収め、
後ろ手で苦労しながら四段のホックを止めた。
そして、手をカップに滑り込ませてバストをグイッと持ち上げてカップに収めた。
この辺は持っていた知識と想像力を総動員してやってみたが意外に上手くできたと思った。
(*注釈:ボニータはKカップ以上の大きいサイズに特化したセミオーダーメイドのブラジャーであり、
アンダーバストは2.5センチ刻みで選択することが可能である。)

「驚いたな・・・」

ブラを着けるとなんだか胸が軽くなったように感じた。
フルカップのブラジャーが胸全体をやさしく包み込んでくれて昨日のスポブラのような
窮屈さはまるでなかった。まるでミリアの胸に合わせて作られているかのようなのだ。
見下ろすと深い胸の谷間が美しく出来上がっていて思わず吸い込まれそうになってしまう。
お揃いのショーツを履いて、ストッキング、キャミソールの順で身につけていく。
ブラウスはミリアに合わせて胸に余裕を持たせて作られているようだったが、
それでも大きな胸の膨らみは否応なく目立ってしまっていた。
青いスカートを履くとひと通りの支度は終わった。
あとはメイクだけだったが、こればかりはどうしようもなかった。
今からネット動画を見る時間もないし、何となくやってみるしかなかった。
眉毛を描いて、口紅を薄めに付ける。アイラインなどは使い方が分からない。
メイクなどしなくても十分にカワイイじゃないかとミリアの顔を眺め、それくらいで終わらせた。
そうこうしている間に11時になり、高木マネがやってきてしまった。

「入るわよ・・・・」

「おはようございます」

微妙な空気と緊張感が走る。バレる前に桜木ミリアじゃないことを言ってしまった方がいいのだろうか。

「あなた・・・ミリアじゃないわね?」

「・・・はい」

「やっぱり。昨日の夜、何となく変だと思ったのよ。でも、貧血で倒れたせいだと思った。
今のあなたの乱れた髪と酷いメイクを見て確信に変わったわ。本物のミリアなら有り得ないもの。」

僕はなんて言ってよいか言葉が見つからなかった。

「入れ替わったってこと?使い古されたマンガやドラマのネタみたいだけど、
まさか、こんなことが現実に起こるなんて。塚口たかあきさんはすぐに意識を回復して元気に退院したそうよ。
とにかく、退院した塚口さんを連れてこないことには物事が進まないわね。
大丈夫よ、事務所のスタッフ総出で探させるから」

僕はミリアからのメッセージのことを言うべきかどうか迷った。
でも何となく二人だけの秘密にしておこうと思い高木さんには言わなかった。

「塚口さん、いえ、ミリア。もう!ややこしいわね!とりあえずミリアで通させてもらうわね。
でないと調子が狂っちゃう。あの子のことだから気が済んだらフラッと帰ってくると思うわ。
それまでは桜木ミリアをうまく演じてくださいね。」

「は、はい。わかりました。」

「固い!固い!そんなんじゃ、すぐにバレちゃいますよ!うふふ。
・・・ところで、塚口さん。ミリアの身体でヘンなことしてないですよね?」

「しっ、してません!断じて。」

「あはは。ちょっとからかっただけですよ。それに"断じて"なんてミリアは絶対に言いませんよ」

僕はミリアになりすましてしばらくの過ごすことになった。高木マネと協力して何とかこなすしかない。

「では、ミリア。今日の予定を言っておくわね。この後、移動してから警察の防犯キャンペーンで一日警察署長。
笑顔で手を振ってるだけよ。次は、スタジオで写真集の販促VTRの収録。台本を覚えてその通りにやれば何とかなるわ。
それから、次がちょっと問題だけど・・・テレビ生出演。ハートブレイクを歌ってもらうわ。
歌声はごまかすこともできるけど、振り付けはしっかりやらないと。出来ますよね?」

「テ、テレビで僕が歌うんですか?歌詞も振り付けは一応覚えてますけど。」

ミリアのガチファンとして、僕は歌詞と振り付けは完璧に覚えている。
しかし、テレビカメラの前で緊張せずにできるだろうか。

「お願いしますね。あなたならきっとできると思います。」

高木マネが何の根拠があって言っているのか分からなかったが、きっとすぐに
ミリアが帰ってくると思っているのかも知れない。

「出かける前にメイクと髪型を最低限だけ直しますね。また現場でメイクさんがやってくれますから」

高木さんはそういうとミリアの化粧ポーチとブラシを持ってきて、眉を描き直してアイラインを入れ、
頬に少しチークを塗った。ブラシとスプレーで金色の髪を溶かして寝ぐせがついていたのを取った。
そして、帽子とサングラスを装備してから高木さんと共に部屋を出た。