チチ暦 963年 冬
冬になりだんだんと卒業が近づいてきました。
スクールでは卒業のひと月ほど前に成長発表会という行事があります。
どういう発表会かと言うと、学年でもっとも胸の大きい子たちが表彰される会なのです。
そのときは特別科も普通科も関係なく全クラスの中で胸の大きい順から7人が選ばれます。
胸が大きいことは皆から尊敬を受けることですから、選ばれることは大変名誉なことなのです。
時期が近づいてくると特別科の女の子たちは誰が選ばれるかという予想でもちきりになります。
「1位はもう決まってるけどねー。後は誰が入るのかな?」
「ナミちゃんも確定だよねー」
「わたし、ボーダーラインかなぁ?」
「普通科の子も入ってくるのかな?」
発表会の1週間前になるととうとう7人が選ばれました。私ももちろんそのうちの1人に選ばれました。
選ばれた人は放課後に残って発表会の予行演習をしました。
*
いよいよ発表会の日になりました。
「これから3月に卒業を控えたみなさんの成長発表会を行います!
学年を代表して7人の生徒にステージに上がってもらいますので皆さん拍手で迎えてください!」
学年主任の先生がそのようにアナウンスすると、体育館は大きな拍手が起きました。
体育館には6年生の20クラスの生徒全員と先生たち、スクールの関係者など合計500人ほどが集められていて、
前列に女子生徒、後列に男子生徒が座っています。
「ワァーーッ!!」
私たち7人がステージに上がるとひときわ大きな歓声があがりました。
「それでは優良成長者の方たちに成長発表を行っていただきます!1人ずつ順番に呼びますのでステージ中央まで歩いて来てください!」
私たちはステージの端に待機していて、準備された衣装を着てその上にマントを羽織っています。
7人は胸の順に呼ばれることになっていて最後に一番大きい人が呼ばれるそうです。
でもどの順番で呼ばれるかは知らされてません。
「では、まず1人目!特別科のアヤミ・マツダさん!」
「はい!」
同じクラスのマツダさんが一番に呼ばれました。彼女は元気に返事をして一歩前に進み出ると、羽織っていたマントを取りました。
「ワァーーッ!」
彼女はマントの下の水着姿を披露しました。観客からは大きな歓声が上がります。
7人は皆、マントの下にビキニの水着を着ているのです。
マツダさんは歩き始めました。大きな胸に小さな白いビキニが食い込んで彼女が歩くのに合わせて胸がユサユサと揺れています。
「アヤミ・マツダさん!身長148センチ、バストは108センチ、Nカップ!」
彼女はステージの中央で止まると手を背中に回してビキニの紐を引っ張ってほどきました。
(ぷるるんっ)
大きな二つの乳房が大勢の前で露わになりました。彼女は少し顔を赤らめて立派に育ったバストを披露します。
緊張のせいでしょうか、二つのおっぱいの先はツンと尖っています。
「まぁ!キレイな胸ね。」
「大きいのにカタチが崩れてない!」
「羨ましい・・・」
最前列にいた特別科の女の子たちが口々に言いました。
彼女は胸をぷるん、ぷるんと揺らしたまま反対側まで行き、そのままステージの脇にはけて行きました。
「続いて2人目!普通科8組のユーリ・マルシアさん!」
「はい!」
7人の中でひときわ背の高いマルシアさんがマントを取りました。体型もスラリとしていて女の私から見ても羨ましく思います。
バストは先ほどのマツダさんより一回り大きく見えました。
美形の彼女は後列に座っている男の子たちから特に大きな歓声を受けました。7人の中で唯一の普通科の生徒です。
「ユーリ・マルシアさん!身長159センチ、バストは115センチ、Oカップです!」
彼女もステージ中央に来るとピンクのビキニの紐を解いて乳房を見せました。
乳輪は少し大き目でしょうか、でも、ほとんど気になりません。
背の高いスリムな体型にアンバランスな大きなおっぱいが目立っています。
「まぁ、モデルさんみたい!」
「かわいいわね。」
「こんな子が普通科にいたなんて」
彼女も大きなバストをぷるん、ぷるんとさせながらステージの脇にはけていきました。
「次は3人目!特別科のツバサ・マツカワさん!」
「はい!」
次は対称的に小柄な女の子です。ですが、胸の大きさは先ほどのマルシアさんに負けていません。
「ツバサ・マツカワさん!身長138センチ、バスト114センチ、Pカップ!」
歩幅が狭いためか歩いている彼女の胸は小刻みにプルプルと揺れています。
ステージ中央でオレンジ色の水着を取るとかわいいピンク色の乳首が見えました。
「うーん!なんて可愛いの?」
「ツバサ〜!がんばれ〜!」
「ちっちゃーい!でも胸はでかーい!」
彼女はそのまま胸をプルプル揺らしながらステージをはけていきました。
「さて次は4人目!特別科のターニャ・グラニタさん!」
「はい!」
マントの下からはワインレッドのビキニに包まれた白いバストがお目見えしました。
彼女が歩くと大きな胸が揺れるのと同時に金色の長い髪がふわふわと揺れます。
「ターニャ・グラニタさん!身体146センチ、バスト120センチ、Rカップ!」
ステージ中央でビキニを取ると、彼女の真っ白なおっぱいが披露されました。
他の人と比べて肌の白い彼女ですが、おっぱいは特に真っ白です。
「色が白くて羨ましいわ」
「お人形さんみたいよね」
「グラニタちゃ〜ん!」
彼女も裸の胸をぷるん、ぷるん揺らしながらステージの脇へとはけていきました。
「さあ、5人目です!特別科のミライ・ヨシノさん!」
「はい!」
マントを取るとそこからはボリュームのあるバストがライトグリーンのビキニに包まれているのが見えました。
胸は見た目でも柔らかそうな感じがわかります。
彼女が歩くと大きな胸がたゆん、たゆんと波打ちます。
「ミライ・ヨシノさん!身体149センチ、バスト123センチ、Sカップ!」
ステージ中央まで来てビキニを取ると、大きな乳房がぶるんと揺れて露わになりました。
柔らかな彼女の胸はビキニが外されると少し下がりましたが、垂れているというほどではありません。
「ミライ!頑張れ〜!」
「おっきーい!」
「胸が大揺れになってる!」
彼女も大きな胸をたゆん、たゆんと揺らしながら、ステージの脇へとはけていきました。
いよいよあと二人となりました。
ステージ上に残っているのは私とナミだけになっています。
「次は6人目です!特別科のナミ・マエノさん!」
「はい!」
となりに並んで立っていたナミが一歩前に進んでマントを取りました。
彼女の水着の色はスカイブルーで、私からはたっぷりのバストの横側が見えました。
ナミは大きな胸を揺らしながらステージの中央に向かって歩いていきます。
「ナミ・マエノさん!身長151センチ、バスト129センチ、Vカップ!」
男の子たちからも大きな歓声が上がります。
ナミは美しい容姿と人懐っこいキャラクターで普通科の男子たちからとても人気があるのです。
ステージ中央でビキニを取ると小学生とは思えない立派な乳房があらわになります。
今までの子たちと比べて明らかに大きいのがわかります。
ちょうど一年前、いっしょにブラを買いに行ったとき100センチぴったりだったのに、彼女の成長の良さにも驚かされます。
やっぱり男の子に揉まれると大きくなるのでしょうか?
私はそのバストが男の子に揉まれている場面を思い浮かべそうになり、慌てて頭からかき消しました。
「キターーッ!ナミちゃーん!」
「すごい!どこまで大きくなるのよ、彼女のムネは?」
「こっち向いて〜!」
彼女も胸をぶるん、ぶるんと揺らしながらステージの脇にはけていきました。
いよいよ私の番です。
「それでは、最後の7人目です!マリー・ワタナベさん!」
「はい!」
私は緊張で喉から心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしていました。一歩前に進み出て羽織っていたマントを取ります。
(ぷるるるーーんっ!)
「オオーーッ!」
どよめきの混じった歓声が起こりました。
私の黄色のビキニ姿に全員の視線が集中しています。
小さいビキニは胸全体を覆えるものではなくて、カップの横から下から胸が溢れます。
胸をホールドする力もないので少しのことでぷるぷると揺れてしまいます。
私はステージの中央に向かって歩き出しました。特別科のクラスメートの声援が聞こえましたが緊張して耳に入ってきません。
胸がどぷん、どぷんと揺れる振動が身体に伝わっていました。
「マリー・ワタナベさん!身長153センチ、バストは140センチ、Zカップです!」
「オオーーッ!」
私は背中に手を回してビキニの紐を解きました。大きな乳房がぶるんと揺れて溢れ出ます。
6年生の春にはPカップに成長していた胸は、夏にはS、秋にはVに達し、卒業を間近に控えてとうとうZカップに到達したのでした。
「キター!マリー爆弾!」
「Zって、マジで言ってんの!?」
「どう見たってダントツ!次元が違いすぎる〜」
黄色いビキニのカップをずらすと二つの乳首が皆の前に晒されました。
後ろの席の男の子たちが身を乗り出してこっちを見ているのがわかりました。
胸の先端は硬くなりはしたないほどツンツンに尖っています。
緊張しているからではなくて、実はみんなから見られて興奮しているからなんです。
ステージの中央で私はたっぷりと全員からの視線を受けました。
どよめきはしばらく収まりませんでした。
「それでは全員、ステージの中央に集まってください!」
前の6人がステージに戻って来て私の左右に3人ずつが並びました。
「7人の優良成長者にもう一度盛大な拍手をお願いします!
では、これから表彰式に移りますので皆さんはマントを羽織って下さい。」
私は先生からマントを受け取って裸の胸の上からそれを羽織りました。
(ひゃっ!)
冷んやりとしたマントの裏地が敏感になっている乳首に触れて思わず声が出そうになりましたがなんとか我慢しました。
私たち7人は校長先生から一人ずつ賞状を受け取って発表会は閉会になりました。
7人中6人が特別科で占められ、やはり私たちが選ばれた生徒であることを改めて知らせる結果となったのです。
後から聞いた話ですが、特別科全員のカップサイズは、I・3人、J・4人、K・3人、L・2人、
M・2人、N・1人、P・1人、R・1人、S・1人、V・1人、そして、Z・1人という構成だったそうです。
*
発表会が終わった日の放課後、ナミから帰りにみんなでカフェに寄らないかと誘われました。
「みんな行くってよ。マリーも一緒に行くでしょ?」
「ごめんね。今日はちょっと用事があって…」
私は誘いを断って急いで家に帰って来ました。私の頭はある一つのことしか考えられなくなっていたのです。
家の鍵を開けて玄関で靴を脱ぎ、リビングを通って自分の部屋でカバンを下ろしました。家には誰もいません。
時間は夕方。両親が帰ってくるまでにはまだ時間があります。
(できるわね…)
発表会で胸に大勢の視線を浴びた私はむらむらとエッチな気分になっていました。
早く一人になっておっぱいを触りたくて仕方がありません。
ブラの中で2つの乳首が硬くなっていて、歩くだけで胸の揺れに合わせて刺激されるので変な声を出さないようにするので必死でした。
私は荷物を置いた後、制服のままバスルームに行きました。胸の鼓動が高鳴っています。
(今ならここで、思いっきり…)
学年で一番のバストを持ち、成績トップの真面目な優等生。そんな風に言われる私の誰にも言えない秘密でした。
大きな胸はみんなの尊敬を集めているのかも知れません。
でもそれはとても敏感で少しの揺れでも感じてしまう淫らな胸なのです。
いつからこんなことになってしまったのかと言うと、親友のナミが男の子に胸を揉まれているところを目撃した日からでした。
エッチに胸を揉まれている自分を想像しただけで心臓がドキドキして乳首がツンツンに尖りました。
少し触れるだけで今まで感じたことのない快感が身体を貫いてゆくことを知ったのです。
(よいしょっ…)
私は制服のシャツを脱ぎ、背中に手を回してブラのホックを一つずつ外していきます。
ホックが全て外れると大きな二つの乳房が解放されました。
(ぶるるんっ!)
ブラのカップから見事に育ったバストがこぼれ出しました。
限界まで引き伸ばされていたストレッチ・ブラがゆっくりと元の大きさに戻っていきます。
続けてスカートとショーツを脱いで裸になりバスルームへと入りました。
(シャーーッ!)
シャワーから少しぬるめのお湯を出して肩に当てます。
水流が肌を弾いて流れ落ちてゆきます。私はシャワーを少しずつ胸に近づけていきます。
これから得られる刺激への期待感で身が高ぶります。
「あああぁーんっ!!」
シャワーのお湯が胸の先に当たった瞬間、私は思わず大きな声を上げました。
強い水流が固くなった乳首を打ちつけます。
「ああっ、こっ、これこれっ、この刺激ぃー!!」
片方の胸にシャワーを当てながら、もう片方の乳首を指で摘みます。
「ひゃあああんっ!」
乳首を摘みながら引っ張ったり捻ったりしてしばらくその刺激を楽しみます。
両胸に受ける快感で腰のチカラが抜けてきます。私はシャワーを持ったまま浴槽の縁に腰掛けました。
「くふぅ・・・気持ちいいん・・・」
真面目な優等生の私が家でこんなことをしているなんてクラスメートが知ったらどう思うでしょうか?
バスルームで小学生の娘が一人で乳首をいじっているなんて親が知ったらどうなるでしょうか?
いけないことをしているという感覚がさらに私の興奮を高めるのです。
「ああっ。もうすぐ出ちゃう・・・」
私はシャワーを壁に掛けて、水流を自分の方に向けました。そして、二つの手でZカップバストを揉み上げます。
ビーチボールのような大きさの乳房をグイッと持ち上げで中央に寄せると深い谷間が出来上がります。
そして中央で乳首を擦り合わせながら、シャワーの水流をあてました。
「ああっ!あああーんっ!」
敏感すぎる二つの乳首が擦り合わされて刺激を受け、さらに強い水流がそれらを叩き続けるのです。
こうすると私の興奮は一気に頂点に登りつめていきます。
「いっ、いっちゃう!ああっ!きも、きもちいいっ!ああん!も、もうダメっ!いっちゃうよぉ〜っ!!」
(プッシャーーーッ!!)
胸の先から勢いよく母乳が噴射されました。私はバスルームには淫らな声を響かせながら果ててしまいます。
射乳は数分間続きました。バスルームの床は私の母乳で真っ白になっていて、辺りには甘い香りが立ち込めていました。
「はぁ・・・。また、やっちゃった」
射乳が収まると私は冷静さを取り戻して、床に溜まった母乳をシャワーで流して痕跡を消し、換気ファンを回して匂いを外に出しました。
両親が帰ってくるまでにはまだ少し時間があります。
私はタオルで身体を拭いて、下着を着け、いつもの部屋着に着替えました。
それにしても。射乳のときの母乳の量はどんどん増え続けています。たぶん胸の大きさに比例するのでしょう。
私は一度、それを舐めてみたことがあるのですが甘くてとても美味しいのです。母乳って牛乳よりも味があって栄養もあるそうなので、今度、溜めておいてこっそりと紅茶に入れてみようかななんて思ったりもしています。
*
1ヶ月後、私たちはスクールを卒業しました。春からは同じライブラリにある中学校に通います。
一応、特別科のクラスメート全員が特別科に進学できることになりました。めでたし、めでたしです。
今日、中学校の制服が家に送られて着ました。
新しい制服はかわいいセーラースタイルなのでちょっと嬉しくなっちゃいます。
両親は早速着てみるように私に言いました。
ウキウキした気分で着てみると胸のところがキツいのです。
「はぁ・・・。また大きくなっちゃったのかな?」
ワタナベさんの悩みは尽きないのでした。
後記
マリーは学校での成績が抜群に良く中学も高校も首席で卒業しました。
やはり母親の研究者の血を色濃く受け継いでいたのでしょう。
高校の頃には既に彼女は将来研究の道に進むことを決めていたようです。
大学、大学院では生理学を専攻して学位を取りました。
彼女は常々、遺伝に関係なく誰でも胸を大きくできる方法を研究したいと言っていたそうです。
幼少期に胸が膨らまない苦しい思いをしたことが彼女の研究者としてのモチベーションになったのでしょう。
彼女の開発した新型のエネルギー・リキッドは今では沢山の女性の胸を大きくするのに役立っています。
END