アイデアル・ドール ING

ブラン 作
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エレベーターで34階まで上り、彼女の部屋のインターホンを押した。
10秒ほど間があってから玄関の扉がそろりと開いた。

「ノブくん…なの?ホントに?」

あきなはドアから半分顔を出してこちらを見た。

「驚いた?すごいだろ?」

「とにかく上がって」

僕は彼女の言う通り玄関に入って靴を脱ぐ。家の中は爽やかなルームフレグランスの香りが漂っていた。

(もみゅっ!)

「なっ、なにを!」

いきなり彼女の両手が伸びてきて胸の膨らみに押し当てられた。

(もみゅっ、もみゅっ…)

「これってホンモノ?」

「ああっ…こ、こらっ!」

ブラウスの上から乳を揉み込まれて思わず声が出てしまう。

「変な声、出さないでよ」

「久しぶりの挨拶にしてはずいぶんだな」

「その話し方、やっぱり本物のノブくんだよね」

(もみゅっ、もみゅっ…)

「そうだって言ってるだろ!とにかくそれを・・・」

僕は彼女の手を振り払おうとしたが意外に力が強くて手が払えなかった。身長163センチのはるかに比べてもあきなは155センチと小柄だが腕の力は優っているようだった。

「上がって、リビングの方に」

リビングは明るい日の光に溢れていた。部屋自体はそれほど広くはないが一人で住むには十分な広さだ。周りの建物より高さが抜けているので他から覗かれることもなさそうだ。
大きなテレビがあって、ローテーブルの下にはゲーム機がいくつか並んでいる。正直なところアイドルの部屋のイメージとはかけ離れている。
マンションのモデルルームのように整然としているが、ぬいぐるみやファンシーなキャラクターグッズなんかは一切無く女子っぽさは感じられなかった。

「びっくりしたわ。ホントにどういう仕組みになってるの?単なる女装じゃないようだし」

「仮想空間上のアバターみたいなものさ。設定しておいた顔や形を僕の体に憑依させるって感覚に近いかな。あ、これ、買って来たんだ…」

僕は途中で買って来たシュークリームの紙袋を彼女に渡した。

「わぁい!やたぁっ!これ、大好きなやつ!」

彼女の顔が陽が差したように明るくなり笑顔が溢れた。買ってきて良かったと思った。

「それはそうと。あきな…ちょっと太ったか?」

顔を見た瞬間に気づいたが、頬が膨らみ顎のラインも丸くなっている。それだけじゃなく体型も全体に丸みを帯びていて部屋着の上からでは判別しづらいが明らかに横幅も増えたように感じる。

「そうねぇ。3ヵ月で10キロは太ったかなー。外に一歩も出ずに食べるもんは食べてたらこうなっちゃうわよね。」

悪びれる風もなく淡々と彼女は言う。

「じゅっ、10キロって!」

「デリバリーにハマっちゃってるのよー。今って、ピザでも中華でもスイーツでも何でも持ってきてくれるでしょ??おやつ食べながらゲームして、お腹が空いたらご飯持ってきてもらって」

キッチンには昨日頼んだと思われるデリバリーの残骸が山のように置かれてあった。僕はすぐにシュークリームを買って来てしまったことを後悔した。
服の上からでも腹部がぽっこりと膨らんでいるのがわかる。

「アイドルとしてヤバいんじゃ?」

「ご心配なく!いざとなったら痩せるから。ダイエットなんて簡単だもん」

そうは言っても10kgなんてそう簡単に落ちないだろう。元々、45kgほどだっただろうから2割増し以上だ。もしこの姿が世間に知れたらまた大騒ぎになるだろう。
僕がソファーに腰掛けると彼女は飲み物を持って来てくれた。

「ありがとう。」

「ねぇ、その格好もういいわよ。なんだか調子が狂っちゃう。ノブくんの姿になってよ。」

「ああ、そうだね」

僕としてはすっかりアイガールでいることに慣れてしまっているので、元に戻ることを忘れていた。バックからスマートフォンを取り出してアプリを立ち上げる。

「そやって操作するんだー」

「おっと、その前に服を脱いでいいか?このまま戻ると破けてしまうから」

「どーぞー」

ブラウスのボタンを外してゆくと白いフルカップのブラに包まれた大きなバストが現れてくる。あきなはそれを興味津々な面持ちで観察していた。
誰かに着替えを見られるというのは変な気分だと思いながら、手を背中に回してブラのホックを外した。

「すごいね。ちょっと触っていい?」

「さっき触っただろ!」

つるりとした美しい乳房のトップを手で隠しながら彼女から身を引いた。

「けーち!減るもんじゃないのに。しっかし、でっかいブラだねー。」

それには答えず僕はスカートのホックを外した。これなら体が元に戻ってもホックを壊したりスカートを破くことはない。

「うわっ!このブラ、Kカップもある!さすがは重度のおっぱいフェチだわ〜」

「うるさいよ」

「これ帽子になるねー」

あきなは僕が外したブラを頭に被って遊んでいる。
僕は再びスマホを手にすると"トランス解除"ボタンを押した。

フッと視覚が途切れかと思うと次の瞬間、ハラダ・ノブヒコの体へ戻っていた。

「ほら。戻ったぞ。」

「わー、ノブくんだよ。ホントすごいね。」

巨大な乳房は姿を消し、平らで筋肉質の胸板に代わっている。背が高くなり視線が一段上がる。スカートはホックを外していたが腰回りが太くなってキツいので、破けてしまわないように脱いでおいた方が良さそうだ。

「服とか持ってくれば良かったな」

「ごめんねー、男の人が着られそうな服ないんだ。逆にあってもイヤでしょ?」

「じゃ、やっぱり女の子に戻るか」

「もっ、もうちょっと!ノブくんの姿でいてよ。わたし3ヵ月間、寂しかったんだよー」

そう言ってあきなは僕の胸に抱きついて来た。彼女の髪のいい香りが鼻腔をくすぐった。
僕は少し肉づきが良くなった彼女の肩を抱きしめて静かに口づけをした。

「あ…んっ」

彼女はキスを受けながらも積極的に舌を絡めて反応した。僕を激しく求めているのを感じた。3ヵ月の間、溜まりに溜まった性欲が抑えきれずに爆発しそうになっているかのようだった。
僕の方も彼女の甘い香りと柔らかな抱き心地に反応して股間が女物のショーツを突き破らんかのように盛り上がり、それがスカートの前を膨らませていた。
彼女は片手を手探りで僕のスカートのジッパーを下げ、ショーツを脱がせてると盛大に勃起した僕のナニを露出させた。

「ノブくんの、すごい」

彼女は小さな手でそれを握り、軽く上下に摩擦を始めた。
陽の当たるリビングルームで国民的なアイドルの彼女から硬くなった肉棒をしごかれているシチュエーションに極度に興奮が高まり、思わず射精してしまいそうになる。
そんな無様なところを見せないよう僕はリビングのソファに彼女を押し倒して体勢を変えた。
こうなってはベッドルームまで連れて行くのも興が冷めてしまう。上から彼女に覆い被さりキスを続けながら服を脱がせていった。

「ああんっ…」

カジュアルな部屋着の前ボタンを外すと中は真っ赤なレースの下着だった。こんもりと盛り上がった胸が大人っぽいセクシーなブラに包まれ深い谷間を作っている。
僕は両手でブラの上から柔肉を押すようにして揉み込んだ。

(もにゅっ、もにゅっ・・・)

「やあんっ!」

「あきな、なんだか胸、デカくなってないか?」

以前に比べると明らかにボリュームを増しているように感じる。

「ちょっと太ったからよ・・・ワンサイズ大きくなったの」

(もにゅっ、もにゅっ・・・)

そう言うことなら早く生乳を拝ませてもらいたくなる。僕はあきなの背中に
手を回してブラのホックを外した。
そして勢いよくブラのカップを引き剥がした。

(ぶるんっ!)

「きゃあっ!もう、乱暴なんだから」

目の前にアイドルの白く滑らかで豊かな双丘があらわになった。

(もにゅん、もにゅん・・・)

「おおっ、手に余るボリューム…」

後で確認したらブラのサイズはG70となっていて、F65の時と比べると明らかに肉感が増し2サイズ分ほど大きくなっているように感じた。
手から溢れ出る乳房の量感を楽しみながら固くなった尖端部を舌で突っついてやる。

「あはんっ!あっ、やっ、ああっ…」

これだけのサイズがあっても胸の感度が良好なのが嬉しい。可愛く甘い彼女の喘ぎ声が広いリビングルームにこだましていた。
清楚な見た目に反してセックスには積極的で、胸は大きくしかも感度が良い。少し乳頭を刺激しただけで敏感に反応してくれる。

「はぁはぁ。も、もう、おっぱいばっかり、やだ。は、はやく、ノブくんのが欲しいの」

やはりもう我慢できなくなっているようだ。それならお望み通りにぶっとくなったものをぶち込んでやろう。
ソファに仰向け状態の彼女のズボンを勢いよくずらし、赤いレースのショーツと一緒に脱がせて下半身を裸にした。
白くもっちりと柔らかそうな下腹部にはしっかりと脂肪が蓄えられていそうだ。その下の股間には薄めの陰毛が生えそろっている。
僕はその部分に手を持っていき指をワレメに滑り込ませた。彼女の中は既に愛液でねっとりと濡れていた。

「あぁん・・・はやくぅ・・・」

むちむちと肉感を増した彼女の脚を開かせ、その間に勃起しすぎて痛いほどになった僕の肉棒を押し込んでゆく。

(ズンッ…)

「ああっ!やっ、あんっ!」

温かくトロトロの愛液に満たされた秘部の奥まで、固くなったものを突き入れる。

「んっ…あっ…これっ…すごい…」

あきなは小さく喘ぎながら可愛い顔を歪ませている。
僕は敢えてすぐには動かさず、両手を伸ばして2つの乳房の小山に触れ、それを裾野から頂上に向かって揉み上げ先端部を指で摘んだ。

「あはぁんっ、やあんっ…」

そして、顔をあきなの腹部に埋めて白い肌にキスをした。

「おなかはダメぇ。」

以前はダンスで引き締まりうっすらと腹筋が浮いていた腹にはその面影はなく、柔らかくぽよぽよとした脂肪の層がぽっこりと膨らんでいる。
そこに頬を当てると温かく柔らかくて気持ちが良かった。

「アイドルでこの腹はヤバいよなぁ。ウエストいくつ?」

「し、しらないっ…あんっ、くすぐったいよ」

女性にウエストを聞くなどデリカシーがないと思われるだろうが、あきなには少しMっ気があり、言葉でいじられると興奮が増す癖があるのだ。

「後で測るの手伝ってあげようか?60センチの後半までいってるんじゃない?」

「そ、そんなにないから…あんっ」

僕は小刻みにペニスを動かして膣に刺激を与えてやる。

「アンッ!アンッ!アンッ!・・」

Gカップの胸が暴れるのを彼女は両腕で挟むようにして抑えているが、皿の上のプリンのようにたゆたゆと波打ってしまっている。
僕も久しぶりの彼女とのセックスに興奮が高まって肉棒は爆発寸前まで来ているが、なるべく間を持たせるため少し抑え加減にしている。
それでも彼女の肉壺は適度な圧力で僕のペニスを締め上げてくる。

「アアンッ!イ、イイッ!アハッ!」

彼女は眉間にシワを寄せてとても気持ちよさそうに喘いでいる。
清純派アイドルのこんな姿をファンが見たら何と思うだろうか。
イキやすい子なのであともう少しだろう、こちらはそれまで我慢だ。

「アァ!アッ!モ、モウ!ア、ダメッ!イッ、イク!イッチャアーウッ!!」

あきなは体を大きく弓なりにして絶頂を迎えた。それと共に膣内がギュッとキツく締まると、僕の息子も限界となった。
僕は急いで肉棒を引き抜くと彼女の白いお腹にどろどろとした精を放出した。