アイデアル・ドール ING

ブラン 作
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翌日も僕はあきなのマンションに行くことになっていた。これからしばらく彼女の家を行き来することになりそうだった。
アイガールにトランスしてメイクアップし、洋服を着る。この格好で自由に表を歩けるようになったことは僕の生活に大きな変革をもたらしてくれたとつくづく思う。
今日は髪を背中まで長くし、髪色を明るめのブラウンにしてみた。肩のところが空いたオレンジ色のトップスにボタニカル柄のスカートを履く。
どこかの美容室かアパレルの店員にいそうな感じの女性に仕上がった。
アイガールのシンクロレートの方は74.2%と昨日から2.8%の伸びに留まってしまったが、これはあきなの家でトランスを解除して過ごしていた時間が長かったためだと考えられる。

タクシーに乗って彼女のマンションに向かう。目線を下げるとKカップ乳が視界の多くを占めており、少しの動作でもゆさゆさと揺れていた。
彼女のマンションの周辺にはやはり雑誌記者などが張っていることが多いらしく顔バレしないからと言っても油断するわけにはいかない。
昨日と同様に裏口のドアのところで部屋番号を打ち込み、彼女にロックを解除してもらいエレベーターホールへと進んだ。
34階の部屋のインターホンを鳴らすと中から彼女が顔を出した。

「その髪どうしたの?」

彼女には髪型や髪色を自由に変えられることをまだ言ってなかった。

「変えたんだ」

「見たら分かるわよ!」

「何パターンか設定があって自由に変えられるようになってるんだ。髪だけじゃなくて身長とか、体のサイズ、あと年齢もね」

僕は靴を脱いで喋りながらリビングへと進んでいく。

「へー、それもスマホで操作するわけ?」

「うん。ちょっとやって見せようか?」

僕はバッグからスマートフォンを取り出し、アイガールのステータス画面をあきなに見せた。

「名前ははるか…年齢は二十歳。身長163センチ、スリーサイズは100・56・83…って!!乳デカッ!ウエスト細っ!」

「編集を押すと設定を変更できる。例えば身長をこうやって減らすと…」

数字を減らしていき150で止める。あきなよりも背丈か低くなり目線は彼女を少し見上げる感じになった。

「ななっ!すごい…」

「髪型はこの中から選べる。ミディアム、ショート、ボブ、ロング、セミロング…それぞれ何種類かバリエーションがあって、
髪色はブラウン、オレンジ、レッド、ピンク、ゴールド、シルバー、アッシュ、マットかな。カスタムで色を作ることもできる。」

僕はロングの髪をショートに変え、色はピンクにしてみた。

「一瞬でヘアメイクできるのね、べんり〜。顔も変えられる?」

「防犯上の理由で顔はダメなんだ。購入した時から変えられない。年齢を変更すると少し顔の感じは変わるけど」

年齢の設定を二十歳から15歳まで下げていくと顔の輪郭はやや丸くなってあどけなさの残る少女の顔に変化した。

「わー、カワイイ!わたし、ひとりっ子でしょ?こんな感じの妹が欲しかったのよー。ねえねえ!ノブくん、わたしの妹になってよー」

「い、イヤだよ。あいにくロリコンの趣味はないんでね。」

「ダメダメッ!もっと女の子っぽく喋らないと。15の子が"ないんでね"なんて言わないから!」

「うるさいよ!」

「でも、ホントに可愛いわ。そのピンクのショートヘアが似合ってて、まるで二次元から飛び出して来たアニメのヒロインみたい……でも、その見た目で100センチのバストは反則すぎるわ」

(むにゅうう・・・)

彼女はおもむろに手を出して僕の二つの膨らみに触れた。

「アアッ!ちょっと!」

「しっかり感じてるじゃない??このさわり心地、女のわたしでも病みつきになりそう…」

(もみゅっ…もみゅっ…)

「アンッ!こら、や、やめろ!」

服の上からだが、胸を強く揉まれると感じてへなへなと力が抜けてしまう。
彼女は僕のシャツをめくり上げてブラに包まれたおっぱいを露出させ、さらにカップを押し下げて双の乳房を露わにさせた。

(ぼろんっ…)

「白いー、綺麗なおっぱいねー。先端もピンク色ですごくカワイイわよ。あれ?でも、2つともすっごくとんがってるわよー」

「そんなこと!」

あきなは小さな手で僕の裸の胸に触れた。張りのある大きな乳房が柔らかに形を変える。

(もにゅっ…)

「おっきいのに弾力あるー。柔らかいお餅みたいに手に吸いついてくるよ。ホントに良くできてるわー。はるかちゃん…だったよね?」

「・・・・」

胸を下から持ち上げたり、真ん中に寄せたりしていた彼女の手が不意に敏感な乳頭に触れた。

「ひゃあんっ!!」

「ちゃんと感じるのねー、ふしぎ。こんなに大きくても感度はすごいのね。あ、はるかちゃんの今の声、すごくカワイかったわよー」

「う、うるさい!」

乳房を揉まれ、乳首を軽く刺激されただけなのに脚がガクガクと震えている。
34階の広く見晴らしの良いリビングルームで女の姿で生乳を弄ばれるというシチュエーションが僕を興奮させていた。

(はぁはぁ…)

「どうしたのかな?息が荒いし、顔が真っ赤だよ。そんなにココが気持ちいいの?」

そう言ってあきなは僕の二つの乳首を指で摘み、ギュッと引っ張ってコリコリとねじった。

「あはっ!やっ、やめて、あっ、も、もう!うっ、ああっ、やあんっ!」

声を押し留めようとしても意に反して漏れてしまう。自分で自分の胸を触ってもここまで感じることはないのに自然と声が出てしまうのはなぜだろう。
部屋に響いている色のある声が自分のものとは信じ難かった。

(はぁはぁ…)

「おっぱいが感じるんだったら…こっちも同じなのかなー」

あきなは片手で乳首の刺激を続けながら、もう片手をスカートの下に差し込み、ショーツの中に滑り込ませた。

「ああっ、ちょ、ちょっと、なにを!」

彼女の細い指が僕の無垢な割れ目に達し、その奥のごく小さな突起に手が触れた瞬間だった。

「ひゃあああんっ!!」

体が電撃に撃たれたような強い快感が走ったかと思うと、部屋の景色が崩れるかのように消えた。そして気がついたときには僕はソファの上に横たわっていた。

「ノブくん?大丈夫?」

「…ったく。トランスが解けたじゃないか…」

強い刺激を感じたためトランスが強制解除されたのだった。エラーチェックのため数時間の間は変身することができなくなってしまった。
急に男の姿に戻ったため、ブラジャーとスカートのホックがそれぞれ無理矢理引きちぎられたように壊れていた。

「あーあ、ダメだね。これ。」

「あきなのせいだぞ!」

彼女は僕の脱いだスカートを見て修復するのは不可能だと言った。ブラのホックもツメが曲がっていてどうにもなりそうにない。

「はるかちゃんってとっても敏感に出来てるのねー。服なら貸してあげるわよ、クローゼットの中からどれでも選んでくれていいわ。ブラは少し小さいかもしれないけど。」

僕はハダカに女物のショーツ1枚という情けない姿でソファに座っていた。再びトランスできるようになるまではこのままでいるしかなかった。
あきなはバスタオルを持ってきて肩に掛けてくれた。

「ねぇ?はるかちゃんのエッチな声を聞いたら私も変な気分になって来ちゃった。そのぅ…ベッドに行かない?」

昨日、結構激しくセックスをしたつもりだが彼女の中にはまだ3ヶ月分の性欲が溜まっているようだった。もちろん、僕も嫌いではないが。

彼女は昨日よりも激しく乱れた。
さっきの戯れがスパイスとなって興奮を高めていたのかもしれなかった。
濃厚なキスを重ねながらお互いの体を弄った後、彼女をベッドに押し倒してすぐに挿入した。
あきなの秘部は既にぐっしょりと濡れていて僕を受け入れる準備が整っていた。
大きな胸がぶるんぶるんと揺れるのを見下ろしながら一定のペースでピストン運動を繰り返していると彼女の興奮は次第に高まってゆき、やがて気持ち良さそうに頂点に達した。
その後、バックから彼女の丸い尻をイヤというほど打ち付けて再びイカせると、そのご褒美にGカップバストで濃厚なパイズリをして僕のペニスの労を補ってくれた。
最後は僕の上に跨がりお決まりの騎乗位で彼女は激しく腰を振り、気持ちよく最高潮に達した。
それでようやく満足したようでその後はベッドの上で2人で怠惰な時間を過ごした。

アプリを立ち上げるとエラーチェックは完了し、再びトランスが可能な状態となっていた。
僕ははるかの姿に転移すると15歳のピンク髪の少女に戻ったが、それを20歳の設定に戻してから彼女のクローゼットの中からスカートと下着を選ぶことにした。
チェストの引き出しを開けると色とりどりの下着たちがきっちりと並べられていた。
ブラジャーはシンプルなものからセクシーなものまで色んなバリエーションがあった。
彼女によると手前側にGカップ、奥にはFカップが並んでいるそうだ。
手前から淡いブルーのブラを一つ取り出してタグを確認すると「バスト95 アンダーバスト70 G70」と印字されていた。
ストラップを肩にかけて、カップを胸に当ててみる。やや小さそうだが入らなくは無さそうだ。
背中に手を回して3段になっているホックを止める。少々キツイがバンドを引っ張り強引に止めた。最初は苦労したが後ろ手でホックを止めるのも得意になってきた。

「どう?着けられる?」

ベッドルームから気怠そうに彼女が聞いた。僕は問題無さそうだと答えた。
ブラはアンダーバストが緩いものの、僕の胸にはカップが小さくて浮き上がっている。でもなんとか収まったのでこれで良しとした。
スカートはアイドル衣装のようなポップでキュートなものから、セクシーなミニスカート、お嬢様風のロングスカートなどが並んでいた。
あきながよく履いていそうなものは避けて、比較的地味な薄紫色の膝丈までのスカートを選んだ。
ウエストのサイズはやや緩く、ホックをキツめに止めなくてはならなかった。
メイクもすっかり落ちてしまっていたのでバッグの中から化粧ポーチを取り出して手早く済ませた。

「なかなか手際がいいのね、感心しちゃった。ノブくんって、もともとそういう趣味があったんじゃ…」

「ない、ない!」

僕はもともと何でも器用なタチで、一度経験したことはコツを覚えながら徐々に要領良くこなしていくことが得意なのだ。
すっかりキレイなお姉さんに整えてしまうとあきなにお別れを言った。

「ねぇ、ノブくん?明日からしばらく会えなくなるの。事務所から連絡があって復帰に向けての教育とかレッスンをやるんだって。
たぶん、わたしが太ったのがバレてずっと家に引きこもらせておくのは良くないって考えたみたい。だから、次は会えるようになったら連絡するね?」

僕は珍しく真剣な顔で喋るあきなに肯いて応えた。

「…この機会に事務所の人にはグループを辞めることを言うつもり。実はなかなか決心がつかなかったんだけど、ノブくんが来てくれたお陰で心が決まったわ。」

僕は彼女の心が大きく揺れ動いているのを感じた。特に何かアドバイスをした覚えはなかったが彼女なりに心の整理がついたようだ。
周囲がライバルばかりの環境で自分の心を打ち開けられる人を彼女は探していたのだろう。