夜になっても泉あきなからの連絡はなかった。
ゲーム機を使える環境にないということは家には戻って来ていないのだろうか、少し心配になってきたが心配したところでどうしようもない。
とにかく僕は連絡を待つことしかできなかった。
簡単な夕食を済ませた後はニュースに目を通したり、本を読んだりしていたがそれも済んだので風呂に入ることにした。
脱衣所で服を脱ぎ、買ってきたばかりのブラを外す。外国製の純白のブラにはみっちりと大きな乳房が詰まっていて、背中の3段ホックを外すとカップから胸がこぼれ出てきた。
「デカイ…」
改めて見ても123センチ、Pカップのバストは壮観な眺めだった。街中でこの乳を目の当たりにした人が驚きの表情を浮かべるのも無理はないだろう。
僕は大勢の人にこの膨らみをたっぷり視姦されながら家まで帰ってきたのだ。
そのせいで体の中に熱が籠り、むらむらした気分になっていることに僕は気が付いていた。
(むにゅうぅぅ…)
両腕で2つのバストを中央に寄せ、深い谷間を作る。特にまだ何もしていないのに既に胸の先端は固く尖ってしまっていた。
両手で救い上げるようにして両胸を持ち上げ、はるかの小さな手で先端部を刺激する。
「はああんっ!きっ、気持ちいいっ!」
想定以上の快感にバスルームで声を上げてしまった。乳首は敏感で甘い声が出るのを押しとどめるのは不可能だった。
「あはっ、いやっ、んくっ、はあっ、くうっ…」
巨大なPカップの揉みごこちは病みつきになりそうで、乳房を揉んだり乳首を指で刺激したりを繰り返した。
胸が大きくなっても感度は下がるどころか逆に上がっているような気がしてしまう。
(ちゃぽ…)
おっぱいを抱えながら湯船に足を入れ、体を沈めていく。大きな乳房が2つ並んでぷっかりと湯船に浮いた。
(もにゅっ、もにゅっ…)
「くふっ、あっ、ああんっ、い、いいっ…」
右胸の乳首を捻りながら、片方の手を下腹部に運んでゆく。細い指を下へと滑らせる。
「ひゃああっ!!くうっっ、こ、これ、あっ、ああっ!」
Pカップの爆乳を弄りながらクリトリスを責めると快感は一気に跳ね上がった。
このまま刺激を続けてゆけばいずれトランスが解除されてしまうだろう。でもそれでも構わなかった。
もう止めようにも止めることが出来なくなっている。
「きっ、いいっ!いっ、イクぅっっ!!」
これまでに経験したことのない強烈な快感が体全体を駆け巡った。全身が痺れるような強いオーガズムにしばらくの間身動きが出来なくなるほどだった。
「気持ち良かった・・・前より格段に」
自分の体を見るとトランスは解けていない。アイガールは強い刺激を受けるとトランスが自動で解除されるように出来ている。
過去に解除されたりされなかったりとまちまちだが、激しい快感にも耐性がついてきたように感じる。
「解除されるかなと思ったが…トランスレートが上がったせいなのか?」
毎日徐々にトランスレートは増え、本日のレポートでは80%を超えていた。解除されなかったのはアイガールとの同調性が向上しているからなのかもしれない。
とにかく、理由はよく分からないがこの気持ち良さはクセになりそうだった。
*
翌日、トランスレートはさらに上昇していた。
『○月○日のトランスレポート
なまえ:はるか
トランスタイム:13時間51分
シンクロレート:86.0%(+4.3%)
シンクロレベル:4
次のレベルアップまでもうすぐです。
アイガールにさらに様々な経験をさせてシンクロレートを高めましょう!』
シンクロレートが上がればそれだけ体型変化できる限界値も高くなる。今ならもっとバストサイズを大きくすることができるだろう。
レベルアップももうすぐだということだ。次はどんな機能が解放されるのか気になった。
それはともかく、現時点で限界値がどこまで上がったのか確認してみることにした。
スマートフォンのアプリを立ち上げてアイガールへトランスし、ステータス画面を開く。
身長 :163cm
バスト :123cm(75)
ウエスト: 66cm
ヒップ : 95cm
(ずしっ…)
転移した体に123センチの重みが加わる。
体型リミットが解除された2日前のシンクロレートは78.8%だったが、今は86.0%となっている。
この差がどれほど限界値に影響を及ぼすのかを試してみたい。
(124・125・126・・・)
ステータスの編集でバストサイズを増やしていく。数字は123から上に増やすことが可能になっている。
「どこまでいくんだ??」
(130・131・132・・・)
130センチを超えてもシンクロレートが下がり始めることはなかった。部屋着の胸の膨らみが大きさを増してゆく。
(・・・138・139・140)
「140って!ここまで来たらギネスの世界だよ。今までにこんな超乳見たことない。」
140の手前でシンクロレートは下降を始めたので僕は"141"で数字を増やすのを止めた。
スマホを置いて窮屈な部屋着から胸を解放する。
(ぼろんっ・・・)
「でっ、デカい!!」
アンダーバストは75センチなので、トップとの差は66センチとなる。一体、何カップになるのだろう?
計算してみると"Wカップ"ということになった。
「Wカップ…ワールドカップ。もうちょっとでアルファベットの終わりだな」
両手で抱えるようにして胸を持ち上げるとこれがかなりの重さだ。両乳で10kgはありそうだ。米袋くらいの重さをずっと支えるのにも体力がいる。
次第に腕が疲れてきて、背中の腰の付近が悲鳴を上げ始めたのでそのままソファに腰を下ろした。
「ふぅ…重っ!さすがにこの乳で歩き回るのは無理だ。体力が続かない…」
ソファに座るとWカップの胸が膝の上に乗っかった。昨日購入した34Kのブラが入る訳がなく、このサイズになると特注するしかないのだろう。
僕は再びスマホを手にしてバストサイズを小さくした。123センチでも日常生活に困るのにこの大きさなら尚更だ。
バストサイズを一気に100まで下げて現実的な大きさに戻した。
「やっぱりこのサイズがしっくりくるね…」
身長 :163cm
バスト :100cm(65)
ウエスト: 56cm
ヒップ : 83cm
バスト以外の数値も元の値に戻す。
やはりはるかは華奢なボディにゴム鞠のような丸いおっぱいがよく似合う、と僕は思った。
100センチに戻すと胸が小さいような錯覚に捉われたが、僕の感覚が麻痺しているのだろう。
巨大な胸も楽しいが、それを維持するにはそれなりの筋力と体力が要る。もっと体を太くして頑丈にしてやればよいのだろうか?それはまた今度試してみよう。
最近ははるかの姿で過ごすことに何の違和感も感じなくなっていた。僕がかつてよりも彼女の姿にシンクロできているという実感がある。
手先を使った細かい作業、例えば、爪を切ったりだとか、包丁で果物を剥いたりだとかは最初は手元が覚束なかったが、今では動作に何のストレスも感じなくなっていた。
朝起きてアイガールにトランスすると夜寝るまでほぼずっと彼女の姿で過ごしている。トランスレートが毎日少しずつ上がっていくのがロールプレイングゲームをやっているようで楽しい。
少し恥ずかしいのだが、あきなに指摘されてから喋り方も少し意識するようにしていた。この見た目に合わせて女性っぽく喋る練習なんかも密かにやっている。
「今日は特にやることもないし、家で過ごすか…」
家で一人で過ごすときのためにノンワイヤーのナイトブラを購入していた。バストの締め付けが緩くて苦しくないのがいい。
ネットの口コミサイトを見て買った物だが着け心地が良くて気に入っている。
首からすっぽりとブラを被って下まで下げて胸全体を覆う。スポブラに比べても拘束力が少ない。
「そうだなぁ…アレでもやるか」
アレと言うのはルームランナーのことで、例のスキャンダルが発覚してからしばらく外に出られなくなったので体を動かすために買った物だ。
アイガールで外出できるようになってからはすっかり使っていないが、外出しないなら少しくらい体を動かしておきたいと思った。
リビングルームの隣の部屋にその機械があり、窓からビル群を見下ろしながら30分ほど走るのが日課だった。
ただ、アイガールの姿で走るのは初めてのことなので速度設定はかなりゆっくりから始めてみることにした。
「早歩きくらいからだんだん上げていくか…」
まずは時速5kmほどで歩き始める。
(たゆん…たゆん…たゆん…)
100センチの胸は歩行するだけでたゆたゆと揺れる。
時速を7kmまで上げて小走りになると胸は上下左右に大きく揺れた。
(たぷん…たぷん…たぷん…)
ランニングウェアの下にはナイトブラを着けていたが、それでは胸揺れがほとんど抑えきれないことに気づいた。
機械から降りてスポーツブラに着替えることにした。
伸縮性のある素材がぴっちりと肌に張り付いてバストをしっかりホールドするスポブラはナイトブラとは全く装着感が異なり、胸の下が引き締められて背筋が伸びるような感覚になる。
再びルームランナーに乗り、ランニングを続ける。
(ぷるんっ…ぷるんっ…ぷるんっ…)
揺れはかなり軽減され、小気味よくバストが上下に揺れている。
しばらく流した後に時速を9kmに上げる。
(ばるんっ…ばるんっ…ばるんっ…)
男のままなら何てことない速度だが、はるかの体力では少し厳しいようだ。
胸が大きく揺れて付け根に痛みを感じる。片方の腕を胸の下に当て、2つの胸を抱えるようにして揺れを抑えて走る。
(はぁっ…はぁっ…)
徐々に息が上がってくる。また10分も走っていない。
はるかの体力がなさ過ぎるのか、それとも大きな胸が重いためなのか運動は得意ではないようだ。だが、そんなひ弱なところもカワイイと思えてしまった。
僕は速度を7kmに落としてその後なんとか30分間を走り切った。
(はぁはぁはぁはぁ……)
軽く走っただけなのに汗まみれになっている。額から流れた汗が頬を伝い、顎からポタリと床に落ちた。
ランニングウェアはぐっしょりと濡れていて全体的に色が変わっている。
ランニングはここまでにして僕はそのままバスルームに行ってシャワーで汗を流すことにした。
脱衣所でウェアを脱ぎ、スポーツブラを引っ張り上げようとしたが汗でぴっちりとくっついてなかなか脱げない。
しばらく格闘して何とか脱ぎ去るとブラの中に籠もっていた熱気が汗つぶとともに開放された。
「ふぅ・・・暑かった」
100センチの双丘が露わになる。
細いボディに大きな乳房がアンバランスに映る。乳房が大きいためか乳頭の大きさはやや控えめに見える。
カランをひねって水をシャワーから勢いよく出させ、熱くない程度の温度に調整した。肩からシャワーをかけてランニングでかいた汗を流してゆく。背中、腕へと掛け胸元に来たときだった。
「はあんっ!」
水流が乳首に当たった瞬間、しびれるような快感が体を貫いた。
「な、なんだよ、今の。スゲェ、気持ち良かった…」
ランニングで胸が揺さぶられて感じやすくなっているのか、昨日とは比べものにならないほど敏感になっている。
先ほどの感覚をもう一度味わいたくてシャワーを再び乳頭部に近づける。
「ああっ!いっ…いいっ…くっ…ううっ…これは、たまらんっ!」
片手で胸を揉み上げながら、もう片手で握ってシャワーを近づけ快感を与える。
「き、気持ちいいっ・・・」
昨日のオナニーの快感が僕の中で蘇ってくる。女性の体の気持ち良さをもう一度味わいたいという欲望がふつふつと湧きあがっていた。
もう収まらない。朝やったように胸を限界まで大きくして、それを思い切り弄ってみたいという誘惑が生まれていた。
僕は体を拭いた後、バスタオルを胸に巻いてそのままベッドルームへ移動した。
スマホを取り出してアプリのステータス画面を開き、そして、バストサイズを100から上げてゆく。
(101・102・103・104・・・)
バスタオルがはらりと足元に落ちたが裸のまま操作を続ける。
120センチ、130センチを超えて、限界の141センチにして止めた。
(ずしっ…)
はるかの華奢なボディに141センチの重量がのしかかり、思わずベッドの上に腰を下ろす。
身長 :163cm
バスト :141cm(65)
ウエスト: 56cm
ヒップ : 83cm
両乳で軽く10kgはあるだろう。米袋をくっつけているようなものだから重さに耐えかねるのも理解してもらえるかもしれない。
巨大な胸に比してアンダーバストが細いためトップとアンダーの差は76センチにもなる。
「差が70センチでYカップ、72.5センチでZカップ…ということはそれ以上ってことか!?」
アルファベットの終点に到達した乳の巨大さに改めて驚かされる。
僕は自他共に認める巨乳好きだが、正直言ってこれほどの非現実的な大きさは守備範囲外だと思っていた。しかし、この体積と重量、柔らかさはもう僕を虜にしてしまっていた。
Zカップ超えのバストの先端は快感を与えられたくて既にピンピンに尖っていた。
「あはあぁんっ!」
指で軽く触れただけで声を上げてしまうほど乳首は敏感になっている。
何故だかわからないが胸が大きくなればなるほど感度が増すようだった。
「ああっ、くっ、はぁっ、あんっ…」
昨日のような強烈なオーガズムに達してもトランスが解除されないのかもう一度試したい。
そして、昨日はバスルームで絶頂してしまったが、ベッドの上ならさらに深くイクことができるかもしれないという期待も確認したい。
ベッドに体を横たえてバストへの愛撫を続ける。Zカップ超えの2つの乳房はその大きさのあまり体の左右へとはみ出している。
敏感な先端を引っ張ったり、捻ったり、或いは指で連続的に弾いたりしながらその快楽に耽っていると興奮度は上昇し高まってゆく。
「ああんっ!き、いっ、いいっ・・・」
興奮がかなり高まっているところで僕は右手を下腹部へと持っていく。片方の手では乳房を弄びながら、もう片方でアソコの部分を責めていくのだ。
「イヤァッ!!うぅ…アンッ…すっ、すごっ…イイッ」
指先がクリに触れるとビクッと体が震え新たな快感が押し寄せる。乳首からの感覚と相乗になり、堪えきれないほどの刺激が全身を包む。
女性の体は男の数倍以上性的な感度が高いと言われる。また、男性は下半身の一部でしか感じないのに対し、女性は体全体で感じると言われるのだが、僕は正にその違いを身をもって体験していた。
「イ、イッ・・・いっちゃああぅッッ!!」
アソコがビクビクと痙攣し、背中がグッと山なりにしながら絶頂に到達した。快感のあまり頭の中が真っ白になり宙を漂っているような感覚になった。
オーガズムはしばらく続いた。昨日体験したものよりさらに深く強烈な快感だった。
僕はどうやら眠りに落ちてしまったようだった。気づいた時にはもうかなり時間が経っていた。
「んんっ・・・僕は?」
目を見開いて胸元を見るとそこには巨大な乳房はなかった。トランスが解けて男の体に戻っていることがわかった。
「戻ってる。そうか、眠ってしまったからか…」
アイガールにトランスしているには意識が繋がっていることが前提であるので深い眠りに落ちると解除されてしまうのだ。
ただ、先ほどのオナニーの絶頂時にトランス解除されなかったのは確かだった。
そのときの感覚がリアルに僕の中に残っていたからだ。
今までのことを思い返してみると、ウォーキングやジョギングでおっぱいを激しく揺らした後に性的興奮が高まる傾向があることに気がついた。
胸が揺さぶられ衣服などと擦れることにより性感が刺激されるのかもしれない。
最初はアイガールの姿で性的なことをするのに後ろめたさを感じていたが、それが今では密かな快楽になっていることは認めざるを得なかった。