膨乳バトル烈伝 マリカ

ブラン 作
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「お集まりのマグノロワ市民の方々!!次はいよいよメイーンッッイベントォォォ!お待ちかねのBEバトルを開催いたしまぁす!!」

(ワァーーーッッ!!!)

コロッセウムに鳴り響く歓声が地鳴りとなって壁や床から伝わってきた。
わたしは2時間ほど前に牢屋を出されてこの闘技場まで移送されてきた。
他の3人も一緒だったけど今は別々の部屋に入れられている。
昨日の衣装に身を包み、髪やメイクも整えられていてバトルの順番が回ってくるのを待つだけだった。
牢屋を出るときに今日のバトルの対戦相手が知らされた。クロエとミーナ、わたしとディアナという組み合わせになった。
正直なところ、相手がクロエでなくて良かったと思った。元剣士の彼女の鋭い目つきで睨まれると生きた心地がしない。
剣で勝負するわけではないのだけどとても勝てる気がしなかった。
それに比べるとまだディアナやミーナの方が少しましだった。

「出ろっ!」

前触れなく部屋の扉が開けられた。わたしの出番が来たみたいだった。立ち上がって部屋を出て、2人の警備兵に挟まれながら歩いた。
だんだんと観客の声が大きくなってきた。

(ワァーーーッッ!!)

巨大な闘技場の中央にバトル会場がありその周りを観客席が取り囲んでいた。
席はほぼ埋まっており何万という人々が次のバトルが始まるのを待ち構えていた。

「それでは戦士の入場です!!先ずはイーストサイドから!!マリカ・マルベリー!!」

(ドワァーーーッッ!!!)

名前を呼ばれたわたしは中央の方へ進み出た。
故郷のイーグルにはこのような闘技場はないし、こんなに大勢の人が集まることもない。全ての人の目が自分に注がれていて緊張で足がすくんでしまった。

「戦士の紹介をいたしましょう!!マリカ・マルベリー、16歳。イーグル地方出身。商家の生まれ。可憐な見た目と優秀な頭脳を併せ持つイーグルのブルースター。
身長は152。スリーサイズは上から72ー56ー80とやや控えめなボディサイズはバトルには有利に働くでしょう!!」

(ワァーーーッッ!!!)

「続いて、ウエストサーイドッ!!ディアナ・アークランド!!」

呼び込みに合わせてディアナが姿を見せた。露出の多いセクシーな赤いドレスに観客のボルテージは急上昇した。

(ウォーーーーッッ!!!)
(ワァーーーーッッ!!!)

彼女はウェーブさせたブラウンの髪をふわふわと揺らしながらフィールドへとやってくる。
歩みとともにドレスから溢れそうな豊かな胸がぷるんぷるんと小気味良く揺れ、男たちから大歓声とどよめきが起こった。

「ディアナ・アークランド、20歳。アサナム地方出身。踊り子。抜群のプロポーションにキュートなルックスを兼ね備えたアサナムの赤い薔薇。
身長は165。スリーサイズは上から93ー58ー88と極上のボディを披露してくれています!!」

ディアナは愛想良く観客に手を振りながら歩いた。
踊り子だけに人前に出ることに慣れた感じで少しも緊張する様子はない。わたしのときよりも歓声が倍ほど大きかった。

「では、マジックスクリーンにご注目ください!!掛け率はどうなっているでしょうか!?」

闘技場の東西に大きなスクリーンがあり、それにわたし達の姿が写っていたが突然、画面が切り替わった。


 掛け率
 ーーーーーーーーーーーーーーー
 マリカ・マルベリー   1.2
 ディアナ・アークランド 3.8
 ーーーーーーーーーーーーーーー

 デポジット
 ーーーーーーーーーーーー
 賞金  4000s
 チップ  865s
 合計  4865s
 ーーーーーーーーーーーー


「おおっと!意外にもマリカ・マルベリーが1.2倍で人気です!ディアナは3.8倍。
BEバトルは貧乳有利ですから胸の差を反映したのでしょう!」

うるさいわね、気にしてるのに!貧乳で悪かったわよ!そんなんで人気でも嬉しくない!

「このバトルの賞金は4000シリング、チップは既に865シリングも集まっています!この合計金額が勝者にデポジットされることになります。
さあ!それではいよいよバトル開始が迫って参りましたぁ!これよりフィールド上にエクスクルーシブ・エリアを設定します。」

バトルフィールドの周囲に半透明の魔法の壁が現れてわたし達を取り囲んだ。
これは観客席から戦士にサインを送るなどのイカサマ行為を防止するために設置されるもので、こちらからは観客席が見えなくなり、歓声の大きさもとても小さくなった。

「それではコイントスを行います。」

(ピィーン……)

「Eが表!イーストサイドのマリカさんの先攻です!さあ!それでは!いよいよバトルゥースタァートォ!!」





〜バトル開始〜

スタートの合図と共に7枚の手札が配られた。
まず2枚を選んで場に出さないといけない。わたしにやってきた手札を見てみる。

『ムク』『マムク』『ドバイン』『バイバイン』『成長ホルモン』『天使のスポブラ』『フリーズ』

攻撃系は『ムク』『マムク』『ドバイン』『バイバイン』の4枚。強力なB×2の『バイバイン』をどこで使うかが鍵になりそう。
対して防御系は『フリーズ』のみ。相手のオープンカードを掻き消す効果のあるカード。これだけでは心もとない。
あとはアイテム系の『成長ホルモン』と『天使のスポブラ』。
この中から場に2枚を出すわけだけど…

「マリカ・マルベリー。フリーズとバイバインの2枚を場に伏せましたぁ!
なんと!最も強力な攻撃カードを伏せてきます。しばらく出番がないと読んだのでしょう!ディアナはまだ迷っているようです。
なお、私の声は2人には聞こえないようになってますのでご安心ください。」

「えーっと、ちょっとまってー」

「ディアナ・アークランドの手札は、ムクラ、マムクム、デカバイン、マジックリターン、エンジェル、豊乳サプリ、小さいビキニ。手札の強さはほぼ互角でしょうか。
ディアナの方が防御系が充実している感じです。やはり、マジックリターンとエンジェルを場に出して、エンジェルはオープンにします。」


〜1ターン目〜

わたしの攻撃。先ずはコレね。

"成長ホルモン!"

「マリカ・マルベリー、成長ホルモンを使いました。相手のバストとヒップが毎ターン5%ずつ増加していきます!」

(ミチッ…)

(オオーーーーッッ!!!)

「戦士ディアナの完璧なプロポーションがさらに悩ましく成長し、会場からは歓声が上がります!」

[ディアナ:B93→98、H88→92]


ディアナの攻撃。

"マムクム!"

(ムクムクムク・・・)

「ディアナ・アークランドのカードはマムクム!これはいい選択だぁ。戦士マリカの胸が一気に膨らみマリカのサイズを超えたぁ!」

わたしの平らな胸元はむくむくと盛り上がり、白いブラウスの布地を押し上げてくる。

(パツンッ…)

「いやん!」

ボタンが耐えきれずに弾けてしまい胸が見えそうになるのを慌てて手で隠した。バストサイズは呆気なく3桁に突入してしまった。

[マリカ:B72→102]


〜2ターン目〜

カードが1枚補充される。

『ムチムチの玉』

ラッキー、良いカード。魔法攻撃ではないのでエンジェルの効果を受けない。わたしはすぐさまこのカードを切った。

"ムチムチの玉!"

「ムチムチの玉はバストを30、ウエストを20、ヒップを30増大させるアイテムカード!ディアナの完璧なボディにむちむちと柔肉が取りまいていくーっ!」

(ムクッ…ムチムチムチッ…ミチッ)

(オオーーーーッッ!!!)

「真紅のドレスの胸元から巨大なバストが溢れ出てきたぁ!」

(ビリビリビリーッ!!ぶるるん!)

「さらにドレスが裂ける音!裂け目から太ましくなった腹部とヒップが露わになっているーっ!!」

(ウオオーーーーッッ!!)

[ディアナ:B98→128、W58→78、H92→122]

(ムチッ… ムチッ…)

「そして、成長ホルモンの効果が加わりバストとヒップがさらに成長したぁ!」

[ディアナ:B128→134、H122→128]


ディアナの攻撃。
彼女もカードを1枚補充する。

「よ、よくもこんな体に……仕方ないわね」

"小さなビキニ"

「ディアナ・アークランド、小さなビキニを使います!ドレスが破れてしまったので仕方がないでしょう。ビキニの効果でバストがマイナス5されます。」

(ホワワワン・・・)

青い光がディアナを包み魔法の力でビキニが装着される。柔らかなバストにビキニの紐がキツく食い込んでいる。
黒い三角のブラが巨大な乳房の頂上部だけを覆ったが、ブラが小さすぎるため下乳、横乳が溢れ放題になっていた。

[ディアナ:B134→129]


〜3ターン目〜

カードが1枚補充される。

『ムク』

残念。弱いカード。だけどムクが2枚になったので2枚をまとめて出して次ターンの補充に期待しよう。

"ムク×2"

「マリカ・マルベリー、ムクを2枚出しです!ディアナのバストが10加算されます!」

(ムクムクッ)

ディアナの胸がビキニが食い込んで一層窮屈になった。

[ディアナ:B129→139]


(ムチッ… ムチッ…)

「そして、成長ホルモンの効果が加わります!」

[ディアナ:B139→146、H128→134]


ディアナがカードを1枚補充。
そして攻撃。

"デカバイン!"

(ムクッ、ムクムクムクムク・・・)

「ここで大技を発動!バスト1.5倍のデカバイン!赤い炎が渦になって戦士マリカに襲いかかったぁ!」

跳ね返す術がなくまともに食らってしまう。胸がメロンの大きさくらいまで一気に大きくなりずっしりと重みが加わる。
わたしはだけてしまった胸を何とか腕で隠した。

[マリカ:B102→153]

[ディアナ:B146→153、H134→141](成長ホルモンの効果)


〜4ターン目〜

わたしのターン。補充されるこの2枚に勝負がかかっている。

『バイリターン』
『ダークウインド』

来た!両方とも防御系。バイリターンは相手の攻撃魔法を2倍にして跳ね返す強力なもの。
ダークウインドは場に開いて使用し、相手の攻撃を当たりにくくする魔法。
まず、天使のスポブラを使う。バストをマイナス20し、しかもターンを消費しない。

"天使のスポブラ!"

「マリカ・マルベリー、天使のスポブラを使います!青く清らかな光が取り囲み魔法の力でブラが装着されました!」

[マリカ:B153→133]

次に場のカードを入れ替える。フリーズとバイバインの2枚を引いて、バイリターンとダークウインドを出す。
ダークウインドをオープンにしてわたしのターンは終了。

ディアナは手札を1枚補充した。

『ムクムーン』

「おおっと!ここで強力なムクムーンを引いたぁ!これで戦士ディアナが有利になったか!?
現在の手札は、『ムク』が2枚、『ムクラ』、『豊乳サプリ』、『ムクムーン』。そして場には『マジックリターン』と『エンジェル』です。
ここでムクムーンを使い、バイリターンで返されてもマジックリターンがあります!」

"ムクムーン!"

黄色い光が周囲を辺りを取り巻いた。まずい…ダークウインドで回避できればラッキーだけど、できなければバイリターンで返す?

「ダークウィンドは約40%の確率で相手の攻撃を無効化しますが・・・しかし、発動しないっ!さぁ、戦士マリカはどうする??」

(ムクッ、ムクムクムクムク・・・)

「喰らったぁーっ!戦士マリカのバストが一気に膨れ上がります!」

[マリカ:B133→183]

「スポブラが破れんばかりに引き延ばされ乳肉がはみ出ていくぅ!勝負あったか!?
いや、まだ立っています!戦士マリカ、上体をそらし、両腕でバストを下から抱えるようにしてなんとかまだ立っています!」


〜5ターン目〜

わたしのターン。
補充のカードは『ミニマイザーブラ』。既にブラを着けているのでこれは使えない。
でも、準備は整っている。これで終わらせる!

"バイバイン!"

「マリカ・マルベリー、とっておきのカードを発動だぁ!!バイバインはバスト2倍の強力魔法!!真紅の炎が戦士ディアナに向かって襲いかかる!!」

"マジックリターン!"

「おおっと!ディアナ・アークランド、これを喰らったらお終いとマジックリターンを開き、弾き返したぁ!こんどは戦士マリカに向かって飛んでいくぞっ!!」

やはりリターン系を仕込んでいたわね。

"バイリターン!!"

「出たぁ!倍の倍で4倍返し!炎が渦巻きのようになってディアナに向かっていくが・・・・・防ぎ切れないっ!!エンジェルで多少軽減されるが、しかし・・・」

(ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク・・・)

(ズッシーンッ!!)

[ディアナ:B153→428]

「戦士ディアナのバストが地面に着いたぁ!!勝負あり!!勝者マリカ・マルベリー!!」

(ウォーーーーッッ!!!)
(ワァーーーーッッ!!!)
(ドォーーーーッッ!!!)

「や、やったわ!」

バトルフィールドの壁が解除され、最高潮を迎えた大音量の歓声がわたしに届いた。観客が総立ちになって熱狂しているのだ。
なんとか勝てたけど、危なかった。

(ズシン…)

大きな胸を支えるのに疲れて、わたしも地面にへたりこんでしまった。
ふぅ。この胸、いったいどれだけ目方があるんだろう?
火事場の馬鹿力というけどこんな重いものを抱えて立っていたなんて自分でも信じられない。

「戦士マリカ、お見事な勝利でした!
相手のムクムーンをリターンせずにあえて受けて、最後のバイバインを確実に当てることに賭けました。
素晴らしい判断力です!さて、魔法で胸を元に戻しましょう…」

"シュリーン!"

大きなゴムまりのような胸はまるまるうちに萎んでいき、元の平らな胸に戻ってしまった。

「ディアナ・アークランドは地面に突っ伏したまま動けないようです!バスト428ですか…いや、成長ホルモンの効果で最終的に449となっています!
これは今年の最高記録が出たようです!戦士ディアナはこのままで運ばれます。これから何処にいくのかは言えません。お子さんは知らない方がいい場所です。」

わたしは拍手と歓声に送られながらバトルフィールドから退場した。
この後のクロエとミーナの闘いが気になったがわたしには観戦が許されなかった。