膨乳バトル烈伝 マリカ

ブラン 作
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わたしはリングと花輪を机の上に置いてからソファに腰掛けそして大きく息を吐いた。
ミーナとは本当にギリギリのバトルだったと思う。教官からのアドバイスが無かったら恐らくもっと早くに力尽きていただろう。
わたしはデクとの練習でわざと攻撃を受け、バストが膨らんだときにどうやって体勢を安定させるかを必死で訓練したのだった。
初めは200前後でバランスを崩していたが、腰を落とし上体を反らせるようにするともっと大きくなっても耐えられるようになった。
ウエストやヒップが急に大きくなったときも注意が必要で、身体の重心の変化に対応しないといけないことを学んだ。
ミーナはそれに対応できずに体勢を崩してしまったのだ。

ファイブ・スターの称号を貰ってから部屋がまたグレードアップした。
ちょっとした高級ホテルのようで、センスの良いテーブルとソファ、ふかふかのベッド、おしゃれな調度品が揃えてある。
ベッドに身体を横たえるとすぐに眠気が襲ってきた。ここ数日の訓練で疲れていたし、今日のバトルもかなりタフだったので着替えもしないまま眠りについてしまった。



「はっ?!わたし、寝ちゃってたんだ…」

外を見ると東の空が白み始めておりまだ日の出前だということがわかった。

「コスチュームを着たまま眠るなんて、だらしないことしちゃったな…」

ブルーの衣装を脱ぎ、普段の白い布の服に着替えようとしたときに異変に気がついた。

「あれ?なんだがムネが・・・」

衣装の下はシンプルな白い下着を着けていたが、2つのほどよい膨らみが形成されていた。

「うそ?大きくなってる??試合後に元通りになったはずなのに…」

下着を捲り上げると巨乳と呼んでも差し支えないほどの実りが溢れだした。

(ぷるるんっ…)

両手で下から持ち上げて重さを確認し、すこし揺さぶってみる。

(ゆっさ、ゆっさ…)

「何かの間違いで寝ている間に魔法が?これならムクラ?それともマムクくらいかな?
後でもう一度シュリーンをかけて貰おうかな…いえ、しばらくこのままで過ごして巨乳ちゃんになった気分を味わうのもいいかも??」

(むくっ…)

「えっ?!大きくなってる?じゃあ、成長ホルモンか豊乳サプリ??おしりはそのままだから豊乳サプリの方かな??」

(むくむくむくっ…)

「大きくなるペースが変だわ。。。まだ夜明け前だし、どうしたらいいの??」

豊乳サプリなら一定ペースで大きくなるがどうやら様子がおかしい。バストはすぐに3桁のサイズへと突入し、なおも大きさを増している。

(むくむくむくむくむくむくむくむくむくっ…)

「ああっ!ちょっと止まってよ〜!誰か〜!」

バストはすぐに両手で抱えられないほどの大きさに達し、ベッドの上にどっかりと乗せてしまったが、依然、大きさを増している。
助けてを呼んだが誰も来る気配がなかった。

(むくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくっ…)

「いや〜ん!止めて〜!」

乳房の山は視界を遮るほど大きくなり、ベッドの上に乗り切らなくなった柔肉はそこからこぼれ出し、部屋の床を浸食していく。

(むくむくむくむくむくむくむくむむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくむくっ…)

部屋の扉た左右の壁に達してしまった胸は行き場を失ってわたしの方に押し寄せてくる。

「くっ、くるしい・・・息が・・・」

わたしは必死に両手で乳房を押し返そうとしたが、強い力に押されてしまう。とうとう顔が埋まり息が苦しくなる。

「はっ!!夢か・・・」

目を覚まして慌てて胸元を確認するといつも通りの膨らみのない胸が見えた。

「おっぱいが膨らむ夢を見ちゃうなんて職業病??それともわたしの願望が強すぎるからかな…」

わたしは衣装から寝間着に着替え、平らな胸をおさえながらもう一度ベッドに入り眠りについた。




「さぁて!次の一戦はバトルロードへの挑戦!マリカ・マルベリーに登場してもらいましょう!」

(ワァーーーーーーッ!!)

"マリカ!"

"マリカ!"

「お馴染みのブルーの衣装に身を包み、現れたのは可憐な乙女。若干16歳という年齢ながらファイブ・スターの称号を持つBEバトラー。
少しはにかみながら手を振り花道を歩いて参ります。さあ!本日は第6戦、バトルロードは初戦になります!」

"マリカ!"

"マリカ!"

相変わらず観客は満員。この光景にも少し慣れてきた気がする。わたしが手を振ると大きな歓声が上がるのは自分が歌手や踊り子になったみたいで気持ちがいい。

「では、戦士マリカの本日の対戦相手を紹介しましょう!ウェストサイドの方をご注目ください!」

わたしの正面の奥の方から対戦相手が歩いてきた。背は高めで体つきは細くモデルのような体型。髪は黒髪で切れ長の目をした美人。
近づくに従って彼女がかなり痩せていることがわかった。胸はわたしと同じでほとんど平ら。

"アーモ!"

"アーモ!"

「さあ、現れたのは皆さんご存知、アモ・ラセラブル。トレードマークの黒い衣装。手袋に靴、髪の色まで黒で決めています。
対照的なのはその絹のような白い肌。細い身体は儚げに見えますがダンスで鍛えた体幹は侮ってはいけません。これまで何人ものファイブ・スターを葬ってきています!」

"アーモ!"

"アーモ!"

アモはニコリとも微笑まず、観客の声援にも特に応える様子はない。

「では、2人のステータスを確認してみましょう!

EAST
マリカ・マルベリー
年齢 16
身長 152
サイズ 73ー56ー80

WEST
アモ・ラセラブル 
年齢 27
身長 170
サイズ 77ー59ー84

両者ともにボディは控えめ。アドバンテージはありません。賭け率はどのようになっているでしょうか?」


 賭け率
 ーーーーーーーーーーーーーーー
 マリカ・マルベリー  2.6
 アモ・ラセラブル   1.4
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 デポジット
 ーーーーーーーーーーーー
 賞金  15000s
 チップ  8752s
 合計  23752s
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「あーっと、やはりアモ・ラセラブルが人気。これまでの実績が物語っています。バトルロード初戦のマリカは不利という予想。
さあ!それではステージを設定いたしましょう!」

バトルフィールドの雰囲気が変わった。
いつもの石畳みの床が荒野に変化する。わたしが立っているのはゴツゴツとした岩場で遠くには岩山や赤茶けた大地が見える。
もちろん魔法で創られた景色である。

「今回の舞台は大地のステーージ!ルールは同じ、バストが地面に着いたら負けです。足元には十分に気をつけてくださぁい!!それではそれではコインをトスいたします!」

(ピィーン……)

「Eが表!イーストサイドのマリカ・マルベリーが先攻です!それでは参りましょう!バトール、スタァーート!!」


〜バトル開始〜

【マリカの手札】
『マムク』『ムクムーン』『デバイン』『縮乳ブラ』『ドム』『ハーフリターン』『バイリターン』

初めて見るカードがある。
説明を見ると『ドム』はB+20 W+30 H+40と書かれている。下半身が太るなんて最悪よね…
『ハーフリターン』は受けた魔法攻撃の効果の半分を跳ね返す、となっている。
リターン系が2枚も来ちゃうなんて…勝てる!
相手が持っていたとしてもリターンとマジックバリア。ここは先攻の利を活かして一気に攻める!
わたしはハーフリターンとバイリターンの2枚を選んで場に伏せた。


〜1ターン目〜

(ゴゴゴゴゴゴ・・・)

なに?この音。地鳴り・・・かしら?
絶対なんか起きます、ってフラグだよね…

わたしが選んだカードは、"ムクムーン!"
黄色い雷光がアモを襲う。しかし、アモは伏せていたリターンカードをオープンした。

「ここでアモ・ラセラブル、顔色一つ変えずにリターンをオープン!マリカの先制攻撃を跳ね返す!」

来た!ここはわたしもバイリターン!

「戦士マリカは跳ね返ってきたムクムーンをバイリターンする!効果2倍になってアマを襲うぞ!」

さあ、アモはどうする?

「戦士アモは場に伏せていたマジックバリアをオープンします!そして、ムクムーンを消し去る!いやぁ〜これは、見応えのある展開です!」

残念、マジックバリアも持ってたか。でも防御カードを2枚も使わせたから続けて攻めるのみ!


〜2ターン目〜

わたしのターン。補充カードは『ボム』『ムクラ』
良いカードを引いた!早速攻撃に使う。
"ボム!"

「戦士マリカ、魔法の導火線に炎を灯しました!2ターン後、発動すればバスト+100と効果絶大です!」

アモは場にカードを出し、それをオープン。カードは"エンジェル"。

「戦士アモはエンジェルで守りを固めます。受ける攻撃魔法の効果が10〜40%軽減されます!」


〜3ターン目〜

(ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ピシッ)

えっ?今の音はなに?地鳴りも大きくなってきてるんだけど。

わたしのターン。補充カードは『ムク』
攻撃に選んだのは"マムク!"

「戦士マリカ、マムクで攻撃!黄色い光がアモに向かいます!」

(ムクムクッ…)

[アモ:B77→91]


アモの攻撃。"ダブル・ムク!"

「戦士アモはここでムクを2枚出し、カード補充に期待します!」

(ムクムクッ…)

[マリカ:B73→83]


〜4ターン目〜

わたしの補充カード。『デカバイン』
いいのが来たわ、早速使う!
"デカバイン!"

(ムクムクムクムクムクムクッ…)

「戦士マリカ、強力魔法をお返しだぁ!エンジェルで軽減されるもプラス36!」

[アモ:B91→127]

「そして!導火線の炎がアモにたどり着く!ボムが発動する〜っ!!」

(ボボボボーーーンッ!!)

(ブチッ…ブチブチブチッ!!)

「アモのバストが一気に膨らむ!!ゴシックスタイルの黒い衣装、そのボタンが全て吹っ飛びましたぁ!プラス75!」

[アモ:B127→202]

アモはアイテムカードを使用。"慈愛の天秤"

「戦士アモ、ここで使ったのは慈愛の天秤!カードの効果で両者のバストサイズが等しくなります!」

(ムクムクムクムクムクムクッ…)

ええっ!ちょっと何なの、そんなカード!聞いてないよーっ!!

(ビリビリビリーーッ!)

「マリカの青い衣装も裂けてしまったぁ!大きなバストが溢れ出してきたぞ!」


[マリカ:B83→142]

[アモ:B202→142]


〜5ターン目〜

まずい展開ね。あえて攻撃を食らっておいて慈愛の天秤を使うなんて嵌められたかも。
始めから持ってたなら1ターン目でムクムーンを返さなかっただろうから、恐らく補充で引いたんでしょうね。

(ゴゴ・・・・・ピシピシピシーーッ!!)

「きゃあああっ!地面にひび割れが!」

フィールドの中央に地割れが走り、足が入るくらいの隙間ができている。こっちもなんだかヤバそうな感じ…

わたしのターン。補充カードは『ムチムチの玉』
アイテムカードの"縮乳ブラ"を使用する。

「戦士マリカ、相手の攻撃を警戒し縮乳ブラでバストを押し込めます!マイナス30!」

[マリカ:B142→112]


アモの攻撃。"バイバイン!"

「出たぁ!バスト2倍のバイバイン!アモが一気に攻勢に転じる!真っ赤な炎がマリカに襲いかかってゆくーっ!」

やはり、切り札を使ってきたわね。ここは…

「おっとお!ここでマリカ、カードをオープン!ハーフリターンだ!受けた魔法の効果を半返しする!プラス112のうち半分がアモへと返る。エンジェルで軽減されるがアモはプラス39!」

[マリカ:B112→168]

[アモ:B142→181]


〜6ターン目〜

アモの攻撃。"ドバイン!"

「戦士アモ、畳み掛けてきます!バスト1.3倍のドバインで攻撃!後半に来てのバイン系は特に効きます!!マリカはバスト200を突破!」

(ムクムクムクムクムクムクッ…)

[マリカ:B168→218]


〜7ターン目〜

(ガタガタガタ……)

地面が揺れてる!ちょっと危ないわ!

「おっと、大きく揺れているようですね。バランスを崩さないように気をつけてください!転んでバストが地面に着くと負けになってしまいますよ!」

大きく前に張り出した胸がユサユサと左右に揺れている。

わたしのターン。
補充カードは『ムク』と『ダークウインド』
ダークウインドを場に出してオープン。ターン終了。

アモの攻撃。"マムクム!"

「さあ!さらにアモがマリカを追い詰める!マムクムが決まるかーっ!?ダークウインドは・・・発動したぁ!マリカ、命拾いしました!」


〜8ターン目〜

(ゴゴゴ・・・ビシビシビシーーッ!!)

また地面が大きく揺れて地割れが走った。
立っているのがやっとの状態。中央の割れは広がって崖のようになってるし、わたしの足元までひび割れが続いている。

「さあ、この揺れに我慢できるか!?アモはまだ余裕を見せていますが、マリカは何とか立っている状態!バストが大きくなるほどバランスを取るのが難しくなるぞ!」

アモの胸もぼよんぼよんと上下左右に揺さぶられているが、身体は大して揺れておらず上手くバランスを取っているようだった。

わたしのターン。補充カードは『ムク』。残念。
アイテムカード"ムチムチの玉"を選択。

(むくっ…むちむちっ…みちぃーっ)

「マリカが反撃!アイテム攻撃のためエンジェルの軽減効果が効きません。アモのスレンダーなボディがむちむちと肉ましくなっていきます!」

[アモ:B181→211、W59→79、H84→114]


アモの攻撃。"バイン!"

「アモのカードも尽きてきたようです。しかし、バインがあと一押しになりそうだ!どうだ?当たるか!・・・今度は当たったぁ!バスト1.1倍!」

(ムクムクムクッ)

[マリカ:B218→240]


〜9ターン目〜

「両者ともバスト200を超えた戦い、限界に近づいています!さぁ、このターンで勝負がつくのか!?」

(ビシビシビシーッ!ガラガラガラーッ!!)

「おーっと!地面が崩れたぞ!バトルフィールドに大きな谷ができあがった!戦士たちのすぐ目の前が奈落の底だぁ!」

えーっ!どうしよう!恐怖かも!!
でも、胸が大きすぎて足下が見えないから意外と平気だったりして…

わたしのターン。補充カードは『ミニマイザーブラ』。残念!いらないカード。
さあ、どうする?アモは身体が太くなって少しバランスを取るのに苦労してるみたい…これはチャンスかも??
攻撃魔法カード"ドム!"

「戦士マリカ、ドムで攻撃!バスト増量効果はほどほどだが…」

(ドムーーーンッ!!)

「…下半身が急激に肥大化ーっ!!黒いショーツが紐のように細くなって巨尻に食い込んでいるーっ!」

[アモ:B211→225、W79→100、H114→142]

「おおっ…と、戦士アモ、バランスを崩す!ああっ!足を滑らせたぞっ!谷に落ちていったぁーっ!!」

アモの姿が見えなくなった。勝ったの?

「アモ・ラセラブル、転落により失格!勝者、マリカ・マルベリー!!」

(ワァーーーーーーッ!!)

"マ・リ・カ!"

"マ・リ・カ!"

"マ・リ・カ!"

「いやぁ、見事な試合でした!後半のアモの猛攻撃を物ともせず、ステージの特性をうまく活かして相手を谷底に沈めました!安心してください、命を失うことはありません。
マリカ・マルベリーがバトルロードの初戦を勝利しました。次の試合も楽しみです。」