膨乳バトル烈伝 マリカ

ブラン 作
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第6戦のバトルは本当に危なかったと思う。
カード構成が知らされないので先が読めないし、未知のカードにも対応しないといけない。相手はわたしより経験があるはずだからなおさら不利な戦いだった。
運良く先手が取れたこと、リターン系が複数あったことなどが幸いして何とか勝てたんだと思う。
先のバトルでは、『慈愛の天秤』と『ドム』が試合を左右するカードとして設定されていたそうで、こういうのをスポットカードと呼ぶらしい。次のバトルで登場する可能性は低いみたいだけど今後の対策は考えておいた方がよさそう。

バトルの次の日、わたしは第7戦で使用する衣装を選ぶようにと言われて、砦の中にある衣装部屋に来ていた。

「いらっしゃあ〜い!マリカ・マルベリーさんね!もう、すっかり有名人になっちゃって〜!この前のバトル見てたわよ〜♪」

「ありがとうございます…」

バトルの度に衣装が破れるので、その度にここで縫ってもらったり新しく仕立ててもらったりするのですっかり顔馴染みになっている。

「えーっとぉ。いくつか衣装を選んでみたんだけど〜、どういうのがお気に入り??」

「これは?」

わたしの前に出されたのは何故か水着ばかり。

「あら?聞いてない?次は水のステージでしょ?戦士は水着を着用して戦うのよー」

「えっ、そうなの…」

家族で川や湖へ出かけたときに水遊びをしたことはあったけど、水着というものを着たことがなかったし、それを着けて泳いだこともなかった。布の面積だけでいうと下着とほぼ同じじゃない?

「これなんかどうかしら?リボンが可愛いでしょ?」

「カワイイかも…」

色はブルーとライトブルーのツートーン。肩紐の途中に大きめのリボンが付いていてポイントになっている。ショーツはリボンがないが同じデザインだ。

「他には、セパレートのスポーツタイプ。これはマリカちゃんのイメージとはちょっと違うかも〜。あと、とってもセクシーな三角ビキニもあるわよ?」

「こ、こっちでいいです!」

「このマイクロビキニなんか胸の大きさに合わせて生地が伸縮する優れものなんだけど?」

「いいです!」

そんなヒモみたいな水着。恥ずかしくて人前で着られるわけがない!
わたしはリボンの水着を受け取って試着させてもらうととても可愛くていい感じだったのでそれに決めることにした。




「さあ!次の戦いはバトルロード挑戦!マリカ・マルベリーの登場だぁー!」

(ワァーーーーーーッ!!)

"マリカ!"

"マリカ!"

「お馴染みのコスチュームで現れたマリカ・マルベリー!第6戦のアモ・ラセラブルとの試合はきわどかったものの、勝負勘が冴えてなんとか初戦をモノにした。今日はどんなバトルを見せてくれるのか?」

"マリカ!"

"マリカ!"

「では、マリカの対戦相手を紹介しよう!ウェーストサーイド!」

(ワァーーーーーーッ!!)

客席から大きな歓声が上がった。黒いマントを羽織り、手を振りながら現れたのはブロンド髪の女性。目鼻立ちのくっきりした美女で、肌はこんがりと褐色に焼けている。
フィールドに入ったところで彼女はそのマントを脱ぎ捨てた。

(ウォーーーーーーッ!!)

"サーブリナ!"

"サーブリナ!"

「観客席の男性からどよめきが起こったぁ!サブリナ・アマード!太陽から生まれたビーナス!美しいブロンドの髪をなびかせて、愛くるしい笑顔で観客に手を振りかえす。
情熱のブラッディ・オレンジ色の水着はなんて小さいんだ!?大事な部分をかろうじて隠しているだけで面積は最小限だ!
そして、男性の目を釘付けにしているのは"神尻"と称される丸く大きなヒップ。動きに合わせてプリンプリンと揺れているぅ!」

"サーブリナ!"

"サーブリナ!"

「では、2人のステータスを確認しよう!

EAST
マリカ・マルベリー
年齢 16
身長 152
サイズ 73ー56ー80

WEST
サブリナ・アマード
年齢 23
身長 163
サイズ 83ー62ー99

今回もマリカ・マルベリーの控えめバストは有利に働きそうだ。さて、賭け率はどのようになっている?」


 賭け率
 ーーーーーーーーーーーーーーー
 マリカ・マルベリー  2.3 
 サブリナ・アマード  1.9
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 デポジット
 ーーーーーーーーーーーー
 賞金  18000s
 チップ 12528s
 合計  30528s
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「おっと、サブリナの人気が上回っている!さあ!それではステージを設定しよう!」

バトルフィールドの風景が変わった。
水のステージ、ということで四方が水で囲まれており水面の上に立っているような感覚になる。

「舞台は水のステージ!!戦士たちの足元の水はイマジナリー・プールという魔法で創られたステージだ。今はくるぶしの辺りまでだが時事刻々と水嵩が変化するぞー!さぁ!それじゃ、コインをトスしよう!」

(ピィーン……)

「Wが表!ウェストサイドのサブリナ・アマードの先攻!それじゃ、いくぞー!!バトルーー・・・・・スタァート!!」


〜バトル開始〜

【マリカの手札】
『ムク』『ムクラ』『マムクム』『ムク+』『バイバイン』『リターン』『成長ホルモン』

初めて見るカードは『ムク+』。普通のムクとはどう違うんだろ?
カードを読むと「ムク系のカードに付けて使い、効果を2倍にする」と書かれてある。マムクムと合わせて出せばプラス30が60になるってことね。
わたしはリターンとムクの2枚を選んで場にふせた。


〜1ターン目〜

プールの水嵩が増え始めた。くるぶしくらいから膝まで上がってきた。どこまで増えるのかしら?わたし泳げないんだけど…

サブリナの攻撃。"ムクムーン!"

「サブリナの先制攻撃!いきなりムクムーンが行ったぁ!マリカはどうする?」

もし、わたしがバイリターンを持ってるとしたらこんなカードは使ってこないはず。ということは自分が持っているという証拠ね。
ここは返しても返される…素直に受けるしかないか…

(ムクムクムクムクムクムクムクムク…)

「食らったぁ!サブリナの攻撃が決まりマリカの水着が押し上げられていくっ!」

[マリカ:B73→123]


わたしのターン。アイテムカードを選択。
"成長ホルモン"

「マリカ、セオリー通り成長系カードを仕掛ける!この辺りは冷静だぁ!」

(ムクッ…ミチッ)

[サブリナ:B83→87、H99→104]


〜2ターン目〜

プールの水嵩が膝から太ももの辺りまで上昇した。

サブリナの攻撃。"ボム!"

「サブリナ、手加減なくエグい攻撃だ!ボムの導火線に着火されたぁ!2ターン後に爆破すればプラス100。さあ、マリカはどうする?」

わたしのターン。補充カードは『ドバイン』
ここもリターンせず攻撃で返す。"マムクムにムク+"

「マリカ、マムクムにムク+をオンしてきたぁ!プラス30の倍で60になるが・・・」

サブリナは場に伏せていたカードを開いた。

「ここでサブリナはバイリターン!黄色く光る魔法を跳ね返す!60が倍になってマリカに帰ってゆく!」

来た!わたしはここでリターンを開いた。

「ああっとぉ!マリカがリターンを持っていた!サブリナは対処できるか!?・・・いや、ダメだ、食らったぁ!」

(ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク…)

「プラス120ぅ!ビキニの紐がちぎれそうだぁ!!」

[サブリナ:B87→207→217、H104→109]


〜3ターン目〜

水嵩は腰の辺りまで増えてきている。どこまで上がってくるんだろう?

「さあ!サブリナはどうする?さっきのリターンは想定外だったようだが…」

サブリナのターン。アイテムカードを選択。
"小悪魔のビキニ"

「おーっと!ここは小悪魔のブラと同じ効果のビキニを選択。バストサイズをマイナス40する!オレンジ色のマイクロビキニからピンクに衣装チェンジだ!」

(ウォーーーーーッ!!)

「セクシー度満点のビキニに男性ファンから大きな声援が上がる!神尻のボリュームも増し増しだぞ!」

[サブリナ:B217→177]

わたしのターン。補充カードは『マジックバリア』『ピチピチの玉』『ハイボム』
いいカード達が来たわ。でもここは…
"バイバイン!"

「出たぁ!切り札をここで使う!赤い炎がサブリナを取り囲む!どうだ?返せるか?・・・返せないっ!」

(ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク…)

[サブリナ:B177→354]

「バストが2倍に!そしてさらに成長ホルモンの効果が加わる!」

[サブリナ:B354→372、H109→114]

(ブワッシャーーーン!)

「巨大化したサブリナのバストがプールに着水!しかし、地面に着地せず浮かんでいる!」

(オオーーーーッ!!)

ええっ!決まったって思ったのに!

「そう。水のステージではバストが水に浮いている限り負けではなーい!」


〜4ターン目〜

プールの水は胸の辺りまで上がってきて、わたしのバストもぷっかり浮き始めた。

サブリナのターン。
アイテムカードを使用。"たわわなギフト"

「サブリナがたわわなギフトを使用!ピンクのリボンが現れてマリカに向かって飛んでいくぅ!」

な、なんなの?
リボンがわたしを一周したかと思ったらちょうど胸の前で結び目が出来た。
えっ?なに?

(むくむくむくむく・・・・)

「サブリナからマリカへ贈り物だぁ!サブリナの胸がマイナス50!マリカはプラス50!」

[サブリナ:B372→322]

[マリカ:B123→173]

「そして!そして!ここでボムが発動だぁ!導火線の炎がマリカに届く!!」

(ボボボボーーーンッ!!)

「マリカのバストが一気に膨らむ!!ブルーの水着が千切れて吹っ飛んだぁ!プラス100ぅ!」

(ブチンッ!!)

いや〜ん!水着のヒモが切れちゃった…

[マリカ:B173→273]


わたしのターン。補充カードは『バイン』
ここは攻撃あるのみ!"ドバイン!"

「マリカ、水着のヒモが切れている!バストトップを手で隠しながらカードを切る!ドバインは1.3倍、これは効くぞ〜!」

(ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク…)

[サブリナ:B322→419→440、H114→120]


〜5ターン目〜

プールの水嵩はとうとう首のところまで増えてきた。バストが浮き袋になって体が浮き上がる。一応、溺れることはないようになっているわけか…

(プカ〜ン)

サブリナはアイテムカードを使用。"ムチムチの玉!"

(むくむくむくっ…むちっ、むちっ、みちっ…)

「バストプラス30、ウエスト20、ヒップ30の効果!マリカの身体が柔らかな肉で包まれる!サブリナに負けないムッチリボディに変化したぞ!ビキニに続きショーツも引きちぎれそうになっている!大丈夫か!?」

[マリカ:B273→303、W56→76、H80→110]

ショーツがお尻に食い込んで痛い!水着カード来ないの?

わたしのターン。補充カードは『ムク』。残念!
とにかく相手との差をつけるしかないわ!水に浮かんでいるっていっても大きくなればいずれは底に届くはずよね。

"ハイボム"

「出たぁ!強力!4ターン後に発動すればバスト+300のハイボムを仕掛ける!魔法の導火線に炎が灯る!」

[サブリナ:B440→462、H120→126] 
*成長ホルモンの効果


〜6ターン目〜

水嵩は一転して減り始めた。首まで来ていた水面が徐々に下がり始めている。

「イマジナリープールの水位が減り始めている!サブリナ、追い込まれた!このまま水が引くと先に地面に着いてしまいそうだ!何か方策はあるのか!?」

サブリナはアイテムカードを使用。
"豊乳サプリEX"

「これはいいカードだ!毎ターンごとにバストが10%増量する!」

[マリカ:B303→333]

わたしのターン。補充カードは『ミニマムな水着』
これって…ミニマムなブラの水着バージョン??サブリナが最初に着けてたオレンジのに似てる…
恥ずかしいけど手で胸を隠すのも限界に近いし、ショーツもダメになりそうだし…
"ミニマムな水着!"

「マリカが水着をチェーンジ!極小の黒いマイクロビキニを装着!バストはマイナス40ぅ!ハズトトップは辛うじて隠れている!」

[マリカ:B333→293]

[サブリナ:B462→485、H126→132]


〜7ターン目〜

水嵩が胸の位置まで下がってきた。バストが水に浮いてまだ楽だけど、もっと下がってきたら持ち上げないといけなくなる。

サブリナの攻撃。"デカバイン!"

「これはいいカードを持ってきた!終盤に来てのデカバインは大きいぞ!」

ここでわたしはマジックバリアをオープン。
デカバインを打ち消した。

「そうはさせじとマリカがマジックバリアで防いだぁ!」

[マリカ:B293→322]

[サブリナ:B485→509、H132→139]


〜8ターン目〜

水嵩は腰の位置まで低下。
もう強いカードは出尽くしたと思う。

「さぁ、徐々に水位が下がっていく!サブリナはどうする?」

サブリナはアイテムカードを使用。"豊乳サプリ"

「豊乳サプリを上乗せする!豊乳サプリEXの効果と合算されてバストが毎ターン15%増加だ!これは地味に効くぞー!」

[マリカ:B322→370]

わたしのターン。補充カードは『特製ドリンク』
攻撃は"バイン"

「たかがバイン、されどバイン!バスト1.1倍だがここでの効果はデカい!」

[サブリナ:B509→560→588]


〜9ターン目〜

プールの水嵩は太ももの位置まで下がってきた。わたしはお風呂に入っているように膝を屈めてバストを浮かべる。これ以上水位が下がってくると胸が底についてしまいそう。

サブリナの攻撃。"ドバイン!"

(ムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムクムク…)

[マリカ:B370→444]

「バスト1.2倍!そして、豊乳サプリのダブルインパクトォ!」

(ミチミチミチッ…)

[マリカ:B444→511]


「マリカのバストも500を突破したぁ!そーして!そして!とうとうサブリナに導火線の炎がたどり着くーっ!プラス300!」

(ボンッ!ボボボンッ!ボボボボーーーンッ!!)

[サブリナ:B588→888]

(ずしっ・・)

「着地ーっ!サブリナのバストが地面に着いたぁ!勝負あーり!勝者マリカ・マルベリー!」

(ワァーーーーッ!!)

「壮絶な膨乳合戦はマリカ・マルベリーに軍配!常にマリカがリードしていた印象。この強さはホンモノなのか!?」

プールの水位が下がりわたしの胸も地面に着いた。バストが500を超えていて本当に身動きができない。
でも、勝利を讃える拍手と大きな声援がわたしの耳に届いていた。