森エルフさんの巨乳願望

ブラン 作
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8.市民プールへ

6月の後半になり水泳の授業が始まりました。朝日山中学校にはプールがないため近所の市民プールを借りて授業を行います。
この辺りの地域では夏が短いためか家族や友達と海水浴やプールに出掛けることはあまりしないそうです。
親が子供に泳ぎを教えることも少ないので、学校では速く、長い距離を泳ぐことには重視せず、何かの時に泳げるようにすることを考えているそうです。

クラス全員で市民プールに移動した後、更衣室で水着に着替えました。
更衣室では皆、身体にタオルを巻きながら裸をなるべく見せないようにしていました。女の子同士なのにそんなに隠すようにしなくても、と思いますが恥ずかしがる子が多いみたいです。
その横で私はスパッと思い切りよく全裸になり一番に水着に着替えました。そして、タオルを持って更衣室を出て皆んなが着替えて出て来るのを待っていました。
男子更衣室からも男の子が出てきました。何人かの男子がこちらをチラチラ見ていました。
男女は別々に分かれます。着替えの早い男子はもうプールサイドの反対側に集まっています。女子はばらばらと遅れて出てきました。

「はい!女子はこっちに集まる!」

私を含めて15人の女子が先生の元に集まりました。

「まず、2つのチームに分けたいと思います。25mが泳げない、または、泳ぐのがやっとだという人。25mくらいは大丈夫よという人。どちらかに手を挙げてください。」

私はたぶん25mは大丈夫だと思うのでそっちに手を挙げました。
みのりは水泳を習っていたらしく同じチーム、かえでは初心者のチームに入りました。
チーム分けが終わると準備体操です。先生に習ってストレッチをしました。

「身体を前に傾けて〜、1、2、3、4、5、6、7、8・・・」

さりげなく周囲の女子の様子をチェックします。みのりの胸はやはり大きいですが、水着に押し込んでいるためかいつものように大きくは見えません。
ただ、ジャンプをしたりすると、ぼよん、ぼよんと重たそうに揺れます。
プールサイドの反対側では男の子がこちらを見ながら何か話しています。

"おい、あれ見てみろよ。"
"チビなのに相変わらずおっぱいデケーな"
"矢野パイのスク水サイコーだな"

こちらまで聞こえてないと思っているみたいですが、私の耳には聞こえてしまいます。
男の子が時々エッチな目でみのりのことを見ているのは知ってます。思春期の男の子に水着姿はさらに刺激が強いのでしょう。
私もみのりの胸が気になって見てしまっているので男子を激しく非難する資格はありません。

"オレは断然、エルちゃんだなー"
"お前なんか相手にされるかよ"
"水着姿が眩しすぎるぜ。乳ねーけどな"

私のこと??男子に噂されてるよー!
嬉しいような、悲しいような複雑な気持ち。胸は無くてすみませんでしたねー!
耳が良すぎると時として聞こえなくて良いことも聞こえてしまいます。
ところで、想像上のエルフは尖った耳をしていることが多いそうですけど、耳が良いことが由来になっているらしいです。

準備体操が終わると二つのチームに分かれてプールに入りました。水温は冷たすぎないように調節されているようですが、それでも冷たいと感じます。

「はい。じゃあ、途中で立ってもいいのでまず1往復すること!」

先生の手の合図で順番に泳ぎ始めます。みのりはクロールですいすいと泳いでゆきます。私は平泳ぎしかできませんのでマイペースで25mプールを往復しました。
先生は特に泳ぎの上手い生徒を何人か選んで空いているレーンで泳がせました。
一方、隣のレーンではかえで達がビート板を持ってバタ足の練習をしています。
残された私たちはクロールの手のかき方について指導を受けました。
水遊びのような無邪気なものではありませんでしたが私は水泳の授業が好きになりました。

授業が終わり皆んなと喋りながら更衣室に戻りました。タオルで身体を拭き水着を脱いで着替えます。

「みのりって泳ぐの速いねー。何かやってたの?」

「小学6年までスイミング通ってたんだ」

「なるほど、どうりでね」

何気ない会話をしながらも私はこっそりとみのりが着替える様子に注意を払っていました。

(ぷるるんっ…)

紺色の水着がおろされて豊かな乳房が現れます。横からなのでしっかりと見えませんが大きさは少し小さめのメロンくらいでしょうか。真っ白で柔らかそうに見えます。
みのりはタオルで胸の谷間や下側に付いた水滴を拭き取っていました。
私も手を止めないように下着を着け、制服に着替えます。みのりはライムイエローの大きなブラジャーを手に取り、カップを胸に当てて背中のホックを止めました。
レースがあしらわれ、中央に小さなリボンがついた可愛いブラです。
カップに手を入れて胸の収まり具合を調節していましたが少し溢れ気味になっているように見えました。

「みのりのブラ、カワイイわね。そういうのって何処で買ってるの??」

対して、私のは子供が着けるようなシンプルなブラです。頭からすっぽり被るタイプのものです。

「近所のお店かネットショップね。ネットだとサイズ合わないことがあるから出来るだけお店で買うようにしてるけど…」

みのりはショッピングモールに入っているお店の名前を言いました。

「ああっ!この間、そのお店の前を通ったの!すごく種類があったわね…私もどんなのがいいか分からないから選ぶのは大変よね」

私は叔父さんが一緒だったので、遠慮してお店に入れなかったと言いました。

「良かったら今度一緒に買いにいく?選ぶのを手伝ってあげるよー。私もちょうど新しいのが欲しかったところだしー」

「いいの!?一人じゃ不安だから心強いよ」

私は今度一緒にみのりと下着屋さんに行く約束を取り付けました。
可愛い下着を一つだけでも買って帰れば、後は"仕立てのまじない"で同じものを作ればいいのです。
そこに二人のやり取りを聞いていたかえでが割り込んで来ました。

「えー、二人だけでコソコソ話してズルい!私も連れて行ってよ〜」

今度の休みの日、私たちは三人でショッピングモールに出かけることになりました。