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卒業式は3月の初旬に行われた。
4月に着任してから一年間の思い出が走馬灯のように思い出された。初めて8組の教壇に立った日のこと、多輪和湖へのハイキング、ほぼ女だらけのプール開き、他校との交流会、お化け屋敷で檜原先生が活躍した文化祭、そして学内選考会。どれも峯山に来て初めて経験したことで楽しい思い出だった。
最後のホームルームはお通夜のように無言で誰も喋ろうとはしなかった。ムードメーカーの檜原先生もさすがに無言で、目にはすでに涙を溜めていた。
最後の点呼を終えると僕たちは席を立ち、卒業式が行われる体育館へと移動した。
自分も高校時代に経験したことだが当時はもう学校に来なくて良くなることが嬉しかったように思う。だが、峯山学園の生徒、特に8組の生徒たちのほとんどは卒業するのを名残惜しそうにしていた。
明日からは次の年度に向けての準備が始まる。生徒たちは特別な理由がない限り二、三日のうちに退寮し、それぞれの実家や新しい環境へと引っ越してゆく。
卒業証書が授与され、送る言葉が贈られると式は厳かな雰囲気で終了した。
*
卒業式の次の日。
職員室でPCに向かって仕事をしていると何人かの女生徒が教師の誰かを訪ねてやってきていた。服装は私服であり峯山の制服ではなかった。
「昨日、卒業した4組の生徒たちですね。退寮するのでああいう風に挨拶に来る生徒もいるんです。」
檜原先生が僕にそう教えてくれた。
彼女たちのシャツやブラウスの前が大きく張り出していることから峯山の卒業生であると理解できた。
私服姿の生徒たちは誰もがすっかり大人びて見えた。
「うちの生徒も来てくれますかね?」
「全員じゃないかもしれませんが、二、三日の間にきっと訪ねてくると思いますよ… あっ、ほら、スマホに連絡が来ています。」
クラス内の連絡のためにスマホのアプリケーションでグループを作っていたが、それで檜原先生に連絡があったみたいだ。卒業してもお互いに連絡が取れるので便利と言えば便利だ。
「誰から?」
「榊原さんからです。樫岡さん、榎田さんと3人で来るそうです。」
榊原さんは8組で大学に進学する2人のうちの1人で、峯山市を離れて都心にある商業系の大学に通うことになっている。順調に減量が進み、4月の初めにXカップだったバストはZカップに達していた。
都心でその膨らみはかなり目立つことだろう。巨大なバストを抱えて満員電車で通学することなどできるのだろうか?と少し心配になった。
「僕の方にも誰かからメッセージが来てるな… 桜井さんだ。」
「彼女も来るんですか?」
巫女に選ばれた桜井さんは3月の下旬から峯山神社の宿舎に入る筈だ。それまでの間は実家に戻るのだろうか。
「いや、そうじゃなくて、最後にもう一度、マッサージをしてもらえないか?というお願いだった。さすがにもう育乳指導室を使ってやる訳にはいかないしな…」
「学校の外ならいいんじゃないですか?先生の家とか」
「いや、それはまずいだろう。女生徒が男性教師の家を訪ねてくるなんて。」
「卒業したわけですから問題ないと思いますけど… もし良ければ一緒に私にもしてもらえます?」
「うーん。そうだな、檜原先生も一緒なら問題ないか。」
そう言うわけで今週末に檜原先生と一緒に僕の家を訪ねて来るようにとメッセージを返した。
*
(ピンポーン)
次の週末、約束した時間に檜原先生と桜井さんが僕の家を訪ねてきた。
「こんにちはー」
「お邪魔します」
檜原先生とその後ろに桜井さんがついて入ってきた。
「あ、あのー、これっ」
桜井さんが差し出した紙袋にはお菓子が入っているようだった。
「気を使わなくていいのに… 卒業したとは言え僕の生徒なんだから。」
「すみません。母がどうしても持っていくようにと」
「それじゃ、ありがたくいただくよ。まぁ、ここじゃ何だから中へどうぞ」
桜井さんは玄関でコートを脱いで手に持った。コートの下からは上品なブラウスに包まれた大きな膨らみが現れた。
「今、お茶を淹れるからその辺に座っててくれるかな?」
「はーい」
檜原先生と桜井さんはソファに腰掛けておしゃべりを始めた。僕はキッチンで紅茶の準備をした。
「ふう。お茶をいただいたところで、私はこれで失礼します。」
「えっ?檜原先生、帰るの?マッサージは??」
「ごめんなさい。実は、田舎の母が急に出て来ることになって、すみませんけどこれから迎えに行かなくちゃならなくなっちゃったんですぅ。ですので、また今度で。桜井さんにはしっかりお願いしますね!」
「う、うん、いいけど…」
檜原先生は立ち上がってコートを手にした。
そして、それを羽織って前を止めるともう一度ごめんなさいと言って僕の家を後にした。
「行ってしまった…」
檜原先生が帰り、部屋には僕と桜井さんの二人が残された。生徒と二人切りはちょっとまずいなと思っていたのがその通りになってしまった。
ただ、こうなってはもう仕方がない。これまでと同じように桜井さんにマッサージをするだけだ。
「えっと、それじゃ始めようか。」
「はい、先生。よろしくお願いします。」
リビングのソファは簡易なベッドになるので、僕は背もたれを倒してその準備を始めた。その間に桜井さんには上の服を脱ぐように言った。
桜井さんはゆっくりとブラウスのボタンを外した。このような大きなバストを収めることができるブラウスがあるのが驚きだった。ボタンが弾けないように上手く工夫されているのだろう。ブラウスを脱ぐとベージュのキャミソール姿になった。桜井さんはそれをたくし上げてすっぽりと脱いだ。
「ぶるんっ…」
可憐な黄色のブラジャーには白い小さな花が幾つか刺繍であしらわれていた。そのカップの中には豊満すぎる乳房がぎゅっと押し込まれていた。
後ろ手でホックを外す。
(ぷちっ… ぷちっ… ぷちっ… ぼよんっ)
乳巫女に選ばれた国宝級6Zバストが解放された。
大きさの割にしっかりと張りのあるバスト。今回で触り納めになるのは少し残念に思う。
「ここに横になってくれるかな?」
「はい。」
桜井さんは胸の前を腕で押さえながらソファベッドに腰掛け、そして仰向けに体を横たえた。バストはよく盛り上がっていた。
(むにゅんっ…)
白い乳房に手を触れる。柔らかであるが適度な弾力が僕の指を押し返してくる。
(むにゅっ… むにゅっ…)
「あふっ…」
桜井さんはマッサージされると決まって艶めかしい声を漏らした。気持ちが良すぎてどうしても押し留めることができないそうだ。
僕は何人もの女性の胸をマッサージしてきたが、彼女ほど反応の良い子はいなかった。素晴らしいバストの張りと関係しているのかどうかはわからないが、施術する側としては反応が良いのはやりがいがある。
(ぐっ… むにゅんっ…)
「あっ… わ、わたし… 不安なんです…」
「何がだい?」
僕はマッサージの手を少し緩めた。
「先生のマッサージがないと… バストが垂れてしまうんじゃないかって… 」
(むにゅっ…)
「そんなことは無いよ。僕が施術する前から桜井さんの胸は張りがあってとても素晴らしかったよ。それに峯山神社でもしっかりバストケアしてくれるから心配ない。」
(むにゅっ…)
「うふんっ… 先生のマッサージってホントにとても気持ちが良くって… はぁっ、お、終わった後はしばらく胸が張って一回り大きくなったように感じるんです。きっとそれが育乳にすごく効いているんです。んあっ…」
マッサージの効果に今のところ科学的な論拠はなく、育乳に対して定量的に検証されたデータはない。だが心理的な効果は認められており、実際に効果が現れることもある。
桜井さんのが5Zからワンサイズアップしたのにはマッサージの要因もあったと感じている。
(ぐっ… むにゅううっ…)
「僕のヘルプがなくたって素晴らしいバストに間違いないよ。これまで色んなバストを施術してきた僕が言うんだから。自信を持って。」
「んはっ… は、はい。あ、ありがとうございます。」
その後も桜井さんの嬌声が僕のリビングにこだました。自分の家で生徒と二人きりになり、露わにした胸をマッサージしているという異質なシチュエーションに少なからず僕は性的に興奮していた。
しかしその感情を押し留めながらたっぷり時間をかけて桜井さんに最後のマッサージを施した。
「よし、これで終了だ。」
「ありがとうございました。最後までわがままを聞いてもらって…」
「とんでもない。指導者として当たり前のことをしただけだよ。」
「先生、あのぅ… あと一つだけ…その」
「何だい??」
「私のむねって男性から見てどうなんでしょうか?」
「とても素晴らしいと思うよ。大きな胸は人々に癒やしを与え、社会の生産性を向上させる。桜井さんは大きさもカタチも最高峰だよ。」
「そうではなくて… その… こうふんするものでしょうか?」
「大いに興奮するよ」
「先生もそうですか?」
「しない、と言ったらウソになるな…」
「そうなんですね、やはり。そのぅ…いつもおおきくされてますよね…」
「いや、まあ。それはだな… 生理現象というやつだ」
「嬉しいんです。わたしのむねで興奮してもらえるなんて…」
「・・・・」
「もう一つというのは、その、先生のを、私の胸で挟んでみたいのです。それで気持ちよくなってもらえたらもっと嬉しいんです。」
「ちょっと、それは、桜井さん…」
(むにゅううう…)
桜井さんの巨大な2つの膨らみが僕の下腹部に押し当てられた。ズボンの下では僕の男性器が完全に近い固さで勃起してしまっていた。
僕の中で葛藤が行われた。教え子から胸で奉仕を受けるなんて教師としては有り得ないことだ。しかし、彼女は卒業生であり正確には生徒ではない。それに、もしここで断ったとしたら勇気を振り絞って行動している彼女を傷つけてしまうかもしれない。どうするか。
「じゃあ、お願いするよ。」
彼女は慣れない手つきで僕のズボンのベルトを外し始めた。そしてズボンを下げると盛大にテントを張ったボクサーパンツの膨らみが現れた。
先ほどのマッサージの余韻が残りその隆起は全く収まる気配がなかった。
僕はされるがままに生徒にパンツを下される。
「これが平野先生の…」
激しく勃起したペニスはビクンビクンと脈動しながらそそり立っていた。彼女は優しくそれを右手で握り、上下に動かし始めた。
「すっごく固いんですね… これが興奮している証拠なんだ…」
囁くような小さな声でそう言った後、彼女は顔をそれに近づけた。
(ちゅぷっ…)
先端部が彼女の柔らかな唇に触れたかと思うと、そのまま口内に吸い込まれた。まさか、桜井さんがそんなことまで。
(ちゅぷっ… じゅぽっ…)
彼女が頭を上下に揺らすと長い髪が僕の腿を撫でた。
彼女の唇とペニスが触れ合う淡い感触を楽しむのも束の間、唾液で僕のペニスを十分に濡れたところで、それを口から離し二つの乳房の間へと導いた。
(ぱふんっっ…)
6Zの柔らかな谷間に僕のそれは簡単に埋もれてしまった。次期巫女に選ばれた極上バストに包まれている感覚は背徳感もあってさらに興奮が高まる。
「っしょっ…」
彼女は重い乳房で僕のペニスを挟みながら持ち上げ、そして下ろした。その上下動はかなりの重労働だ。
「んっしょ… んっしょ… んっしょ…」
動きがスローなのですぐに射精とはいかない。
だが、一生懸命にやってくれる姿が可愛くて堪らなかった。
(はぁ、はぁ)
「どうですか?気持ちいいですか?」
「うん。とてもいい。でも動かさなくて大丈夫だよ。僕の方が動くから。」
(はぁ、はぁ)
彼女は上下の動きを止め、乳房を両腕で抱えるようにして静止させた。
「これでいいですか?」
「うん。」
まるで2つのスイカを胸に抱えて持ち上げているかのようにして僕の方に乳房を向けた。
僕は長い谷間の中央辺りに固くなったペニスを挿し入れた。
(ぬぷぷぷっ…)
谷間は底が知れぬほどに深い。張りのある乳房は適度な反発力をペニスに与えてくる。
(パチッ… パチッ… パチッ… パチッ… )
腰を前後に動かすと、下腹部が柔らかな乳房に打ち当たり、その音がリビングにこだました。乳圧を楽しみながら乳間から刺激を受けるとすぐに僕の興奮はピークに到達した。
僕が射精し終わると桜井さんはすこし微笑みを浮かべながら谷間に溜まった精液をきれいに拭き取った。
そして6Zカップのブラジャーに大きな乳房を収めた。
「先生、ありがとうございました。私の一生の思い出にします。」
またいつでもおいでとは言えないし、僕は何て言葉を返したらよいかわからなかった。
「こちらこそ、ありがとう。とても興奮したし、気持ち良かったよ。」
「嬉しいです。これで本当の意味で卒業が出来たと思います。また、峯山神社に是非会いに来てください。」
「うん。もちろん、君の晴れ姿を見に行かせてもらうよ。」
彼女は元通りに下着を着け、服を着て帰る支度をした。そして、玄関で大きな膨らみをコートに包み、もう一度僕に丁寧にお礼を言った。
「あの… 槙野さんも先生のところに来たいって言ってました。また連絡があるかもしれません。」
彼女はそう言い残して僕の家を後にした。