中世編

橙 作
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よう!初めまして
俺、「パハルス」って言うんだ
いきなりで何だけど、俺には今、好きな人が居る
それは・・・・・・「お姫様」なんだ。この国の
あの人はそれはもうかわいい人で、以前ちょっと見ただけで、何て言うか、その、一目惚れしてしまったんだ
けど、それ以来姫様にはお目にかかってない
当たり前か。こんな田舎じゃ、めったに来ないしな
けど、そんな俺に、姫様と会える、そしてあわよくば結婚できるかもしれないという、とんでもないチャンスが巡ってきた
それは・・・・・・これ、「剣術大会」
所謂、「戦って一番強い奴が姫様と結婚できる」っていう、よくあるやつなんだけど
いくら在り来たりなやつとはいえ、こんなチャンスを逃すわけにはいかない
幸い俺は、頭は弱いが、剣の方ではちょっと自信がある
俺は早速、会場である城の方まで行くことにした

で、会場についたら早速、手続きをしていよいよ大会が始まるわけだが
・・・・・・肝心の姫様はどこだ?
どこを見渡しても居ないぞ?
まあ、きっと、決勝になれば来てくれるさ、と自分を納得させて、俺は試合に臨んだ
・・・・・・以下省略
本当は細かく俺の活躍を説明したいところだけど、時間がないし、面倒くさい
とにかく、俺は、決勝まで行ったんだ
実力だよ、実力

決勝になっても、姫様は現れなかった
何でだろう?と思ったら、体調が悪いとのこと
ふーん・・・・・・姫様って、やっぱりそういうものなんかな?
まあ、とりあえず、決勝だ
これに勝てば、見事姫様と結婚することができるというのだから、思わずにやけてしまう
相手は・・・・・・まあ、結構強そうな奴だけど
「始めッ!」
「喰らえ!ジェットストリームアタァァァァァァック!!」
終了
簡単だった
こうして俺は、姫様と結婚できる・・・・・・はずだった
長い自己紹介はこれ位にして、ここからがこの話の本番だ

「見事なものだ、お主、名は何と言う?」
「はい、パハルスと申します」
「成る程。ではパハルス、お前にわが娘、オーメロットとの結婚を・・・・・・」
オーメロット、っていうのは、姫様の名前だ
「異議あり!」
もうちょっとで結婚できるって言うのに、いきなりどこかから女の声がした
誰だよ、邪魔しやがって
「お前は・・・・・・ニエミ!」
「とうっ」
そしたら、ニエミってやつが、いきなり会場のほうに飛んできたんだ。ジャンプして
そして、着地した瞬間、ぶるんとゆれる、胸
・・・・・・胸?
目の前に立ったこいつ、ニエミは、要するにメイドさんだった
ただ、普通の人と違うのは・・・・・・この胸
こいつは、眼前にどどんと突き出す、爆乳の持ち主だった
ざっと軽く見積もっても・・・・・・200cmはあるだろう。服がきつそうだ
ニエミは、話を続けた
「私は、この人が姫様の夫となるのには反対です!」
おいおい、いきなり何言い出すんだ、あんたは
「なぜ、そう思うのだ?」
いきなり不躾な事を言ったにも拘らず、王様は普通に続けた。優しい人だ
「これは、姫様が望んだ結婚ではありません。それでは、姫様が幸せになれるとは思いません!」
ずいぶん言いたい放題言ってくれるな
まるで俺が姫様を幸せにできないみたいじゃないか
「しかし、もう決まったことだし、オーメロットもそれで承諾しているのだぞ?」
そうそう、そうだって
「え・・・・・・姫様が?」
そう聞くと、ニエミは、一気にテンションを下げてしまった
そら見たか
だが、こいつはそんな事で諦める奴じゃなかった
「でも・・・・・・」
迂闊だった
「私にだって、姫様をお守りする義務があります。だから・・・・・・」
お守りって・・・・・・俺が変なことするみたいじゃないか、おい
「この人が姫様の夫にふさわしい人かどうか、テストさせて下さい!」
テスト、と聞いて、俺は思わずドキッとしたね
正直、マナーとか、そういうのに関しては、自信がなかったからな・・・・・・
「では、お主の基準に満たなかった場合は?今更結婚が取り消せないのは、お主もわかっているのだろう?」
そうだよ、どうするんだよ
「はい、ですから・・・・・・」
ニエミは俺の方を勢いよく振り向いて、言った
体ごと振り向いたので、胸がぶるんと横に揺れる
「でか・・・・・・」
と、俺は思わずつぶやいてしまった
「私の基準に満たなかったその時は!この人を全身全霊をかけて教育しなおします!」
は?ちょっと待ってくれよ
教育って、そんな・・・・・・
「けどさ・・・・・・テストって、どんな事するんだよ」
俺は、思っていたことを思わず言ってしまった
「そうですね・・・・・・まず」
ニエミは、そう言って、試合で使われていた剣を持った
怪我をしないように木でできているやつだ
「私と勝負してください」
「・・・・・・は?」
自信満々な顔で、あいつは、服を脱いだ
メイド服の下には、簡単な防具が着けられていたが・・・・・・
そのでかい胸を守るにはあまりにも簡単なものだった
っていうか、小さくて、はみ出してるし、胸
観客から声があがるニエミも、下はレオタードみたいなもの一枚だけだし、大丈夫なのか?
それに、これで何がわかるんだ?
それ以前に、俺にはもう一つ、心配事があった
「あんたさ・・・・・・剣、使えるの?」
「当然です。姫様をお守りするものならば、これくらい使えなければ!」
どんな理屈だよ
「さあ、剣を取りなさい!」

続く