「捕まえたぞ、この変態野郎!」
「誤解だ!誰がお前の魅力に乏しい体なんか見るか!」
首根っこを掴まれたリュングベリは、変態と言われて即座に反論した
「魅力に乏しいだと?しっかり見たくせに、何を言うか!」
そんな議論をしながら、二人はレジェスの家に戻ってきた
「あら、二人そろって・・・どうかしたんですか?」
「お前もお前だ!犯罪人を隠すと、お前まで犯罪人になるんだぞ!」
「それはそれは・・・失礼しました」
レジェスは、キャンベルの追求をさらりと流して、二人を家に入れた
「そうですか・・・土砂崩れの上に橋も落ちてしまったと・・・」
「はい・・・だから、しばらく止めてもらおうかと・・・」
テンションによって随分言葉遣いが変わる、キャンベルはそんな人だ
「いいですよ。別に」
「でもさ・・・ここに留まってるのは良いけど、助けが来るあてはあるのか?」
ぐるぐるに縛られたリュングベリが聞く
「大丈夫だ。一日も帰ってこないとなれば、私の部下が心配して、捜索に来てくれるはずだ」
「信用できるんだろうな・・・それって」
「安心しろ。お前よりは頼りになる」
「・・・・・・」
キャンベルにそう言われ、リュングベリは黙ってしまった
「それにしても・・・随分立派になりましたね。それ」
レジェスは、どんどん膨らみ続けているキャンベルの胸を指差して言った
さっきよりもまた大きくなっており、とうとう100cm台を突破してしまった
怒りのあまりその事を忘れていたキャンベルは、慌てて胸を手で覆った
「いいんですよ、隠さなくても」
レジェスは、ニヤニヤしながら言った
「さて・・・食料は三日分位はあります、これだけあれば大丈夫ですよね?」
「それまでにあいつの部下とやらが来てくれればな」
リュングベリはキャンベルの方を向いて言う。余程彼女を信用していない様だ
「当然だろ。まあ、お前を見てどうするかは知らないけどな。・・・そうだ、レジェス」
リュングベリを軽く脅しておいてから、キャンベルはレジェスを呼んだ
「はい?」
「ちょっと、話があるんだけど・・・」
「何ですか?」
「・・・いや、ちょっとここじゃ話しにくいから、外で・・・」
そういってキャンベルはレジェスを連れて外に出た
「覗くなよ!」
しっかりリュングベリに釘をさしてから
外はもう暗くなっていた
「どうしたんですか?」
「いや、それがさ・・・」
キャンベルはレジェスに耳打ちした
(ブラジャーが、きついんだけど・・・)
「まあ、ブラジャーが」
(しーっ!声が大きい!)
キャンベルはリュングベリに聞こえないよう小声で怒った
(・・・とにかく、こんな状態なんだよ・・・)
そういってキャンベルは、レジェスに自分の服をめくってみせた
キャンベルの胸はますます大きくなり、小さめのブラジャーからは乳肉がはみ出している
(・・・悪いけど、代えのやつってない?)
(ありますよ)
(そっか・・・ありがと)
二人は、密談を終えて家に入った
「ずいぶん早いな、何してたんだ?」
中では、暇を持て余していたリュングベリが縄抜けに挑戦していた
「お前に教える訳ないだろ」
キャンベルは、縄をきつく縛り直しながら言った
「でもよ・・・暇だな・・・」
リュングベリの言うとおり、三人にはすることが全然なかった
「・・・じゃあ・・・寝ます?」
「えっ・・・もう?」
「だって、ほかに何もすること無いじゃないですか?」
「まあ、そうだけど・・・」
「じゃあ、決まり。布団たりるかな・・・」
そう言ってレジェスは、いきなり服を脱ぎ始めた
服を脱いだ衝撃でぶるんと揺れた、立派な爆乳が露になる
「ちょ・・・ちょっと、何やってるの!」
キャンベルが驚いて言う
「何って・・・着替えるんですよ。当たり前じゃないですか」
「そうじゃなくて、こんな男の目の前で・・・」
「こんなって・・・」
リュングベリが軽く落ち込んでいる間に、レジェスは着替え終わってしまった
「さてと、布団出さないと。と、その前に」
レジェスは、キャンベルの方によって耳打ちした
(はい、ブラジャーですよ)
ブラジャーを渡されたキャンベルは、しばらく考えたあと
「・・・ちょっと、寝てろ」
「ぐっ!?」
リュングベリの頭を踏みつけた
「何すんだよ!」
「いいから、ちょっと位我慢してろ」
キャンベルが急いでブラジャーを外したため、彼女の胸がぷるんと揺れる
(うわぁ・・・)
大きく盛り上がった白い二つの山に、淡いピンク色の乳首が映える
目の前に広がった巨乳を堪能する暇もなく、キャンベルは新しいブラジャーをつけた
「よし、もういいぞ」
そう言って、キャンベルはリュングベリの頭を踏んづけていた足をどかした
「まったく・・・乱暴な奴め」
リュングベリが転がりながら悪口を言う
「はーい、お布団が敷けましたよー」
そんな事をしている間に、レジェスは二人分の布団を敷き終えてしまった
「はや!」
レジェスは、すでに自分用のベッドで寝てしまった
「・・・じゃ、寝よっか」
「ちょっと待てっ!」
布団に入ろうとするキャンベルを、リュングベリが大声をあげて止めた
「・・・何さ」
「・・・これ、何とかしろよ」
全身ぐるぐる巻きにされたリュングベリは、とても寝れる格好ではなかった
「・・・だって、縄ほどいたら逃げるかもしれないし」
「限度ってもんがあるだろうが!」
「うるさいわね・・・じゃあ、こうしてあげる」
キャンベルは、リュングベリの縄をいったん解き、新たに鎖でレジェスのベッドの脚と彼の足首をくっつけた
「これなら文句ないでしょ?」
「・・・・・・」
お前もか、と言いたい気持ちを抑えて、リュングベリも布団に入った
夜中・・・
「うーん、うーん・・・・・・」
キャンベルは苦しんでいた
「うぅ・・・くっ・・・胸がきつい・・・」
胸の部分が何者かに圧迫されているような感じだ
「・・・・・・ああっ!」
ようやく、キャンベルは目を覚ました
別段誰かが体を押さえているというような事は無かったが、胸は今でも苦しかった
「・・・なんだろ・・・」
キャンベルが服を脱ぐと、彼女のブラジャーからその乳が抑えきれずにはみ出しているのが見えた
「うそ・・・また大きくなってるの・・・」
急いでブラジャーを取ると、彼女の胸は先程よりもさらに大きくなっていた
もはや片手では到底包み込めないほどの大きさにまで膨らんでいる
「はあ・・・どうしたらいいんだろ・・・」
キャンベルは、ランプの明かりをつけ、その辺の箱の中から適当なブラジャーを見つけて着けた
「・・・これで・・・大丈夫だよね・・・」
ふと外を見ると、満月が夜を照らしていた
「・・・綺麗だなぁ・・・」
キャンベルは、ふっと外に出た
続く