Float World

橙 作
Copyright 2004 by Daidai all rights reserved.

翌日
疲れをゆっくり取って午後から出発した一行は、大した苦労もなく二つ目の場所にたどり着いた
「割と近かったな、今回は」
「そうだな」
4人は昨日と同じような洞窟に入った
すると、これまた昨日と同じように、壁が緑色に光っていた
「今日のは・・・どうなるの?」
「まさか、また成長するんじゃ・・・」
「どうだかな・・・見てようぜ」
アンヘルが壁に手をやると、同じように壁が光った
「またたぞ!」
(・・・またか!)
ラウルセンが一人よからぬ事を期待する
「ね・・・ねえ、見て!また胸が・・・」
セーレンセンが指摘する通り、アンヘルの胸がまたしても膨らんできた
ムクムク・・・ムクムク・・・ムクムク・・・
どんどん大きくなるアンヘルの胸
その服はついに彼女の豊かな乳を抑えることができずに、アンヘルの乳全体が露になる
昨日まではかわいらしかった乳首も、太く、大きくなり、アンヘルの服を押し上げている
それに伴い、彼女の全身も成長していた
背はますます高くなり、女性らしい、豊かな肉付きをした体になってゆく・・・
最終的には、アンヘルの胸は頭と同じくらいにまで成長し
外見は17歳位にまで成長していた
まさに、ラウルセンの夢に出てきたような格好である
(こ・・・これは凄いぞ・・・本当に・・・!)
一人興奮するラウルセンをよそに、アンヘルは昨日と同じ目でヴァッセル達を見ていた
「・・・ああ、そうか、帰るんだな・・・」

ヴァッセル、アンヘルと分かれて、ラウルセンとセーレンセンは二人きりになった
家に帰る途中、セーレンセンは感慨深げに話し掛けた
「・・・こうして、二人で歩くのも、久しぶりだよね・・・」
ラウルセンは黙って聞いている
「・・・昔は、よくこうやって帰ってたよね・・・」
「・・・ああ・・・」
セーレンセンが、歩きながらラウルセンの方によっていく
「・・・・・・ねえ、ラウルセン・・・・・・私さ」
「・・・セーレンセン」
セーレンセンが何か言おうとしたのをラウルセンが止める
「・・・やめようや・・・この話は」
ちょうど分かれ道が来たので、ラウルセンは軽く挨拶をして去っていった
セーレンセンは、その背中を見つめていた
(・・・どうして、なのかな・・・)
家に帰りながら、セーレンセンは一人悩んでいた
(ラウルセンは・・・私の事嫌いなのかな・・・)
どんどん気分が滅入っていく
(そりゃ、私は・・・胸が小さいけど・・・じゃあ、もっと、ばいーんって大きくなれば・・・何とかなるのかな・・・)
そこまで考えて、セーレンセンは立ち止まった
(・・・そういえば・・・あのアンヘルって子は・・・どうしてあんなにいきなり胸が大きくなったんだろう・・・)
そう考えるといてもたってもいられなくなったセーレンセンは、再びあの洞窟へと向かった

(・・・やっぱり、何もないか)
先ほどの洞窟に来たセーレンセンは、壁を何度も触ってみるが、何の変化もない
(そうだよね・・・そんなに簡単に胸が大きくなる訳ないもんね・・・)
あきらめて帰ろうとするセーレンセンに、何物かの声が聞こえてきた
(………に…………き………た……い?)
「・・・何?」
(そ……に……が…き…く…た……い?)
「何?誰なの!?」
(そんなに…胸が大きくなりたいかい?)
「・・・胸?」
「とうっ!」
セーレンセンの背後に、突然紫色の短い髪をした少年が現れた
「だ・・・誰?」
「ボクの事はどうでもいいよ。それより・・・胸が大きくなりたいんでしょ?」
「えっ・・・どうして・・・それを・・・」
「キミの夢を叶えてあげようじゃないか」
そう言うと、少年は、セーレンセンに向かって手を突き出した
「きゃっ!」
突如、突風が吹いたような衝撃に襲われる
一瞬目を閉じて、目を開けるとそこに少年はいなかった
「・・・何なのよ・・・一体・・・」
セーレンセンは不思議がっていたが、次の瞬間
ビクン!
「きゃっ!」
セーレンセンの体に衝撃が走る
(・・・体が・・・熱い!?・・・)
ビクン・・・ビクン・・・ビクン・・・
衝撃がどんどん胸のほうに集まってくる
乳首もだんだん勃起してくる
(・・・私の・・・胸!?どうなってるの・・・)
ドクン!!!
「きゃあああああっ!」
ムク・・・ムクムク・・・ムクムク・・・
セーレンセンの胸がどんどん大きくなっていく
「やだ・・・胸が、私の胸がああっ!」
セーレンセンは胸をぎゅっと押さえつけるが、そんな事では収まる筈もない
むしろ、腕の間からこぼれる乳肉が、逆に彼女の色っぽさを増大させていた
「はあっ・・・んっ・・・私のおっぱい・・・どんどんおっきくなるよぉ・・・」
ようやく膨乳が終わった時には、彼女の胸は、アンヘルと同じ位か、それ以上にまで膨らんでいた
いつの間にかその場にへたり込んでいたセーレンセンは、太い乳首をさすりながらある事を考えていた
(・・・凄いわ・・・これなら、もしかして・・・)

(・・・結構、恥ずかしいなぁ・・・)
洞窟からの帰り道を、セーレンセンは顔を赤くしながら歩いていた
あまりにも大きなその胸は、彼女の服では隠しきれず
服を伸ばして隠そうとすると、乳首が勃起しているのが丸わかりだ
しかしそれでも、セーレンセンはそうやって帰る他にはなかった
そして、セーレンセンはラウルセンの家の前までやって来た
ドアを軽くノックする
「・・・ん・・・?」
「・・・ラウルセン・・・私・・・」
ベッドに横になっていたラウルセンは、セーレンセンの声を聞いてすぐに飛び上がった
(・・・なんだ・・・あいつ・・・何しに・・・)
恐る恐るドアをあけると、セーレンセンが玄関に顔だけを出していた
顔がかなり赤くなっている
「・・・ちょっと、いいかな・・・?」
「別にいいけど・・・何でそんな隠れてるんだよ」
「・・・あのね・・・驚かないでね・・・」
そう言うと、セーレンセンはラウルセンに自分の豊かな乳房をさらけ出した
「・・・なっ・・・」
驚いて硬直するラウルセン
「・・・えへへ・・・凄いでしょ」
胸をさすりながらセーレンセンが言う
「凄いも何も・・・お前・・・」
「・・・上がっていい?ここだと恥ずかしいから・・・」
「あ・・・ああ・・・」
部屋に入ると、ラウルセンは即座にその胸について問いただした
「で・・・どうしたのさ、それは」
「・・・あのね・・・私にも、よくわかんないんだ」
「わかんないけど、大きくなったの?」
「・・・うん・・・別にね、私、そんな事はどうでもいいの」
「どうでもいいのかよ!」
「・・・そうだよ・・・だってさ・・・私・・・」
そこまで言うと、セーレンセンはラウルセンに抱きついた
セーレンセンの豊かな胸の感触が伝わってくる
「・・・これでやっと、ラウルセンと付き合えるから」
「・・・え?」
「知ってるんだよ、私。ラウルセン、胸のおっきい女の子が好きなんでしょ?」
「!!・・・・・・な、何言って・・・」
「隠さなくてもいいよ。もうばれてるんだから」
正直な所、それは図星だった
実を言うと、ラウルセンもなかなかセーレンセンの事が気に入っていたのだが、もう一歩が踏み出せない理由はそこにあった
彼は悩んでいた
気心の知れた幼馴染か、まだ見ぬ「巨乳の彼女」に夢を見るか・・・
しかし、その二つが現れたことで、彼が悩む必要はなくなった
ただ、彼なりの建前もあり、セーレンセンの目の前で、それを肯定するのは勇気が要る
「・・・ねえ・・・」
ラウルセンをさらに強く抱きしめて、セーレンセンが言う
「・・・私と付き合ってくれるんだったら・・・私を抱きしめて・・・」
「・・・セーレンセン・・・」
「・・・嫌だったら・・・私を引き離していいよ・・・」
「・・・・・・」
その時、セーレンセンの乳がやわらかく変形しているのが目に入った
建前が、どこかに、吹き飛んだ。
ラウルセンは、セーレンセンを強く抱きしめ返した
「・・・ラウルセン・・・」
ただそれだけ言って、セーレンセンはその場に座り込んでしまった
「おい、どうした!」
「・・・えへへ・・・安心したら・・・気が抜けちゃった」
「・・・ったく・・・びっくりしたじゃねーか」
「ごめんね」
立ち上がってから、セーレンセンはラウルセンの耳元で囁いた
「・・・ねえ・・・私の胸・・・触って・・・」
「あ・・・ああ」
セーレンセンの後ろに回って、ラウルセンは彼女の胸を優しく撫で始めた
すり・・・すり・・・すり・・・
「はあん!」
それだけでもセーレンセンは感じてしまい、あえぎ声を上げる
「凄い・・・凄いよ、お前の胸・・・」
「・・・でしょ?」
ラウルセンはさらに、彼女の胸にどんどん指を食い込ませていく
ズブズブと沈むラウルセンの指
だんだん変形するセーレンセンの爆乳
「んんっ!」
「・・・気持ちいいか・・・?」
「・・・うん・・・もっとやって・・・」
「ああ・・・わかってるよ・・・」
ラウルセンは力を入れてセーレンセンの胸を揉む
むにゅっ・・・むにゅっ・・・むにゅっ・・・
「んっ・・・んっ、ああっ!」
胸に力が加わる度にセーレンセンを快感が襲う
「なんか・・・おっぱいが・・・熱いよぅ・・・」
「どれどれ?」
ラウルセンが意地悪そうにセーレンセンの乳首をさする
「んああっ!」
「・・・おお・・・どんどん硬くなってくぞ・・・」
さらに乳首を弄るラウルセン
グリッ・・・グリッ・・・
「はああんっ!!・・・私の乳首・・・凄く勃起してる・・・それに・・・なんか・・・変だよ・・・すごく熱い・・・」
「それだけ気持ちいいって事だろ?ほら」
グニッ・・・
「ひっ・・・ひああああっ!?」
強く乳首を捻られ、セーレンセンが大声で感じる
「何か来る・・・もう・・・だめ・・・溢れちゃうっ!」
ビュッ・・・ビュッ・・・ビュッ・・・
セーレンセンが叫ぶのと同時に、彼女の乳首から勢いよく母乳が噴出した
「ああああああっ!いっぱい出ちゃううっ!」
ラウルセンが彼女の胸を揉むたびに母乳がどんどんと出てくる
「もっと・・・もっと搾ってよおっ!」
溢れる快感のせいか、普段とは全く違う口調で願い出るセーレンセン
「・・・いや・・・搾るよりもだ」
ラウルセンは、セーレンセンの前に回り、彼女の乳首に吸い付く
甘い母乳が口の中に溢れてくる
「・・・やあああああっ・・・いっ、いやああああああっ!!!」
セーレンセンの体に刺激が走り、それが母乳の分泌を促進する
ビクン・・・ビクン・・・
乳首が疼くのに連動して彼女のねっとりとして甘い母乳が流れ出す
セーレンセンは、ラウルセンに吸われていないもう片方の乳首を口に含み、自分で母乳を飲み始めた
「・・・んっ・・・んぐ・・・」
彼女の口中に一気に大量の母乳が押し寄せる
(・・・んっ・・・私のミルク・・・すごい甘い・・・)
セーレンセンは一心不乱に自分の乳首を吸う
ラウルセンも、母乳の出が悪くなると、舌を使って乳首の先をいじり、母乳をさらに出そうとする
「あああああっ!だめっ、舌はだめえっ!」
あまりの快感にくわえていた乳首を離すセーレンセン
母乳が辺り一面に飛び散る
なおも舌を使って乳首を刺激するラウルセン
セーレンセンはビンビンに勃起したもう片方の乳首を自分で扱く
「ふああああああんっ!凄い、気持ちいいようっ!」
さらに勢いを増して母乳が散乱する
ラウルセンも負けじと乳首に吸い付く
吸われ、扱かれ、搾られ・・・
セーレンセンの快感も限界に達していた
「・・・ああっ・・・もう・・・だめだよぅ・・・私・・・もう・・・」
その言葉を聞いて、ラウルセンは彼女の乳首を軽く齧った
「・・・くうっ!・・・あああああっ!!!」
ビュッ・・・ビュルルッ・・・
最後の一発、とばかりに景気よく母乳を飛ばして、セーレンセンの噴乳は止まった

「・・・はあ・・・いっぱい出たなぁ・・・」
部屋中に飛び散った母乳を見ながら、セーレンセンは呟いた
「・・・そうだな・・・」
隣で寝ていたラウルセンが同意する
「・・・なかなか美味かったぞ、お前のは」
「やだ、そんな事言わないでよ・・・」
恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にするセーレンセン
「・・・ほら、また乳首勃ってきちゃったじゃない」
そう言いながら勃起した乳首をラウルセンに見せる
「ほんとだ。また出るんじゃないのか?」
「えっ・・・どうかな・・・」
セーレンセンが乳首を触りながら言う
「・・・セーレンセン」
「ん?」
そう言われてセーレンセンが振り向いた瞬間、彼女の唇にラウルセンの唇が重なった
「・・・・・・!」
セーレンセンの体が熱くなり、再び母乳が溢れてきた

続く