SO CUTE! その1

橙 作
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はっきり言おう。
俺は巨乳が大好きだ
女の人を見るとまず胸に目が行くし、あまり大きな声では言えないが年齢制限付きの世界にだってフライングした事もある
それに、グラビアアイドルの水着が胸に食い込んでいる写真なんか見るともう興奮する
・・・ただ、そんな俺も、さすがにこんな事になるとは思っていなかった
始まりは・・・そう。高校二年の七月に入った頃だったか・・・

・・・朝。俺は妙な気分になって目を覚ました
時計を見ると朝六時
まだ寝れるじゃん、と思って俺はもう一度布団をかぶった
その時だった
肘に、むにゅ、と何か柔らかいものが当たった
・・・はて、何だろうか?
俺は起き上がって、まだぼやけている目をこすりながら、下を見た
そこでは、見慣れない豊かな膨らみが、俺のパジャマを押し上げていた
その膨らみに、そっと手を触れてみる
ぷに・・・
・・・柔らかい。指に力を入れれば、指がめり込んでいく
待てよ、ひょっとすると、これは・・・
一抹の不安を抱きながら、俺はパジャマを脱いだ
ぷるん・・・と揺れて、豊かな乳房が露になる
・・・豊かな乳房?
ちょっと待て、俺は男だぞ。何で胸が大きいんだよ
そりゃ、俺は巨乳が好きだけど・・・巨乳になりたい、なんて思った事はないぞ
心の中で抗議していても無駄なので、俺はベッドから降りて下も脱いだ
・・・予想通り、あるべき物が消え去っている
・・・って事は、俺、もしかして・・・
俺は、ふと横にある鏡を見た
そこに映っていたのは・・・かわいい顔。さらっと伸びた美しい黒髪、そしてたわわに実った二つの果実・・・
俺が手をあげると、鏡の中の少女も手をあげる
・・・・・・俺は・・・・・・女になったんだ。間違いない
でも、何で?
そんな事は後回しだ。俺は机の上においてあったメジャーを取った
せっかく巨乳になったんだ。バストを計ってみよう
・・・・・・バスト87。おお、結構でかい・・・
でも、丸山さんにはまだ及ばないな・・・
丸山さんっていうのは、俺のクラスメイトだ
少々地味な感じはあるが・・・結構かわいいし、何より胸がとんでもなく大きい
俺の目算によれば、95センチ以上はあるだろう
もちろん、俺の一番注目している女の子で、いつかは何かしようと思っている
とりあえず、丸山さんのことはひとまず置いといて、俺はこれからの対策を考えた
服は・・・制服を着ていてまあ大丈夫だろう
何より、今は夏だから、ワイシャツを押し上げる巨乳・・・とか、いいかもしれない
そういえば、丸山さんの服も、いつもあの胸ではちきれそうだったな・・・
ブラジャーは・・・そんなもん無いし、まあ、無くても大丈夫でしょ
乳首ポッチとかも結構いい
パンツも・・・まあしょうがない。トランクスで代用だ
とにかく、今日からはこの大きな胸と共存していかなければいけないのだ
いけない、と言ったが、実際はかなり嬉しい
あまりにも嬉しいので、思わず飛び跳ねてみた
ぶるん・・・と胸が上下に揺れる
おお、この揺れだよ・・・素晴らしい
さてと・・・二度寝しようかとも思ったが、こうなるとこの体をいじりまくるのが先決だ
胸をゆっくりと揉む
むにゅぅ・・・むにゅっ、むにゅっ・・・
ああ・・・すごい、気持ちいい・・・
敏感なんだな・・・俺って
そのまま乳首にも触れる
「・・・んっ!」
あっ・・・声出ちまった・・・でも、けっこうかわいい声だったな・・・
もっと弄ろうかとも思ったが、今回は一段落つけて・・・やっぱり寝る事にした。おやすみ
・・・再び起きた時は、もう6時50分頃になっていた
そろそろ起きないとだな
みんな、俺のこの姿見たらどう思うかな・・・
そう思った俺は、あえて上半身服を着ず、胸を露出させて下に降りた
歩いている時や、階段を下りるときもいちいち胸がたぷんと揺れる。凄いね、これ
階段を下りると、ちょうど母さんとばったり会った
「あら、おはよう」
母さんは、それだけ言って、そそくさと自分の用事を済ませに行った
・・・あれ?何か意外な反応・・・
もしかして、気付いてないとか?そんな事無いと思うけどな・・・
とりあえず俺は、父さんの所に行った
「おはよう、父さん」
「ああ・・・おはよう」
父さんは新聞からちらりと目を離して俺を見たが、またすぐ新聞を読み始めた
・・・おかしい
息子の胸が大きくなってるんだぞ?ちょっとは何かリアクションしてくれよ・・・
こうなったら仕方ない。俺は、思い切って告白してみた
「ねえ、何とも思わないの?ほら、俺の胸、でかくなってるじゃん」
声だってきちんと女っぽくなってるのに・・・
「・・・ああ、そうだな」
父さんの反応はそれだけだった
母さんにも同じ事を言ってみたが、「そうね・・・おっきいわね」とだけ言われた
どうなってんだ、この二人は
「・・・ねえ、何で全然驚かないのさ?」
俺は、思い切って母さんに聞いてみた
「・・・まあ、そんな事もあるわよ。ねえ?父さん」
「ああ」
・・・負けた
仕方なく俺は着替え、飯を食い、学校に行った
制服は男、体は女・・・どう考えてもおかしいだろ?
やっぱり、おかしいのは俺の両親だけだった
学校に行くと、見る人見る人が振り返って俺を見る
そうそう、こうでなくっちゃ
・・・あっ、丸山さんだ
相変わらず胸が大きいなぁ・・・
丸山さんも、例に漏れず俺を二度見した
ちょっと顔が赤くなっている・・・気がした
周りのことは意に関せずといった感じで、俺は平然を装って、授業を受けた
先生とかすごい戸惑ってるし・・・面白いね
今日は・・・おっ、体育があるじゃん
となると、着替えは面白い事になりそうだな・・・
俺は、服を脱いで胸を露にさせると、わざとらしくそこで時間をかけてみた
やっぱり、みんな俺のこと見てるよ
こっちから仕掛けてみようかな・・・とも思ったが、やめた
巨乳は見られてこそ意義がある・・・はずだからだ
結構みんなすぐに目をそらすが、丸山さんだけはじっと俺のほうを見ていた
目が合うとさすがに他の方を向くけど・・・
さて、今日の体育はバドミントンだ
いやもう、乳が揺れて揺れて・・・
なんせ、体操着は半袖一枚だから、はっきり言って乳が目立つ
ドンと突き出した俺の胸に、さらにピンと勃っている乳首が映える
その上、コート上を目いっぱい動いている俺の胸は、押さえもないのでぶるんぶるん揺れ放題だ
しかも、乳首が服に擦れて、感じてきてしまう
ああ・・・だめだ、どんどん動きが鈍くなってくる
それに、乳首がだんだん勃起してくるし・・・
もうやばい、と思ったところで、授業が終わった
・・・ふう。女ってのも大変だな
制服に着替えるとき、俺は乳首をじっくりと見てみた
ちょっとヒリヒリするな・・・
さて、本日のメインイベント、風呂だ
女になったんだからまあ・・・結構勝手が違うんだろうね
服を脱いで裸になる。改めて自分の体を見ると・・・なんか恥ずかしいかな・・・
今になって妙な感情が湧いてきた
シャワーを浴びると、張りのある俺の胸は水を弾く。変に色っぽい
俺は胸に手を伸ばし、優しく揉む
・・・ムニッ・・・ムニッ・・・
「・・・んっ・・・ふぅ・・・」
無意識に喘ぎ声が出る
男の時よりも数倍気持ちいい
グニッ・・・グニッ・・・
どんどん胸を揉む力が強くなる
「・・・ああっ・・・ああっ!・・・・・・はあっ・・・」
それにしても・・・感度良過ぎだよ・・・俺の胸・・・
なんて、本当は嬉しいんだけどね
俺は硬く勃起した乳首を摘む
「ひあっ!」
・・・何だこれ・・・体がどんどん熱くなってく・・・
そろそろやめようかな・・・とか思ってもだめだ、手が勝手に動く
「・・・んっ・・・んっ・・・あっ・・・ああっ・・・」
手の動く速度がどんどん速くなる
ムニュッ、ムニュッ、ムニュッ・・・
・・・だめだ・・・体・・・熱くて・・・
・・・クリッ・・・グリッ!
「・・・あっ・・・はああっ!」
俺は乳首をつかんだ瞬間に絶頂を迎えてしまい、その場に力なくへたり込んだ
・・・凄い、気持ちいい・・・
・・・とまあ、俺の日々は女になってもこれといった変化はなかった
乳首がすれて痛いが、それでも俺はブラジャーは買わなかった
というのも、俺の胸は、あの日からどんどん成長を続けているのだ
これじゃ、買ってもすぐ役立たずになっちまうな
日に日に膨らんでいく俺の胸・・・
その時はもう、毎日バストを計るのが楽しい、位にしか考えていなかった
どうして俺が女になったかなんて、もう考えていなかった
そして、俺のバストは遂に100センチの大台を突破した
ワイシャツのボタンが窮屈で、もう少しで弾けそうになる
下を見ても、視界に入るのはほとんど胸だ
胸が大きくなったから・・・というのも変だが、俺はその日、丸山さんを海に誘おうと考えた
いきなりの一大イベントである
しかし、いざ言う時となると緊張する
丸山さんは、寡黙なせいか、人をあまり寄せ付けない雰囲気を持っていた
ええい、こんな所で固まっていても仕方がない
俺は、丸山さんのそれよりもすっかり大きくなった胸を揺らしながら、大股で歩いていった
「ま・・・丸山さん」
本を読んでいた丸山さんは、俺の声にびっくりして顔をあげる
「・・・あ・・・上野くん」
突然だけど、俺の名前は「上野」だ
「・・・な・・・夏休みになったら・・・い・・・一緒に・・・海に行かない?」
「・・・海・・・に?」
「・・・うん・・・海に」
丸山さんはしばらく悩んでいた
まあ、当たり前の事なんだけど
だめかと思ったその時、丸山さんから意外な返事が返ってきた
「・・・・・・いいよ」
丸山さんは顔を赤らめて、確かに俺にそう言った
「ほ・・・本当!?」
「うん・・・いつ行く?」
俺と丸山さんはその場で細かい日程を決めて、後は当日に落ち合う事にした
そこで、俺にひとつ問題が発生した
水着だ
いくらなんでも、これまで男のままってのはまずい
俺は、放課後すぐに水着を買いに直行した
デパートの水着売り場には、本当にいろんな物があった
中には、ほとんど紐、というのもある
これだと・・・水着がずれて乳首を披露、なんて事も考えられる・・・かな?
どれにしようか悩んでいた時に、ひとつの考えが浮かんだ
俺は、グラビアアイドルが食い込んだ水着を着ているのを思い出した
そうだ、あれにしよう
早速俺は、自分のサイズより二回り小さいものを選んで、試着室に行った
服を脱ぎ、1メートル級のバストを露にする
そして、水着を着けようと思った・・・のだ、が
やはり結構きつかった
「・・・っ、くそっ・・・」
何とか胸をしまいこんで、鏡を見る
すると、俺の胸が小さい水着によって締め付けられ、ところどころ乳肉が零れているのがわかった
そうそう、こんな感じだよな
俺はその水着を買って、来るべき海の日に向けて期待に胸を膨らませていた
ところがここで、文字通りの事が起こってしまうのである
なんと俺の胸は、海に行く前にまた17センチも大きくなってしまった
水着は辛うじて入ったが、かなりきついし、胸も抑えきれずにはみ出している
・・・ふう・・・海に行って大丈夫かな・・・

続く