爆・愛ちゃん

筆使い 作
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桂木美香子。私立高校で、保健室の先生をしている。
「桂木先生。ちょっと」
私が教頭に呼び止められたのは、入学式の前日。
「どうしました?教頭先生」私が訪ねた。
「今度の入学生の身体計測、明後日ですが・・
一人、どうしても受けたくない、という子が居まして。
もし良かったら、その子だけ、別の時間に、もしくは別室で、ということにできないか、ということなんですが。もちろん、内科検診も。」
私は、全然大丈夫ですよ、と答えた。瞬時に、その子への、純粋な興味がわいた。
「どのような事情でですか?」と訊くと、
「それが、その・・女子生徒ですから、恥ずかしがるんでしょうが・・
その、つまり乳房が大きくて、ということです。また先生に相談があるようで。」
OKです、と答えて、職員室をでた。
私に相談?どういうことなのだろう。もし、下着のことなら、できるだけ答えてあげよう、と思った。というのも、私は小さい頃から乳房が大きく、とあるショップで、特注していた。そこにはインポートブラも豊富に揃えてあるし・・と思いながら、車に乗り、家路に着いた。

翌日の入学式の後、私は彼女を呼んだ。興味もあったし、一目見たい、とい思いがあった。ガラガラ、と扉を開ける音がして、私が振り返ると、細身の少女がそこには立っていた。いらっしゃい、早く入って、と声を掛けて、ソファーに座るように勧めた。
「あ、桂木先生、ですよね?はじめまして、上原って言います。」
彼女は若干緊張気味に、声をうわずらせて話し出した。
「緊張しなくていいのよ。上原愛ちゃんでしょ?待ってたのよ。」と答えて、私もソファーに座った。
「アットホームな感じでしょ?ここ、2年前に改装して、ソファーを入れたりしたのよ。お話ってなぁに?何でもいいから話して。」
ごくん、と唾を飲み込み、愛は、噴出すように話し出した。
「先生、、実は、私、胸が大きくて。。みんなと一緒に、身体計測をしたくないんです。恥ずかしいんです。周りが、じっと見てきて、騒ぐんです。」
「女の子同士で?」
「え、もちろんです。男子はもちろん居ないですけど。。」私は、頷いて、大丈夫よ。心配しなくていいわ、といった。
「あの、この胸に、あうブラジャーを探して欲しいんです。どこに行っても私のサイズはないし。。入学試験のときに、たまたま先生を見かけたんです。凄く胸の辺りが膨らんでいて、、もしかしたら、先生だったら、大きなブラジャーを売っているところ、知っているんじゃないか、って思ったんです。」
そうなの、いいお店知っているわ、これからでも行きましょ、と言った。
「愛ちゃん、その前に、ここで測っていかない?」
はい、と上原と頷いた。
「こっちに来て。急に人が入ってきたら、恥ずかしいでしょ?こっちはカーテンで閉じてあるから。」
愛が小走りに、やってくる。
大きい。当たり前だが、これが、私の印象だった。顔はまた幼げない雰囲気と、大人の雰囲気が混ざっていた。目が大きくて、パっと映えるルックス。新品らしく、汚れの無いブレザーが、盛り上がっている。なだらかに、、私の目の前に。
彼女は太って見えるのがイヤなのか、さかんに乳房の下を押さえた。いっそう乳房の膨らみは目立ち、さらにブラジャーからあふれているのも推測できた。
細い腰、中学生らしく、すこし脂肪のつきかけた、きれいな太もも。今の子は発育が早く、中学生で、オンナとして完成したボディーを持つ子もいるのだが、愛は、これから、ぐっと色香を増しそうな雰囲気があった。
カーテンで仕切られた、小さなスペースに2人で入った。
「サイズを測るから、ブラウスと、下着を脱いでくれる?」
彼女は幾分顔を下に向けて、ブレザーを脱ぎ、ブラウスのボタンをはずし始めた。乳房が、上から完全に透けている。ブラジャーから、既にあふれてしまっている証拠だ。上から3つか4つめぐらいだろうか。ボタンは既に外れそうなくらい押し出され、無理な力がかかっている。なんとかはずし終え、ブラウスを脱ぐと、そこには信じられない体があった。爆乳、といつも言われてきた私でも、びっくりした。そこには若々しい胴体。弾けるような肌。色白で、触れるのが惜しいぐらいだ。
「ブラジャーも、お願いね。」
愛は、後ろのホックをはずした。ストラップから手を抜いて、ブラを完全にはずすと、そこには・・重力に完全に逆らい、張り詰めたバスト。乳首は反対に小さく、桃色。双丘は、紡錘型によくふくらみ、キツキツのブラジャーから開放されて、まるで喜んでいるようだった。
「先生・・早く、測ってください。」
私は魅入ってしまって、時間を忘れていた。
アンダーから測るわね、といって、乳房の下にメジャーを当てた。
キュっとしばるようにして、目盛りに目をやり「65.5センチ」と読み上げた。
そして、トップバスト。暖かなバストにメジャーを当て、すこし絞るようにして・・100.6センチ。トップとアンダーの差は35センチちょっと。愛はFカップのブラジャーをしていた。これでキツかったでしょ?Iカップならなんとかなったかもしれないのに、というと、
「どんどん大きくなるので。買いに行くのもいやになって」
とけろりと言った。
「まだ若いからいいけど、あなたもずっと15歳、ってわけにもいかないのよ。
なるべく早く、ブラジャーをした方がいいわ。私がいいお店知ってるから。」
「先生、ありがとうございます。。」
ウエストとかヒップも測っていい?と訊くと、彼女は頷いた。
早速測ってみると、、ウエストは57.4センチ、ヒップは84.9センチだった。ここまで細い子は、多分居ない。アイドルがウエストを詐称するのは有名な話だが、本当に、ウエスト50台の子がいるとは思わなかった。ほっそりとしたウエスト。彼女の肉体は、完璧のように思えた。ところが、まだ序章に過ぎなかったことなんて、私には気付けなかったのだった。

それから行きつけのショップに行き、彼女の下着を注文した。
日本サイズではKカップ、に相当するブラを購入した。白い、彼女好みのシンプルなブラジャーだった。「先生、初めてぴったり合うブラです!うれしい!」
と別れ際に言われて、私も嬉しかった。彼女の成長が、止まってくれればいいな、とふと思った。