松坂家の秘密 特設ステージ

ガンガン 作
Copyright 2010 by Gangan All rights reserved.

その10 友人たちとの夏休み

<1>夢時鳩で

不二子が{夢時鳩}にようやく到着出来た
不二子は早速、あのケータイを使い、友人達の前で176cmのや2mの時サイズに変身を披露した。
皆を驚かせつつと彼女達と同じ目線で席に座り、海の件や急成長、芸能事務所などの話をなんやかんや話して海に行くのは来週の同じ曜日になった。
不二子は皆に更に大きく成長した本来の姿である。3m越えた身長、7m前後の超乳、超尻の姿はあえて見せなかった。
今度の海で披露する気なのである。そして不二子は水着の事などをレイヤー星人に頼む為、他3人を残し先に帰った。
一方、不二子の本来の姿を知らない一美、理乃、南美らは今は帰り道の最中で、不二子の事を話している。

一美「面白かったなー。不二子を見た時のマスターの顔。しばらくポケーッとしてんだもん」
理乃「でもしようがないよね。常軌から逸してる体の持ち主が目の前にそびえたってるんですもの
私も知ってたけど、ビックリしたわ」
南美「でももっとビックリしたよね。なんだろねあの凄いケータイ?」
一美「そうそう。なんだろねアレ?不二子は企業秘密だって言ってたけど・・・」
理乃「巨体で店に入れないと判ったら、あのケータイをいじって光を浴びたら、あの巨体と超デカ乳にバカデカいお尻が私達くらいにスッキリ縮んだと思ったら、また少し伸びたりするんですもの」
一美「私らも唖然としたけど、あまりの出来事でマスター気絶しちゃったから色々大変だったわ・・・」
南美「強度もあるとか水も平気とか言ってたけど、あの光の機能が凄い不思議だったね」
理乃「あと、鍛えれば急成長前のサイズにも一定時間ならなれるってのも気になったわ」
一美「まあ、確かに色々気になるけど。それも来週の海での楽しみの一つにしますかね。今日はここで解散」
南美「水着の為に体作りしないとね!」
理乃「それじゃあみんな今度ね。海で会いましょう!」

その頃、不二子は家族を驚かせようと176cmサイズに縮み、暗くなった家路を歩いていた。

<2>自宅へ

「ただいまー」と不二子の声を聞き、母が顔をだし、その姿に見て驚く
母「不二子なの!?どうしたのあなた胸も体も縮んでるじゃない!!」その声を聞き、先に帰ってた双子の姉達もやって来た。
姉達「どういう事なの?」「また怪現象かしら」
面白そうに不二子がレイヤー星人に会ってからケータイや急成長、夢時鳩の事を話し種を明かして、家族らと大広間へ移動した
腰を下ろしてケータイの光を浴びて、元の356cmの身長と726cmの超乳、694cmの超尻へと膨らむようにボゥンと大きくなっていく。
1tを越える体重で大広間の床は軋み、全体の半分は不二子の体、超乳と超尻で埋もれてしまっている。
亜里砂と香里奈が不二子自慢の超乳の膨張に巻き込まれ弾き飛ばされてしまった。
母「座ってるのに目線が近いわね。超尻で座高が上がってるのね」
姉達「痛たたたたっ。爆乳が爆発するようにどんどん凄まじい超乳に膨れ上がる光景に度肝を抜かされてる間にその超乳に跳ね飛ばされるなんて・・・」「確かになんて膨乳と弾力なの・・・。しかし、まあよくこんな体と胸に・・・お尻も凄く大きくなったわね。
そしてその足私たちより長く伸びたのね」
「けどこのケータイ凄いね。超強度・超耐水・実体着せ替え でこの実体コンパクト機能がこの変身か」
「へー、どれどれ」といい、香里奈の方がケータイをいじり、不二子に光をあてる。
今度は不二子の超胸と超尻以外が縮む。特大の球体4つに極太で短い腕と足になった不二子が乗っかってるように見える姿がどこか間抜けだ。
見様によっては物凄い肥満体型に見えてしまう。それを見て姉達が笑ってる。
不二子「ちょっとふざけないでよ」もがくがむにゅむにゅした胸で腕が空を切る
姉達「自慢の超乳と超尻が邪魔で動けないでしょう?」「よし今度はかつてのまな板にしよう」
母「やめなさい」2人からケータイをとりあげ、光をあて元の状態にもどっていく。
不二子はいたずらされないようにシステムを変更しようと思ったのだった。

姉達「しかしこれだけ大きいと外でしか直立出来ないわねー」「お風呂とベッドに入れるかしら」
不二子「縮めば問題ないだろうけど、一日中縮んだままだと体に悪いってレイヤー星人の方々に言われたから・・・」
母「それはまずいわね。判ったわ不二子、私にもそのケータイを貸して、その宇宙人さん達に相談したいの」
いつでもタイムラグ達レイヤー星人とやりとり出来るように不二子の新しいケータイのアドレス帳には連絡先があり、母はそこへ連絡した。
母「もしもし?レイヤー星人のラグさん・・はい不二子の・・・ええ良くご存じで・・・実はあなたとご両親に頼みがありまして・・・
あ、よろしいんですか・・・あ、はいそれならお安いご用ですわ。失礼しました。大変ありがとうございます」
不二子「母さんどうなったの?」
母「今すぐ彼らの力でどうにかしてくれるそうよ。外へ出かけててですって」
外出してしばらくして待つこと1時間、ラグから連絡が来た。
ラグ「やあ、不二子。君や姉さん達が家の中でも快適なように広い部屋に差し替えといたよ。帰って見てごらん」
そう言われ、母や姉達と家へ戻ったが外装はなんら変わりなかった。
だが、中に入って驚く。明らかに縦にも横にも広い。家内専用に別空間を用意してくれたようだ。
特に浴場、トイレ、キッチン、リビングそして不二子の部屋が広大になってた。
不二子が元の巨体で思いっきり跳ね回れるスペースがある。不二子が嬉しくなって自慢の姿ではしゃいでいる
そんな中、広大になった屋内でいまや不二子の半分程になった母が呼んだ。
母「不二子、亜里砂、香里奈。家の中も大きくしてもらったんです。レイヤー星の方々にちゃんとお礼をするんですよ。
彼らにもそう言っておきましたから、判ったら早くお風呂に入って寝ましょう。」
そうして、先に不二子がお風呂に入った。不二子が元の巨体で入っても平気なくらいでプールのように広く深い。
他の人も入れるように浅い場所もある。その風呂で不二子は長旅でたっぷりかいた汗を洗い流した。
その後に双子の姉達が入る。不二子のたっぷり洗い落ちた汗が染みるお風呂に・・・
3度目の急成長を終えたばかりのMホルモンが大量に染み込んだ湯水をたっぷり浸かった。
そして不二子と姉達は母より先に新しくなった自分達の部屋で眠りに就いた。

<3>次の日

次の朝、早く起きた不二子は朝飯前に全身を縮めて腕立て伏せや背筋腹筋のトレーニングをしていた。超乳や超尻では邪魔で出来ない項目である。
母は朝食の支度をしている。姉達はまだ寝ていた。
母「不二子。姉さん達を起こしてきて、もうすぐ朝ご飯になるから」
不二子が返事をしようとした時、二人の部屋から轟音が響いて来た。
ドスン ドッシーーン
一瞬、不二子と母は驚いたが、不二子だけ感づいた。
不二子「母さん。姉さん達・・・私の影響でまた大きくなっちゃったみたい。」
少しして姉達が台所へ慌てて来て口を揃えた
姉達「ママ、大変!また急成長したみたい胸もお尻も背も!!」
不二子は目を瞑り、二人をサイズを思い浮かべる。
不二子「姉さんはさすが双子ね。完璧に一緒。身長が205cm、B188・W69・H164だわ。
私の2回目と3回目の急成長のMホルモンがしみたお風呂に入ってこうなったみたいです
余震はないようだけど服の事もあるしグラマチカルでちゃんと見てもらうといいよ」
姉達「身長は2mの大台突破なのね。」「でも胸は不二子みたいにドーンといかないわね。妬いちゃうわ」
母「そう言わないのあなた達も特別なのよ。不二子はより特別なのです」
母と姉達が出かける事になり不二子もついて行く事にした。その前にラグ達一家に頼み事をし、その後は姿を縮め、車に乗り助手席に座る。後部座席の姉二人は窮屈そうだ。しばらく走ってグラマチカルに着く
姉達が計測の間、不二子は加藤に会い、店裏の広めの待合い室で色々話した
不二子は加藤に更に成長したことやレイヤー星人に服を仕立てて貰ってる事などを話した。
不二子は縮んだり元の姿に戻ったり、特製の伸縮自在の服を披露したりで、加藤を驚かせた。
腰を床につけても加藤と目線が近い巨体の状態の不二子と話していた。
加藤「なるほどそういう事でしたか。良い技術者を見つけられて良かったです。不二子様はとても大きくそして美しくなられましたね。
我々のあのマシンですら及びそうにもございません。力不足をお許し下さい」
不二子「いえいえ。私がボンボン規格外に大きくなりすぎたんですから・・・。
あとのこれからは私の姉さん達や友達の助けになってあげてください」

なんやかんやが済み、昼下がりに帰宅。不二子はレイヤー星人達に頼み事の返事がと品が来た
(不二子、水着はスクール、競泳、海女、ワンピース、ビキニと地球には色々なタイプがあるみたいだね。手間掛けちゃったけどどれにしたいんだい)
それらの衣服の中不二子は目移りしながら選んだ
「とりあえず、・・・水着ではない物も混じってるのはともかく、コレに決めようかしら・・・」ケータイの実体着せ替え機能でその水着を取り込む。
一節落ち着いた不二子は海への体作りの為トレーニングを再開した。

<4>友人達と海へ

姉達の急成長から翌日経過した朝。
不二子は208cmサイズの体に縮み、約束の海へ出かけた
そして午前未明。不二子は一美、理乃、南美の友達3人とようやく海へ遊びに来れたのだ。
南美「うわーきれーい。しかもあんまりいないねー」
理乃「空は雲一つない晴れ間ね〜」
一美「よっしゃあ!やっと来れたわね。みんなどんな水着持って来たかな〜?早速更衣室へGOよ!」
不二子「みんな楽しそうね。私もだけど。あと、水着は特注品の特注品だからね」
そして4人は雑談をしながら更衣室へ入る。
皆が個室で着替え始めてすぐに不二子は改良してもらったケータイを取り出し、着せ替え機能の光を浴び瞬く間にレイヤー製特注の水着へ着替える。その水着は不二子にフィットした高い露出度のあるビキニだ。
不二子「みんな大変そうね。私もかつてはそんな体してたから判るわ。でも先に浜辺で待ってるわ」
皆が不二子の早着替えとその水着姿に驚いてる間に、不二子はその場から去った。
一美「え?嘘!?もう着替えたの?!」
理乃「あの縮んでるとはいえ、十分凄い超乳と超尻でどうやって短時間で着替えたのかしら・・・?」
南美「でも、凄い体と水着だったね。私、自信なくなっちゃうなー」
一美「何言ってるの。私らも十分ナイスバディじゃない。」
南美「そうね。不二子だけ次元が違うもんね」
一美「しかし、お尻がキツいわ。試着じゃ大丈夫だったのに・・・こりゃお尻が育っちゃったかな?」
理乃「私はお尻じゃなくて胸が少しキツいわ。おっぱいが大きくなったのかしら・・・」
南美「私・・・両方共キツキツ・・・」
一美・理乃「・・・えっ!?・・・」

3人は四苦八苦して水着へと着替えた。不二子は準備運動していた。
不二子「みんな遅かったねー」
一美「まあね。みんなして水着で体作ってたみたいで各々少し成長したらしくて、着替えに手間取っちゃった。」
不二子「確かにみんなトレーニングしたのかそんな感じね。どれどれ・・・」
不二子は3人の姿をよく見た後目を瞑り、数値を言い出す。
不二子「一美は少し背も伸びてるは174cmよ、B150・W72・H166。お尻が更の大きくなっただわ。子供が出来たら安産間違い無しね。
理乃は身長はそのままの185、B163・W65・H150。少し引き締まって来たみたいね。
南美は全体的に上がってる背は184、B132・W62・H116。みんな成果が出てるわね。」
理乃「凄いわね。なんとか眼とかって能力でも身につけたの」
不二子「まだまだ、私の凄さは見せきってないわ。まずは自分も成果も見せないとね。
みんなきっと驚くわよ」
そう言い不二子は、水着姿その凄大な胸の谷間の懐からケータイを取り出す。ネックレスのようになってるケータイのストラップだった。
「まずは急成長前の小さかった頃になるわね」
光を浴び、152cmのサイズに体と水着も縮んでいく。その忘れていた頃に戻った姿を見て3人は驚く。
3人「うわー、懐かしい!」「何言ってるの。ほんの数ヶ月前よ」「でも不二子はこんなに小さかったんだよね」
「でも当時より顔が綺麗になってるわ」「色々頑張ったんだねー」

不二子「でもまだ長時間この格好は厳しいんだ。元の大きさに戻るわねウフフ」
そして、輝きを浴び体中光に包まれ、元の更なる超乳、超尻を持つ巨体に一気にドドーンと戻っていく。超特製水着も千切れることなく伸び広がっていく。
不二子のさらなる成長した姿をまだ知らなかった3人はやはり驚いた。
258cmの時の大きさに戻ると相場を決めてたが、そのサイズを超えてもどんっどん大きくなっていくのだ。
体も胸もお尻もその数値を上げ4人の周辺の空間を充実していく。
まな板だった胸が物凄い勢いで膨れ上がり超乳、更なる超乳になっていく3人は巻き込まれてその勢いと弾力でポゥンと張り倒された。
離れていたのでその程度で済んだのだ。不二子にはどこか妙に既視感があった
不二子「どう?実は私また急成長したの。凄いかな?驚いちゃった?」と言い見下ろそうとするが視界は自身の超乳でほとんど塞がれて見えやしない
一美「驚いた驚いた・・・それ以外言葉が出てこないよ。」
理乃「更に大きく大きくなってたんだね」
南美「バランスが良くなってるね。上半身が大分伸びたんだね。」
一美「そのご自慢の超乳と超尻は私らの頭上ね〜。不二子の顔が見えないや。ちょっと座ってよ」
不二子は浜に腰を下ろす。一美が不二子に近づき顔を確認する
一美「頭が私らより大きくなってるね。でも綺麗だし、凄い長身だから十頭身以上だね。座ってるのに目線が変わらないなんて。
あ、ちょっと理乃。不二子の足に揃えるように横になってみて」
理乃「こう?」一美「そうそうそんな感じで」
南美「あ!この間は私や理乃のが不二子の脚よりまだ高かったのに今はもう不二子の脚のが長くなってる!」
理乃「そうか。私たち日本女性じゃ長身なのに不二子の脚にすら抜かれてしまうなんて」
一美「これなら外人の長身男性でも不二子の足を越える人少ないんじゃない?」
南美「これだけ大きいと背だけども3mは普通越えてるね。どうなってるの」

不二子は改めて立ち上がり、自信あり気に言う。
不二子「この元の姿は身長356cmよ。スリーサイズはB736・W72・H704、脚長は214cm。体重は1t越えてるけど
そうみえないでしょ?」
3人は唖然とした。
不二子{でもまだ急成長1回残ってるの・・・すぐか先かは判らないけど、まだ更に大きく大きくなるみたい。自分自身少し怖くなるよ」
それを聞き、少し静まった。
(なんて事だ。既に常識外れの体の持ち主がまだ大きくなるなんて。
あの超乳だけで倒された凄いパワーと美貌が更にパワーアップするなんて)彼女の未来を想像し、3人は固まる
だが、いち早く落ち着いた一美がそれを切り裂くように軽く言う。
一美「なぁに、どんなに巨人になろうが凄いバカでっかい乳になろうが尻になろうが、縮もうが不二子は不二子じゃん
私は不二子がどんな変わっても不二子への関わりは変わんないんだから〜」
一美に続くように他の二人も言う
理乃「そうだよ不二子は不二子。外見はどんどん変わっても中身は大して変わってないじゃない。気にし過ぎよ」
南美「私も同意。どうせならスーパーヒロイン目指しちゃえば良いじゃん」
それを聞き、不二子は少し嬉し泣き気味だったが3人には超乳で見えてないのが幸いだった
不二子「みんな・・・。そんな良くも悪くもそういう相変わらずなとこ大好き」
一美「もう沢山泳いでもないのに湿臭くなってるじゃなーい。とっとと泳ごう!」
それから気分一転。皆で盛大に遊び始めた。

ビーチバレーやビーチフラッグ、スイカ割りに海水浴、昼には少し離れた海の家までかけっこをしそこで昼食。
海の家の店員や少しいた海水浴客(特に男性)の注目の的だった。
長身のモデルやスーパーモデル体型の水着姿の美女達がたわわに育った体、胸や髪を揺らせ弾ませ通り来るのだ。
鼻血や釘付けになるのは仕方がない。ちなみに不二子は他の皆と同等のサイズに縮んでた。
海の家からナンパの嵐だった。彼らは彼女達が中学生である事と不二子の本来の姿と力を知らないでいる。
あまりにもしつこくて一美達に暴行をしてきた輩は不二子が怒ってつい力が入った状態で投げてしまった。
その輩たちは見た目華奢に縮んだ不二子に、一人ずつ片手で沖近くまで弧を描くように投げ飛ばされた。陸地なら死傷してるに違いない
その様子を見てた他の飢えた男達も不二子のパワーの前に逃げ出した。他の人たちからは拍手喝采が起きた。

落ち着いた店内で昼食を食べ終え、休憩した4人はまた遊びを再開した。
南美が何かを提案して、一美と理乃に話嬉しそうに了解する
そうしたら今度は不二子に一言。
一美「ねえ不二子。元のデカい姿に戻って私ら担いで沖まで行かない?」
南美「鯨とか珍しい魚がいるらしいの」
不二子「へぇそうなんだ見てみたいね。よしみんな任せて。浮く物も持って来てね」
そう言い不二子はケータイの光を浴び、元の巨体になる。胸と尻が控えめで全体がスッキリ引き締まってる屈む。
不二子「髪を縄代わりに登って、痛くないから平気よ。理乃と南美は腕に捕まって。一美は肩車してね。」
言われるがまま登り、ポジションに着いた。まるでその姿は力自慢の父親が子供3人を担ぎあげるかのようだ
3人「うわー、不二子の目線って今こんなに高いんだねー」「木登りしてる気分ね。腕がホントに木のようだし」
「不二子首太いねー髪はさらっさらだー」
不二子「OK!もう良いわね。しっかり捕まってて、まずはジャンプで距離を稼ぐから」
そしたら不二子は後ろへ下がり長い距離を長脚の大股で物凄い勢いの助走をつけて波打ち際で大ジャンプした。
3人担いでいるのに凄い跳躍である。遊泳区域とウキを越えてしまったあたりで勢いよく着水。担いでなかったらどこまで飛べたのだろう。
老いた部外者がその様子を目撃してた。その人の目には三つ首の巨大な海の化け物が遠くへ跳び海へ帰るように見えてた。そして驚きのあまり失神してしまった。
不二子が着水する寸前3人は不二子から離れて理乃と南美が先に浮上し、すぐ後に一美も浮上してきた。
南美「痛ーい飛び込んだ衝撃で体がヒリヒリする」理乃「不二子の身体には驚かされてばかりだわ」
一美「ところでまだ不二子があがって来ないんだよねー・・・」
不二子は胸と尻を動き易いように縮めていて脂肪分の少ない筋肉質な体になってた為、底まで潜り沈んでいた。不二子の長身ではそんなに深く感じない
内臓器官なども発達した不二子はまだ息はもってたが泳いでも体が上に行かないのだ。水面は少し上がれば出れるのにこのままでは溺れてしまう
少し考えてケータイの光を浴び、引き締めておいた胸と尻を一気に超乳と超尻に戻す。泡のように途端に膨らみ多大な浮力が加わる。
まさに泡の勢いで上に向かい、下からよく見える水面の3人の元に泳いでいく。
下を覗いて探してた理乃が不二子に気づき、すぐ近くの2人に呼びかける。
理乃「不二子がいたよ!超乳で浮き上がって来る!!・・・」

その後3人の足に柔らかい感触があって気づいたら不二子の体の上である。不二子は空を背に向け浮いていた
一美は不二子の超尻の谷間、理乃と南美は不二子の超乳に乗っかって座っていた。
不二子は超乳と超尻で体の3、4割が水面から出てしまっている。これだと沈まないだろうが泳ぎ辛そうである。
部外者には4つのボール上のゴムボートに4人の女性たちが遊覧でもしてるようにみえる。
不二子「はぁ・・・危なかったわ。さすがに焦ったわ」
一美「不二子無事で良かったわ。でも力緩めてくれないあんたの尻の力、段違いに増してる。あたたたたた・・・」
不二子「あ、ごめん。ちょっと迷惑かけたかな」
理乃「私は大丈夫だと思ったよ。でもホント凄い胸よね・・・」
南美「そうだね。片方の私たちが乗れちゃう超乳だなんて」
理乃「感触といい、弾力に張り・・・立てるんじゃないかしら。よいしょ」といい理乃は恐る恐る立ち上がった
南美「わあ凄い。私も・・・ジャンプしちゃおう。それ」理乃も跳ね始め、不二子の胸に妙な刺激がはしる
不二子「・・・あぁん! もう!!ちょっと二人ともやめてよ。降ろすわよ!」不二子は尻に少し力が入ってしまった。
一美「だあああ!!痛いたいたいたいたいたいたい!」
不二子「あ、度々ごめん。ところで南美?鯨とか変わった魚とかいたの?」
不二子は妙にデカい胸周りのあちこちがこそばゆかった
南美「むしろ不二子のが鯨に見えちゃう感じだけどね。小魚とかはいるけど特にはわからないねー」
小魚が不二子の胸に接触してるようだ。感触に耐えようとまた少し力が入ってしまう。
理乃「まあ、いいから浜へ戻りましょ。一美がさっきから悶え苦しんでるから・・・(汗)」
一美「尻に・・・尻に殺される所だった・・・あたたた〜」
そうして3人はゆっくり不二子に乗りながら時折泳いで浜へ戻った。

<5>接触

4人が浜へ着き、少し休みまた遊んで、夕時が近づいてきたので帰ろうと不二子はトイレに行き、3人は更衣室に向かってる所で昼間海の家で絡んで来た輩たちが3人にまた楯突いてきた
輩たち「いましたぜ姐さん、この娘達です」「おい、あの怪力女はどこだ」「酷え目に遭わされましたぜ。仕返して下せぇ」
ごたごたした輩達の陰から身長2m前後120cm越えの爆乳で筋肉質な20後半の女性が一美ら3人に近づいた。
女「あんた等かい。あたいのブタ共を海へ放り投げた娘の知り合いってのは・・・」
理乃・南美「きゃあ!何?・・・何?」
恐れながらも引かずに一美が言う
一美「誰ですか!あなた?」
女「まあ、この子らの飼い主ってところさねー。で、投げ飛ばした娘の事知ってるンだろ?
おや・・・?あんた達のその水着グラマチカル製だね。私も常連なんだよ。中々可愛いじゃないか・・・」
一美「うるさい!そんなことどうだっていい!!」
実にマズい雰囲気である

それからものの少しで2mサイズになり公共トイレで用を済ませてた不二子が3人を見つけるが様子がおかしい
「ほう。あっちからきた子がそのようだね。手間取らせて・・・もう乳も態度もでかいあんたらにゃ用は無いよ」
「うぐっ!!!」「「一美!!」」一美がはたき倒されたようだ。
状況を把握した不二子は一気に怒り心頭で駆けつける。
不二子「大丈夫!一美!!」
一美「あんたの尻のが痛かったよ。でも気をつけて。」
輩「姐さん。こいつですぜ。俺らを投げ飛ばした怪力の娘・・・」輩の一人が女に耳打つ。
不二子「ちょっと私の友達になんて事するの!!」
女「ごめんねかずみちゃんって言うの・・・その子ちっともあんたの事言わないからついかわいがっちゃった。
あれ?あんた凄い体してるのに水着は他の子らと違うね。おかしいね」そう言い女はいきなり胸両方をボインと殴った。
不二子「ぐっ!何するのよ!!」不二子の鍛えた体には大した痛みではないが怒りのボルテージかなり上がってる。
女「この子らのお礼さ。しかし生意気子だねー。特にあんたはあたしより背は高いし、その背ぐらいのサイズで他の子らより圧倒的なデカさの乳もある。尻だってそれに近い。
でもこれ胸と尻。作り物で詰めたんだろ?他の子らもそうだうし。デカくし過ぎなんだよ気にいらないね。それを加えて2発入れたのさ」
それを聞き不二子の怒りは一気に頂点を振り切った。不二子のあの宇宙人たちとのやりとりでちゃんと成長して発育した体を侮辱されたのだ。
しかも友人の一美、理乃、南美まで・・・もう怒りが爆発して収まらない
不二子「なんですって!もう頭に来た!!許せない!」本気で殴りかかる不二子。
女「こっちだってハナから許す気はないねー!!」回避をし、隙を見て反撃を計る女。
躱した女は不二子の腹へ強気の蹴りを入れた。
だが女の予測は明らかに間違っていた。縮んでパワーが少し落ちてるとはいえ、不二子の比重の高い腹筋は堅牢の丈夫さ。
返って体を押さえられ両手で男二人投げる不二子の腕から繰り出されるパンチをお見舞いされ腕の骨が逝ってしまった。
その後怒りで加減がゆるんで威力の増したキックで女はぶっ飛ばせれて気絶し決着がついた。
輩達「姐さんがやられた!」「嘘だろ!?」「姐さーーーん!!」その中一人の輩がカメラを取り出す。
輩「畜生あのアマ共っ!!」パシャ 一美を背負い去る4人の姿を写真に撮られてしまった。
4人の海水浴は嫌な幕引きになってしまった。

そそくさと着替えを済まし帰り道の4人は愚痴ばかりでてしまう。
「最後があんな事になっちゃうなんて」「私怖くて何も出来なかった」「一美大丈夫?」「不二子に借りが出来たわね」
「楽しかった分そこが残念ね」「今度は場所気をつけよう」「冬になんかやる?」「グラマチカルの顧客って言ってたよねあの女の人」
「色々あって疲れちゃった・・・」「あとその前に芸能事務所の件どうしようか?」
その頃、打ち負かされた女の宿泊先では・・・気絶から目を醒ました。体のあちこちには包帯が巻いてある。
輩「姐さん目覚めましたか。」
女「いっっっ!・・・まさかSM女王のあたいが即決負けするとはねぇ・・・久しぶりにゾクゾクしたよ。」そういい、女は舌なめずりする
慰安旅行先でとんだ目に遭ったもんさねー」傍らから別の輩が入って来た。
輩「姐さん。データと写真を送った巷の連中の調べであの娘達の事が判りやした。」
女「おや仕事が早いね。あとでご褒美だ。」
輩「ありがとうございやす。それであの怪力娘は松坂不二子と言い、この間までグラマチカルの常連だったそうですが、最近は来ないそうです。
あと、妙な事にその娘・・・最後に店に姿を見せた時は今よりもかなり体が大きかったそうなんです。
しかもまだ他の3人とこの娘は中学生だそうです。おかしな話ですよねー。あ、あと他の娘達は今もグラマチカルの常連だそうで名前は・・・」と長々と輩は詳細を話す
女「・・・そうかい、あの子、松坂不二子ちゃんっていうのかい。そしてあの男の・・・事務所に・・・ねぇ・・・
こりゃ仕返し甲斐がありそうだ。たっぷりお礼しなくちゃね」

<6>芸能デビューが・・・ 

それから翌日経過し、秋も近づき始めた頃。
グラマチカルへ出かけて帰って来た姉たちから妙な話しを聞く
最近店内の書類が荒らされたそうだが何も盗まれなかったそうだ。不二子はやけに気に掛かった。
そんな矢先家に電話が入った。

芸能事務所の野田島からである
4人を気に入ってた渥美社長から直々に芸能デビューの話は無しになると言う残念な話だった。
他の3人にも芸能事務所の野田島から同じ連絡をしたそうだ。
当然合点のいかない不二子たち4人はわざわざ事務所まで来て、野田島に会い、意見をした。
4人の成長した姿に野田島は驚いた。そして答えた。
野田島「すまない。更に素晴らしくなった君達を私はスカウトしたいんだが社長相手では、無力でね。
何か戸惑ってたようでどこかに行ってしまい、面談も出来ないんだ。誠に申し訳ない。」
そして彼は土下座をする。それを見て、不二子たちは納得し、やむを得ずその場をお引き取りした。
物陰から4人の去る姿を眺める不二子の本当の姿を見てない野田島の後ろに人陰が・・・社長の渥美であった
野田島「社長・・・彼女たち帰ってしまいましたよ。嘘ついてまで陰からずっと物惜しげに覗いてるなら何故取り消さないんです?」
渥美「ホントに成長して素晴らしい体になった彼女たちを私もモノにしたいよ」
野田島「ですから、何故なんです!?」
渥美「済まない・・・何も言えん」
野田島「そうですか・・・あんな逸材と言うには物足りない彼女達を手放すなんて事をした社長にはがっかりですよ!」彼は腑に落ちずに場から立ち去る。
渥美「私もいろいろやってしまったツケだな。弱みを握られてしまうとは・・・
しかし何故彼女は?・・・不二子君達に恨みでもあるのか・・・」

事務所を後にした不二子は家で聞いたグラマチカルの件がどうにも気にかかってたので他の3人と一緒にそのまま店に足を運んでいた。
その道中誰かに声を掛けられる。
「あら、松坂不二子ちゃんじゃない」
呼ばれた方を見ると海で絡んだ輩達にいたあの女だった。全身不二子にやらてた傷だらけでよたよたしているが彼女の後ろで輩二人が支えている。
一美「あんたは!!あの時の!」
不二子「なんでこんな所に!しかも私の名前を!?」
女「子ブタちゃん達が調べてくれて色々知ってるのさ。この間はどうも。あの蹴り・・・効いたよ。今も体が疼いちゃってね〜」
理乃「まだ懲りないの?不二子にぶっ飛ばされたのに・・・」
女「ああ懲りないねー。でも体中痛いから今回はやめるわ・・・。ところであんたらグラマチカルへ行くんだろ?」
南美「なんでそんな事判るの?」
女「判るさ。子ブタたちにあの店の不二子ちゃん達の秘密探れば顔出すと思って」
不二子「あの事件あんたが関わってるのね」
女「そんなとこかね〜。まあ、あんたの秘密は知ってるよ不二子ちゃん。もっと体が大きいんだってねぇ。
しかも不思議な石の力でそんな体になったそうじゃないか。本物だったんだねーそのデカい乳と尻・・・
その乳といいつくづく生意気な子だよ」
不二子「なんでそこまで知ってるの・・・」不二子はだんだん気味が悪くなってきた
女「だから色々知ってるっつったろうさ。今だってあんたら渥美の事務所から来た所なんだろ。
芸能デビューが頓挫して残念だろね。」
不二子達「「「「!!!!」」」」
女「渥美はちょっと昔あたしの下僕だったのさ。その頃の話をしたら
だんだん顔色が悪くなってくのが面白かったねえ。」
不二子「なんて奴なの・・・これが仕返しにしては悪質過ぎるわ・・・
あったまに来た!!」
だが、見えない暴力に不二子や皆は精神的に参っているようだ。戦意が下がって攻撃する気にもなれない
女「仕返し?・・・ほんの挨拶代わりさね。こんな事で痛めてもあたしは楽しくないからねぇ、不二子ちゃんには直接仕返さなきゃあたしは気が済まないのさ。
だから、早いとこあたしは怪我治すから楽しみにしててね・・・」去ろうとするが不二子が呼び止める
不二子「待って、まだあなたの名前聞いてないわ!そっちがこっちの事知っててこっちがそっちを知らないなんて気持ちが悪いもの・・・」
女「そうだったわね。紹介が遅れたわぁ・・・あたしは末戸 室恵(すえど むろえ)っていうのよ。
裏じゃ顔の広いSM女王やってるわ。覚えててね・・・それじゃあ」
そういい輩二人に介抱され去って行く、気味が悪くなった不二子たちは追おうと思わなかった。

その後、グラマチカルに行き、事情は話した。
4人は妙な事になるんじゃないかと心配したが、一美が不二子のパワーでどうにかなるなど言い場を軽く仕切り直した
これからの事も話す。ちょっとしたら2学期。理乃にはまだ一回だけ急成長が残ってる事などを話し、末戸の事を紛らわした。
その頃の末戸は輩達に介抱されながら歩いていた。
輩たち「姐さん、あんな事言いましたけどこりゃ治るまで時間かかりやすぜ」
「そうですよ。あと、治ってもあの不二子って女とんでもないパワーですから二の舞ですぜ」
末戸「うるさいねブタ共っ!!」そう言い怪我の浅かった足で輩達を蹴り倒し踏みつける
輩たち「いててて、すいやせん口が過ぎやした」「でも、どうします?お前ぇ何かあるか」「俺に聞くなよ・・・」
末戸「あたしにゃあてがあるよ。早く怪我を治し、かつあの不二子ちゃんに対等に戦える術がねぇ・・・」
輩たち「へぇ、流石は姐さん。それはどう言ったアイデアで・・・?」
末戸「不二子ちゃんが強くデカくさせたっていう珍妙な石の力をあたしも使えばいいのさ。
その力であたしのあの不二子ちゃんと同等いやそれ以上に強くデカくなればいいんだよ。
ついでに出来るモノなら怪我も治してもらおうって魂胆さ」
輩たち「なるほど。で、その石の在処は・・・?」
末戸「他の子ブタたちの調べで場所までは知ってるんだからねぇ問題無いよ。
あー、楽しみだね〜不二子ちゃんの怒りや恐怖で歪む顔が目に浮かぶわぁ・・・」

夏のあつい日々は終わろうとしている。
だが、不二子のあつい日々はまだ続きそうだ・・・。

終わり 11へ続く