松坂家の秘密 特設ステージ

ガンガン 作
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その13 秘密の真意

 <1>最後の急成長始まる

激闘を終えて数日後に不二子は友人を自宅に誘っただが、その時突然不二子に異変が起き、倒れてしまった
家族は運悪く留守で理乃達3人しかいない。急成長が来たと理乃は察して、不二子の家族に連絡し、一美や南美を助けに呼んで不二子をに移そうとしている。
南美「私がトイレに行ってる間にとんでもない事になっちゃったねー」
理乃「ここの応接間もそれなりに広いけどどれだけ成長するか判らないわ。もっと広い部屋があれば・・・」
一美「さっき廻ったら一番広い部屋は不二子の部屋だった。そこへ移そう!」
理乃「それじゃあ行くよ!せーの!!」3人掛かりで運ぼうとするが1tを優に越す重量の不二子を運ぶのは困難だった。
南美「暑い・・・なんて重さなの・・・汗だくになるほど運ぼうとしてるのに数センチくらいしかずらせないなんて・・・」
一美「急がないと!確か時間が経つとゲル状になって大きくなっちゃうんでしょ!?なるべく・・・あっ・・・・・・」
言った矢先の束の間、不二子の体がゲル状になって来てしまった。
理乃「しまった!間に合わなかった。ここで大きくなるの・・・大丈夫かな・・・」

周りの心配を余所に不二子は深い眠りに入っていた。
ぼやけた暗がりの中で脳裏に声がする。夢の空間で不二子はぽつんと座っていた。力がだんだん張り、ムクムク成長している現実とリンクしていた
(不二子よ・・・君は更なる姿へ大きく成長を始めているね。そろそろ君に我々の事を明かすとしよう。我々はリボーバー星人。失いし星の民だ。)
不二子「え、それがあなた達宇宙人さん達の星の名前・・・」
(そうだ・・・リボーバー星はあのMの大規模流星群衝突により被害甚大、更に我々の星はM放射線に汚染され壊滅してしまった。)
不二子「そんな・・・故郷を無くして可愛そう・・・それにMはそんな危険な物だなんて・・・」
(まだ危険は去ってない。その大規模な流星群が何年後か君達の星地球に来る!だが安心して欲しい我々と同盟を組んでるレイヤー星人の力で被害は最小減に抑える。
だが衝突は避けてもM放射能で汚染は避けられないだろう。その為に君や君の両親にMの力を与えた。
不二子「どういう事?・・・宇宙人さん目的が良く解らないよ・・・」
(その真意はまたすぐに話す。今は呼んでる君の仲間の声に応えるんだ不二子・・・)
「それってまた私が成長するって事なの・・・・・・」
だんだんぼやけた暗がりが明るくなり不二子は目が覚める

理乃「良かった不二子!目が覚めたんだね!」
南実「凄い寝汗かいてるよ!」
一美「はいコレ、冷たい水でも飲んで」
不二子は気づいた。俯せに寝てた体を起こそうとしたがすぐに頭がぶつかり体を起こせず、胸もお尻もつっかえて身動き出来ない。
応接間は成長した不二子の巨体とさらに大きい超乳と超尻で窮屈になってしまった。ぴったりだった服も破れ、ケータイも効かない
理乃達も数少ない隙間にいるが移動しづらそうだ。体重も重いのか床が軋み、悲鳴を上げている
見えていない胸の先が何かに当たってさっきから妙な気持ちである
不二子(今の姿は身長415、上から830・105・802って所ね。体重は2t超えてるのかな・・・床が抜けそう・・・こんなに私にMの成長源が潜在してたなんて・・・)
不二子「・・・そうだ・・・・・・私・・・成長しちゃったんだ。みんな迷惑かけるね・・・」
そして友人達皆があたふたしていた
理乃「良いのよこの間のお礼よ。でも凄い体じゃない!不二子の叔母さん達呼んだからもう安心しなよ」
不二子「それは良かったでも早く来てって伝えてまだ成長しそうなの・・・レイヤー・・・星」また不二子にとてつもない睡魔が襲う
理乃「え?今、なんて言ったの?また成長!?」
不二子「レイヤー・・・星人にも・・・伝えて・・・・・・って母・・・さんに言って・・・家・・・・・・を壊し・・・ちゃ・・・・・・」
不二子は意識が薄れ眠りに入ってしまった
理乃「大変だよみんな!!不二子まだ大きくなるって!」
一美「私たちじゃ手に負えないよ〜!!
南美「叔母さん達早く帰ってこないかな〜!」
それから数分後、連絡を受けた母の美沙子。更にしばらくして双子の姉の亜里砂と香里奈が帰って来た。
3人は更に大きくなった不二子の姿に驚きと喜びを見せてたが、すぐに理乃達と協力を要請し不二子の移動を試みる。
だがとても重量があることと胸とお尻などが完全につっかえ、そうしてる間に眠っている不二子の体が再びゲル状になってきてしまった。
香里奈「ああ!さらに不二子が大きくなっちゃうこれ以上はもう無理だよ」
亜里砂「家が壊れちゃうよ。どうしよう母さん!?」
美沙子「ひとまず、理乃さん達には迷惑かけてもらっちゃったから帰っていただきましょう」
理乃「え!?でも大丈夫なんですか?」そこへ美沙子が理乃へ耳打つ
美沙子(安心して下さい。不二子がお世話になってる宇宙人さんに頼んで頂きますから)
それを聞いて納得した理乃は一美と南美を連れ松坂家を後にした。

不二子はまた夢の中に入っていく

 <2>彼らの真相

また眠りに入った不二子は再びリボーバー星人と名乗ったあの宇宙人と話を始めていた
不二子は座り姿勢でさらに体中に漲る成長を感じどんどん質量が増してるかのようでそれは夢の中にいるのではなく現実にいる気分だった
(不二子よ・・・随分大きく成長しているね。凄い事だよ。今度は詳しく話さなくてはいけないね。リボーバー星がMで破壊、汚染の影響で生植物の死滅、肥大化、凶暴化など生態系は乱れ、
 崩壊された後辛うじて生き残った人々で故郷を去り、同盟のレイヤー星人の協力で星再生の為Mの研究をした。するとMは我々には危害のある酸素の力で毒性が弱まるのが解った。
 その後地球にM流星群が君が成人も過ぎている頃に衝突すると解析され、我々みたいな惨劇は避けようと地球の生命体達にMの適性度を調べた。)
驚きながら立ち上がる反応を不二子はする。ついでで自分の体の現状を見ながら話しを聞いてた
(すると殆どの酸素を含んだ大気で生息する地球の動植物はMの適正値が高くM放射汚染しても死滅する心配がない事が判った。だが巨大化や狂暴化の危険がある。
 ところが人類のデータが上手く解析出来なかったのだ、未だに謎が多い上に個人差が激しく安全性を考え適正値の高い人に協力を求めた)
不二子「その中に私の両親も選ばれた訳ですね」
(そう・・・随分と時間が掛かった。だがおかげで適性度が高い者が子孫をもうけると母乳の関係で双子より一子のが適正値が跳ね上がる事まで解った。
 君の子孫は双子でも君の背丈を越える一子ならそれをも超越するだろう。まだまだ先だが我々の星再生の前進にもなるだろう)
(末戸という女性には驚かされた。犠牲は大きいが無事再生し新たな人生を歩んでると聞いた。我々の時は皆溶けて消えてしまったんだ)
不二子「そんな・・・ヘタしたら地球人の何割かは溶ける可能性が・・・」
(いや我々の場合はMの毒性が強かったからだ。地球では酸素で弱まるから無茶な事をしなければ死に至ることはない)
不二子「それを聞いて安心しました。それと名前まで教えてくれたのにどうして姿を見せてくれにんです?」
(おおっとそれは済まなかった。今お見せしよう少々驚くだろうが。すると、もう目の前に彼らは現れていた。その姿は皆、並の地球人程だが不規則に体の下半分が溶解している。
その姿に不二子は思わず目を背けてしまいそうでいる。
(やあ、不二子・・・これが我々の姿だ。Mの適正値の辛うじて高かった者でさえ体がゲル状になってしまったのだ。低い者は完全に溶けてしまった。
 だが、Mは我々に絶望以外に微かな希望を残したんだ。奇跡的にM適正値のとても高かったリボーバー星人がいて、脳が異常発達を起こしたんだ。
 そのスーパーブレインがさっきの君の夢で話したMの可能性を引き出す大気と生命のいる星が地球だと解析したんだ)
不二子「そしてその賜物が私・・・」そう、他にもこちらはまだまだ君に用件を果たせていないのでね
 次に眠りについた時は君に紹介する人がいるんだょ・・・)
不二子「え、それってどういう事・・・しかも、まだ私もうあと一回成長するの!?・・・これを含めて三回も・・・・・・」

ぼやけた意識が戻り始め不二子は目覚める。汗だくなうえかなりの空腹状態だ。外はもう夕方になっていた
だが先ほどと違い。二階の通路や壁が見える。一体何故だろう。下を見ようにも質量を増した胸が視界を遮り不可能だった
後ろを少し覗くとでかい穴が空いて少し瓦礫が散らばる一階の応接間が見える。嫌な予感しかしないそんな所胸に人の乗る感触がし谷間から声がした。香里奈だった
香里奈「起きたみたいだね不二子・・・どんな寝相してるのよ・・・友達は帰っちゃったよ。こうしてまともに見ると頭が大きくなったね・・・5、60cmはあるんじゃないの?」
その香里奈の後ろから更に亜里砂が姿を出した
亜里砂「不二子!・・・あんた寝ぼけながら立ち上がって一階の天井ぶち破るわ、床が抜けるわで大変なのよ!じっとしててね」
現実の過程では成長で大きくなった為座ってても頭が天井を破り2階に顔が出ていた、そこへ更に寝ながら立ち上がった為、超乳と超尻で床、天井は大きく壊され、
この状況に至っている。野外にこの巨体が露出しなかっただけでもマシと思う事にしよう。
その不二子の体身長534cm、上から1080・138・916。体重は3t越えてしまったようだ。
とてつもない大きさにまでなった不二子の体、そしてその倍をいく驚異的な胸囲とみっちり質量のつまった自慢の超乳は揺れるだけで家が
地震が来たかのようにぐらついてしまっている。それだけの力と大きさなのだ。何故だろうか髪があまり伸びてない。
不二子(嘘・・・胸が10m越えちゃった・・・下手に動けない・・・今の私じゃ家を全壊にしてしまう・・・)
そこへ美沙子が来る。先まで不二子のケータイでレイヤー星人のタイム一家と話をしていたのである。
美沙子「不二子。あなたはまだ大きくなるそうね。ここではもう手に負えないからあちらの方々が引き受けるって話をしてきたの。
    大丈夫・・・壊れた家も大きくなったあなたが住めるように更なる改築をしてくれるって。だから安心してね。
    そのうち向こうの人があなたをあちらへ移転するそうよ・・・あら・・・」
そう言ってる間に迎えが来たのが不二子の巨大な体がふわっと消え、瓦礫しかもう見えてなかった。
美沙子「早いわねーもう行ってしまった。今度の成長で最後と言ってたけど不二子はどこまで大きくなるのかしら・・・?」

母に返事する間もなく、不二子が気づいた時には宇宙船内の研究室らしき部屋のとても大きな水槽みたいな場所の中にいた。

 <3>最終形態不二子

移転され、戸惑う中ラグ達が姿を見せてくれた。そこにはクリスの姿もあった。その姿は身長180cmは裕にあり、胸も1mを越えている
クリス「わあ、お姉様!とても大きくなりましたね。でも私も大きくなりました。私もお姉様みたいな立派な人になりたいです」
文字通りの育ち盛りなのだろう。傍らにいたラグが口を開ける。
ラグ「やあ、不二子。遂に最後の成長が来たんだってね。色々と凄い事になってて驚いたよ。」
不二子「でもまだ今の姿じゃ成長が完了してないそうなの。あと何かお腹の足しになるのが欲しいの・・・空腹で」
ロック「判ったよ。あとで我々がご馳走しよう。成長は次ので終わるはずだ。どちらにせよ栄養をつけねばな。
あと超特大の服も用意しましょう。多少粗末な服ですが、いつまでもそのような姿で風邪をひかないように・・・」
その後不二子が求めた食糧が山盛りで来た。不二子はすぐに食べてどんどん平らげてしまった。ものの十数分で空腹で細ってた腰回りが膨れてきてるが当の不二子は気づいていない
不二子(どうしようかなりの量食べたはずなのにまだ食べ足りないなんて・・・)
リー(いくら凄い成長するとはいえここまでなんて・・・どことなく食前より全体が一回り大きくなったようにも見えるわ・・・)
クリス(凄いわ!流石お姉様!!クリスも負けてられない。)
自他共々妙な思惑が交差していた
ロック「不二子さんが今までのペース比べ、こんなに大きくなったのはあの時のM暴発時のエネルギーすら取り込んでMを大量に得た事に関係があるのでしょう。
    だからその分栄養が必要になってこれだけの量も食べられるのでしょうな」
不二子「そんな気がしてました。ふぁあ・・・すみません・・・食べたらなんだか急に眠く・・・zzzzz」
クリス「ああ、お姉様が眠ってしまいました・・・」
リー「最後の成長がきたようですね。しかし食べてすぐとは・・・」
眠りに入った後、今度は体がすぐゲル状になった。
ロック「さて・・・色々やることがあるな・・・」

不二子は眠った後、夢の中にいた。そこにはリボーバー星人の姿はなく地球の人によく似た不二子以上に巨体の女性がいる
不二子(え?凄い 私より大きい女性の人がいるなんて驚いちゃう・・・)
その女性は不二子に面影が似ており、興味ありげに不二子をみていたが話してきた
女性「わあ!お母さん若い!!」
不二子「お母さん!? 私まだ中学生よ!そんなわけないじゃない!」いきなり話した言葉に不二子は驚きを隠せない
女性「あ、そうか 私まだ生まれてないもんね。信じ難い話だろうけど私は不二子お母さんの三女よ。未来のM次元から過去の母さんにこうして会いに来たの」
不二子「え!?ここって夢でしょ?違うの!?え、M次元!?そしてあなたは私の三女!!?」
三女「そう・・・ここの次元とここへ来られた人は色んな可能性を秘めているの。母さんが夢だと思ってるこの空間も実は成長エネルギーが蓄積されている次元・・・Mの次元なんだよ
   地球人だとMの影響による第一次成長限界を越え第二次成長した者が入ることの許される次元よ
   ここは空想のようで違う。現実味が強いのも母さんがそれだけ成長したって証拠なの。こうして未来から私も姿を見せてるし
不二子「そ、そうだったんだ・・・ところでリボーバーさんたちは?」
三女(それならこことはまた違う所よ。大丈夫、未来でなんとかするから)
三女(その力で早速助けて欲しい人がいる。本来ならお婆ちゃん・・・いや、母さんの両親と同じ世代の人なんだ.けど問題が生じてこうしてこちらにいるの)
不二子「どうしてその人はそうなってしまったの?」
三女(その人は男性でMの適正値が母さんの両親異常にあったんだ。低い身長にコンプレックスがあったんだが、快くMを引き受てくれたそうよ
   けど、急成長を終えた後彼は満足してなく背丈は190cm近かったのに。
   更に成長しようと再び彼は、勝手にMを取り込んでしまったの。当然Mが暴走したそうよ。けど彼は適正値が高かった為、現在のクリスさんのようなことにはならなかったの。
   その体は母さん程度の数値を出すまでの大きさになったの。今の母さんより少し大きい体といえば解るかな?
   けど脳の成長がなくがそのままだったため、その巨体を操作維持できなくなっているの。とりあえず彼を呼ぶわ。母さんの力で助けてもらいたいんだ。)
するとフッと不二子の背丈を越える7m近い筋肉隆々の大男が現れた。髪は長く銀色だ。だが頭が70cm以上の不二子に対し半分以下の普通の人の大きさだ。
大きい自分が更に大きな相手見上げるのはこの夢で2度目である。
三女(彼は元地球人だけどこうなって保護してからはパドラと呼ばれてるの。リボーバー星では勇ましき者という意味らしいわ。母さんの両親と同世代でこんなに若いのは
   この次元で凍結睡眠のような事をしていたからなの。今の彼は荒ぶる獣に近いわ。母さんのMエネルギーで理性を取り戻させたいの)
不二子「でも判らないわ。いきなりそんな事言われても、あなたじゃ無理なの?」
三女「ごめんなさい。これは思念体みたいなもので会話は出来ても直に手助けは難しいの、お母さんになら憑依とか出来るけど・・・」
不二子「じゃあそれでいいわ。憑依されるのはレイヤー星人でなれてるもの」
三女「解ったわ。それなら・・・えい!!」不二子に憑依した彼女は不二子に潜在していた何かを起動されたようだ
すると不二子の体の奥深くから力が火山の噴火の如く溢れてくるかのように体中が充実していった
それと同時に体に変化が現れる。髪がスルスルと伸び、胸がムクムク膨れていくのだ。視点も上がっている背も伸びてるのだ
伸びた髪がパドラを包む。彼は藻掻くが動けない。次第に気を失った
不二子「わあ!凄い髪の毛が蛇みたいに・・・でもエネルギーに変動が感じないけど」
三女(まあ、見てて)すると不二子の超乳が揉まれているかの感覚に見舞われ、乳首に神経が集中し始めた
そうしたら乳首の先端からから母乳のようなエネルギー体が噴出され、締め付けている髪を伝い、パドラの脳に伝達していくのだ
しばらく、その状態が続いた。
不二子はそのまま悦にひたり気を失った、パドラも気絶したままだ
(やり過ぎたかしら・・・けど頭脳や神経を取り戻すのにはエネルギーがかなりいるから仕方ないかもね。これでこの時代のパドラ・・・いえ、父さんは理性を取り戻せたわ)

数分後、不二子は正気に戻ってた。だが先の記憶もうつらうつらに憶えていた。パドラの姿はない
不二子「私・・・どうしちゃったんだろ・・・胸がなんか軽い・・・」
三女(いや、その内解るかも知れないけど・・・今はともかく・・・ありがとう母さん。パドラはMの力の効果で理性を取り戻せるわ。獣ではなく人に戻れるの。
   多少Mのエネルギー余計に使ってしまったかもしれないわ。母さんが目覚める時間も近いね。隠してたけどコレでも私の体大きさを抑えてるの。
   ホントの姿は・・・んんぅ!こんな大きさなの!)不二子は未来の娘の真の姿に驚く。下から顔が全然見えないのだ
そこには最後の成長を終えた不二子が赤子に見えるほど引き締まってる推定25mの大きな巨体、その巨体の数値を裕に越えてそうな壮絶に超巨大な乳房。それに負けない弾けてる尻。
不二子は唯、唖然であった
三女(これが本当の私。三女っていったでしょ、母さんがお兄ちゃんとお姉ちゃんを産んで少し経って私の三兄妹なの、しばらく会えないけどちゃんと未来で会えるから。それでは・・・)
不二子「そんな勝手な・・・でも・・・また会える・・・?」不二子も現実世界に戻り、今M次元では三女と名乗った彼女だけ・・・だけではなかった
三女(更に実は孫まで来てたけれど出さなくて良かったみたい。私でかなり動揺してたから、こんな巨大ヒーロー級の大きさの孫娘じゃショックだろうな)
孫娘(母さん?あれが不二子お婆ちゃんなの?凄く若かったね!ピチピチしてた♪)
そこには東京タワー並の大きさの超巨体、超巨大なガスタンクが2つあるような超巨乳の美女がドンと現れたその巨大さは母と呼んだその三女でさえ顔の長さに負けると言えば伝わるだろうか
三女(このあと母さんはパドラ父さんと結ばれ、姉さんたちを産んで、色々起きて私が生まれ・・・大変だろうな・・・私が母さんや姉さんより大きくなって、
   更にそれから時が経ったらこの子が生まれるのね。私もこんな大きくなる子を産むだなんてにわかに信じられないもの、我が一族の未来を不二子母さんも後々知るんだろうな・・・)
そしてM次元から誰もいなくなった

<4>

不二子は目覚めた。汗だくだ。部屋が変わっていて10m四方のとても天井が高く広い部屋だ。あんなに食べたのにまた空腹になっている。だが疲れて動く気にもなれない。
だが、少し動いたら異変に気づいた。体は大きいのに胸がさっきより縮んでいるのだ。眠る前までは先端の乳首まで手を伸ばしても届かなかったのに
今では届いている。その数値、身長630cm、上から955・124・854。体重2458kgであった。身長以外数値が減ってしまって手足など全体がスマートになっている
あちらで起きた事がこちらでも起きるのか確かめてみたくなり不二子は自らの乳首を弄ってみた。摘んだりすると刺激は走るが乳液は出てこない
不二子(Mの出来事が反映されてると言うことなのね・・・)
そこへラグ達がやってくる。地球人と同等の大きさのラグ達が今までに比べ更に小さく見えた。
ラグ「不二子、凄く大きいね。随分寝込んでたよ。意識がどこかへとんでたかのようだった」
クリス「お姉様!私も沢山食べてお姉様みたいに立派になります!」
リー「食べるだけではダメですよ。トレーニングも怠らないこと」
ロック「所で不二子君、気づいてる事が有るだろうが・・・君のその胸・・・」
不二子「はい。解ってます。コレはMの次元で・・・」
ロック「まあ、それは私にはまだ難しい話だが、要はMの起こした成長の伸びしろに栄養が足りなかったようだ」
ラグ「そこで足りなかった栄養を補う為にこんなのを用意したよ」ドラム缶のような大きさのコップになにか変わったドリンクがはいってある
リー「これはかつてあなたに更なる成長を促した{ジャムジャム}とあなたから採取したM細胞ゲルの残りを使い、組み合わせ研究し出来た。
   超美容・栄養促進剤{ジャムジャムG}です。これはジャムジャムとは逆の一過性であり常人では劇薬。栄養過多になり肥満や下痢を起こしかねますが、今のあなたなら問題ないはずです」
不二子は心配もなく自信ありげに一気に飲み干す。すると不二子の腹が妊婦のように一気に膨れるがすぐに消化され引き締まって行く。
不二子「んん!あの時のジャムジャムとは全然格が違う!漲っていくううううう!!」
不二子は体内にエネルギーが満ち溢れて行き渡り充実していくのを感じた。残った伸びしろを埋め合わせるかように体が質量を増していく、
特に胸と尻が凄い。尻と双球がたゆんたゆん揺れながら風船のように膨れ上がっていく。グングン発育していく壮絶な光景が自他共に解った
ゴゴゴゴゴと轟音が響く重量も増しているようだ。不二子の体積、表面積がどんどんと増していく・・・。
ラグ達は若干部屋の上部でさきまで無かった威圧感を感じていた。そこには質量が増した不二子の気球が二つ並んだかのような大きな超乳がある
Gジャムジャムの効果でそこまで突き出すほど成長したのである。スマートになってた体が今やグラマラスの域を超えている。
更なる成長をした今の不二子は身長650cm、乳と尻が一気に増え、上から1500・330・1110。体重4944kgになった。髪は伸びてるが成長前と比率は変わってない
不二子「もう急成長は来ないと体で感じています。でも私ここまで大きくなるなんて思わなかったなぁ。
    もう視界が胸だらけでも今はこの体嫌いじゃない。色んな人を救える力を持ってるんだもの」
クリス「私もお姉様のステキで立派な体が大好き!私もなってみたいな〜」
ラグ「それより不二子、地球じゃそれだけ大きいと大変だよね。かなりボリュームアップしたね、ぽっちゃりしてるよ」
ロック「今はまだ君の家を修復と更に巨大になった君が住めるように改築を兼ねてる。今すぐには君は帰れない」
リー「その間も兼ねてここで更に大きくなった体をバージョンアップしたケータイに馴染めるようトレーニングして貰います」
不二子「そうか・・・またあの辛いトレーニングを・・・」
ロック「君は大きく成長し過ぎて理想の2mサイズになるのもきついだろうが、今の君なら時間は前より掛からないだろう。7日でいいはずだ」

そうしてトレーニングは始まった。ラグやクリスも同行した。なんとトレーニングは7日である一週間で完了した。
三日目に全体を半減したくらいの身長330cm、848・108・665。体重1248kgに慣れ、かつての第2形態である身長208cm、204・55・200。体重335kgに7日目に慣れた。
トレーニングの間クリスがどんどん大きくなってくのが判った。3日目は身長240cmだったが今は3mになっている。胸も背丈に近い数値でとても大きい
これは不二子のM細胞を治療されたのと此度の不二子の成長とこのトレーニングが影響されてるようだ。まだ伸びるらしいが終わりは近いそうである。
不二子はケータイを形態変更を2種だけにした巨大な今の姿(トレーニングで三体数値が変わった1520・215・1132。体重5225kg)通常形態と、
2mの軽小形態だ。常人から言えば2mも十分長身ではあるが強大になった不二子にはこれが限界なのだ。準備は整ったらしく不二子は帰る事にした

帰宅した不二子は驚いた。改築された松坂家は地下室が出来ていた。それも巨大な地下室である。高さ15mで幅20m四方の空間が広がっている。
これが不二子の部屋だというのだ。軽小形態だった2mの不二子には広大過ぎたので巨体に戻って比べると丁度良い感じになる。
以降、不二子は外では2mの縮小形態、自室に帰れば元の巨体に戻ると、そんな毎日を過ごし他の人々の日常に刺激を与えないようにしていた。
だが数年後、それをする必要がなくなる日が来たのだ。

不二子が成人を迎えて少し経った時に、Mの流星群が来たのだ。夜は数多くの流れ星が確認された
空から大量のMが降りかかり、海、大地また動植物に降りかかる。雨や天候の循環を得て徐々に世界全体にMのエネルギーは行き渡る。
それから各地で肥大化した動植物が見つかるなどから始まった出来事が、次は20代内までのがとても長身で発育過剰な若者がどんどん出てきたのである。
果ては突如怪獣のような巨大生命まで出てきて不二子は巨体の姿でも周りとはまだ多少大きいが外出が可能になってしまったのだ。
不二子は今、自分と対等に付き合えるパドラと交際して、パドラは無事に理性を取り戻し、人並みの会話が出来るようになっていた。

それから更に十数年、発育過剰な人々はどんどん増え不二子とパドラがあまり目立たなくなっていた。
今の不二子は30代には見えないスタイルと若さを保っているが、胸と尻は数値が減り1034と1002になっていた
三女なる者が言った通りの未来になったのだろうか
パドラと結ばれたのか?
娘と息子がいる2人とも背丈が不二子を超えている。今の不二子はお腹に新たな命を身ごもっている
それはあの巨美女となる三女なのだろうか。不二子の知る未来はここまでだが
そのさらに先はこの一族の子孫の知る秘密である