松坂家の秘密 特設ステージ

ガンガン 作
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その14

 <1>佐恵子 事の始まり(松坂家の秘密 外伝 第8話その後)

私は大野佐恵子。青海高校のチアリーディング部所属で身長162cm、スリーサイズは86・56・88とどこにでもいる女子高生だと思う
こんな私とその日常が、とある日を境に劇的に変化してしまったのだ。
あれは秋の休日の夕暮れ時でした。部活帰りに都会のガード下の路地を歩いていたら、浮浪者が凄い勢いで私の隣を駆け抜けて驚いたの。
でも、その後に更に驚く事が続くの。その後を凄く高い長身のおそらくスーパーモデルかなにかの美女が駆け抜けていったの。
広い大股でストライドを描く、凄く長い足に視線がいったけど、視界に入ったバランスボールより大きな胸が勢いよく弾んでるのには絶句したわ
腰は細く引き締まってて、お尻も胸ほどじゃなかったけどバランスボールサイズの弾ける肌がリズムよく弾んでたわ
髪もさらっと艶のあって、しかも長いの!私の身長より明らかに長い美髪をたなびかせてその美女は私を抜き去ったわ。
気になって後を追った私はまた驚くの。走ってった2人は思ったより速く見失ったわ。結局走って追うのは諦めたわ。
あの長身美女が消える訳もないと思って辺りをちらほら見てたら長身美女でも浮浪者でもない、
宇宙人のようなひょろひょろした女性らしき人が現れ、私に銃のようなものを向け、激しい光が私を包んでいった
そこから先はあまり覚えてないわ。体が焼けるように痛く、薄れゆく意識の中であの長身美女が私を抱いて、宇宙船みたいな所へ連れてくれたような気がしたわ
常識外れなくらいのダイナマイトバディのあの長身美女も宇宙人だったのかもしれない。そこから先は記憶にないの

気がついたらもう自分の家の前。胸がジンジンする感じがしたけど気にせず帰宅。
お母さんにこの日あった事話したら「夢でもみてたのよ」と軽くあしらわれたから気にしない事にした
空腹で夕飯をおかわりするほど食べた。食べ過ぎたのか胸元がなんかきつくなった感じがする。
困ったな。結構食べた気がするのにまだ食べ足りない気分だ太っちゃうよ・・・。

次の朝起きたら驚いた。肩くらいまであった私の髪が胸の位置まで伸びているのだ。そして何よりその胸を見ればおっぱいが膨らんでいるのだ。
それはパジャマの胸元のボタンが引きつり、脱いでみると胸の谷間が見えるくらいに
そして手に収まるか収まりきらないかというサイズなのだ。着る服に困ったくらいだ。寸法しようとしたけど1mのメジャーでは足りなかった
「嘘!?100cm越えちゃってるの?」おかあさんに相談し、すぐにショップに行きバスト103cmのJカップと寸法され新品のブラ購入で
爆乳グラドルの仲間入りした気分で気分上々だったわ。でも成長はこれで終わりじゃなかったたの
ご飯の度に食前は強い空腹感、結構な量を口にしても満たされない気分、そしてジンジンと痛む胸。
寝ようと今朝より大きめのパジャマに着替え、床に就いた。

 <2>佐恵子 育つ

次の日、大きくなった胸につかえそうになりながらも衣服はなんとか着られたので、学校へ行く。
学校では男女共々注目された。食後の度に胸がきつくなる感じがあったが変化はなくその日は終わる
その夜中、佐恵子の母親にレイヤー星人のリーが取り憑き、タイム一家のラグと会話をしていたのを佐恵子本人は知りもしない
彼らについては第8話や8・5を読んで頂ければ判ると思います
リー「・・・以上が大野佐恵子の前日の結果です。」
ロック「意外な事になったな・・・。不二子君の組織細胞を、数キロ移植しただけなのに倍に増殖するとは・・・」
リー「未だ勢いは収まってません。今日の分も渡したい所ですが、成長が開始したようなので、終わり次第データを渡します」
ロック「分かった。どうやら寝ている間に発育するようだね。」
リー「はい。あと、食欲も増しています。本人は意識して控えてますがどうしましょう?」
ロック「仕方ないな。成長のエネルギーを不足させてはまずい。次第によってはラグに彼女を操作させる事にさせよう」
リー「判りました。ではまた・・・」

あの出来事から3日目、佐恵子は胸苦しい気持ちで目覚める。体が重く胸元が寒いのだ。
ふああ・・・なんだろ?寝相が悪かったかな?・・・え!?何・・・これ?! 佐恵子は眠気が消えた。髪は更に伸びお尻までくる長さ。そのお尻も厭らしいくらいに大きい
そして胸だ。大きめのパジャマの胸元のボタンが弾け飛び、そこにはボリュームを増した自分のおっぱい、胸元を覗けばより深くなった胸の谷間が見える
手で掴むが指の隙間から乳肉が盛りだしてきて収まりきられてない
昨日せっかく買ったJカップブラを着けようにもきつくてホックが届かない
「まだこんなにおっぱいが大きくなるなんて・・・どうなってるの?」
ショップで計ったらバスト136cmのWカップだった。そんなサイズは扱ってないと良い為す術がなかった
母親も驚いたらしく、念の為買ったというヌーブラをニップレス変わりにし、サラシを巻いてあげ、佐恵子は部活で学校へ行く
目立たないようきつく締めているが見た目110cmに見える。学校で注目の的だった
ユニホームは着られず、ジャージ、体操着もパツパツに伸びて、エールやダンスで舞う度に千切れるのではと不安になる
クラスメイトであり、部活仲間でもあるが半幽霊部員で悪い噂が多い友人・渡部萬美と小林亮子にも胸の悩み相談したところ思わぬ情報が貰えた
萬美「何?おっぱいが育ちすぎて困ってるって?んじゃさ、グラマチカルって店知ってる?」亮子「あそこならあんたくらいの爆乳サイズでもなんとかなるよ」
萬美「え?場所はどこって?まずはそうだわね・・・その爆乳揉ませてくれたら一緒に教えたる♪」
半ばセクハラまじりだったが、二日後、同行して教えて貰える事になった。
これで助かると思い、極力食事を控え、眠りにつくのだが・・・
その真夜中、タイム一家が早速行動に移していた。眠って意識のない佐恵子にラグが乗り移り、
佐恵子の母に憑いたリーはロックに予め食料を多量に食卓へ転送するよう頼んでいた
ラグ「この子、余程我慢をしていたんだね。お腹がかなり鳴ってるよ。」
リー「大丈夫、これから沢山食べられるのだからね。」
ラグは彼女の本能に任せ、箸をすすめる。食卓いっぱいのご馳走を平らげ、またすぐに食べ物が転送され、そして平らげる
これの繰り返しが何回か続いた所で佐恵子の箸が止まる。食べてる間、腹ではなく胸が膨らんでるように見えた。
ラグ「やっと止まったね。しかし凄い食欲だ。見てただけなのにお腹いっぱいになりそう・・・」
リー「更に食欲が増してるわ。成長結果を送らないと・・・。ラグ、佐恵子さんを寝床へ戻して」
ラグ「はーい」そうしてラグは彼女を動かし寝床へ戻していく。
リー「今度は更に転送する食糧を増やさないと・・・」

翌朝、起きて早々自分の異変に気づいた。胸がとても重いのだ。胸元をすかさず見ると
肩幅を超えそうなほど大きく広く膨らんだ双球の乳房が下の視界を占め足下が見づらくなっている
両腕で胸を押さえようとすると弾き返されなくらい大きく張りがある。お腹を触ると若干ぷよぷよする
その時の体 B156 W68 H94
食事は控えたはずなのにおかしいと思った所に母が来た。家の食料が無いというのだ
「夢遊病とかで冷蔵庫とか食べあさったんじゃないの?」という。お互い、憑かれた時の記憶がないのだ
「マズイ・・・。だとしたら明らかにやばい・・・運動して痩せなきゃ!」
その日。佐恵子は人目を気にし、家内でダイエットしようと運動に明け暮れた。
だが食事の際の記憶はなかった。だが体が少し引き締まったのか、お腹の若干の弛みもなかった
佐恵子は眠りにつく。そして夜中のタイム一家はというと
リー「やはりMの力は凄いわ。適量の食事とトレーニングで佐恵子さんの弛んだ体があんなに引き締まるなんて」
ロック「適正値が不二子君ほどではないがかなり高いのだろうな。何れにせよ凄い成果だ。ラグには今度から佐恵子さんの食事だけではなくトレーニングを操作せよう」
ラグ「ええ、トレーニングは辛いな・・・でも不二子の操作向上にも繋がるよね」
その間、寝床で眠る佐恵子の体はジワジワと発育していくのであった

 <3>佐恵子グラマチカルに行く

あの出来事から5日後、更に質量の増した引き締まったダイナマイトボディになっていた。サラシを巻くが昨日より必要な尺の長さがやはり増している
たとえば右手で左乳房を抑えその掌で左乳首を隠す、反対の手も同じようにやり マチ子先生のような「いやんまいっちんぐ」のような
セクシーポーズな胸の隠し方をしようとすると、手が届かずに出来なくなりそうなほどその膨らみは大きく熟れているのだ。
佐恵子は萬美、亮子と落ち合いグラマチカルに向かう
萬美「オッス!佐恵子♪・・・!?て、あんた!こないだより乳でかくなってない!?」
「うん、多分増し増し・・・」
亮子「こりゃあ胸だけなら次第に緑山のツインタワーこと松坂姉妹に勝てんじゃないの」
「え・・・いくらなんでもそこまでいくかな・・・?」
亮子「あ、そういえば萬美。あの姉妹で思い出したけど、不二子ちゃんが大きくなったって話知ってる?」
萬美「え?!マジで!?知らない!更に大きくなったの?!ホントまじで!?」
亮子「ホントホント!聞いた話だとあの松坂姉妹すら見上げるほどの長身になったって話!あと胸が超でかくなってるって!目撃情報まであんのよ」
萬美「うわー!だとしたら2mは軽く越えたな〜。あの乳も更に増したなんて・・・くぁ〜会ってみたいね〜」
「へえ、凄いんだね。その不二子ちゃんって娘。私も似たような長身の美女見たことあるよ。それは・・・」
女子高生の雑談は続く、3人は時間の経過も長く感じないうちにグラマチカルに着いた

萬美「あ、ここだよここ!もう着いちゃったよwあ、すいません連絡した渡部ですが加藤さんはいますか?」
しばらくして、加藤という人が現れた。
加藤「良くお越し下さいました渡部様、小林様。久しくなります加藤です。不二子様の時以来ですね」
萬美「私には、縁のない店だもんね。でも、昨日言った紹介したい人がこの子。ほら!佐恵子」
「大野佐恵子です。胸の成長が著しくて着る物がなくなってきて困ってるんです」
加藤「ご安心して下さい大野様。当店ではAMBという特殊な装置で大野様の体に合う服をご用意出来る事をお約束します」
「本当ですか!!」
加藤「ではこちらにお座りになってお待ち下さい。準備を致しますので・・・」
少し待つ間、また3人は会話を始める。
「話を大分戻すけど不二子さんってどんな娘なの?色々関わりがあるみたいだけど」
亮子「どこにもいなそうな変わった子、松坂姉妹の妹だよ。人も良さそうだし、おまけに体までいいと来る」
萬美「ヘンな形で知り合った。この店もその時に知った。この時の不二子ちゃんでさえ背丈も身長も佐恵子を上回ってたね」
「私より上回ってる人の服が作れるなら大丈夫そうだね。」話の途中で加藤がやって来た
加藤「お待たせいたしました大野様。準備が整いましたので、AMB装置の中にお入り下さい」
佐恵子は言われるがままに行動し、少々の時間が経過し、結果が出た。
加藤「お待たせ致しました大野佐恵子様。こちらがあなたの現在の数値です。
身長163cm、バスト176cm、ウエスト58cm、ヒップ102cm。体重68kgになります。」
「嘘でしょ!?胸囲が身長を越えてるなんて!お尻も1mの大台越えてる!しかも、伸びなくなった身長も少しだけ伸びてる。」
亮子「わお!これはこれで十分凄い!!」
加藤「大野様自身が言ったように確かにまだお体が成長を続けているようですが。今の体に合った服の在庫がありますのでその都度ご用意致します。
   成長の度にご来店して頂けるとそれに合う服をまたご用意致しますのでその方のご理解お願います」
私はその言葉を了承し、ひとまず数カップ耐えられる可変式の特注ブラを購入し、グラマチカルを後にした。
帰路の途中、萬美が何かを閃き、それを亮子に耳打つ。聞こえず何だろうとは思うが敢えて気にしない。
萬美「ねえ亮子?今の佐恵子なら、丁度不二子ちゃんのおさがりに使えるじゃないかな?」
亮子「良いんじゃない?不二子ちゃん成長したっていうし、もう以前のは小さいでしょ。OKするって」
萬美「んじゃ早速、電話するか。」萬美は携帯を出し、相手が出たようだ。
萬美「あ、モッシー?、お久だね!元気してた?噂で聞いたよ。んでさそれでいきなりで悪いんだけど・・・
   ・・・え?ホント!?ありがとう!嬉しいよ。ところでその体の方は・・・え!そんなに!?うわぁ凄い!
   ・・・それじゃあその日に落ち合いましょう。んじゃまたね♪」
多少の長電話を彼女は切る。傍らで私は亮子に尋ねた。
「誰と話してたの?」
亮子「萬美の知人に佐恵子より大きい人があの店に通ってて、そのお下がり貰おうと電話できいてたのよ。上手くいったみたい」
「わあ、そんな・・・なんか、ありがとうね。わざわざそんな事してもらっちゃって・・・」
萬美「くれる程あるみたいだから別に良いってさ。沢山運べるよう車で来てだってさw足男呼ばないとねww」
だが、この場の3人は知りもしなかった。電話の不二子は彼女であって彼女に非ず。不二子に乗り移ったレイヤー星人ラグだったのだ。
この翌日、ラグが操る不二子で小さくなった衣類、下着を萬美に渡し、それは佐恵子本人に渡る。大きすぎて困ってるがすぐに小さくなるであろうものが何着もある 
レイヤー星人は目的を済ます。本人の不二子は当然、記憶に無い
グラマチカルも途中成長段階の不二子の在庫があるので用意が出来てる。それゆえ佐恵子が成長しても、しばらく衣服に困らないだろう。

佐恵子帰宅後の夜中、タイム一家がまた会議をしていた。
リー「佐恵子さん、胸の成長以外に背が伸び始めたわね。これからが大変だわ。彼女グングン成長するわよ」
ラグ「だから、すっかり小さくなってしまった不二子の衣服一式おさがりで渡したんじゃないかい」
リー「ええ、不二子さんを越す成長はしないだろうから問題ないでしょうけど万一の事があると少し心配ね」
リーの言ったように佐恵子の成長は、その後エスカレートしていく事になる

あの出来事から一週間が経ちあの出来事から8日目、佐恵子はさらなる異変に気づく。
目線が以前より若干高くなっている。背丈が伸びたのだ。胸も2mと更なる大台を越え、萬美の知人から貰い受けたお下がりの全体の一割がもう着れなくなってしまった。
この時の佐恵子は身長168、上から205・58・167というステータスだった。手足が伸びてるにも関わらず、「まいっちんぐポーズ」などは出来ないほど大きい。
胸の成長がそれほど著しいまでの発育を遂げているのだ。尻囲も背丈を越えそうなほど熟れ、体重も100キロを越えてしまい、そのボリュームはグラマラスを越えている
既製品のお下がり体操着とジャージで部活をするが注目を集めすぎて応援にならないくらいだ
あとは、本人にとってやたらと食事中や一日の記憶が飛び飛びな時が多くなる。ラグが乗り移り摂取や鍛錬をし、成長の調整を陰ながらしているのだ。
そうして、佐恵子は日に日に更に膨らみを増す胸、それに追いつこうかという勢いでどんどん大きくなるお尻。ぐんぐん伸びる身長、手足、そして目線。
筋肉も発達しているのか足や腕も一回り太くなった気がする。体重は90キロ越えるかも・・・食欲が半端ではないのだ
とてつもない量を食事や夜中に平らげ、食べた分体が寝ている時に大きくなるのだ。天井に頭が近づく
その成長の勢いは毎朝起きれば部屋が縮んでいくような錯覚、寝巻きがキツキツで、グラマチカルが用意してくれる衣類はすぐに小さくなっている
おさがりもこの頃には着られる物が減り続け半分以下しか残っておらず。佐恵子も焦りをみせた

成長が始まって10日目には彼女の体は身長190cmを越え、上から推定280・63・232。体重180キロ前後だ。
ここ数日の間で一回りも二回りも大きくなり続ける佐恵子の体の成長に、周りもそして佐恵子自身も驚きを隠せない。
髪が膝まで伸びてしまい動くのに邪魔なので編んで納めている。胸はこれ以上膨らみ続けたら手で隠せなくなるのではと心配なようだ
着られるおさがりなどの衣類は残り2割を切っていた。ピンチである。
部活に行くと佐恵子のファンクラブが生まれており、チアリーディングする彼女を応援する集団がいるのだ。おかしな話である。
最近は、幽霊部員の萬美と亮子がよく活動に参加しているようだ。部活は建前で佐恵子の成長が楽しみなのが要因だ。
亮子「しかし、佐恵子。あんたどんどんでかくなるわね 胸も体もお尻も・・・」
「まだ止まってないみたい。沢山あった着られる服もだんだん減ってもうまずいんだ・・・」
萬美「これだと松坂姉妹越えるわね。ああ、もうそのバカでかい乳と尻で勝ってるかw」
亮子「でもあの娘はまだ越えてないでしょ。萬美、あんた不二子ちゃんに会ったんでしょ?」
萬美「ああ会ったよ。いや〜あれは凄すぎた。3m越えてるね!胸は更にでかかった!!女の私も興奮して鼻血出たくらいでさwww」
亮子「え?!嘘マジ!それは凄いわ!そういや佐恵子不二子ちゃんに似てるんじゃない。なんか美顔になってきてるし」
「え?その不二子ちゃんに私が少し似てるの?!3mは大袈裟だよ。冗談きついな〜でもそんなに凄いなら私もその娘見てみたい」
萬美「百聞は一見に如かずって奴だっけ?まあ、会って見てみれば、あの凄さが大袈裟かどうか判るよ」
亮子「ところでさ、佐恵子あんた学校で色々話題になってるよ」
「そりゃそうだよ。普通だった私がこんなにあちこちがとても大きな女の子になっちゃうんだもん」
萬美「それもあるけど、聞いた話じゃあんた。多くの運動部が佐恵子をスカウトしようとひしめき合ってるって話」
亮子「その長身だもんね。結構スピードとパワーもあるそうじゃない。そりゃほっとかないわ。応援してる方が勿体ないもんな」
萬美「そうだよ佐恵子。あんた入るなり助っ人やるなりしちゃいなよ?応援するからさ!」
すると通路からドタドタ足音が聞こえ、集団が佐恵子を瞬く間に囲んだ。その集団は運動部の部長達だ。
「大野佐恵子さんね。あなたの見事な長身を活かして女子バスケ部に入りませんか?」
「こら!バスケ部抜け駆けしない!!女子バレー部は楽しいですよ」
「ラクロス部に!」「剣道!!」「柔道部!!」その他累々である。
囲まれ硬直した3人だったが、萬美が助言をする
萬美「いや〜引っ張りだこだね佐恵子。」
亮子「今まで見たいに応援して力になるか。それとも実際に戦力になって力になるかどっちか決めないとね」
しばらく戸惑った佐恵子は考えを決めたようだ。
「皆さんの勧誘嬉しくて感動です。こんな私で良かったらどこにでも助っ人になります!」
運動部部長達が一斉に喜ぶ
亮子「敢えて助っ人を選ぶか・・・」
萬美「こりゃあ、佐恵子これから忙しくなるぞ」
その晩、佐恵子は夢の中で、あの時の長身美女が現れ、語り始めた
「あなたが佐恵子さん?会いたかったの、私は不二子・・・あなたはあの時異星の兵器で重傷を負い、それを助けたのだけどあなたをこんな事にさせてしまうなんて・・・。
 巻き込んで申し訳ないと思ってるの。話したい事もあるけどこれはMの記憶、後は実際にあって話す日が来るわ。それではまた・・・」
(どういう事なの?・・・あなたが不二子さんだったなんて!?待って・・・聞きたい事が色々あるのに・・・・・・)

 <4>佐恵子 成長の後

あの出来事から2週間以上が経った。佐恵子の成長は2週間後の14日目にピリオドが打たれた。
だが、その最後の勢いは凄まじく、食料が減り、困ったレイヤー星人が研究途中の強力栄養剤のジャムジャム+で100キロ以上体重が増え、一気に成長した
身長は2mを越え210cm、バストも3mの大台を超え342cmだ。手で乳首に届くのが難しくなっているほどの大きさだ
ウエストは67cm高い長身で太いどころか細く引き締まった腰回りに見える。
ヒップは312cm胸に負けない迫力と魅力が詰まってる。足は110cmと長脚で体重は312kg
衣服は無くなり欠けてたが、運良く持ち今はグラマチカルで服を調達してもらっている。
加藤「大野様、私と初のご来店からこの数日で随分とご成長なされましたね。(どことなくあの方に顔立ちが似てきたような・・・)
   AMB装置も注意域にまで来たお客様は中々おりません。近々装置を改良しようかと検討しています」
「そんな領域に私が入ったんですか!他にどんな方がいたんです」
加藤「はい、ギネス級の超重量の肥満の方、装置に頭のつかえそうな長身の方が値します。
   あと、唯1人警報域に達したお客様がおります」
「世の中は広いですね!そんな凄い人なんですか!?」
加藤「はい、それは装置に頭のつかえそうなほどの長身、そして超重量のある体ですが決して肥満ではないのです。
   鍛えられた筋肉美と凹凸の凄まじきボディラインを持つ美しい女性 松坂不二子様です。」
「不二子さん!?噂話は常々聞き届いてます。」
加藤「はい、不二子様はその後、更なる大きな力と美貌を得て、この店そして私に会いに来てくれました。
   その体は偉大過ぎてこの装置には収まり切れなかったのです」
(大袈裟ではないようだ。最近流れ込んでくる都市伝説で長身女傑、巨女神、超乳大美人、ハイパーモデルなど妙な噂が多々あるのだが
 ひょっとするとこの松坂姉妹の末妹・不二子さんがその正体なのかもしれない)
その憶測は後に確信へと変わる

それから数ヶ月経ち年を明け更に数ヶ月後、すっかり夏に入り、部活の助っ人で忙しくて不二子に会おうと思っても中々来られなかった佐恵子に機会が訪れる
女子バレー部の練習試合が緑山学園で行われるのだ。通称緑山ツインタワーの松坂姉妹相手に佐恵子は渡り合っていた
試合を終え、姉妹に不二子のいる中等部を聞く佐恵子。だが、マンモス学校の広大な敷地で不二子を捜すのは手間取った。
何故か自分以上の巨人であろう姿が見あたらないのだ。帰ったのかと諦めてた傍らで声がした
?「こんにちわ。大野佐恵子さんですよね」振り向くと佐恵子より背が高い女性と僅差の女性がいる。佐恵子は大きな女性の方を見てすかさず
「あなたが不二子さん?」と尋ねるも
理乃「いえ、私は理乃と言います。不二子はこの子です」と、私くらいの大きさの子を指した
不二子「私が松坂不二子です。理乃付き合ってくれてありがとう。」佐恵子より長身の理乃は去って行く
   「佐恵子さん。私のM細胞の影響でその体になってしまいましたが、如何ですか?」
佐恵子は驚いた。目の前の不二子はあの時の長身美女でもなく、噂の巨体、壮絶な超乳でもなく、私より数センチ低い背丈。
胸は大きいが私より小さいこの子が噂になってる例の人とはイメージとは違っていた。その子がいきなりあの話題を振るのだ
「あなたがあの時の長身美女とは思えないけど、気に入ってますよ。初めは困惑しましたが今では並外れた身体能力と美容が揃い持つ体になりましたから。」
不二子「それを聞いて安心しました。どれ程のものか私と比べて見ませんか?」私は驚いた中学生と高校生。ハンディで彼女が不利なのに何故?
「自信があるのですね。判りました相手になります」そして力比べや速さその他何本か勝負をし接戦だったが全勝した。人気の無い体育館で私たちは休んでた
不二子「はあはあ、やはり鍛えてるんですね」
「ええ、運動部の助っ人掛け持ちてますから!」すると不二子は鞄からケータイを取り出す
不二子「やはりパワーを抑え体を縮めてると全力が出せなくて失礼ですよね。では、戻りますので少し待っていてください」言ってることが判らなかったがすぐに知ることになる
ケータイから発せられる光を浴びると、体に凄まじい変化が起こる。体がニョキニョキと伸び、胸とお尻はムクムク膨らむそれも凄い勢いで膨らむ
手足は伸びた後は筋肉で太く引き締まっていく彼女の膨張ともいえる巨大化が終わり背丈は三倍の6m以上に、体積・・・いや体重が相当あるのか足元で床が悲鳴を上げてるのが見て取れる。
やはり彼女が例の人の正体だと判った。大きさが疎らなのもあの機械で姿を変え、周りの目をごまかしているのだろう。
「・・・・・・あ、あなたがやはり、あの時の私の命の恩人・・・長身美女?」
不二子「はい、あの時より更に成長を重ねこのような巨体になりました。世間の方が驚くといけないので異星の特殊な技術の機械で普段はあのサイズでパワーを抑えてるのです
    他の人には内緒にしておいて下さい」そう言ったが、言っても誰も信じそうな事とは思えない
「凄いパワーがありそう。不二子さん、もう一度私と力比べしてみない?」
不二子「良いですよ。ハンディで私は左片腕とかで結構です」
そして私はその1mはありそうな巨大な左手に果敢に挑んだ。その丸太のような指は抑えられたが、大木のような極太に鍛えられた腕から来る重圧は押し返せず
床に押し伏せられてしまった。その後300キロある佐恵子を2本の指で軽く摘み上げたのだ。なんというパワーなのだろう
「凄いわね!左腕だけなのになんて壮絶な力なの!!完敗だわ・・・」
不二子「いえいえ、佐恵子さんも鍛えてますよ。普通の人なら私の指の力に負けて簡単に捕まりますから、
    あなたなら私の超乳や超尻に挟まれても無事で済む数少ない人物でしょうね。常人では骨折はおろか内臓が潰れるほど危険な圧力を秘めてます」
「もはや、全身が武器。美貌も兼ねて歩く巨大凶器なんですね」そう言うと不二子は少し照れた
不二子「あと、まだ話す事が・・・信じるか否かは佐恵子さん次第ですが、異星の方からの話で私達をこのような身体に変貌させた
    Mのエネルギーを潜めた無数の流星群が近い未来に地球へ来るそうです。その降り注ぐ大量のMエネルギー線は地球の生命達に
    劇的な変化を促し、生態が一変するそうなんです。それは私はこの姿で外へ出てもあまり巨大に見られないくらい程の変化になるそうです」
「何か壮大過ぎて確かに俄には信じがたいわね」だが、信じがたい体の本人が言うと説得力があるとも思った
不二子「Mに関わりのある人にしか話してませんから、後はあなたの判断に任せます佐恵子さん。私はこれからいつか見た夢の約束を果たす為に
    旧友の篠崎洋子さんという人に会いに行きますのでこれで失礼させてもらいます。それではまたいつか・・・」
それ以降私は不二子さんをあまり見かけることはなくなった

あの時に不二子に会ってから、数年の間に彼女の言ってた意味深な事が次々と起こる
事実私もあまり目立たないほど周りの若い男女が異常発育しているのだ。萬美と亮子も少し成長したようだ。
風の噂で不二子さんは日系人のパドラさんという人と結ばれ、双子の男女が生まれたそうです
更にその2,3年後に双子の女の子が生まれたそうだけど、何故か突然片方の子が生まれてすぐに行方不明になったらしく悲しみにくれたみたい。
でも、それを逆手に男女の双子は後に両親を越える8m近くになるほどの成長を遂げ、末っ子の娘に至っては30m前後の巨人に成長したそうよ。
いつぞや不二子さんと久方ぶりの再会をしたわ。本当ご無沙汰してたから色々話したり聞いたり・・・
この時の私はおばさんと呼ばれる年を経てるけど、Mの力とやらのおかげか全く見た目がそう感じさせないの。
そうね、ボディラインがかつてより若干弛んだけど30代手前のお姉さんって感じかしら
不二子ちゃんなんかあの時と大した変化を感じられないの。でもあの超特大の胸とお尻が縮んでたわ
でも出産の時は胸が19mまで膨らみ、張り詰めるように辛かったそうだわ。授乳でどんどん胸が小さくなったそうだわ
三体数が上から790・170・680で体重も3t越えてるそうだけどかなり減ったそうよ
パワーは衰えないようにトレーニングは欠かしてないのだそうな
でもそれでも十分大きくて、引き締まってる腰が確認出来てボディラインが良くなり、返って美しさが増してたわ
その娘たちはもはや美の巨神。長女の娘でさえかつての不二子ちゃんのステータスをいくつか凌駕している
10才でもう背丈が180cmで胸は90の巨乳で年不相応だったそうだわ。その後15で急成長して胸は3m越えの爆乳、体は4m越え、翌年の成長で更なる成長を経て
胸も体も8m近い体格になって今に至るそうだわ。でも母である不二子ちゃんの全盛期の超乳に負けてるのが悔しいそうよ
でも末っ子は母も姉も越えている大美人
生まれてから勢いよくどんどん大きくなり10才でもう胸も体も3m、15の時の急成長で5m越え、胸は更に6m越えの超乳に、
翌年に更なる成長を遂げ身長10m越え、胸に至っては15m越え・・・でもコレで終わらずに半年後に壮絶な巨大化・・・
いえ急成長が起きて身長30m前後、胸は6、70mの巨女神になったの
この子は不二子ちゃんにはない特殊な能力を持ってるそうだけど、詳しくは教えてもらえなかったの
彼氏募集中らしいけど巨体のあの子に張り合える男性はまだ見当たらないそうよ
不二子ちゃん曰く もし、そんな大きく逞しい殿方に会えたなら、彼女はその人に育む愛は壮大でしょうね
そして生まれた愛の結晶はその大いなる2人の愛情を一身に受け、それに比例したものになると思います
そうして、また不二子ちゃんは意味深な言葉を残し私と別れた

 エピローグ

そして更に時が経ち、年はすっかりおばあさんだが、顔に皺が少し出来、髪が白髪混じりになり
でも体がまだ若く見た目はおばさんな私や大衆の前に巨大な女神が現れた
300mを越える美しいラインのボディ、そして胸とお尻はこれでもかという大きさだ。大きすぎて小さい我々では前から美しいであろうその顔が見えず
彼女の後ろでは巨大な超尻と美しく艶やかな長髪でその美しいであろう後姿のボディラインが拝めない
側面ではボディラインと顔が見えたため大衆がそこに集まった
私も覗いたら、足から首にかけてのラインの強い減り張りの有る曲線美に見とれてしまった。だが更に驚いた事に
その女神の肩に誰か乗っているのに気づいた。不二子ちゃんの末娘だ。あの長身も女神の顔くらいしかない。女神がいかに大きいかが判る
すると不二子ちゃんの末娘が女神に何か言い放ち、女神の髪を何本か握り、それに掴まりながら地に降りてきた。
よく見たら不二子ちゃんもいる。娘の片腕に抱かれながら降りてくる。
髪は全て白くなっていたが艶があり白銀の雪原のような美しい長髪だった。年は私に近いお婆さんのハズだが
体は30代の若さを保っており、相変わらずの超乳と超尻であった。
私は不二子親子を捜した。少しして見つけ再会を果たす
事を聞くとあの女神は末娘さんの1人娘、つまりは不二子ちゃんの孫である事を聞かされる
彼女の覚醒した能力で地球が元に戻るというのだ。これから異星の力を借り、世界を巡り、地球中のMエネルギーを回収する旅に出るそうだ。
それから巨大なUFOが現れ彼女は消えた。
更に一年後彼女はMの回収を終え、帰ってきた。だが相当の量を吸収したのか3kmを越える成長をする。胸は大きくなりすぎて片方の乳房の直径が体を越えてしまっている
だが、彼女はまだ旅が残ってるという、宇宙の他の星々とリボーバー星とやらに地球の比ではないMエネルギーを回収しに行くというのだ
話によると吸収し終えた頃の不二子ちゃんの孫は胸も体も地球を越えた大きさへ成長し帰れなくなるというので分身を置きに来たというのだ
すると不二子ちゃんの孫は毛髪を一本抜き、その巨大な髪が小さな彼女へと変わった。クローンではなく分身。これが彼女の能力の一つなのだ。
彼女曰く私であって私でない。
「不二子お婆ちゃん、母さん、私自身は地球に帰れなくなるけどこの分身を今までの私だと思って大切にしてね。それでは・・・」
すると彼女は宇宙へと去っていった。その何十年後、旅立った本体の彼女と分身の彼女がどうなったかは老い先短くなってる佐恵子自身のが保ちそうになく判らない。
Mの力が強い不二子ちゃんは少し年下とは思えないほど全く若いのだ
この収束は松坂家のみぞ知ることなのかもしれない