体が軽い。
まるで夢の中にいるようだ。
ふと下を向くと…
そこには下着を着けているおっぱいが容赦なく下着を押し上げていた。
しかし見覚えのあるサイズよりひと回り大きい。
辺りは真っ暗闇だ。
ガサガサ!
「誰だ!」
「あ…起きてたんだね」
「荷物、ちゃんとあるでしょ?」
「あなた、奥の方で倒れてたから運んだのよ…
あれで!」
「かなり大変だったわ…」
彼女は荷車を指差した。背は私より少し低く、
顔立ちは整っている。
かなり美人かも。
なぜわかるのかというと彼女が持っているたいまつの光で周囲が見えるからだ。
そして彼女は大きなかばんを背負っている
商人だろうか。
「あんた、商人だろ?」
(街まで送ってもらえるかも)
「そうよ!私は商人!」
(いいこと思いついた♪)
「ならば街まで送ってもらえるか?」
(帰ったら報酬を受け取れるかも)
「もしかして報酬を受け取るの?」
「ああ、報酬を受け取りに街に戻りたいんだ」
「いいけど…日が昇ってからね、モンスターに襲われたくないし」
「ありがとう」
「どういたしまして」
しかしこの商人は
よからぬ事を企んでいるということをハンターは知らずにいた。
「ところで、私をどうやって見つけたんだ?」
「簡単よ!倒木で塞がれていた道が通れるようになっているんだから…びっくりしちゃって…」
「あの道を塞ぐ巨木をどうやって破壊したかは聞かないわ」
「辺り一面真っ白で甘いにおいが充満していたもの…」
「う…」
「母乳びゅーびゅー」
(ものすごい量だったわ)
「ふぐっ!…」
「図星ね」
(やっぱり…)
(音まで聞こえたからね)
「お前には関係ないだろ」
彼女のおっぱいも私に負けず劣らず大きい。
そのおっぱいを
ぶるんぶるん揺らしながら近寄って来る。
「ふうん…助けてあげたのに恩を仇で返すの?」
(恩知らず!失礼しちゃう…)
(泣いてやる!うえーん………)
「おい…泣くな…」
「じゃあ、おっぱい爆発しなさい!」
「なっ!」
「私のやったことを無意味にした罰よ!」
「くっ!」
「逃げようったって無駄よ!」
「あなたを介抱している間に…うふふふふ!」
(逃がしません!)
「畜生っ!」
(逃げよう!)
暗闇の中を全力で走る!おっぱいをぶるんぶるんと揺らしながら。
私は無事逃げ切れるのか。