呪いとの闘い その4

ガラシア 作
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(さて、どうしたらいいのか…)
(気絶しているあいつを起こしたい)

ハンターは賭けに出ようとしている。

それは…母乳の強制排出の方法だ。

ブシュウウウウウウウ!
ブシャアアアアアアアア!ドバドバドバドバドバドバ!ブシャブシャブシャブシャ!ドクドクドクドク!
ゴオオオオオオオ!

「ふんっ!」
おっぱいに意識を集中した!

ぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるん
ゴオオオオオオオ!

おっぱいがぶるぶる暴れる。

「いけえ!おっぱいバースト!」

ズドォオオーーーーン!

バシャバシャバシャバシャ!ドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバ!
ブシュウウウウウウウ!
ブシャアアアアアアアア!ドクドクドクドクドクドクドクドク!

とてつもない量の母乳が噴き出した!

「うっ!くっ!」
気絶しそうな程強い快感が襲う。
しかしぎりぎりで持ちこたえる。

おっぱいはしばらく母乳を噴き出した後、元々の大きさ(へそが隠れる大きさ)より一回り大きいくらいの大きさで母乳が出なくなった。

(やっと空になったか…)

(気絶している彼女の外傷は軽いが、内部の負傷が心配だ)

「おい、起きろ!」

「ん…………!」
「どうやって母乳を全部出したの?」

「起きた開口一番がこれか」
「だって、ものすごい量だったはずよ」

「ああ、『量は』すごかった」
「まあ、最終奥義を使っただけさ」

「奥義?何それ?」

「秘密だ…」

「けち!このお!」
「うっ!」
(体が…痛い!)

「ああ、やはりな」
「呪いがなかったら母乳は回復薬なんだよ…」

「解けているかもしれないよ」

「見てくれないか?」

「言われなくても見る!」

(少し大きさが増した?)
(自然に成長したのかも)

「母乳はまだ出る?」

「さっき出し尽くしたはずだ」

「本当に?」

むぎゅ!

「ん…」

ブシャッ!

「まだ出るわよ」
「呪いがなかったら完全に出ないわよ」

「まだ終わりじゃないのか」
「ええ、最後にこれを」

「ああ」
ゴクッと飲む。

…何も起こらない。

「もう手で絞れっていうことか」

むにゅむにゅむにゅむにゅむぎゅむぎゅむぎゅむぎゅ
ブシュウウウウウウウ!
ブシャアアアアアアアア!ドバドバドバドバドバドバ!

「わかった!」

「何がわかったんだ?」

「乳腺が外部からの刺激にしか反応しない状態で母乳を作り出しているのかも」
「めんどくさい呪いだな〜」「絞ってくれないか?」

「いいわ、これで最後だし、魔力はなくなったから私に感染はしないわ」
「直接飲ませてね?」

かぷっ、ぢゅううう!
(一度乳吸いってやってみたかったの)

「ああん!」

ゴボゴボゴボゴボ!

「ゲホ!ゲホ!」
「量が多すぎて飲めないわ」
「最初も飲もうとしたら飲めない量が噴き出したな」
「刺激の強さで母乳の噴き出す量の調整はできるか?」
「やってみるわ」

かぷっ、ちゅー

ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ
「飲めるわ」

しばらくの間彼女は母乳を飲んでいた。

「そういえばさっきから痛みがないような…」

「だから言っただろう」
「『母乳は回復薬』だって」
「ありがたやありがたや」

「ばか、拝むな!」

「これが拝まずにはいられないのよ!」

「はぁ…」

「おいしかったわ」
「また母乳飲ませてね?」

「好きにしろ」

「ありがとう!じゃ早速!」
かぷっ、ちゅー
ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ
(まるで大きすぎる娘みたいだな…)

(ん〜!母乳おいし〜!)

二人は母乳を満足するまで飲み、街へ帰った。

「ご主人様お帰りなさいにゃ」

猫が喋った。

「ただいま」

「寝る!」

ドサッ!ぶるんぶるん!
おっぱいが暴れる。

「おやすみなさいにゃ」

Zzz………

こうして呪いは完全に解け………………ていない。

最後に厄介な呪いがあるとは思ってもいなかった。