呪いとの闘い その5

ガラシア 作
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「ん〜!よく寝た!」

「ご主人様おはようございますにゃ」

「ああ、おはよう」
「朝食の用意を頼む」

「はいにゃ」

……………………

「お待たせしましたにゃ」

どーん!

「いただきます!」
ガツガツガブガブ!

ぶるんぶるんぶるんぶるん!
ドクンドクンドクンドクン!

「ん?」

「ご主人様?」

「なんでもないさ」
「ごちそうさま」
「出かけてくる」

「いってらっしゃいにゃ」

……………………

街に出ると

「昨日は眠れた?」

「ああ、ぐっすりさ」

「あんたこそ怪我はどうだ?」

「その豊かな乳のおかげで完璧に治ったわ」

なぜか卑猥な会話になった。

「そういえば、朝食の時に違和感があったんだ」

「何があったの?」

「おっぱいが母乳を作り出す感覚があったんだ」

「食事中なら直接刺激できないわね」
「おっぱいを激しく揺らしてた?」

「ああ、ぶるんぶるんと揺らしていたよ、慣れたからか、あんまり気にならないんだ」

「試したい事があるんだ」
「試してみたい事があるの」
発言は同時だった。

「何を試すんだ?」

「あなたこそ」

「おっぱいについてだ」

昨日の未開拓地帯に移動した。

「よし、単刀直入に言う」
「私のおっぱいを激しく揺らしてほしい!」

「奇遇ね!あなたのおっぱいをぶるんぶるんと揺らしてみたい!」

下から持ち上げるように
ぶるんぶるんと揺らし始める。

「ふっふっふっふっふっ!」
しばらくすると…

ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク!

ぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるん!

(来たか…)

乳腺が母乳を作り出し始める。

内側から張り詰める感覚。
しかしぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうと内部圧力が上がっているだけで母乳が噴き出る気配はない。

(まずいな…)

「おい、いつまで揺らしているんだ?」

「ふっふっ………!」
「ごめんなさい、つい夢中になってしまったわ」

「どう?母乳は?」

「内部圧力が上がるだけだな」
「ド派手な母乳噴射ができなくてすまない」

「じゃあ…飲んでみるわ」

かぷっ、ちゅー

「うっ!」

ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク!

ゴオオオオオオオ!
ゴオオオオオオオ!

ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!

「あばばばばばば……」
(もう、ダメかも)

突然噴き出した大量の母乳に溺れそうだ。しかし!

「い…おい!」

「……!」
無意識に手を伸ばした。

「ここだ!」

思いっきり引き上げた!

「ゲホゲホ!死ぬかと思った…ありがと」

「あーあ…母乳に溺れて死ぬなんて想像したけど…」
「本当に溺れそうになるとは思っても見なかったわ」
「はは!災難だったな」

「なぜか…コントロールが出来なくてな…すまなかった」

こうしている間も

ブシュウウウウウウウ!
ブシャアアアアアアアア!ドバドバドバドバドバドバ!ブシャッブシャッブシャッブシャッ!

ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク!

ゴオオオオオオオ!
ゴオオオオオオオ!

ぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるん!

ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう!

キラキラ!

魔法陣が現れる。

「え?まさか!」

そのまさかだった。
次の瞬間に起こったのは……!

















ズドォオオーーーーン!

ドッカーーーーーーン!

「きゃっ!」

「ぶっ!」
(おっと!)

「あ、ありがと…」

「良かった…無事で…」
(あ、イったな…体が動かない…)

「ああああああああ!」
突然絶叫するハンター。

その叫び声はモンスターの唸りに負けない音量だった。

さらに…

ブシャアアアアアアアア!ブシュウウウウウウウ!
ドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバ!
ブシャッブシャッブシャッブシャッブシャッブシャッブシャッブシャッブシャッ!

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン!

ゴオオオオオオオ!
ゴオオオオオオオ!

ぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるんぶるん!

今まで見た事のない量の噴乳だった。

噴き出す母乳の激流は木々を押し流していく。

その様子を器用におっぱいに乗って呆けている
もう1人のハンターだった。