○○○○クラブ

ガラシア 作
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(ただいま〜っと!愛美ちゃん…大丈夫かな…)

(メール来てる)

件名 来週の勤務

内容 蒼くんに心配かけてごめんなさい…だいぶ良くなったわよ!来週の出勤より退院が早いからご指名受けられるわよ!待ってるからね!おやすみ〜ヾ(^▽^)ノ

(良かった…涙が…)

件名 良かった!

内容 愛美ちゃんとまた会いたいよ!絶対指名するよ!

(寝るか…)

………………………

(あ〜よく寝た!ゆっくり休もうかな…愛美ちゃんに会いに行こう)

「いらっしゃいませ!」
以下略。

ぶるん!ぶるん!
(ええええええ!?)

「愛美です…この間の事は希ちゃんから聞いたよ」

「ああ…」

「あれから私の胸は…」

「後でゆっくり聞かせて」

「うん…お飲み物は何にします?」

「いつもの」

「はーい!…どうぞ!」

「ありがとう!愛美ちゃんも飲みなよ!」

「うん!ワイン飲みたいわ!」

「ああ!」

「それじゃあ…」

「うん!カンパーイ!」

ぶるんぶるん!

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく!ふー!

「わあ!すごい!次のお飲み物は…」

「いつもの」

「はーい!どうぞ!」

「仲直りの切り札って何?教えて!」〈サブストーリー3−2〉

「遊園地の無料券よ!…でも…」

「でも…何?」

「この無料券は来週から使えるのよ…来週まで待っててね!」

「おう!楽しみだな!」

「うふふ!ありがと!」

(来週か…)

「やっぱり胸が気になるの?」

「ああ…明らかに大きくなりすぎだよ…」

「病院で診てもらったら…乳房を成長させるホルモンが平均よりとっても多く分泌されてるみたい」

「それって…エストロゲン?」

「血液検査したらエストロゲンも平均よりもかなり多い量が分泌されていたけど、私の体内にある量で乳房をこんな大きさまで成長させるのは不可能みたいだって…」

「サプリメントは?」

「摂取してないわよ!」

「ですよね…」

「検査の結果、乳房…特に乳腺ね…一般女性の五百倍の容積があってしかもまだ成長中…おまけに乳腺に強力な成長要素があるらしいの」

「五百倍!?すごい大きな乳腺だね!成長要素が何なのか気になるな…」

「私も一般女性の五百倍も乳腺が大きいとは思わなかったわ…成長要素は私も気になるし…もしかして心配してくれるの?嬉しいな〜!」

「ああ…愛美ちゃんとは友達以上の仲だし!」

「わかった!そんなに私が気になるなら特等席に案内するわよ!…もう少ししたらね!」

「楽しみにしてるよ!」

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく!

飲みまくる二人

(酔って来たな…)
(酔って来たかも…)

ムクウッ!

「あっ…胸が膨らんだ…」
〈メインストーリー6〉


「まだ膨らむのね…」

「うん…あと…なんか甘いにおいがする…」

「香水つけてるから!」

「あ〜だからか…」(それとは違うにおいなんだよな…)

「あとね…最近胸の中で何かうごめく感覚がするの…胸をかき混ぜられるような…」

「なるほど…それなら…愛美ちゃん…お風呂に入る時にマッサージをしてごらん」

「私のお風呂姿想像しないでよね!」

「想像してないよ…」

「本当に?」

「本当だよ!…というか…そういう事言うから想像してしちゃったじゃないか!」

「あっ…」

「まあ…やってみてよ!」

「うん…あっ!時間みたいね…どうします?」

「今日は帰るよ」

「はーい!また指名してよね!」

「うん!またね」

「む!ちょっと待ちなさいよ!」

「え?何?」

「この後時間ある?」

「家に帰るだけですが…」

「じゃあ、飲み直しに行くわよ!」

「あっ…うん…行こう!」

「準備するから待っててね!」

…………………………

「ここね」

「よし…行こう」

「うん!」

「うふふふー!」

「愛美ちゃん?」

「あっ…蒼くんと…初めて会った時を思い返してた」

「俺と?」

「このとっても大きな胸を見たら男の人からは気持ち悪いって避けられるようになったの…」

「今まではどうだった?」

「入店1年は指名も多くてたくさんの男の人とデートしたよ!」

「2年目になって胸が1メートルオーバーした時から指名も減って…」

「実は今年中に男の人と恋人にならないと…」

「ならないと?」

「なんでもないわ!蒼くんはどう?私が恋人でいい?」

「いいに決まってる!俺と付き合ってくれるなら今からでも!」

「う〜ん…私から言わなきゃダメなの?だらしないな〜…」

「愛美ちゃん!」

「何?」

「す!むぐっ!」

「言っちゃだめ!」

「今告白しても付き合わないからね!」

「ちぇ…」

「もう…ムードを考えてよね!」

「あっ…そうだね…」

(まだ先かな…)

「じゃあ、今日はここまでかな…帰るわよ!おやすみなさい!」

「ああ!おやすみ!」

(アフターができるなんて幸せだな!帰るか…)

次週へ続く。