○○○○クラブ

ガラシア 作
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(ただいま…誰もいないな…)

(メール来てる)

件名 海水浴

内容 やふ〜!愛美だよ!海水浴楽しかったよ!私の水着姿はどうだった?可愛かった?また乳絞りお願いしちゃったけど…その…ありがとう…またお願いするかもしれないわ…じゃあ…おやすみ〜ヾ(^▽^)ノ

(ああ…おやすみ…)

…………………………

(よく寝たな…何か買いに行ってみるかな…)

…………………………

「っよ!」

「おっと!真美ちゃん!」

「遠慮しないで…胸は触っていいよ」

「おう…」

むにゅ!

「あのさ…愛美ちゃんと仲良いの?」

「仲はいい方だと思う…胸揉もうとすると乳ビンタされるの…」

「なんでだかわかるぞ…」

「愛美ちゃんの胸しか見てないから、でしょ?…その通りよ…私より年下なのに私より胸が大きいの…揉んでみたいわ…」

「俺を利用して真美ちゃんを遠ざけるつもりか?」

「それはあり得るわね…私の事を嫌がっているのはわかるけど…一度でいいから胸揉ませて欲しいわ…」

「あっ!じゃあ愛美ちゃんをデートに誘ってみるよ…そこに真美ちゃんが乱入するとか…」

「それでうまくいくの?」

「保証する!」

「じゃあお願いね!」

「その時は初対面のフリするからね」

「うん!俺の連絡先教えるね!」

ピピピ!

「はい!じゃあね〜!」

(お店行ってみるかな…)

「いらっしゃいませ!」以下略。

「愛美です!今日も来てくれてありがとう!よろしくね!」以下略。

「愛美ちゃん…」〈サブストーリー4〉

「何?」

「またデートしない?」

「海水浴楽しかったし…いいよ!…でも…どこに行くの?」

「近くでイベント会場があるんだ」(偶然すぎるな)

「どんなイベントなのかな…」

「行ってみる?」

「うん!行きたいわ!」

「じゃあ当日はよろしくね!」

「私こそよろしく!」

(どんなイベントなのかな…会場行ってみないとわからないな)

お酒が進んで酔った二人

「どうしようかな〜…」〈メインストーリー14〉

「何か悩み事?」

「うん…グラビアオーディション受けようか悩んでるわ…」

「そうだな…当たって砕けろ…だ!」

「ありがとう…受けてみるね!」

「その意気だよ!愛美ちゃん!」

「よし!頑張れ私!」

「頑張れ愛美ちゃん!」

(合格するといいな)

「愛美ちゃんのいとこの真美ちゃんはどんな女の子かな?」

「む!真美ちゃんが気になるの?」

「どんな女の子なのか知りたいだけだよ…」

「私を少しだけ大人にした感じかな…」

「ふーん…」(そういえば真美ちゃんは愛美ちゃんより年上と聞いたぞ)

「でも…胸だけは私の方が大きいわ」

「真美ちゃんが愛美ちゃんの胸を揉もうとする理由がわかった!」

「お察しの通りよ…自分より年下で胸が大きい女の子に嫉妬してるの」

「真美ちゃんの気持ちも考えてあげないといつまでも嫉妬されるよ?」

「そうだけど…一度真美ちゃんの胸揉みを経験した私は…」

「何があったの?」

「揉み方は上手なんだけど…母乳が出なくて苦しいの」

「つまり、真美ちゃんに乳絞りをして欲しいと…」

「その通りよ…真美ちゃんの胸揉みはただ気持ちいいだけなの…それだけじゃ足りないのよ!」

「そうだね…母乳は出さないと気持ちよくないし、出さないと養分として利用されるだけだからな…」(真美ちゃんにこの事を言ってみるか…)

「そういえば最近…心臓の音がはっきりと聞こえるようになったわ…」

「胸の大きい人は心臓に負担がかかるんだ…で…どれくらい?」

「夜寝る前とか安静にしてると胸の奥からドクンドクンとはっきり聞き取れるくらいよ」

「ちょうどいいことに聴診器があるんだ!」

「用意周到ね…ひょっとして私の心臓の音を聴きたいの?」

「もちろん!」

「はい!…聴いて?」

「ありがとう…」

むにゅ!

ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!

ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!ゴオッ!

「心臓の音も大きいな…血液の流れる音もはっきり聞こえるよ」(前こっそり聞いた時より力強い音だ…)

「私にも聴かせて!」

「ああ!」

「ん…………」(やっぱり私の心臓の音は大きいな…血液の流れる音もはっきり聞こえるし…)

「蒼くんの言う通りね」

「だろう?もし気になるなら病院で診てもらったらいいかな」

「う、うん…」(蒼くんに診てもらいたいのにな…)

(なんだか不安そうだな)

「あっ…時間か〜…早いね…どうする?」

「そろそろ帰るよ」

「うん…また来てね?」

「ああ!またね!」

(愛美ちゃんの心臓の音が忘れられないな…帰るかな…)

(私の心臓の音ってこんなに強かったんだ…頑張れ〜!)

ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!

(はっきり聞こえるわ…胸がわずかに揺れてる…睦美ちゃんいるかな?)

「睦美ちゃん…」

「あああ!そこどいてええ!」

「ん?」

むにゅ!ぼふん!

「きゃっ!」

「ぐふうっ!いた…くない!」

「あれ…?その制服…」

「そうだよ!ホストガールの真奈美(まなみ)だよ」

「あっ…私と同じ…」

「ああ!君が愛美ちゃんか…」

「同じまなみ同士仲良くしようね!」

「そうだね!よろしく!」

「でも…大丈夫?ものすごい勢いでぶつかったけど…」

「君のその胸がクッションになってほとんど痛くなかったよ」

「うふふ…ならよかった」

「あっ!急いで帰らないと電車が…!じゃあね!」

「はーい!またね!」

(今日も睦美ちゃんに会えなかった…)

「…呼んだ?」

「うわああああああ!!」

ぶるん!ぶるるん!

ぼふ!むにゅ!

「うっ!…」

「わっ!大丈夫?」

「けほけほっ!ぶっ!」

「睦美ちゃん!」

「トマトジュースよ…」

「もう!びっくりさせないでよ〜…」

「私もびっくりしたわ…いきなり乳ビンタくらわされてトマトジュース吐いたんだから…」

「睦美ちゃんの登場の仕方が悪いんじゃない?」

「うっ…双葉蒼を愛し、彼に尽くしなさい…けほけほ!」

「大丈夫?」

「私の事は気にしないで早く帰りなさい…」

「うん…じゃあ…先に帰るわ!」

(睦美ちゃんは相変わらず不思議ちゃんだな…帰るかな…)

次週へ続く。