愛美の娘たちの恋アナザー

ガラシア 作
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異世界ブレストクロス編その4<エレナとアリシア>

「はぁっ!…はぁっ!…くっ…」(ここまで来れば逃げ切れるはず…)

「あれ?…エレナちゃんだ…どうしたの?」

「あんたは…来瑠美って呼ばれてた女…」

「そうだけど…それがどうかした?」

「…助けてくれ!」

むにゅうううう!

(柔らかい…アリシアの胸もこれくらい大きかったな…揉みまくりたい…)

「きゃっ…いきなりどうしたの?」

「私を匿ってくれ…殺される…」(この胸でか女に助けを求めよう…)

「え?…殺される?…こっちに来て!」

「ああ…」

「どうして殺し屋から狙われてるの?」

「魔王様の所にドラグリスを連れて行けなかった…」

「あの子に何があるの?」

「あいつの母乳は稀少なんだ…母乳に精子が含まれている…」

「へぇ…」(あの子の母乳を子宮に入れると妊娠するんだ…)

「おっと…ここからは2方向に逃げよう…またな…」

「うん…」(エレナちゃん…無事でいて…)

………………………………………………

一方アリシアは…

「はぁっ!…はぁっ!…くっ…」(エレナ…どこに行ったの?…本当は殺したくないのに…姿だけでも見せて…)

「あら?…そこにいるのは誰?…短剣なんか持ってどうしたの?」

「そういうあなたこそ誰なの?」

「弓美よ…取り敢えず短剣はしまって…獲物に逃げられた殺し屋みたいね…」

「そう…獲物に逃げられたの…私はアリシア…弓美…私に協力して…獲物はエレナという魔女よ…」

「名前と顔は知ってる…居場所は知らないわ…」

「あの女は魔力反応が強い…レーダーで追いかけて来たが…ここから反応が2つになってどっちなのかわからなくなった…」

「それで…私と2方向から探すのね…」

「その通り…協力してくれればあなたには上級魔法を教えてあげる…絶対あなたの役に立つわ…」

「どう役に立つの?」

「この魔法を使った相手は魂が抜けて動けなくなるの…もちろん戻す事もできるわ…どう?…この魔法を使ってみたい?」

「ちょっと考えさせて…」(つまり抜き出した魂を破壊すれば殺す事もできるのね…私はやらないと思う…ネクロフィリアじゃないもん…)

ネクロフィリアとは死体に対して性的に興奮する事である…

「そうね…擬人化の魔法でこの雑草を女の子にしちゃえ…えいっ!」

「ううっ…///」

雑草だった女の子は服を着ていない…恥ずかしいのも当たり前である…アリシアはこの幼い女の子に露出度の高い服を着せた…身体は小さいが…大人並みに大きな胸とお尻がほとんど隠れていない…女の子は恥ずかしそうにもじもじしている…

「うう…///」(これじゃ裸より恥ずかしいよぉ…)

(可愛い女の子ね…この子をどうするのかな…)

「ふう…スピリットバインド!」

「んっ…ううっ…」(何これ…魂が抜けるような感覚…私…死ぬのかな…)

「うふふふ…出来上がりよ…エレナをこうしたいの…」

「ねえアリシア…」

「何?」

「アリシアってネクロフィリアなの?」

「いいえ…私はネクロフィリアじゃないわ…死体に興味なんて湧かない…このスピリットバインドは魂を抜き出すだけで破壊する事はできないの…」

「魂を抜き出したら死ぬんじゃ…」

「魂と肉体は連結された2つの車よ…トラックみたいにね…この連結は普通は解けない…肉体を過度に損傷させない限りはね…スピリットバインドしてもこの連結を解くのは不可能よ…」

「へぇ…不思議ね…ところで魂を破壊するってどういう事なの?」

「魂を破壊するというより肉体との連結を無理矢理解くの…これでどんな生物も死体に変わる…つまり死ぬって事よ…」

「うっ…」

「どうしたの?」

「命って簡単に奪えるのね…それが悲しくて…」

「簡単じゃないわ…雑草でも魂と肉体の連結はこんなに強いの…見て?」

女の子と光る球体との間には100本以上の太い紐が繋がっている…1本の太さは直径20cm以上ある…

「あの光る球体が魂ね…」

「ええ…この紐のようなものを全部切るの…大変よ…」

「人間だと何本くらいあるの?」

「1万本くらい…1本の太さは30cm以上…ちなみにこの紐…こちょこちょ…」

びくびくっ!

(んんっ…神経を直接刺激される感じ…くすぐったい…)

「あはは…こちょこちょ…」

びくびくぶるぶる!

(面白いわ…電流を流したみたいにびくびくって…びりびりっ!)

びくびくびくびくびく!

(うっ…体に電気が通ってびくびくするような…なんか変な感覚…)

ぶっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!…

(ええっ!?…こんな小さな女の子の胸から母乳が…あっ…よく見たら内腿が濡れてる…やっぱり気持ちいいんだ…決めたわ!)

「アリシア…協力するわ…」

「あら…協力する気になってくれたの?…ありがとう…私はこっちを探すから…弓美はあっちを探してね♪」

「うん♪」

まんまと協力する気にさせられた弓美…アリシアの工作は成功してしまった…挟み撃ちされそうなエレナはこの先どうなるのか…

続く。