異世界ブレストクロス編その5後編<アリシアの勝ち抜き決闘VSエレナ>
「アリシア!…手加減無しで行くぞ!うおおおおおおおおお!」
ぷるん!ぷるん!ぷるん!ぷるん!ぷるん!ぷるん!ぷるん!
猛ダッシュするエレナの大きな胸が激しく揺れる…
「え?速い!…」(避けられない!…私も何かしないと…えいっ!)
どごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!
むにゅううううううううううううううううううううううう!
「ぐふうっ!…ううっ…けほけほ…」
エレナのパンチがアリシアの胸にめり込む…肺や心臓が押さえつけられ…苦しむアリシア…
「おいおい…これくらい避けろよ…うっ…遅効性カウンターか…」
「ふう…速すぎるのよ…突進攻撃はエレナの18番でしょ?」
「ああ!…今度は避けろよ!うおおおおおおお!」
「相変わらず速いのよ…えいっ!」
「うわっ!…」
どすん!
「ぐふ!…ううっ…」
アリシアはエレナの突進攻撃を受け流し…そのまま後方へ投げた…エレナは仰向けに地面に叩き付けられた…
(投げた時に心拍数を上げる魔法をエレナに使ったけど…どうなったかな…)
「はぁ…はぁ…」(心臓がどくどくと激しく鼓動している…)
「うふふ…どんな音かな…」(エレナの胸…私には劣るけど十分大きいし…仰向けでも横に流れなくて…上…じゃなくて前に突き出てる…)
「何を…する気だ…」
「こうする気よ…」
アリシアはエレナの大きな胸の深い谷間の奥に耳を当てた…アリシアにはエレナの心音が聞こえてくる…
どくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどく!…
「あっ…///」(アリシアに心音を聞かれてしまった…恥ずかしいな…)
「ふふっ…」(エレナの心臓…激しく鼓動してる…心拍数は240くらい?…ものすごく早いけど…正常な心音ね…私の耳を力強く押し上げる鼓動に連動してごうごうと血液が流れる音が聞こえてくる…心音フェチの私にとっては最高ね…)
「うっ…」(ちょっと苦しいな…いつまで聞くつもりだろうか…)
「ふう…」(この音がもう聞けないなんて…やっぱり私は…)
「ん?…」(どうした…まだ決闘は終わっていないぞ?)
「エレナ…私…決めたわ…」
「何をする気だ?」
「この決闘…棄権するし…殺し屋もやめて魔王様を裏切るわ…」
ぱちーん!
「ばっかやろ!…アリシアまで裏切る必要はないだろうが!」
「いいえ…私もエレナと一緒に行く!…仲間だから…それと…」
ぱちーん!
「いてっ…」
「痛いでしょうね…さっきのお返しよ…」
「ふっ…ふはは…あはは…」
「何がおかしいの?」
「まさかアリシアが私の味方になるとは思わなかったな…」
「そんなに意外な事なの?…私たちは一緒に魔王様に仕えていたじゃない…」
「まあな…アリシア…」
「ん?…」
「これを持っていけ…」
「不死鳥の羽と不死鳥の涙ね…」
「ああ…不死鳥の羽は死体を蘇生できる…不死鳥の涙はどんなに深い傷を受けても一瞬で治る…探索者の皆にも渡しておく…魔王を倒して平和を取り戻すんだ…必ず…」
「ええ…もちろんよ…」
(それと秘策がある…その時は別に肉体を用意しておく…探索者たちの空間に隠してもらう必要があるな…)
(肉体を用意してどうするの?…)
(別の肉体に魂が移る時…魔王の力を奪うんだ…人数は多いほどいい…)
(探索者たち?…来瑠美ちゃんたちの事ね…もっと妹がいそうね…)
(ああ…あの子をファミリーサーチしたら妹が6人いる…異世界に来ていないのは3人だ…)
(その3人を呼ぶ方法…)
(来瑠美ちゃんに教えるからな…アリシアは肉体になる生命体…雑草がいいな…雑草を集めて皆の肉体情報をコピーするんだ…)
(うん…集めておくわ…100本もあればいいでしょ?)
(そうだな…1人で雑草100本だ…)
(うわっ…めんどくさ…こうしてこうしてこうすれば…)
(なるほど…その手があったか…)
(雑草1本を100回復唱でコピーすれば…一気に1人分集まるわ…)
………………………………………………
「これで全員ね…魔王の城に突撃よ!」
「その前にコールファミリーを使うんだ…」
「うん…コールファミリー!…助けて…私の可愛い妹たち…」
空間が赤黒く裂ける…裂け目から女の子が3人落ちてきた…
どすん!どすん!どすん!
「きゃっ!?」「ひゃう!?」「ええっ!?…ここどこ?」
「亜優美…真優美…恋乃美…ありがとう…」
「え?…来瑠美お姉ちゃん?…ここどこ?異世界みたいだけど…」
「異世界みたいじゃなくて…本当に異世界に来たのよ…私たちに協力して欲しいの…ね?」
「ええ…」「ああ…」
「ん〜…余分な魔力を母乳として搾り終わるまで12時間以上もかかったけど…おかげさまで絶好調よ♪」
「来瑠美ちゃん…ごめんなさい…」
「え?アリシアちゃんがなんで謝るの?…とっても気持ちよかったのに…」
「お姉ちゃん?…気持ちよかったって…いつも通りね…そんなに搾りたいなら私が搾ってやるわ!」
むにゅううううう!
「え?…恋乃美?…あんっ!やめ…んああああああああっ!」
ぶっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
恋乃美は覚えたての魔法で来瑠美の胸から大量の母乳を搾った…もちろんその後に仕返しをされるのであった…
………………………………………………
「はぁ…再会の挨拶が搾乳魔法だなんて…」
「お姉ちゃんはいつも自慰で搾ってるでしょ…時々見てるんだから…」
「いつの間に…気持ちいいからやってもいいのよ?」
「私には搾ってくれる彼がいるもん…時々直飲みしてくれるし…美味しいって言ってくれるの…機械化しても速度が速すぎて満足する前に母乳が止まっちゃうの…」
「へぇ…えいっ!」
むにゅううううう!
「きゃっ!…いきなり胸揉まないでよ…んっ…」
「やっぱり効果は抜群なのね…」
「私の胸に何をしたの?」
「それは内緒…異世界探索に役立つはずよ」
(気になる…何をしたんだろ…自分で調べてみようかな…)
恋乃美にかけられた魔法とは何なのか…
………………………………………………
「さて…魔王の城に出発よ!」
「うん!」
魔王の城に出発した女の子たちに待つ試練とは…
続く。