秘宝探索編Yその5<ドラグリス危機一髪>
「ドラグリスちゃん…あなたは私が…」
ぐおおおおおおおおおおおお!…
「うん!…マイちゃん…PUS!」
PUSとはパワーアップサポートの略であり…対象の肉体的な力を底上げする補助魔法である…対象の元の力が強いほどPUSの効果も上がる…
どすんどすん!…ぐちゃ!…ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!…ぶんっ!…どすん!
怪物に噛みつくマイ…暴れる怪物…しかし振りほどかれ…投げられてしまう…
「ぐふっ…強い…」
「大丈夫?…ヒーリングミルク…」
「うん…」
ドラグリスは魔力で母乳に治癒効果を付与してマイを回復した…さらにこの治癒効果は長時間持続し…怪我を負っていれば徐々に治っていく…
「私も攻撃するよ…バーニングミルク!…」
ぶっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!…ぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!…
ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!…
怪物にかかった母乳が燃え上がり怪物の体力を奪う…
「フローズンミルク!」
今度は母乳が巨大な氷の塊になって怪物を包む…怪物の動きが止まった…
「さすが…母乳に属性を付与して攻撃に使うなんて…回復もできるし…ドラグリスちゃんの母乳って万能すぎ…」
「まだあるよ…ライトニングミルク!」
ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!…
母乳まみれの怪物を電撃が襲う…強力な電撃は怪物の動きを封じると同時に多くの体力を奪う…怪物はついに怒り出した…
「あっ…やばいかも…」
「私に任せて…ストロングホールド!…」
ぎゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううう!…ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!…
持ち前の怪力で怪物を拘束するマイ…しかし猶予はなさそうだ…
「PUS!…と…PDA!」
PDAとはパワードレインアシストの略で…怪物から力を奪ってマイに供給する…どんどん押しが弱くなり…怪物を押し込む事ができるようになった……
「後はどうす…」
がぶっ!…
「痛っ…このっ!…」
べしっ!…
きゅう…
「スレイブ!…とスピーク!」
「うええん…痛かったぁ…」
「ふふっ…よしよし…痛かったよね…」
スレイブとは奴隷という意味で言う事を聞かない動物を調教するための魔法である…
(ほう…怪物を手懐けるとは…強さと優しさを兼ね備えるいい魔女だ…その怪物を殺したら…)
「殺したら?…」
(汝は強さのみを求めて果てなき戦いを続ける悪魔に成り果てるだろう…)
「よかった…最初は殺すつもりでいたけど…やっぱり下僕にしたくなっちゃった…よろしくね♪」
「こちらこそよろしくお願いします…マスタードラグリス…あなたに一生ついていきます…」
「トランスフォーム!…」
怪物はとても綺麗な女性になる…しかもドラグリスより胸とお尻が大きく…むっちりと肉が付いた極上の体を持っている…
「私より胸が大きい…いいなぁ…たくさん出そうね…」(バスト何cmかな…560cmくらいある私より大きい…600cmはあるわ…)
「たくさん出そうとは…何がですか?…」
「母乳よ…開発すれば無尽蔵に出るかも…ちょうど胸魔石もあるし…あれ?…ないわ…」
「ドラグリスちゃんの胸に吸収されてなくなっちゃったの…魔力としてね…」
「あの…これは何でしょう?…緑色の綺麗な水晶ですが…」
「これは尻魔石…胸魔石と併用すると魔力を吸収できる量が増えて…胸の重さを軽減できて…肩こりの心配と前に転ぶ事がなくなるの…」
「股魔石というものもありそうですね…お尻と近いので…」
「あるわ…股魔石は胸魔石と尻魔石と併用すると魔力を吸収できる量がさらに増えて…胸の重さもさらに軽減できるの…」
「それだけじゃないよ…素早い移動ができるようになるし…胸で物理攻撃ができるようになるの…」
「うん…胸の重さを軽減とは言うけど…胸が魔力によって持ち上げられるから軽くなったように感じるだけで…実際の重さは変化しないよ…」
「ふむ…つまり…」
胸魔石のみ=母乳が無尽蔵に噴き出る&魔力を吸収できる量が増加1
胸魔石と尻魔石=母乳が無尽蔵に噴き出る&魔力を吸収できる量が増加2&胸の重さを軽減1
胸魔石と尻魔石と股魔石=母乳が無尽蔵に噴き出る&魔力を吸収できる量が増加3&胸の重さを軽減2&移動速度が上昇1&胸で物理攻撃が可能1
「ですね?…」
「うん…これで合ってるよ…しかも…白い魔石もあるの…それは幻魔石と呼ばれる魔石なの…さらに珍しい黒い魔石は極魔石と呼ばれる強力な魔石よ…幻魔石と極魔石は胸尻股の3つと合わせて使うの…」
幻魔石=末尾の数字を+1して効果を強力なものに変化する&噴き出る母乳の量が増加&感度が上昇して絶頂しやすくなる&絶頂時の快感の持続時間が延長&性欲が強くなる
極魔石=末尾の数字を+2して効果をさらに強力なものに変化する&噴き出る母乳の量がさらに増加&感度がさらに上昇してとても絶頂しやすくなる&絶頂時の快感の持続時間がさらに延長&性欲がさらに強くなる
「これ以外にもまだ何かあるかも…使った事がないからわからないの…」
「そうですか…使ってみたいですね…」
「そういえば…あなたの名前を考えないと…ん〜…」
………………………………………………
ドラグリスが使い魔の名前を考えている頃…喫茶店では…
「はぁ…」(また胸が大きくなってる…赤ちゃんたちが母乳をたくさん飲むのと…エレナとアリシアの3000cmもある超巨大なミルクタンクの中身は赤ちゃんたちに飲み尽くされて…なくなっちゃったみたい…だから私が授乳してるんだけど…ものすごい飲むじゃない…胸の中が空になりそう…)
(ミシェルは1人で300人以上の赤ちゃんに授乳してるんだけど…私の母乳のおかげでミシェルは胸が3000cmを超えて…今も授乳の真っ最中なの…ものすごい量が出るらしくて…多い日には494人の赤ちゃん全員に授乳してくれる事もあるの…)
「だから言ったでしょ…ものすごくたくさん母乳を飲むって…」
「アリシア…いつもありがとう…あなたとエレナには感謝してるよ…」
「サラ…あなたも喫茶店の営業で忙しそう…私にできない事をやってくれてる…ありがとう…このミルクタンクももう少しで満タンよ…ものすごい量の母乳が溜まってるのがわかるの…」
「もう少しね…後はアリシアとエレナに任せちゃうよ…」
「うん…私たちに任せて…ミシェルちゃんに負けてられないもん…早速満タンになったこの超巨大なミルクタンクを使って来るね…よいしょっと!」
ぼよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!…ぎしっ…
「床がちょっと不安定かも…バストライトで軽くすれば大丈夫…えいっ!」
「うん…」(首飾りの手がかり…得られたかな…)
………………………………………………
再び洞窟内…
「っくしゅん…ううっ…」
「マスタードラグリス…大丈夫ですか?」
「全然大丈夫…あなたの名前…思いついたよ…クララはどう?」
「私はクララ…私はクララ…いいですね…今後私を呼ぶ時はクララとお呼びください…」
「改めてよろしくね…クララ…」
「はい…マスタードラグリス…これからどうしますか?」
「この奥にYの指輪があるらしいの…」
「Yの指輪ですか…私はYの指輪の守護獣です…こちらに…扉はもう開いているのでどんどん奥へどうぞ…」
「やったぁ…クララ…」
「はい…」
「大好き♪」
むにゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううう!…
「むぐう…ぐるひいでしゅ(苦しいです)…」
「ちょっと待って…まだ開いてない扉があるわ…」
「あっ…」「ぷはっ…」
(最後の試練だ…女同士で子供を作れ…これができたら指輪は汝の前に現れるだろう…)
「「「ええっ!?」」」
驚愕する一同…女同士で子供を作る方法は1つだけある…ドラグリスたちは最終課題を達成できるのか…
続く。